「うめぇ」
漫画世界に潜り込むのも楽しいが、現実世界での食事も悪くはない。
一日頑張って働いた体に、美味しい物は本当に効く。
さてと、食事も終わったことだし早速、スカートめくりをしに行くとしますか。
今回は……魔法少女物だ。
高校生の少女が魔法少女に変身して、悪の魔法使いと戦うというものだ。
そんな魔法少女は可愛らしい服装に変身するが、激しく動く割にはスカートの中身は見えない。
そんな鉄壁スカートの下に隠されているのは一体どんなパンティなのか……興味は尽きない。
では、早速行くとしよう。
「到着、っと」
今回も高校に潜り込むため、男子高校生の見た目となる。
若返っている間は体も結構動くが、元の世界に戻ると中年の体に戻ってしまうためギャップも激しいと最近気づいた。
まぁ、漫画の世界に潜り込むという変な力を持ってるから、現実世界では肉体を鍛えろという神からの教えかもしれないが。
そんなことはどうでもよく、早速校内に入っていくとしよう。
「おはよー」
おっと、ターゲット発見。
ショートカットの黒髪が可愛い女の子。
彼女は『魔野 薫』。
元気いっぱいで男子と女子にも分け隔てなく話しかけるので人気あるかわいい子だ。
そんな彼女だが、裏では魔法少女に変身して悪の魔法使いとその魔法使いが作り出す使い魔と戦うという裏の顔がある。
さて、今回はどうやって彼女のスカートをめくろうか。
せっかくだし魔法少女の姿に変わってからスカートをめくりたいところだ。
そうなると、悪党との戦いの間に紛れ込むしかないのか。
死にはしないが、痛み自体はちゃんと感じるからなるべくなら痛い思いをしたくないというのが本音だ。
さて、そんなリスクも抑えつつ彼女のスカートをめくるには……
「おやおやおや、彼女のことが気になるのですか?」
「え?」
振り返ると、いかにもな黒いローブを羽織った人が立っていた。
確か、この魔法使いが使い魔を作り出しているはず。
「ふぅむ……なかなか心が歪んでいますねぇ。気に入りました」
え?
手を伸ばされた瞬間、吐き気が凄まじくなる。
言葉を出そうものなら、さっき食べてしまったものを吐き出してしまいそうだ。
「落ち着きなさい。あなたの心に素直になれば、その気持ち悪さも消えますよ。あなたはあの女の子に性的なことをしたい。その素直な欲望に忠実になるのです」
ぐ、確かにスカートめくりをしたいからその通りではあるのだが。
「さぁ本音を我に吐き出しなさい……楽になりますよ」
「あ……あの女の子が魔法少女になったとき、スカートをめくって辱めたいです」
「ほっほ、年頃の男子が抱える女の子に対する劣情というものですね……いいでしょう、私があなたのその欲望を叶えるお手伝いをしてあげましょう」
……素直に本音を吐き出したとき、体が軽くなっていった。
ただ、酒を何杯も何杯も飲みすぎて、頭がフワフワしてる感じがする……
薫のスカートをめくり、恥ずかしがっている顔を見る。
よーし、やってやろう……
「ほっほっほ。今日こそあなたの持つ魔法石をいただきましょうか」
「出たわね、悪の魔法使い!」
黒のローブの魔法使いが薫の目の前に立つ。
「いくよ、薫!」
「うん!」
薫の傍に現れた人型のピンク色の猫みたいな生き物がぽわんと音を立てて現れ、薫の体が光に包まれる。
セーラー服から赤色のミニスカに青色のマントを羽織ったローブみたいな服に変身し、その手に杖が握られる。
「さあ、今日こそ覚悟しなさい」
「おっと、そうはいきませんよ」
黒いローブの魔法使いの杖から紫色のビームが放たれ、薫の使い魔を捕らえる。
「わあああっ!」
なすすべなく黒いローブの魔法使いの杖に捕らえられ、使い魔が苦しそうな顔を浮かべながらローブの魔法使いの傍でふよふよと浮いていた。
「ちょっと、キャルンに何をするのよ!」
「ふふふ……あなたの使い魔を解放してほしければ、この男の言うことを聞くのですね」
……あれ?
