金色に近い茶色の髪の毛。
遠目から見ても分かる巨乳。
この学園の女生徒は大抵胸が大きいが、彼女の場合可憐な見た目のイメージがその巨乳をなお引き立たせる。
彼女の名は『笹原野々花』。
俺がスカートをめくると決めた、今回のターゲットである。
「料理って得意?」
またこのパターンか……
最近はアイドル好きな同僚は空気を読むことを覚えたのか、仕事中なかなか話しかけてこなくなったというのに。
彼女の場合は自分の立場の方が上だと分かっているからこそ、咎めるわけにもいかない。
なお、料理に関しては外食で済ませることが多いが、別に下手というわけではない。
時間さえあればそれなりに凝った料理が作れる。
学生時代のころから食べたいものがあって、再現しようと努力すれば作ることが出来たからだろう。
そのころのノウハウは今も生きている。
「まぁ特に下手というわけではないですけども」
「そ、そんな……」
なんかショック受けた顔してるな。
まさかこの人、俺が料理全然できないという返事を期待していたんじゃないだろうか。
「男の人なのに、料理が上手なんて」
「世界各国のシェフに謝りなさい」
個人的なイメージだが、料理番組に出てくるシェフって大抵男性の方が多い気がする。
それを考えると、料理に関しては女性の方が上手とは言い切ることが出来ないのではないだろうか。
「俺よりも、聞いてきた先輩の方はどうなんですか?」
「うっ……それ聞いちゃう?」
「先に聞いてきたのは先輩の方じゃないですか」
「……べ、別に下手なんかじゃないしー?」
キャラ崩壊を起こす勢いで誤魔化そうとしている。
いやもうそのリアクションで実際の腕前は察しましたよ。
「何かあったんですか?」
「うっ……私の親戚が作り上げたキャラ弁当が見事な出来栄えで私も作ってみたかったんだけど……」
ああ、キャラ弁当ね。
確かに食べる前に見て楽しんで、それでいて味も完成されている。
子供ウケという観点で見られそうな物だが、実は料理スキルが高くないと作りづらい物でもある。
「作れなかったんですね」
「ストレートに上司に意見を言うなんて、君も成長したものね」
そんなところで成長を実感されても。
後それで威圧すると、下手するとパワハラ案件に受け取られかねませんよ?
「まぁ、いいわ」
「でもまぁ、キャラ弁当に関しては最近そういう弁当を特集してる雑誌もあるし、ネットに情報も転がってるだろうし、検索して頑張ってみてはいかがです?」
「……そうね、ありがとう」
女上司さんは俺の返答に満足したのか、自分のデスクに戻っていった。
アイドル好きの同僚は現在外回りに行っており、ここには不在だった。
もしここにいたら「人にはあんまり私語するなって言っておいて、自分はなんなんすか」と文句を言いかねなかっただろう。
そんなこんなで今日の仕事も終わり、残りは寝て明日の仕事に備えることだけだが。
仕事してそれが終わって夕食を食べて風呂に入って寝て終わりだと、1日に彩がない。
なので、いつもように漫画の世界に出向き可愛い女の子のスカートをめくることにする。
「さてと、今回は」
聖櫻学園の子をターゲットにして、料理上手な柊さんのスカートをめくりパンティを丸見えにした。
その際うっかり胸を触って動揺した隙にビンタを食らうという失敗をしたが……
お、この子いいね……ん?
なにこれ料理?
ダークマターでも生成してるんじゃないだろうか?
いくら漫画的表現とはいえ、こんな失敗をすること、現実じゃ絶対に有り得ないだろう。
しかし、これは逆に興味が湧く。
怖いもの知りたさの好奇心という物だろうか。
漫画の世界で死ぬようなことがあっても現実世界に戻されるだけだ。
なら、その凄まじき見た目の料理を食し、その際にスカートをめくらせ、パンティとリアクションを拝ませてもらうとしよう。
俺は意を決し、漫画の世界に飛び込んでいった。
聖櫻学園の学生姿で潜り込むのにも慣れてきたが、この体は若々しくて動きやすい。
だが、現実世界でもストレッチや足の筋トレなどをして少しはこの動きに近づいてきたと信じたい。
おっと、俺自身のことは今はどうでもいいか。
さて、笹原さんを探すとして……
お、いたいた。
柊さんと同じように家庭科室を使っている。
エプロン姿で料理と向き合ってる姿は柊さんを思い出させる。
だが、その時よりもエプロン越しに強調する胸がある。
それに何より、外からでも漂ってくる異質な匂いが凄まじい。
換気扇をつけてないのか?
