あの子のスカートをめくりたい。   作:ヴィルティ

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ゲーマーのスカートをめくりたい。

「あれ~? お兄さん、弱いですね~?」

 

……ぐぬぬ。

今、俺はアーケード対戦格闘台の前に座っている。

俺が使っているキャラクターは黒い道着を来た男キャラクター。

だが、一方的に執事服を来た男性キャラにボコボコにされている。

 

今、対戦台の向こうに座っている女子はドヤ顔をしているのだろう。

 

 

ここは小さなゲーセン。

俺が今回潜っている世界は色々なゲームで対決を行ったり、クレーンゲームのやり方などを書いたりしている漫画の世界だ。

一般人には敷居が高いクレーンゲームやアーケード対戦などを分かりやすく書いた漫画として人気が高い。

 

そして対戦キャラクターなどの描写もよくできている。

実際漫画の世界の中でこうやってゲーム対戦をしているが、キャラクターはなかなか滑らかに動いている。

現実の下手な対戦ゲームよりもいい出来ではなかろうか。

 

「よし、完勝」

 

そして結局ほとんど何もできずに俺は対戦で負けてしまった。

対戦台の向こうから女の子がひょっこりと顔を出す。

やはり予想していた通りのドヤ顔だ。

 

彼女の名は『式辺 黒穂』。

黒髪に赤いカチューシャをつけているゲーマーの女の子だ。

年齢的には高校生から大学生ぐらいだろうか。

だがこうやって年齢の割にはドヤ顔をするなど、精神年齢的に幼いところがある。

 

「ふふーん」

 

そしてこうやった負かした対戦相手に対して少し煽り行為を行ったりする。

主人公がそんな彼女を負かしたり、時にはシューティングゲームで共闘したり。

そんな子だから読者人気もそれなりにある。

 

というわけで今回その女の子を『スカートめくり』の対象にしたわけだ。

その少女は今日は黒色のプリーツスカートに茶色のジャケット姿。

スカートの下にスパッツを履いてる様子も見られない。

 

いやまあスパッツを履いてても下着の形はくっきりと映し出されるし、浮き出ないということはスパッツの下には何も履いてないということでそれはそれで興奮するが、スカートをめくられてパンツを見られるよりは羞恥は低い。

 

スカートをめくって女の子の恥ずかしがる顔を見たい。

その一心で俺はこうやって漫画の世界に潜り込んでいるのだから。

 

「またやりますか?」

「……おう」

 

そしてゲーセンに入り、彼女を見つけたわけだが。

立って行うタイプのゲームをしている彼女のスカートをめくるのは簡単だが、それでは恥ずかしがる顔をスマホで録画できない。

パンツと同時にスカートをめくられた時の恥ずかしがる顔も動画に収めたいのだから。

 

なので彼女が行っている対戦ゲームの台に座り格闘ゲームを始めたわけだが、さすがはゲーマーだった。

現実の世界で対戦ゲームの経歴がない俺では全然相手にならなかった。

そのせいでこうやって彼女にカモにされているというわけだ。

 

あ、そんなことを思っている間にまたやられた。

 

「ふふーん」

 

……そして可愛いが、こうやって勝利のドヤ顔をされると少しは腹が立ってしまうわけで。

一応スカートめくりする際に罪悪感がないわけではないが、今回ばかりはそんな罪悪感も湧いてこない。

 

だが、ゲームに負けたからスカートめくりをするというのもそれはそれで屈辱的だ。

ゲームに勝てないから大人げない手段に出たと思われかねない。

ここはやはりゲームに勝ち、悔しがってる彼女のスカートをめくるというコンボを決めたいところだ。

 

「じゃ、今度はあのゲームやりませんか?」

 

俺が指さしたのはアーケード対戦台ではなく、いくつかのボタンが設置された、いわゆるタイミング系音ゲーである。

 

「あれ?」

 

式部さんも興味を持ち、一緒にやってくる。

 

「音ゲーなら俺、負ける気しないですし」

 

現実では全く行ったことがない挑発をする。

さて、彼女の負けず嫌いな性格上。

 

