すごく楽しそうな笑顔で、彼女はフラフープを回す。
ミニスカートを履きながら勢いよく回してるのにスカートはめくれず、パンティは見えない。
そして彼女は出来て当たり前、といった態度でフラフープを回していた。
誰もいないところでこうやって芸の練習に励んでいる。
ツインテールの茶髪であり、小柄な体に反比例して目を引く巨乳。
今回のスカートめくりのターゲット『相楽 エミ』は楽しそうに自身の芸を磨いていた。
「いやー、すごかったね」
会社での飲み会。
お酒は付き合い程度でそこそこ飲むし、ザルほどではないとはいえ酔っぱらいはしない。
明日明後日は仕事が休みだからこそ、こうやって参加できるというものだ。
そんな飲み会で、会社の同部署の後輩が一芸を披露したのだ。
行ったのは簡単なジャグリング。
俺はお手玉なら昔、祖母が遊んでいるのを見た一環でやったことがあったが、せいぜい4つ程度しか上手いこと回せなかった。
だがその後輩はお手玉よりも複雑な形状をした輪っかをお手玉とは違う軌道で上手いことジャグリングさせていたのだ。
しかもそれが女の子がやってるのだからなおすごいなと感心していた。
そういやすごい昔、今は亡くなったおばあちゃんの趣味がお手玉で、俺は男だというのに母と一緒にやらされたっけ。
男がやることじゃないと思いつつ、おばあちゃんや母に褒められて子供心に嬉しくなったのは今となっては懐かしい思い出だ。
「先輩のおじさんたち、大うけしてたよね」
駅で電車が来るのを待っている間に女性の同僚が話しかけてくる。
俺の横にはアイドル好きな同僚もおり、うんうんと頷いていた。
「俺がアイドル談義をしようとしても『若者はすぐチャラチャラした物を好む』って相手にもしてくれないのに」
「それは仕事の休憩中に話をしようとする君も悪いと思うけど……なんにせよ、あの子結構可愛い可愛いってもてはやされてかつ上司の心も掴もうと芸までやって、本当すごかったよね」
俺もアイドル好きの同僚もその女性の同僚からなんか微妙に黒いオーラが出てるのに気づく。
リアルの女性はやっぱり可愛い子には嫉妬心を燃やすのか。
そういや女の子が他の女の子に対する可愛いは、あくまで自分が勝ってるから言ってる発言だと聞いたことが……
「君はどう思う?」
そして俺に対して意見をぶつけてきた。
さて、何と答えるべきか。
「俺は素直にすごいと思ったっす。自分も色々なアイドルを見てきたけどあんな芸が出来るような女の子はいなかったからな」
「まあアイドルが求められる物じゃないからね……」
そして俺が何かを言おうとする前にアイドル好きの同僚が代わりに返答し、女性の同僚は複雑そうな顔をした。
その間に俺が乗るべき電車がやってきた。
アイドル好きの同僚と女性の同僚とは反対の路線なので、ここでお別れできる。
「あ、では先に失礼します」
「うん、またね」
「じゃあな~!」
これ幸いとばかりに電車にさっさと乗り込み、2人の同僚が見送ってくれたが。
君、それはサイリウムを振ってアイドルを応援するような手の振り方だぞ。
どうやら相当酔ってんな、あいつ。
でも、そのおかげで答えづらい質問に答えず誤魔化すことが出来た。
今度彼と思う存分アイドル談義に付き合ってあげるとしよう。
「はぁ」
コンビニで酔いに効くというウコンの栄養ドリンクを飲み、ベッドで横になる。
正直駅で話してる間にほとんど酔いは覚めたが、体にアルコールは残ってるのだろう。
明日からの休み、体をすっきりさせて迎えたいからな。
おっと、LINEだ。
アイドル好きな同僚からで……もし時間があったら、アイドル談義でもしませんか、か。
世話になったし明後日の午前中から昼飯を食うついでにならいいと答えておこう。
思う存分アイドル談義に付き合ってあげると決めたからな。
さて、現実世界の女の少し黒いところを見たところで。
二次元の女の子のスカートをめくり、心を満たしてくるとするか。
明日からの休みに対し、欲が満たされてない状況で迎えたらモヤモヤした気分で過ごしそうだからな。
さて……では、向かうとするか。
いつものように漫画本の世界に潜り込む能力を使い、漫画の世界へと飛び込んでいく。
今回も潜り込んだ先は『聖櫻学園』。
ここ最近この世界にしか潜り込んでいない気もするが、この世界では俺は結構な要注意人物として扱われている。
だから、警戒されてスカートめくりもしづらいだろうがそれでもスカートをめくり、その様子とパンティを撮影できたときの気持ちよさは倍だ。
明日から休みを迎えるに辺り心を満足させるためにはここでのスカートめくりがうってつけなのだ。
そして今回は、上手いこと大道芸を見せてくれた女子に影響を受け、ここで大道芸同好会なんて物を設立し大道芸で自分を磨くのに励んでる子のスカートをめくることにした。