だが、料理をしてる笹原さんの表情は真剣そのものだ。
彼女なりになんとか料理を頑張り、美味しい物を作ろうと努力をしているのは分かる。
その努力自体を責める気はない。
まぁそれはそれとして、スカートはちゃんとめくらせてもらうとするけどね。
そして調理を終えたのか、満足そうな顔になる。
さて、時は満ちた。
スマホを起動させ、いざ家庭科室へ。
「この匂いって一体なに……?」
俺がそう言いながら入ると、笹原さんは一瞬びくっとしたが、すぐに同じ学校の生徒だと分かりほっと安堵した顔になる。
「あ……実はオムレツを作っていたんですが、外まで匂いがしてきてたんですか?」
そりゃもちろん……ってかあれオムレツの匂いだったのか?
そして皿に盛りつけられてるのはオムレツなんだろうけど……
「それがこのオムレツですか?」
「うん」
「良かったら一口食べてみてもいいですか?」
「え!?」
まさか自分が作った料理に試食してもいいですかなんて言ってもらえることはなかったのだろうか、驚いたリアクションをしている。
でも、俺もスカートをめくる+漫画の世界の激マズ料理を食べてみるといった目的がなければ机の上にあるオムレツ(と笹原さんは言っている)らしき物体に盛大にツッコミを入れているだろう。
俺の知ってるオムレツは黄色い卵が色鮮やかで卵の香りが漂ってくるシンプルながらに奥深い料理だ。
だけども、机の上の物体はどちらかというと白色を強調させており、黄色と表現するにはまるでほど遠い色だ。
卵の白身が9割で黄身を1割で作りましたーとでも言わない限りそうはならんやろと言いたくなる代物だ。
だが、すでに覚悟は決めている。
いざ……!
「……どう?」
笹原さんは期待と不安が混じった顔で俺に感想を求めてきた。
いやまぁね、色からして想定はしてたけど……半熟通り越して味の付いた生卵食ってる印象だ。
冷たいとただ単に生卵を飲むだけのボディビルダーになったみたいな感想になるだろうが、生暖かい生卵というところがこれまた口の中の触感を嫌な気分で一杯にさせる。
そして白い色になった原因としてチーズオムレツにしようとしたのだろう、チーズが生卵と絡み合って嫌な気分を触感と同時に増幅させてくる。
逆にどうやったらこんな物を作れるのか現実世界で問いただしたくなるレベルだ。
だけど、漫画の世界だからこそ、こんな激マズ料理が作れるんだろうなぁ……
「だ、大丈夫?」
俺の顔色を見てリアクションを察したのだろうか、心配そうに声をかけてくる。
うん心配してくれるのは嬉しいけど、一度ぐらい味見をしてみて欲しかったというのが個人的な意見だ。
だけども、口の中が変な感じに支配され、なかなか言葉が出せない。
「だだ大丈夫……ただちょっとチーズ入れすぎかなな……」
変な口調になりつつも一応アドバイスらしきものをする。
「チーズ入れすぎてた?」
「はい……それとなるべく、味見をちょくちょくしてください」
「うん、分かった……」
笹原さんは少ししゅんとし、うなだれかける。
女の子の落ち込む表情は現実世界だろうが漫画世界だろうがあんまり見たくない。
となれば。
「最後に……お口とお目直しに、こうだ!」
バサァ!
変な物を食べた鬱憤を晴らすかのように笹原さんのスカートを前から豪快にめくりあげる。
今まで一番力を入れてスカートをめくったんだろうなぁと自覚する。
当然それほどの力を受ければスカートはあっさりとめくれあがり。
少しほっそりとした太ももと……ピンク色のパンティか。
飾り気が一切ないパンティだが、笹原さんの優し気な見た目にマッチングしてるからその相乗効果で良いパンティに見える。
「ひゃっ!?」
可愛い悲鳴を上げ、スカートをばっと手で抑える。
さっきの落ち込みかけた表情ではなく、恥ずかしさから顔をみるみる赤くしている・。
勢いよくスカートをめくっていたからピンクパンティだけじゃなくて白いブラウスの裾まで丸見えになっていたのもあり、それを自覚したからこその表情だろう。
「うん、良いパンティだ。それだけでも十分だ。じゃ」
俺はそう言い残し、家庭科室から出ていった。
「……エッチ」
最後に笹原さんがスカートを抑えたままぽつりとそう言い残したのを聞き、俺はその場を後にした。
料理の味に対する感想を聞き、落ち込み気味になる笹原さん。
そんな彼女の空気を一変させるかのように、俺が勢いよくスカートをめくる。
今まで一番勢いのあるスカートめくりだったからだろう。
太ももとピンク色のパンティ、それからブラウスの裾までもが丸見えとなった。
それから可愛らしい悲鳴を上げ、慌ててスカーを抑えるがすでにこのようにスマホの動画として笹原さんの可愛らしいパンティとリアクションはバッチリと収めさせてもらった。
…………うん。
俺はこのスマホの画面を、油とニンニクマシマシの超特盛野菜炒めを食べながら見ている。
現実世界に戻ってきても、口の中の変な感触が抜けなかったので、なんとかこれで男好みの味覚に戻そうと努力していた。
スカートめくりの良いリアクションとパンティを見れて、いつもならご満悦で行為に励むのに、それすらさせないとは……
激マズ料理、恐るべし。