あの子のスカートをめくりたい。   作:ヴィルティ

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眼鏡っ子のスカートをめくりたい。

「ありがとうございましたー」

 

古本屋の店員に頭を下げられ俺は店を後にする。

俺は漫画本の世界の中に入る能力を身に着けた。

 

そのおかげで色々な世界へと行くことが出来る。

身分はおろか姿すら自分で決められない不安定なものだが、それでもあまりあるメリットがある。

 

まずは漫画の世界の中の舞台に旅行に行けること。

現代風の漫画ではアメリカやロンドンなどといった海外にも自由に旅行が出来る。

漫画の世界にはパスポートなどまだるっこしい設定がないから好きに滞在することが出来る。

お金に関してもモブがわざわざお金を払っている描写が皆無だからか、なぜかその世界で使える通貨を持っている。

 

そして試しにスマホで動画撮影をしたところ、この現実世界でも撮影した動画を再生することが出来た。

おかげで漫画本の中に入る能力は、俺が気絶して見てるだけのただの妄想ではないということが実証された。

 

 

そしてその世界の登場人物に好き勝手な悪戯が出来ること。

この間はその力で少女漫画に出てくる主人公のスカートめくりを行った。

23歳青年男性である俺が現実世界で女子高生にスカートめくりなんかしたら間違いなく警察の御用だ。

 

あの時の金森さんの純粋なリアクションは今思い出しても……ふぅ。

 

それ以降、俺は古本屋で色々な漫画を買いあさっている。

男が少女漫画を買うのはやっぱり違和感があるからか、店員が時折俺を変な目で見てくる。

辛くないわけではないが、現実でスカートめくりをして向けられるかもしれない視線に比べれば全然マシというものだ。

 

 

とりあえず家に帰り、買ってきた古本をベッドの上に広げる。

この世界が使えるようになってから色々な本がアパートの部屋を占めるようになった。

ボックスなどを買ってベッドの下に収納したりしているが、いずれスペースがなくなるかもしれない。

そうなった名残惜しいが処分しないといけなくなるかもしれない。

 

でも、この間スカートめくりを行った世界の漫画だけはとっておくことにしよう。

 

 

そしてベッドの上で買ってきた漫画にパラパラと目を通す。

今回もスカートめくりを行うために少女漫画の世界へと飛び込むつもりだった。

 

今回ターゲットにするのは主人公ではなく、そのモブキャラ。

カラーじゃないから分かりづらいけど銀髪に眼鏡をかけたクールな美少女。

本を読むことが趣味な巨乳な女子高生だ。

 

本を読むのが好きで女の子の主人公に時折助言をする程度の存在だが、見た目の良さで人気がなかなか高いらしい。

当然モブだからエッチな目に遭うこともない。

 

そんな子がスカートめくりなんてされたらどんなリアクションをするか……ふふ、想像しただけでも下半身が疼くぜ。

 

 

というわけで漫画本を開き、スマホを手にさっそく漫画の世界へとダイブした。

 

 

気が付いたとき、俺は男子高校生の制服を着て図書室の隅っこに立っていた。

今回も男子高校生の設定か。

前回もそうだったけど、まあ学校の中に自然に潜り込めるとなるとそうなるのか。

 

図書室にいるということは、ターゲットも図書室にいるのかもしれない。

さてと、早速探してみるとするか。

 

 

おっ、いたいた。

彼女の名は『日野 銀花』。

外見的特徴はさっき説明したとおりだけど、やっぱり見ると綺麗な印象を受けるなぁ。

そして本を読んでる姿は実に様になっており、絵画にするとそれだけでも芸術的価値が出そうだ。

 

さて、今彼女は本を読んでいるか。

彼女が立った時が勝負の仕掛けどころか。

今回も狙うは正面からのスカートめくり。

後ろからは下着に包まれているお尻を堪能できるというメリットもあるが、俺が好きなのはスカートをめくられた時のリアクションだ。

 

そして今回はスマホを起動させ、動画を撮影することにした。

思い出して自慰行為をするのも悪くはないが、やはり動画に残しておくことで光景がはっきりと再生され、自慰行為がはかどるというものだ。

 

データを残しておいてもし誰かに見られたらというリスクはあるが、幸い両親は機械音痴で俺のスマホなんかロクに操作できないし。

仕事場の同僚には元々スマホを触らせようという気もないからまあ大丈夫だろう。

 

スマホを胸ポケットに入れ、動画撮影できる状態にしておき、いざ……ん?

