「はい、君。袖の方がよれてるわよ」
フレームが細い眼鏡をかけた女子高生がきびきびと校門に来ていた男子高校生に指摘する。
なかなか厳しい言い分だが、風紀委員の検査らしく、その風紀委員長だからこそその仕事になお力が入ってるのだろう。
彼女の名は『斎藤 弥雀』。
俺がスカートめくりのターゲットに決めた女の子……
なのだが。
「こら、君。サボっちゃダメよ」
「あ、はい」
俺はそんな彼女の横で『風紀委員』という腕章をつけながら他の生徒の服装をチェックしていた。
ど、どうしてこうなった?
始まりは数分前にさかのぼる。
「ほう、新しい漫画かー」
会社終わり、ぶらりと寄った書店でふと目に入った本。
それは金森 愛子さんが出てくる漫画を書いてる作者の、まったく新しい新作本だった。
出版社が違うが、内容として結構生真面目な高校生が通う学校での日常の物語らしい。
どんな漫画か気になり、早速購入し家に帰る。
「ふぅ」
新刊でまだ1巻しか出ていないが、それなりにキャラクターが出てきて面白い漫画であった。
真面目な高校生活を書いた漫画かと思ったら、意外と砕けた内容が多く男女ともに読みやすい内容であった。
そして何よりキャラが可愛い(ここ俺的にすっごく重要)。
思えばこの作者の書いたキャラの一人である金森さんから俺のスカートめくりの日々は始まったようなものだ。
無論現実世界ではなく、俺の能力『漫画の世界に入り込む』という能力で漫画の中へと飛び込み、そこで女の子のキャラのスカートをめくってるわけだ。
というわけで俺はこの漫画に出てくるこの風紀委員長である斎藤さんに目を付けたわけだ。
この作者は基本的に眼鏡を書くのが苦手なのか、あんまり眼鏡をかけたキャラが出てこない。
そんな中で貴重な眼鏡キャラ。
そのうえで風紀委員長らしい真面目っぷり。
これはスカートをめくったとき、どんな反応をするか見物というわけだ。
善は急げ。
俺は早速能力を起動し、この漫画の世界へと飛び込んでいった。
俺が気づいたときには、ブレザーの学生服を着ながら校門の前に立っていた。
今回の俺はこの学校に通う高校生という設定か。
さて、では早速斎藤さんを探して。
「あっ、君ね」
おっ。
早速ターゲットである斎藤さんが目の前にいる。
スカートをめくり辱めたいのはやまやまだが、何せ突然の遭遇だったからスマホで撮影する準備なんて一切していない。
ましてや登校時間であり、他にも男女様々な生徒がいた。
そんな中で彼女のスカートめくりを敢行しても、止められる可能性が非常に高いうえに、他の男子連中がラッキースケベ的な感じで彼女のパンティを見るだろう。
何度も言ってるが、自分が苦労してスカートをめくってパンティを丸見えにしてるのに他の男子は何の苦労もせずパンティを拝む。
よほどの事情がない限りは基本2人きりや女の子しかいない時にしか俺はスカートめくりを行う気はない。
「まったく、仕事初日から遅刻とは感心しないわね」
「へ、遅刻?」
なんで彼女は俺が元々この学校にいた生徒のように接しているのだろうか。
他の世界へ行った時は大抵の人が現実世界から紛れ込んだ、いわば異物である俺に対して違和感を感じるというのに。
「ほら、これを腕に付けて」
そんな俺の疑問を無視するかのように斎藤さんは俺に『風紀委員』と書かれた腕章を渡してきた。
「さ、早速服装チェックをするわよ」
「え、あ、はい」
「返事は歯切れよく!」
「はい!」
思わず背筋をぴんと伸ばして頷いた。
なんか俺の会社の女上司よりも真面目さが上な気がする。
そんな感じで俺は風紀委員として仕事をやらされることとなった。
主に男子高校生の服の乱れをチェックしているが、さすがに生真面目な学校。
せいぜい襟がよれてる程度しかなく、真面目に服装チェックを通過していった。
「はい、お疲れ様」
「まったく、斎藤会長は厳しいなぁ。新入りもそう思うやろ?」
授業開始5分前になりほとんど生徒も来なくなったところで仕事は終わりのようだった。
一息つこうとした瞬間に一緒に服装チェックをしていた少し軽い口調の男子高校生が俺に話しかけてくる。
「うん、まぁね」
「あら、中本君、随分な言いぐさね」
「でも風紀を取り締まる委員長としては誉め言葉やないですか?」
中本君は一切怯まず斎藤さんに意見をぶつける。
斎藤さんは小さくため息をつきながら校舎へと向かう。
「軽口を叩くのは感心しない。それとあなたたち、最初の校門チェックで無事に通過したと思い服装を乱す生徒たちもいるから、ちゃんと抜き打ちで指導すること。いいわね」
「はい」
中本も俺も頷き、校舎へと入っていく。
だが当然、異物である俺の席なんてこの学校には無いわけで。
ますますなんで俺が風紀委員の一員として彼女が受け入れたのかまったくもって謎だ。