「へぇ、言うじゃん。じゃ、相手してあげる」

 

よし、乗ってきた。

 

さて、対戦ゲームをしたことはない。

だが、この音ゲーは何度もしたことがある。

 

この音ゲー自体は架空のものだが、モデルとなったゲームは現実に存在している。

現実でのオタク友達がアニメの最新曲が入るたびにプレイしに行こうぜと誘ってくる。

その縁もあり、俺はこのゲームをかなり難しい難易度でやりこんでいる。

 

そしてこの音ゲーも漫画で紹介され、こうやった漫画の世界でプレイできるというわけだ。

 

「じゃ、この曲で行きますよ」

「うん、かかってきなよ。私に負ける気がしないなんて言ったこと、後悔させてあげる」

 

そのセリフ、忘れるなよっと。

 

なかなかタイミング自体はシビアだが、やはりゲームの機体は現実にあるものと同じだ。

同じようにタイミングよくボタンを押していくことは出来る。

 

「あ、あれ?」

 

そして式部さんは主人公相手に挑発したりするゲーマーではあるが、プロフェッショナルというわけではない。

まったくかじっていない対戦ゲームでは俺では歯が立たないが、何回かやりこんだことがあるこのゲームならなんとか対抗できる。

 

 

「よっし」

「うそぉ」

 

曲が終わり、少し僅差だったとはいえなんとか勝つことが出来た。

隣に立っている彼女は悔しいという顔をしている。

 

「もう1回!」

「いいよ、受けて立つ」

 

1回だけならまぐれ勝ちだと思うかもしれない。

なら、2回目も付き合ってあげることにした。

 

そして2回目に負けてしまうほどこのゲームをやりこんでいないわけではない。

2回目も勝ち、息をつく。

 

「う~」

 

そして今度こそ彼女は負けを認めた顔をしている。

そんな顔をしている中、俺は胸ポケットのスマホ動画ボタンを作動させる。

 

「なら、次は別のゲームでリベンジするよ」

 

そう言った彼女は俺の方に向き直る。

今から辱めを受けることになるなど、まったく考えていない顔だ。

 

 

「その前に、1つのゲームに付き合ってくれないかな?」

「え、何のゲーム?」

 

俺はすっと息を吸い、ちらりと彼女のスカートに目を向ける。

 

 

「君のスカートをめくってパンツを確認するというゲームだよ!」

 

 

そう言い放つと同時に彼女のスカートめがけて大きくバンザイをする。

 

バサァ!

 

大きな力を入れられればスカートはあっさりとめくられてしまう。

スカートは翻り、裏地が露となる。

そして彼女の健康的な太ももと……おおっ!

まさかの黒の紐パン。

大人になろうとしている女の子がちょっと背伸びをして履くようなパンツ。

日焼けなど一切してない綺麗な太ももと対比になるような黒パンはそれぞれの良さを引き立てる。

 

「きゃああああああっ!?」

 

彼女は叫ぶと同時にスカートを慌てて抑える。

それなりに大きなゲームセンターであり、叫び声を上げても周りのゲームの音声にある程度かき消された。

顔を赤くしており、少しばかり涙目になりながら俺の方を睨みつけている。

 

「何するの、エッチー!」

 

彼女の精一杯の罵倒を受けながら俺はこの場から逃げ出した。

 

得意な音ゲームで彼女を負かした後で彼女のスカートをめくりあげる。

今までスカートめくりをしてきた中で、一番爽快な気分だった。

 

 

現実世界に戻り、動画の確認をする。

 

ゲームで勝ってた時のドヤ顔でもなく、負けた時の悔しがる顔でもなく。

ゲームをすると言われてキョトンとしてる顔。

その顔がスカートをめくられた瞬間驚きに変わり、次第に何をされたか理解して恥ずかしくなりみるみる顔が赤くなっていく。

パンツだけじゃなく、リアクションもハイスコア級だ。

 

これは徹夜ゲーだな……

 

ベッドでスマホを片手で横になりながらそんなことを思っていた。

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