銀花さんの後ろにオレンジ色の髪の毛の少女が近づいてくる。

そしていきなり銀花さんの巨乳を鷲掴みにした。

 

「きゃああっ!」

 

銀花さんはいきなり胸を揉まれるなんて思ってなかったのだろう、顔を赤くして振り返る。

 

「もう、やめてよね花音」

「えへへ、銀花ちゃんの胸は相変わらず揉みがいがあっていいね~」

 

花音って確か銀花さんの親友で、銀花さんとは違って元気いっぱいの子だ。

そしてああやって銀花さんだけでなく、主人公の胸を触ったりするセクハラ魔でもある。

スマホを起動してたから悪戯の瞬間が録画出来た。

これは思いがけぬ収穫だ。

だが、この状況はいただけない。

花音さんが銀花さんの横に座り、彼女が読書する様子を見始めた。

これではスカートめくりをするどころではない。

 

 

そして結局スカートめくりをすることが出来ないまま2人は図書室を後にした。

 

いい光景を見せてくれたことには感謝するが目的を邪魔したことは少し許せない。

よし決めた。

花音さんもスカートめくりの標的に決定だ。

 

 

さてと、標的に決めたはいいがどうするか。

2人同時にスカートめくりをするなんてのはほぼ不可能に近い。

さっきの様子を見たところ、2人一緒にいること自体はあんまりないと見える。

昼休みの終わりごろになって迎えに来たという感じだったし。

となると、個人行動をしてる時がベストだと思う。

 

まず最初にスカートめくりをするのは予定通り銀花さんから行うことにする。

花音さんは友達思いの性格だから、もし銀花さんがスカートめくりをされたと知ったらその犯人をとっちめに来る可能性が高い。

その瞬間を狙って花音さんのスカートめくりを行う。

 

机上論だが、これで行くことにしよう。

 

 

授業が終わり休み時間になる。

この間とは違い、銀花さんを呼び出すことにした。

銀花さんが呼び出された先でスカートめくりをされたと知ったら花音さんをおびき寄せる事が出来る可能性も高くなる。

 

 

銀花さんが教室に入っていったのは見届けてるからクラスの場所は分かっている。

 

「あのー、すみません」

 

俺は教室に入り銀花さんの姿を探す。

この世界では異分子扱いだから生徒たちは少し訝し気な目で俺を見ていたがまあしょうがない。

それよりも探すのは銀花さんだ。

幸い銀花さんは教室の窓側で座り教科書を片づけていた。

 

「銀花さん、ちょっといいかな?」

 

そんな銀花さんにおずおずと声をかける。

 

「どうかしましたか?」

 

銀花さんは特に疑う様子もなく俺に話しかける。

 

「実は先生に銀花さんを呼んできてって頼まれたんだけど、いいかな?」

「ええ、構わないわ」

 

おお、疑われることなく誘いに乗ってきた。

上手いこといきすぎて現実かどうか疑いたくなってきたが、漫画の世界の中だからある程度は都合よくいくのかもしれない。

 

 

銀花さんと校舎を歩き、校舎裏に用があると言い外へと連れ出す。

この間の金森さんの時は幸運なことに廊下に誰もいなかったが、今回は誰もいないところへとおびき寄せることにした。

 

「……あれ、誰もいないじゃない」

 

校舎裏にやってきた銀花さんはあたりをきょろきょろと見渡すが先生の姿はおろか誰もいないことに疑問を感じているみたいだった。

改めて格好を見るとミニスカートにニーソックスと、絶対領域を持つなかなかそそる格好をしていた。

銀花さんがきょろきょろとしている間に俺はスマホを起動し、撮影ボタンを押した。

 

「ねぇ、あなた。本当にここであってるの?」

 

ここまで来てまだ俺が間違えただけではないかと疑っている。

クールな見た目の割に人を信じる心は強いんだなと感心する。

そんな心が今から裏切られるなんて、想像すらしてないんだろうなぁ。

 

「う、うん。あっ」

 

俺がちょっと視線を変え少し上を指さす。

銀花さんが上を向いた瞬間、俺は少しだけ距離を離してかがむ。

 

「銀花さんのパンツ丸見え」

 

ガバァ!