それとも……この世界では俺は風紀委員の一員という設定なのだろうか。
自分の能力ながら、まだ色々と発覚することが出てきてそれを理解するというのも不思議な感覚だ。
しかしまぁ、風紀委員として服装のチェックをするように、と斎藤さんから御墨を貰えたのは幸運だ。
休み時間となり、俺は廊下を歩く。
斎藤さんのクラスは調べがついており、別の目的のために歩いているわけだ。
「ふぅー、疲れたぁ」
おっ。
人気の少ないところでのんびりしてる茶色の髪の毛の女子高生見っけ。
小さくポニーテールにして髪を纏めてて可愛らしいものだ。
スカートの丈も服装チェックの時よりも少し、というか結構短めにしてる。
女子高生、というか結構な人に当てはまるものだが人は束縛されたり抑えつけられたりすると結構開放的な面も出てくるという。
休憩時間でこうやって一人でのんびりしてる時ぐらい校則を破る。
そういう風に考えてる生徒は多いだろうと思い廊下を歩いていたわけだが、やはりビンゴだった。
、
「ちょっと君」
「ん?」
さっそくスマホを起動させつつ、真面目な感じを装い、のんびりしてる彼女に近づいていく。
彼女は何事かと思い俺を見て、そして腕章を見て明らかにしまったという顔をする。
「そのスカート丈、ちょっと調べさせてもらうよ」
俺はあらかじめ斎藤さんから用意されてたメジャーを手に彼女に近づいていく。
面倒ごとはごめんだと言わんばかりに彼女は俺がメジャーでスカート丈を測ってるのに対し、何も言わなかった。
「生徒手帳を出して……えっと名前は『白波 雲雀』さんだね」
俺は彼女から生徒手帳を渡してもらうよう告げ、名前を確認する。
「これ、あの真面目な委員長とか先生に言う?」
「まぁ仕事だし」
名前を確認された時点でここだけの軽い確認だと思っていた白波さんが少しまずそうな感じをしつつも、文句を言う。
「でもさ、他の生徒も休み時間の時、こうやって服装を乱してるよ。少しぐらい見逃してくれてもいいじゃん」
白波さんは他の生徒もやってることだと盾にして言い訳を始める。
「でもなー、規則は規則だし」
「正直、丈短くしたところで誰も困らないし」
「……じゃしょうがない、少し測り直すよ」
俺が折れたような感じで再びメジャーを手にして彼女のスカートに手を伸ばす。
白波さんは分かってくれたかとほっとした感じで何も抵抗しない。
それだけ無防備なら、俺は躊躇わない。
メジャーを床に落とし、両手で白波さんのスカートを掴む。
「そうだね、誰も困らない。俺にとっては最高だしなぁ!」
ガバッ!
白波さんのスカートを持ち上げる勢いで激しく捲りあげた。
短くしていた丈とか以前にスカートが完全に持ち上げられ、パンティはおろかカッターシャツの裾もおへそも丸見えとなる。
そんな彼女のパンティは……ほぅ、フリルのついたピンクのパンティか。
可愛らしいパンティを履いてるようで何より。
「え、ちょ!」
前からも後ろからもパンティ丸見え状態にされた白波さんが慌ててスカートを両手で押さえながらスカートを元の位置に戻し、顔を真っ赤にして俺を睨みつける。
「ふむ、フリル付きのピンクのパンティか……女子高生らしい可愛らしい下着で何より」
「な、なに風紀委員がす、スカートをめくってんだ!?」
「規則違反の子が何を言うか。風紀委員として丈が短いとこんなことをされる可能性もあると直に指摘してあげたんだ」
「こ、このっ……待てーっ!」
待てと言われて素直に待つ男はいない。
俺はさっさと逃げ出し、この場を後にした。
そう。
この風紀委員という立場を利用すれば堂々と服装チェックにかこつけて女の子のスカートをめくれるというわけだ。
というわけで斎藤さんというメインディッシュの前に前菜を味わおうというわけだ。
ただ、その前菜もレベルが高く、下手な料理店のメインディッシュを張れるわけだが。
そして彼女から逃げ切った後……おっ。
「でもさー」
「それは雛ちゃんが悪いと思うよ」
楽しそうに話をしてる女子高生2人発見。
雛ちゃんと呼ばれた女の子は髪の毛をツインテールにして、しかもなかなかのお胸ときたものだ。
そしてそんな雛ちゃんと楽しくお話をしてる彼女はショートカットの黒髪が似合っており、元気そうな印象を受ける娘だ。
そしてそんな彼女のスカート丈は……ギリギリといったところだが。
まぁそんなギリギリな丈の方がむしろ接触しやすいわけだが。
「あの、すみません」
「ん?……あ」
「慶子ちゃん」
どうやら活発そうな女の子の名は慶子ちゃんというらしい。
そして慶子ちゃんが微妙にばつの悪そうな顔をしているあたり、どうやらギリギリを攻めていたというのがよくわかる。
「じゃ、ちょっと確認させてもらうから後ろ向いてね」
「はーい」
慶子さんは観念したように俺に背中を向ける。
「じゃ……見せてもらうよ!」
バッ!
