綺麗な金色の髪。
それがポニーテールに纏められ、見る者の心をつかむ。
それでいて。
「よーし、頑張るぞー」
公園の誰もいない場所で、彼女はとびっきりの笑顔をふりまく。
「私は咲かせてみせましょう、心に咲く希望の花を!」
芝居かかった口調で、それでいて心に響く声で。
彼女の名は『大月あるる』。
舞台を志す、俺がスカートをめくろうとしているターゲットだ。
「いやーとうとうこの時が来ましたね」
「……?」
アイドル好きの同僚は嬉しそうに話をするが、俺にはなんのことか見目がつかない。
この同僚は好きなアイドルは平等に応援するが、基本的に幅広い。
なのでピンポイントにこれだという確信が持てないのだ。
「もう、何ぼけっとしてるんすか。ついにアイドルの舞台から俳優の舞台へと飛び立つんっすよ」
同僚が見せてきたのは、黒髪のショートカットに、雪のように白い肌が魅力的な女の子。
アイドルとして歌う彼女に俺は目を惹かれていたことを思い出す。
「この子が俳優に」
「そうっすよ。アイドルをやりつつも、そのライブでまるで一人で舞台の演目を演じてるかのように歌うその姿。それがとうとう認められてドラマに出るんっすよ」
「ほう」
一生懸命努力していたことを報われる。
それはとても喜ばしいことだ。
だが、俺らにとっては喜ばしいことでも彼女にとってはあくまでスタートライン。
アイドルの仕事もこなしつつドラマにも出演し、俳優顔負けの演技を求められる。
それはどれだけ大変な事だろうか。
少なくとも会社で平社員の立場で満足し、仕事をこなしてる俺には想像がつかない。
「というわけで、俳優デビューを祝って今日はこの子のライブを見返しましょうよ!」
「……そうしたいのはやまやまだが、今日俺は残業してやりたいことがあるんだ」
「えー、なんすか?」
同僚は不満そうにしているが、その子のやる気に当てられたともいうべきか。
俺が開発研究に協力した香水がいよいよ商品化間近なのだ。
その最終チェックを手伝うつもりだった。
「あー、あの商品っすね。一生懸命開発に協力してたっすからね」
同僚も俺の苦労は分かっているからか、そんな仕事をしなくていいとかそういうことは言ってこなかった。
「俺も何か手伝えることがあったら言ってくださいっす」
「ありがとな」
そして何度か俺の仕事を手伝ってくれたにもかかわらず、まだ手伝ってくれると言ってくれる。
アイドルが幅広く好きという点で女子社員に偏見を持たれてるが、その偏見の目で見られ無くなれば彼はきっと彼女が出来るのではないだろうか。
もっとも、この同僚の口から特定の彼女が欲しいとかそういう言葉を聞いたことはないが。
「よーし、俺も君やアイドル達に負けずに頑張るっすよ」
そう言いながら同僚は自分の机に戻っていく。
確かに俺も彼には負けてられないな。
商品の最終チェックも終え、最後に社長審査も通れば晴れて香水の商品化が決定だ。
そこまで行けたとき、開発部署の担当たちが喜んだ顔をしていたのを見れて俺もうれしかった。
さて……俺自身もやりたいことはやれたわけだし。
可愛い女の子のスカートをめくることに次は打ち込むとしますか。
漫画の世界に潜り込める俺だからこそ出来る行為であり、一時はこの行為が本当にいいのかどうか迷ったこともあった。
だが、人には誰にも言えないことが1つや2つはある。
だとしたらこの趣味も言えないことだし、そもそも可愛い女の子のいろんな姿を見たいというのは男として当然のことだろう。
さて、今回は。
ここ最近は舞台を目指す女の子のスカートをめくることが多いし、夢に向かって歩き出した女の子に当てられたわけだし。
高校に入学し、舞台を目指してるこの女の子のスカートをめくることにしよう。
舞台で失敗して恥をかいても大丈夫なように、恥に慣れさせておく必要があるな、うん。
微妙な言い訳を心の中で決め、俺は漫画の世界へと飛び込んだ。
大月さんは公園で一人、舞台のセリフ回しの練習をしていた。
部活動で一杯練習した後だろうに、それでもいっさい疲れを見せずこうやって自己練習している。
家だとさすがに大声を出すと迷惑だろうし、公園で頑張るというのは妥当な所だろう。
だけども誰もいない、そのシチュエーションは俺にとってはスカートをめくり、パンティを見られるという反応を独り占めできる絶好なものだ。
さて、では早速。
「すごいね、君」
「えっと、あなたは?」
突然現れた俺にキョトンとした顔を向ける。
たまたま舞台の練習を見ていて心を惹かれたというと、彼女はぱっと顔を明るくした。