目の前に立ってるのは、魔法少女姿の薫だ。
なんか怒ってる表情をしている。
でも、そんなことはどうでもいいか。
早く彼女のスカートをめくって、その姿を動画で撮影するんだ。
「……あなた、私に何をしてほしいの?」
「……俺、君の……スカートをめくる」
俺が呟いた瞬間、薫の顔が怒りながらも恥ずかしそうに顔を赤くしていく。
「はあああ、あなた何を言ってるの!? 私のスカートをめくるなんて、そんな」
彼女はスカートを抑えながら俺を睨みつけている。
「さぁ、彼の言うことを聞かなければ、この使い魔の命はどうなるのでしょうね?」
横に立つ黒いローブの男が明らかに挑発してる。
だけど、俺の目線はすでに薫のスカートに釘付けになっていた。
「くっ……あなた、私の魔法石が目的なんでしょ!? なんでこの男に私のす、スカートをめくらせようとしてるのよ!?」
「魔法石は感情が高ぶっているときに力を発揮するもの。君が男にセクハラをされ、恥ずかしがっているとき、怒りと屈辱と恥辱で今までにない以上の感情の高ぶりを見せるはず。さぁ、どうします?」
黒いローブの男が呟くと同時に使い魔が苦しそうな顔をする。
「薫……僕のことはどうなってもいい……薫が恥ずかしい目に遭うのは」
「……いいわよ。魔法石を奪い取る、って命令しなかっただけまだいいよ」
彼女はそう呟き、棒立ちになる。
「ふむ……素直でよろしい」
「ただ、この男に私のスカートをめくらせた後は、ちゃんとキャルンを解放してよね」
「もちろん、約束を破ってあなたの感情をさらに高ぶらせては、魔法石が逆に破壊されかねませんからね。さぁ、君。行きなさい」
黒いローブの魔法使いに告げられ、俺はスマホの撮影ボタンを押す。
「ちょ!? まさかパンティを撮る気!?」
「おっと、言うことを聞かなかったらどうなるか」
薫は少しだけ抵抗しようと声を荒げたが、悪の魔法使いに言われ再び棒立ちになる。
そして俺はゆっくりと近づいていき、右手で彼女のスカートの裾を掴む。
ピラッ。
「~~~っ!」
薫は顔を真っ赤にし、眼を閉じて必死に恥ずかしさに耐えている。
肝心のパンツは……ピンクと白の縞々パンツだ。
赤色のリボンがついてて実に可愛らしいパンツだ。
綺麗で健康的な彼女の太ももがパンツをさらにいい物に映えさせる。
そして彼女は眼を閉じて恥ずかしさに耐え、体も少し震えている。
無抵抗でスカートめくりされてるだけでなく、スマホでパンツも撮られているのだ。
そりゃこんな反応にもなるよな。
なんにせよ、こんなにもじっくりとスカートめくりを堪能しているのは生まれて初めてだ。
「も、もういいでしょう!?」
恥ずかしさに耐えきれず、うっすらと涙目になっている。
「そうですね……これぐらいなら魔法石のエネルギーも相当なものでしょう」
パチンと泡がはじけるような音が頭の中で響いた。
あ、あれ?
スマホを構えて、目の前には……ピンクと白の縞々パンツ!?
そして魔法少女姿の薫が……俺はあの魔法使いの魔力にかかり、スカートめくりをしていたようだ。
「ふふふ……そうですよね、自制心のある男の子ならスカートめくりなんてことしないでしょうが、私の魔術にかかれば自制心なんて500円程度の電卓の説明書よりも軽い」
なんの例えかよく分からん。
というより、元々スカートめくりをする気ではあったんだが……まあラッキーとでも思っておこう。
さて、後はこの場から……
「大丈夫か、薫!?」
「……ふふふ……男の子を利用して私のスカートをめくっただけじゃなくて、パンティまで撮るなんて……覚悟しておきなさい」
な、なんだこの地響き!?
「こ、これが魔法石の力……いいぞぉ、この力を私は待っていた!」
あの悪い魔法使いはそんなこと言ってるけど……いや、これマジでヤバいぞ!
「消えなさああああああああああい!」
目の前が一気に光に包まれ…………
気が付いたときには、スマホを構えた状態で部屋で立っていた。
……もしかして、爆弾とかを爆心地で受けて爆波で死ぬときは、火傷とか以前に痛みを感じる間もなく原型もなく消し飛ぶのだろうか。
……にしても年頃の女の子の恥辱が力と化するのなら、あれほどまでの力が発揮されるのか……
しばらく呆然としていたが、とりあえずスマホを操作する。
なんせ今回、あの黒い魔法使いに操られて意識を取り戻したときには一瞬だけ縞々パンツを見た後、驚いてスカートを手放したからなぁ。
「ちょ!? まさかパンティを撮る気!?」
「おっと、言うことを聞かなかったらどうなるか」
そんなやり取りをして、魔法少女姿の薫へと近づいていき、手がスカートの裾を掴む。
そしてスカートをめくりあげ、縞々パンツが映る。
眼を閉じ恥ずかしさと怒りに耐えている姿もそそる。
そして満足し足りてないのか今までで一番の長さ、パンツを撮っていた。
「も、もういいでしょう!?」
そう言う頃にはすでに涙目となっていた。
……意識がなかったのが少し悔やまれるが……画像自体は今までで最高クラスのレベルの物が撮れているのが……これがジレンマという奴か。
でも、まぁいいか。
薫のパンツが丸見えになっている状態でいつもの行為に励むべく、ベッドへと潜っていった。