勢いよく慶子さんのスカートをめくりあげ、パンティとそれに包まれたお尻を露にさせる。
パンティは……ほぅ、黒のレース付きとはなかなか攻めた下着ですな。
「へぇ!?」
少し変な悲鳴を上げながら慶子さんは慌てて後ろ手でスカートを抑えようとする。
「いけないですな、男を誘惑しそうな黒下着に、しかもTバックなんて」
グイッ!
抵抗する彼女の下着に手を伸ばし、一気にお尻に食い込ませる。
見事なTバック状態となり、ぷりっとして健康的なお尻が一気に露となる。
「や、やだっ!」
慶子ちゃんが慌ててパンティを元に戻してる間に……
「さて、君は校則違反してないかな?」
一連の流れを終始見ていた雛さんは俺の言葉にやってようやく我に返り、後ずさっていく。
だが、そんな程度のスピードじゃ俺の手は止められない。
「パンティチェーック!」
バサッ!
頭の悪いことを言いながら一気に雛さんに駆け寄り、スカートを抑えて抵抗しようとした雛さんの手よりも先に雛さんのスカートをめくり、パンティを丸見えにする。
「ほう、水色と白色のストライプか。慶子さんと違い可愛らしいパンティですね」
「や、やだぁ……」
いきなりスカートをめくられたのが相当ショックだったのか、顔を羞恥で赤くしつつ、その場で膝をぺたんとついてしまった。
「雛ちゃんのスカートまで……待ちなさーい!」
どうやらパンティを直し終わったらしく、慶子さんが俺を追いかける。
だがそう簡単につかまるほど甘くはない。
無事に逃げ切り、3人の可愛らしい女の子のスカートをめくり、パンティもリアクションも確認できたところでいよいよメインディッシュをいただくとしよう。
「おや、君か」
廊下をぶらぶら歩いていると、少し遠くから斎藤さんの姿が見えた。
俺はスマホで誰かと連絡してるふりをしてスマホを作動させ、それを胸ポケットにしまって斎藤さんと話をする。
「今日が風紀委員としての初仕事だろうけど、疲れなかったか?」
「まぁ、少しは」
実際すれ違った何人かの生徒は明らかに服装違反してたし。
まぁそれを利用してスカートめくりを行ったわけなのだが。
「ところで斎藤先輩」
「ん?」
声を掛けられきょとんとする斎藤さん。
なんでかは知らないが、俺のことを新入りの後輩として思っていて、何も警戒してない。
「先輩は……風紀を乱すような下着、履いてませんよね!」
バッ!
斎藤さんの不意を突き、思いっきりスカートをめくりあげる。
パンティは……レース付きの純白。
今どき純白のパンティとは、やはり潔癖な彼女らしいと言えるか。
「……君」
そして斎藤さんは悲鳴を一切上げなかったが、羞恥と怒りで顔を赤くしており、わなわなと震えていた。
「さ、さすがは先輩ですね。パンティも純白で潔白なんですね」
「うるさーい! そこに直れーっ!」
俺がパンティの色を言うと斎藤先輩は怒鳴り、逃げる俺を追い回してきた。
ふぅ。
まさかいきなり風紀委員として扱われるとは思ってなかったが、色々と利用出来てなかなか良い立場だった。
その立場を利用してスカートをめくれたわけだし。
そんな俺のスカートめくりの毒牙にあった4人のパンティとリアクションをスマホで再生し、いつもの行為に励むのであった。