「ありがと。そうだ、私の練習、見てもらえないですか?」
「え、いいの? 俺、そういったの素人だよ?」
「だからですよ。舞台などを見る目が素人で興味ない人でも、魅力をひきつけることが出来ればいいことなのです」
確かに舞台に興味ない人に興味を持たせることが出来れば、それは立派に才能があるということになるだろう。
まあ俺自身興味がないといえば嘘になるが、今ここで一番興味があるとすると、君のその赤いチェックスカートの下に隠れてるパンティだ。
無論、そんな下心は隠しつつ彼女の演技の練習を見て聞くことにした。
元気いっぱいでセリフを放ち、それでいて心に響く声。
確かに俺のような素人の心にも響く。
「うーん……明るい場面が多いけど、今回の舞台はそういう役目が多いの?」
「はい。でも、いつかは悲しいお話や復讐に燃える役なんかも演じますよ」
……明るい彼女がそういう役割を演じるのはどこか似合わない気がする。
だけどもその似合わないという役割を見事に演じ切る。
それこそが立派な舞台役者なのだろう。
さて、では俺もただの素人の役割を終わりにする。
この純粋で元気いっぱいな女の子のスカートをめくる、卑劣な男になるとしよう。
スマホをこっそりと作動させ、きょとんとした彼女に向き直る。
「だけどもセリフだけじゃ、足りないところはあると思うよ。動きも付けてみようか」
「あ、そうですね」
俺の言うことを信じ、彼女は先ほどのセリフ回しをいろんな動きを交えながら披露する。動くたびにスカートがめくれかけるが、その中のパンティはチラリとも見えない。
そうやって焦らされれば焦らされるほど興奮するというものだ。
というわけで。
「可愛らしいポーズもやってみたらどうかな?」
「可愛らしいポーズ、ですか?」
彼女に尋ねられ、俺は両手を前に出して、掌は下に向ける、いわゆる猫の手ポーズだ。
「確かにいいですね。こうですかね?」
彼女もにゃーっと言いながら笑顔でポーズをとる。
「そうだねー、そのポーズのまま手を腰の辺りまで持ってきて」
「こうですか?」
彼女は腰のスカート辺りまで手を持ってくる。
「うん、そうすると」
俺はそこですっと彼女に近づき。
「自分でスカートをめくってるようなポーズになるからね!」
バッ!
彼女の手のあたりまでスカートの裾が届くように勢いよくスカートをめくる。
その手をさせると、自分からスカートをめくってる、いわゆる『たくしあげ』のポーズになる。
今まではスカートを不意打ちの形でめくってばかりだったから、こういった自分からスカートをめくってるポーズでスカートめくりを撮影できたことはない。
さて、次にパンティは。
ほう、色とりどりの星柄が散りばめられた黄色のパンティ。
星柄が派手だが可愛らしさも感じられる、良きパンティだ。
「きゃああああああっ! エッチ、何するんですかーっ!」
そして大月さんは顔を赤くし、スカートを抑えこちらを睨みつける。
うむ、良き反応だ。
「恥じらいの感情の練習だよ。うん、素晴らしい恥ずかしがりっぷりだったよ」
「こらーっ、待てーっ!」
俺がそう言いながら逃げ出したので、彼女は顔を赤くして恥ずかしさを隠し切れない顔をしながらも俺を追いかけだした。
もっとも、色々な女の子のスカートをめくり逃げ足を鍛えた俺に、彼女が追いつくことはなかったが。
ふぅ。
元の世界に戻ってこれた。
久しぶりに良い撮影が出来た。
心から迷いなくスカートをめくるのはやっぱり気分がいい物だ。
大月さんはいろんなポーズをとる。
その動きが大振りでスカートがめくれそうになるが、パンティは見えず太ももだけがちらちらと見える。
そして俺が指示した猫の手ポーズをして、それを俺の言われるがままに腰のスカートの辺りまで下げていく。
そこまでいったところで俺がスカートをめくる。
彼女の手がスカートの裾辺りまで届いたことで、まるで彼女自身がスカートをめくりあげパンティを見せてるかのようなポーズとなった。
そして星柄が散らばめられた黄色のパンティ。
柄つきは子供っぽいように見えるが、元気いっぱいな彼女には似合ってる。
髪色が金色だから黄色パンティが似合うというのもあるかもしれないが。
そして恥ずかしさからみるみる顔が赤くなり、慌ててスカートを抑える。
だが、抑える前に顔を赤くしてたから、恥ずかしいけども自分からスカートをめくりパンティを見せてるような良い絵が撮影できた。
ふぅ、やっぱり自分の目論見通りにスカートをめくることが出来たというのは気分が良い。
俺はその気分の良さを更に良くするために、いつもの行為に励むのであった。