実際大道芸をする際にいろいろな動きをしてるのに漫画特有の鉄壁スカート防御が発動して全然見えないし。
だからこそめくったときにどんなリアクションをするのかが楽しみというものだ。
そして彼女を探すために学園内をうろついているわけだが。
この間とは別の変装を行い、彼女を探している。
そのおかげでもあってかこの間と違って俺を見つけても指さしたりしない。
とはいってもいつバレるか分かったものじゃないし、早い所見つけないと。
「ちょっと、そこのキミ」
背後から聞き覚えのある声が聞こえ、何気なく振り返る。
「あ、望月先輩」
そう。
一度ターゲットにしてスカートめくりを決め、そして前に小日向さんのスカートをめくったときに居合わせた人だ。
やはり綺麗な見た目をしており、もし俺が何も知らない男子生徒だったら、話しかけられたことでどぎまぎしてしまうかもしれない。
まあ、俺の場合は別の意味で内心ドキドキしているのだが。
「どうかしたんですか?」
「実はね……この学校で他の可愛い女の子のスカートをめくってる男がいるみたいなんだけど、見てない?」
「ああ、噂の……どんな顔してるんです?」
俺は敢えてすっとぼけると、望月さんはデジタルカメラを取り出し、すっ、すっとデータを見せる。
そこには村上さんのスカートをめくろうとしていた、変装前の俺の姿が映し出されていた。
スカートをめくりパンティを丸見えにされる前の姿だ。
そして小日向さんの近くに立ってモップを手にしてる俺の姿もあった。
スカートめくりを行う前にきっちりと写真を撮影していたのか、やるなぁ。
「男なんて撮る趣味はまったくないんだけど……私が目を付けた可愛い女の子たちが彼の毒牙にかかってスカートをめくられパンツを丸見えにされてるのよ。文緒ちゃんまで……」
あくまで自分もスカートめくりの毒牙にかかったことは言わないらしい。
さすがに自分もスカートめくりされパンティを見られたなんて屈辱的なことは言えないんだろう。
「というわけで、見つけたら私に教えて。すぐに見つけてとっちめてやるんだから」
……綺麗な顔をしてるだけに内心怒ってる顔も凄みの中に美しさを感じられる。
とりあえずこれ以上話をするのもあれだし、まずはこの場を離れよう。
「じゃ、探してくるとしますね」
「よろしく」
それだけ言うと望月さんはそっけなく振り向き、別の場所へと歩いていく。
どうやらこういう事態だから話しかけた、だけみたいな感じだな。
にしても、こうやって敵視されてる中で他の女の子をスカートめくりの毒牙にかける。
やりがいも背徳感もあって、先ほど感じていた恐怖のドキドキとは違うドキドキを心が感じていた。
というわけで望月さんの詰問をスルーし、ターゲットを探す。
色々な教室を探していると、空き教室で一人フラフープを回してる相楽さんを見つけた。
しかし冒頭でも思ったけど、フラフープをしてスカートはひらひら動くのに一切パンチラしない。
これこそ文明が生み出した鉄壁スカートというものか。
というかある意味これだけでも別の意味で凄い芸だと思う。
もし他の芸をしてこれ以上に激しい動きをしてもスカートがめくれないような動きなら、それだけでもTVは放っておかないだろう。
もっとも、大道芸を真剣にやってる彼女がTVに出て大道芸をして満足するかと言われたら、別の話だろうけども。
それよりも、やっと彼女を見つけたわけだし。
望月さんがもし近くに来ていたらマズいし、早くターゲットのスカートをめくって、退散せねば。
そして彼女は別の机の上に置いてあったカバンの中からお手玉を取り出し、お手玉ジャグリングを開始した。
6つのお手玉を少し苦労してるようにジャグリングするが、その苦労を一切顔に出さず出来て当然と言わんばかりの顔を取り繕っている。
まさに大道芸のプロだなと素直に感心する。
なら、俺は他の漫画世界にいる『栗栖 空』さんほどではないけども『スカートめくり』の腕はなかなかのものだと相楽さん相手に披露し、彼女を辱めさせよう。
「わ、すげぇ」
俺は感心したような顔をしながら教室へと入っていく。
スマホはちゃんと起動させており、撮影が開始されている。
相楽さんは誰かが入ってきたのを見て、俺が手を差し伸べたのを見ていったんジャグリングを止めてきょとんとする。
「だけど、俺も昔お手玉をやってたことがあるんだ。やらせてみて」
「……ふーん、挑戦ってわけだね、いいよ」
俺は不敵そうに笑う相楽さんからお手玉を借り、昔を思い出しお手玉をする。
おばあちゃんと昔一緒に遊んだ際は4つがなんとかだったけど、昔の感覚は鈍ってないか。
なんとなくだが対抗心みたいな物も今は燃えている。
よっ、ほ、ほっと、わ、わわっと!