 

そう言いながら銀花さんのミニスカートの裾を掴み思いっきり両手を跳ね上げた。

銀花さんのスカートは重力に逆らうかのように思いっきり捲り上がる。

 

絶対領域の上の禁断領域に隠されているパンツは……

 

おお、まさかの純白!

余計な装飾品など一切ない、まさに清廉潔白の白!

クールな彼女が穢れなき白パンツを履いてるのは素晴らしい。

それ以外の感想が出てこないぐらいの逸品だった。

 

 

「え、ちょ、ちょっとぉ!?」

 

銀花さんは顔を赤くし急いでスカートを抑えようとするが、俺の手の方が強くなかなか下着を隠せない。

そして俺が手を放した瞬間スカートを抑えようやく下着を隠したとき、彼女の顔はトマトのように真っ赤になっていた。

いいねぇ、クールな女の子が予想外のセクハラに遭って恥ずかしがる様。

クールとはほど遠い姿に可愛らしさがあり、これがギャップ萌えなのだと実感する。

 

そしてへたりとその場で女の子座りをしこちらを睨みつけていた。

そう思った時、後ろから女の子の声が聞こえた。

 

「ちょっと君、銀花ちゃんに何やってるの!?」

 

振り向くと、花音さんがそこで仁王立ちしていた。

俺が銀花さんのスカートめくりをしていた一部始終を見ていたのだろう、怒り心頭といった顔だ。

 

「スカートめくりだけど」

「それが何か? みたいな感じで言わないでよ!」

 

花音さんは友達にセクハラされたことで怒っている。

 

「絶対に許せないんだから! 成敗してやる!」

 

そう言いながら思いっきり殴りかかってきた。

なんとかよけるが、彼女はさらに近づいてくる。

 

「ええい、最低な痴漢野郎!」

 

そして彼女が蹴りを放ってきた。

俺はその蹴りをあえて受け、蹴ってきた左足を抱える。

 

「いきなり蹴りを入れてくるなんて酷いなぁ。どうやらお仕置きが必要みたいだな」

 

空いた左腕を花音さんのミニスカートの下に入れ、思いっきり上に跳ね上げる。

彼女は右足だけで立っている状態だったので抵抗するとコケるのでなすすべがなかった。

 

花音さんのミニスカートが盛大に捲り上がり、彼女のオレンジ色のパンツが丸見えになる。

それどころかYシャツの裾とおへそも見えてしまっていた。

元気な子にはオレンジのパンツは明るい印象を受けるため良く似合っている。

 

「やああああっ、変態!」

 

俺が足を離すと彼女は慌ててスカートを抑えこちらを睨みつける。

友達の仕返しのつもりがまさか自分までスカートをめくられてしまうとは思ってなかったのだろう。

 

「とりあえず友達思いなのはいいけども、君も十分可愛いんだから気を付けた方がいいと思うよ」

 

それだけ言い残し俺は全力でその場から走り去っていった。

 

「馬鹿変態ドスケベ野郎ー!」

 

花音さんの全力の罵りが背中から聞こえてきた。

まあそう呼ばれてもしょうがないよな、うん。

 

 

学校から少し離れた場所でスマホの撮影ボタンを止める。

そして壁にもたれかかり元の世界へ戻るべく目を閉じた。

 

 

気が付いたとき、俺はベッドの上に座り込んでいた。

俺はどんな場所でも眠ることが出来る才能もあるのか。

 

いや、そんなことはどうでもいい。

早速スマホの撮影データを確認する。

 

 

自分から動いてたから少しブレこそしているが、実際に銀花さんと花音さんのスカートめくりに成功し、彼女たちのパンツがちゃんと撮影されていた。

彼女たちの悲鳴やリアクションもきっちり映されており、良い撮影が出来た。

 

股間もむずむずしてきたことだし、早速自慰行為に励むことにしよう。

 

その日、彼はスマホのバッテリーが残り10パーセントを切ってしまったことに気づかないぐらい素晴らしい自慰行為を行うことが出来たという。

 

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