あの子のスカートをめくりたい。   作:ヴィルティ

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※おっとり忍娘のスカートをめくりたい。

「う~ん」

 

緑色の髪の毛が風に揺れる。

彼女は筆と髪を手に空を仰ぎ見る。

誰もいない公園で、ゆっくりと詩などを作っているのだろう。

和風な袴を着ており、それなのにスカートの部分は膝より少し上の丈なのでちょっとだけ見える太ももがたまに眩しく見える。

彼女の名前は『芭蕉』。

今回のスカートめくりのターゲットであり、おっとりとしているが忍である。

 

 

「どうぞっす」

 

この間飛鳥さんをスカートめくりした際、その飛鳥さんが出てる漫画を再び同僚が貸してくれた。

 

「この間、アイドル談義に付き合ってくれたお礼っす。アイドルのDVDとかも」

 

少し大き目のカバンから漫画やDVDが出てくる……四次元にでも繋がってるのかそのカバンは。

 

「最近、あの同僚と仲いいよね彼」

「アイドルのライブを一緒に見に行って、それ以降ずっと仲いいんだって」

「そうなんだ」

 

女性社員からなんかひそひそ話をされているが、アイドル好きの同僚君は気にせずカバンから色々な漫画やDVDを出し続ける……だからそのかばんは未来から来た猫型ロボットのポケットと同じ素材じゃなかろうな。

 

「いつ返してくれてもいいっすよ」

 

返済期限は決めはしないが、ちゃんと返してくれ、ということらしい。

まあ借りたものを返さないのは人として大問題だ。

 

もっとも、借りた漫画の世界に潜り込みターゲットにした女の子のスカートをめくることも十分大問題だと思うが。

まあ現実世界では誰にも手は出してないし、出されてもいない……もう数年もすれば30台に突入するが、まあ両親は俺に自由に生きてくれればいいと言ってくれてるからそこらへんは気にしないことにする。

 

「この漫画は完結してるけど、こっちの漫画はまだ完結してないっすね」

「つまり、気に入ったら続きを購入できる楽しみもあるというわけか」

「そういうことっす」

 

なんといい笑顔をしている……

彼は今までオタク趣味の友達がこの会社におらず、孤立していたらしい。

だからこそ俺という話があう人間を自分の趣味の世界に引きずり込めて満足なのだろう。

まあ彼のおかげで俺も新しい世界の扉を開けたし、彼から借りた漫画の世界の女の子たちのスカートをめくり、いい映像を撮影できてるのだから彼には感謝しかない。

 

「とりあえず君たち、休憩時間はそろそろ終わりだからね」

 

おっと、部長。

怪訝そうな目で机の上に広げられた漫画やDVDを見ている。

仕事場にそもそもこんなものを持ち込むな、という目だ。

まあ言いたいことは分からないでもない。

このアイドル好きの同僚君はそこら辺はまだ気が回らないというか。

 

「すみません、俺が持ってきてほしいって頼んだので」

「そうか。でも、ここは会社だからプライベートな物はプライベートな時間で、ね」

 

部長ににらまれ、俺はぺこりと頭を下げる。

……横にいる同僚が目を輝かせてる。

俺が庇ってくれたとでも思っているのだろう。

 

実のところ頼んだのは俺の方からだから別にそんな目を輝かされても困るのだが。

 

まあ確かに部長の言うことも事実だし、会社ではこういうやり取りは自重するとしよう。

ただ、アイドル好きの同僚君は家には誘えないな。

PCのメモリの中に今まで撮影してきた可愛い女の子の達がスカートをめくられる様を撮影してきた動画がたくさんあるからな。

 

 

そして、プライベートな物はプライベートな時間。

それはまさにその通りだ。

 

アパートに帰ってきて、同僚君から借りた漫画を手に取る。

 

ターゲットにしたのは……緑髪でおっとりとした女の子である『芭蕉』。

だが彼女は悪いことをする忍のメンバーというギャップがある。

そんな女の子がスカートをめくられた時、どんなリアクションをするか楽しみというものだ。

 

 

そしてこの世界に潜り込んで散歩をしていたのだが……忍がいるとは思えない、普通の世界ではある。

もっとも、バトル漫画とかではバトルをしてる主人公たちが目立ってるだけなのであって、そんな世界でも裏側ではこうやっていたって平凡な時間の流れがあるのかもしれない。

 

そんな平凡な時間の流れの中、女の子を慌てさせるスカートめくりという行為を行う俺は……まあ漫画の世界に潜り込める能力がある時点で異端ではあるな。

 

そんなことを考えながら芭蕉さんを探し、公園辺りにやってきた。

 

彼女はその公園で紙と筆を手に空を仰ぎ見ていた。

おっとりとした見た目で詩を考えてる姿は絵になる。

そして目を引く巨乳。

絵になる風景というのはこういうものなのだろう。

 

そんな風にターゲットを発見し、周りには誰もいない。

しかし、袴タイプのスカートか……和風な彼女らしい。

ただ、袴のスカートというと個人的には足首辺りまでの長さまであるはずなのだが……なぜ少しばかり足を見せるタイプなのだろうかと思う。

ふと、彼女は忍びということを思い出す。

くノ一は色気を使って、敵方から情報を聞き出すことがメインだ。

むしろ戦闘を行うということ自体が稀のはず……

 