なんとかジャグリングは成功したが、相楽さんとは違って全然余裕がない必死な顔になっていたと思う。
「ど、どうだ」
「すごいね、でも、私も負けてられないよ」
そして彼女の対抗心にも火を付けてしまったらしい。
俺よりも華麗に、そして余裕の手さばきでお手玉をこなす。
昔おばあちゃんが華麗にお手玉をして俺や母さんが目を奪われたのと似たような体験を今している。
「ふっふ~ん、どう?」
数回ジャグリングさせた後お手玉を華麗にキャッチし、得意げな顔で見てくる。
「すごいなぁ。でも、俺にも誰にも負けない芸があるんだ」
「へぇ、どんな芸?」
彼女が目を輝かせ、尋ねる。
その隙に俺はすっと一歩前に出て。
「可愛い女の子のスカートをめくるという芸だよ!」
屈みこみ、相楽さんのミニスカートを掴みそのまま勢いよくめくりあげる。
バサッ!
勢いがよく、ブラウスの裾が見えるぐらいスカートがめくりあげられた。
さて、その中に隠れていたパンティは……おお、黄色を中心にした白の水玉パンティ。
前には赤色のリボンもあり、パンティの可愛らしさをさらに上げている。
元気いっぱいな彼女らしいパンティだなと思っていると、相楽さんの悲鳴が俺をはっとさせる。
「ひゃあああああっ! ちょっと、何するのエッチー!」
恥ずかしがってる顔でスカートを両手で抑え、俺を睨みつけてくる。
「俺も一芸を披露したんだよ」
「その一芸が女の子のスカートをめくるって……このエッチ!」
さっきもエッチと罵られたがまあ顔が赤くして語彙力が無くなってるのだろう。
さて、目的も果たしたし早速逃げるしか。
「さっきの悲鳴、相楽ちゃん!」
「うん、そうだったわ」
望月さんとりささんの声が廊下から響き渡ってきた。
「こ、ここだよ! スカートめくり犯はここにいるよっ!」
相楽さんも助けが来て安心したとばかりに叫ぶ。
「……どうやら別の芸も披露しないとな」
俺は教室の窓の所を開け、そこから飛び降りた。
「え、ここ2階」
相楽さんの声が教室から聞こえてきたが、俺には振り返る余裕はなかった。
「相楽さん!」
教室に望月と篠宮が心配そうな顔で入ってきた。
そしてスカートを抑えて顔を赤くしている相楽さんを見て、彼女も毒牙にかかったのだとわかり悔しそうな顔をする。
「またしてやられた」
「どこに逃げたの」
「あ、窓の外から飛び降りました」
そして篠宮が開けられた窓から下を確認するが、そこには男はおろか他の生徒の姿すらなかった。
この高さから飛び降りたら怪我は間違いないはずなのに。
「あの時と同じ……?」
彼女が男の手によりスカートをめくられ、男を追いかけたとき、彼は廊下の角に走ったときにはすでに姿を消していたのだ。
今回も2階から飛び降り、何かしらのトリックを使って逃げおおせたのか。
「あ、ううん何でもないわ」
だが、その時について言及すると自分もスカートをめくられたという恥ずかしい告白をしなければならないので篠宮はお茶を濁し、毒牙にかかって未だ顔を赤くしている相楽を慰めていた。
「あ、あっぶね」
2階から飛び降りたのはいいが、予想以上の高さだった。
あの時床に激突する前に必死に意識を飛ばさなかったら足から落ちて痛すぎる思いをする羽目になっていただろう。
だが、それに見合う素晴らしい戦利品は取れた。
上手いことジャグリングを決め、得意そうな顔をする相楽さん。
実際そのジャグリングに目を奪われていたからジャグリングの上手さは悔しいが否定できない。
そして俺が宣言し、勢いよく相楽さんのスカートをめくりあげた。
彼女は小柄だが肉付きはよく、良い太ももと黄色をベースに白の水玉を割り当てられたパンティがスマホに映りこむ。
得意げな顔をしていた彼女はスカートめくりをされたことを認識し、みるみる顔を赤くし恥ずかしさに感情を支配されていく。
そして慌ててスカートを抑え俺を睨みエッチ、エッチと罵ってきた。
うん、今となってこれが俺の得意な一芸だ。
そしてベッドで横になり俺の一芸を何度も確認すべく、スマホを何度も再生させていた。