あの子のスカートをめくりたい。   作:ヴィルティ

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※儚げな娘のスカートをめくりたい。

白に寄った薄い金色の髪の毛を揺らし、少女は歩く。

まるで儚げな印象を見せる彼女だが、とある場所では彼女は命の輝きを燃やす。

彼女は舞台の演劇を披露する場に立つと、まるで別人化のように変貌する。

病弱そうな印象を見せる彼女と舞台に立つ彼女とはまるで別人であるかのようだ。

 

彼女の名は『夢大路栞』。

俺のスカートめくりの毒牙にかかるターゲットだ。

 

 

「ふぁ……」

 

仕事の途中だというのに大欠伸。

昨日の夜、アイドル好きの同僚に借りたアイドルのDVD。

それを見て不覚にも夜更かししてしまったのだ。

 

その一方、少し離れたデスクで仕事をしてる同僚はイキイキと仕事をしている。

本当に心から好きな人と、ちょっとかじった程度の人間の熱量の差なのだろうか。

なんにせよ俺と同じくらいの年のはずなのに若くイキイキしているのは少し羨ましい。

 

もっとも可愛い女の子にスカートめくりをしようとしてる俺もある意味精神的には若いのかもしれないが、それは『子供っぽい』というのであり、いい年をした大人がやる行為ではないのだろう。

だが、漫画の世界に潜れるというのは子供なら誰でも一度は夢見ることだろう。

それを実現させその中でしかスカートめくりをしてないのだから子供っぽくて何が悪い。

 

……とまぁ変な熱弁を心の中でしたが、うっかり口に出してないかどうかが心配だ。

そして社内広報を見つつ、今日は別の部署で仕事の手伝いをする。

欠伸を誤魔化して行かねば。

 

 

「今日はこの薬品の合成をよろしくね」

 

この会社では別の部署では主力商品としてる香水の開発にいそしんでいる。

俺がいる部署は営業部門であり、出来の良い香水をデパートや小売店などに置いてもらえるよう売り込みに行くことだ。

だが、自分が売ろうとしてる商品のことを何も知らないというのはいけない。

商品のことをよく知り、理解してこそ初めて営業先の人の心を掴める営業トークは出来るというものだ。

 

「はい、ありがとうございます」

 

この部署に来るときはスーツではなく白い作業服に着替え、マスクや帽子なども装着する。

それじゃ匂いがかげないのではないかと最初は思ったが、どうやらあくまで唾などが飛ばないようにする程度のもので、匂いなどは問題なく嗅ぐことが出来るらしい。

 

「…………よいしょっと」

 

この薬品とこの香り付けの液体を混ぜてっと。

今日の匂いはどうやら桃みたいだ。

桃の匂いのした香水をどこで使うのだろうか。

昔、果実の匂いの香水を開発していた際に先輩に聞いたが、なんでもホステスさんが酒臭さを誤魔化すために果実の匂いの香水を使うこともあるらしい。

そして美味しそうな匂いも漂わせ、その匂いを気に入った男性を相手にカモにしていくらしい。

なんとも怖いところで使われているが、まあどんな用途があれども誰かの役に立っているのならそれに越したことはない。

そして匂いのついた薬品が完全に混ざり合うまでに少し時間がかかるらしい。

 

「ふんふふーん」

 

待ってる間に同じ場所にいた女社員さんが鼻歌を歌っているのを聞く。

妙にミュージカル調だったのが興味深く、思わず尋ねた。

 

「それって確かこの間この近くの劇場でやってた」

「あら、聞こえてた。うん、なかなかいい舞台がやっててね」

 

なんでも漫画作品をモチーフとした劇が行われており、この女社員さんは漫画のファンであったこともあって見に行ったらしい。

俺の能力なら好きな漫画世界に直に行けるから、再現したミュージカルなど見なくてもその漫画のキャラクターたちのイキイキとした様子を見れるからあんまり興味は湧かない。

 

でも、その女性社員は嬉しそうにそのミュージカルの内容を語る。

アイドル好きの同僚の時もそうだが、趣味に没頭してる人間の語りは熱い。

俺では時々ついていけなくなりそうになるぐらいだ。

 

でもまぁ、漫画の内容を再現しようと舞台で熱く表現する演者たちは凄いと思う。

キャラクターの魂が存在してるとして、その魂を再現しようと己ではないキャラを演じ切る。

その凄さと苦労は俺程度では到底想像できない。

偽物の方が、本物らしく在ろうとする分本物よりも本物だ、という言葉をどこかで聞いた気がするが、それは舞台などに当てはまるのだろう。

 

 

そして薬の配合も何度も繰り返す。

香りすぎず、かといって薄すぎず。

あくまで香水は使う人の良さを引き立てる者。

人を超えてもダメだし、かといって主張しなさすぎもダメ。

新商品がなかなか産まれづらいのはそのバランス調整が非常に難しいからだ。

また今度手伝いに駆り出されることが決まったところで俺は今日の手伝いから解放された。

 

 

そしてそのまま会社から直帰し、自分の趣味に没頭する時間が出来た。

今日潜り込む世界は……演劇を目指す可愛い女の子の世界に決めた。

今日熱く語られた演劇の舞台。

それが俺の心に引っ掛かって残っていたからだが。

 

それに、演劇をするということは己とは違うキャラクターを演じることもあるということ。

そんな女の子がスカートをめくられた時、本当の自分が出るのか、それとも別の自分が出るのか。

 

そんな興味を抱きつつ、俺は世界に潜っていった。

 

 

そしてたどり着いた世界で今回ターゲットに定めた『夢大路栞』さんを見つけた。

彼女は病弱でありながら身体が成長していくうちに病弱体質も改善されていき、今では演劇の練習についていき、そして圧倒的な演技力で学園内で相当な人気を誇るほどだ。

そんな彼女は演劇外だとおとなしい子だ。

 