となると、あの微妙に丈が短い袴は忍として敵を誘惑するための服だろうか。

確かに時折ちらりと見える太ももは、常に太ももが見えるミニスカートよりも目を奪われやすい。

 

もっとも、大人締めの性格である彼女がそれを好んで着ているのかどうか、そこら辺はよくわからないが。

 

だが、欲情を催させるスカートを履いてるんだ。

 

俺の欲をその気にさせたこと、後悔させてあげよう。

 

 

俺は彼女が座ってるベンチ近くにやってくる。

芭蕉さんは俺が来たことでちらりと視線を向ける。

だが、俺がじっと無言でベンチと芭蕉さんを見ていたことでさすがに何事かと思ったのか、顔を上げておずおずと話しかけてくる。

 

「あの……何か御用でしょうか?」

「さっきこの公園にやってきた時、ここのベンチに座ってたんだけど、この公園から去ってから後でオシャレ用の指輪を落としていたみたいでさ」

 

まあ実際指輪とか、指を圧迫して嫌な感じがするのでしないのだが。

だが、彼女はそれを信じてくれたみたいだ。

 

「つまり、この辺りにあるかもしれないと」

「うん。だからちょっとの間だけいいかな?」

「はい、いいですよ」

 

彼女は何の疑いもなくベンチから立ち上がり、少し離れてくれた。

さてと。

 

ベンチの下をまさぐる形を装いながら、スマホの撮影ボタンを押す。

 

「うーん……」

 

俺がそんなことを言いながら少しベンチの下を探すふりをした後、立ち上がり背中をがっくりとさせる。

 

「あの……見つかりましたか?」

「ううん、見つからなかった」

「そうでしたか」

 

芭蕉さんは少しだけ申し訳なさそうな顔をする。

別に彼女自身が悪くはないのだが。

 

「念のため聞くけど、指輪らしきものは見なかった?」

「私が来たときには見なかったですね」

「そっか……」

 

ここで少し考えるそぶりを見せる。

後数秒して俺の意図に気づいたなら、見逃すとしよう。

 

「あの……どうかしましたか?」

 

だが、彼女は俺の顔をのぞき込み、俺の状態を確認してきた。

どうやら俺の目論見に気づかなかったみたいだ。

だったら、罰を受けてもらうとしよう。

 

「あっ……もしかして」

「えっ?」

 

 

「ここに隠してるんじゃないだろうね!」

 

 

バサッ!

 

芭蕉さんの袴のスカートを豪快にめくりあげる。

袴タイプのスカートは力強くめくらないとうまいことめくれてくれない。

だが、俺が力強くめくりあげたことで上手いことスカートが翻り、芭蕉さんのおへそが見える辺りまでスカートがめくりあがる。

 

さて、中のパンティは……おお、薄い緑色のパンティ!

白いリボンがアクセントになっており、パンティの可愛らしさが増している。

彼女の髪の毛の色よりも少し薄い緑だが、彼女は自分と同じ髪の色と親近感を覚え、このパンティを選んだのだろうか。

だとしたら可愛らしい理由で選んだんだなぁ。

 

「いやあああああっ!?」

 

芭蕉は一瞬何をされたか分からず思考をフリーズしていたが、やがてスカートをめくられたことに気づいてスカートを手で押さえる。

 

「うーん、ここにもなかったか」

「こ、こんなところにあるわけないと思います……!」

 

顔を赤くして涙目になりつつも俺をじっと睨みつけてくる。

可愛いなぁと思っていると、ベンチの傍に置いていた筆を手に取った。

そして筆をすっと動かすと、なんと中から小型のクナイが出てきた。

 

「破廉恥は……これで絶対……倒します」

 

なぜに五・七・五……ってそんなこと考えてる場合じゃない。

うわ、右頬をクナイがかすった。

 

芭蕉さんは武器を片手にぷくっと膨れ顔で追いかけてきて、俺は全力でその公園から走り去った。

 

 

な、なんとか逃げ切った。

女騎士のスカートをめくったときに首を2回ちょん切られる羽目になったが、今回も飛鳥さんの時と同じく、それに近い危機を感じたぞ。

でもまぁなんとか逃げ切れたあたり、やっぱり成長できてる。

 

さて、そんな命の危険も犯して手に入れた動画を見させてもらおう。

 

 

芭蕉さんは俺が指輪を見つけられなかったことで残念そうな顔をして、同情してくれていた。

だが、俺が少し考え事をし始めたのを見て心配した顔に変わる。

そして俺が嘘の結論にたどり着き、芭蕉さんのスカートをめくった。

まぶしい太ももと白いリボン付きの薄緑色のパンティがスマホでばっちり撮影されていた。

そして彼女は心配していた顔から恥辱の感情に顔が染まっていき、うるうると涙目になった。

だが、少しばかり怒り顔になり顔をぷくっと膨らませた。

可愛い子が怒りながらこれをすると、むしろ可愛らしいなぁという印象の方が強まってしまう。

……まぁ、その片手に筆に仕込まれたクナイが握られてなければなお可愛かったのだろう。

 

 

なんか最後が微妙に命を狙われたサスペンス動画みたくなったが、まあこれもいいアクセントだ。

 

命が無事に助かったことに感謝しつつ、芭蕉さんがスカートをめくられた部分を何度も再生し、生きてることを実感できる行為に励んでいた。

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