元々病弱だったからこそ、激しい動きとかテンションが上がることはしなかったのだろう。

それが小さい頃の性格に反映され今につながったことは想像に難しくない。

それでも劇の時は人が変わったかのように動くのだから凄いなと感心する。

 

そんな彼女のスカートをめくり、どんな風に反応するのかも楽しみではあるのだが。

 

とりあえず世界に訪れてすぐにスカートをめくる、というのはさすがに難しい。

誰もいない場所を探しつつ、そこにターゲットを連れてきてスカートをめくりスマホで動画撮影を行う。

男などがいてそこでスカートをめくりパンティを露にさせて辱めるのもそれはそれで悪くはないが、可愛い女の子のスカートをめくりパンモロさせてパンティを楽しむのは俺一人で言いという独占欲がそれを許さない。

 

というわけで、校内を散歩しつつ、誰もいなさそうな場所を探す。

そしてどのようにスカートをめくろうかなと思案する。

無論ターゲットを見失うのは大問題だが、作戦を考えるためには少しばかり目を離すのもしょうがない。

それに彼女がいるクラスは先ほどストーキングして把握している。

また次の休み時間になったときにでも作戦を決行するとしよう。

 

そう思い校舎側の裏手で作戦を考える。

 

「……あれ?」

 

ふと声が聞こえ思わず声を上げ、心が一瞬真っ白になった。

まさかターゲットである栞さんが目の前にいたなんて想像もしていなかったからだ。

 

「こんな場所でどうかしたんですか?」

「あ、いやその」

 

いやまさかターゲットがいきなり来るなんて想定外だ。

だが、常にアドリブを求められるのも事実。

ピンチをチャンスに変えるように、突然舞い降りたラッキーは掴み取るものだ。

スマホを少しばかり動かし動画撮影モードに変更し、彼女の方を向く。

ふと桃の匂いが香ってきた。

最初は彼女の匂いかと思ったが、それは自分のスマホから漂う香りだと気づく。

そういや今日の会社の実験の時、スマホを机の上に置いてタイマー設定していたんだった。

おかげで桃の香水の匂いがしみついてしまったのだろう。

 

だが、ラッキーの上にラッキーが重なった。

これをとっかかりにしよう。

 

「あ、実はついさっき桃のお菓子をちょっと食べすぎちゃって、で、その際にスマホに物のジュースがかかっちゃってここで匂いを落としてたんだ」

「あら、そうだったんですか」

 

彼女は何の疑いもなく信じた。

まあ実際桃の匂いもしてるわけだし。

 

「私、桃の匂いは嫌いじゃないんですよ」

「そうなの?」

「ええ……小さいころ、入院したりもして。それでお見舞いの品に桃をいただいて、それが美味しくて」

 

栞さんはそれを語るが、俺は少し落ち込んだような表情をした。

さすがにいきなり身の上が少し重そうな話は聞きたいものではない。

彼女もそれを理解したのか、慌てて手を横に振る。

 

「あ、いやその、気にしないでください」

「あ、こちらこそ」

 

彼女が手を振ってる隙に俺は彼女に少しずつ近づいていく。

 

「にしても、やっぱり桃の匂いする?」

「はい」

「でも、君からも良い匂いするよ」

 

俺はそう言いながら彼女の首の周りの匂いを嗅ぐ。

 

「へ、ひゃっ!」

 

まさかいきなり匂いを嗅がれるとは思ってなかったのだろう、少し顔を赤くして首元を手で押さえる。

その隙に屈みこみ、栞さんのスカートの裾を両手で掴む。

 

「隙ありっ!」

 

遠慮なく栞さんのスカートをめくりあげる。

首元に手を当ててただけに防御なんかされるわけがない。

さて……おお、薄いピンク色のパンティ。

赤いリボンだけがついてるが、それ以外は何の装飾品もないいたってシンプルなパンティ。

儚げな印象のある彼女には余計な装飾などなくても可愛らしく見えるチョイスだ。

 

「へ、や、ひゃあああああっ!?」

 

栞さんが慌ててスカートを抑え込み、俺の方をキッと睨みつける。

だが、頬が少し膨れ顔が赤いのでむしろ可愛いなという印象の方が強い。

 

「どこの匂いを嗅いでるんですか、この変態!」

 

スカートをめくられパンティを見られたのと同時に下半身の匂いを嗅がれたのだと思ったのだろう。

今までにない恥ずかしがりようだなと思い俺は逃げていく。

彼女は少しの間追いかけてきたが、すぐに息が切れて距離が離れていく。

病弱だから継続して体を動かす体力はないのだろうと思いつつ、俺はこの世界から意識を飛ばした。

 

 

元の世界に戻った感傷に浸りつつ、早速戦利品を見る。

 

首周りの匂いを嗅いだことでその時点で恥ずかしがり顔を赤くする。

これだけでも可愛い子のリアクションとしては良い物だが、さらに辱めるためスカートをめくりあげる。

薄ピンク色のパンティが露となり、赤いリボンだけがそのパンティに彩を与えていた。

だが、彼女の白く細い太もももまた薄ピンクのパンティの良さを引き立てていた。

 

そしてスカートをめくられたことで先ほど以上に顔を赤くし、恥ずかしさのあまり涙目になり頬を膨らませていた。

怒っているのだろうが、やはりどこか可愛らしさすら感じる。

 

やはり演劇でキャラを変える女の子でも、スカートをめくられた時は素の恥ずかしさが表立つのか。

そう結論付け、俺も心に隠した性欲を表に出し、彼女のスカートがめくられる様子を楽しんでいた。

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