死屍累々の丘に立つ   作:半睡趣味友

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第十八話:司條家長女の昔語り

(うしとら)! 伽楼堕(がるだ)を止めて!」

『モガァァアァ!』

『ガァァアア!』

 

 御伽草子に綴られし鬼の姿を模した式神である艮が、空中から襲いかかってきたお兄ちゃんの伽楼堕に棍棒を振り下ろす。それを伽楼堕は避けて組み付こうとしてきたが、艮も伽楼堕を躱してお互いに睨み合う形で距離を取った。

 

「隙あり、だ!」

「くっ!」

 

 だが、私から少し艮が離れてしまう。それがお兄ちゃんの狙いだったようで、手に持った木刀に呪力を込めて斬りかかってきた。私も両手に持った木の薙刀に呪力を込めてそれを受ける。

 何とか初撃を弾き、続く剣撃を三度ほどいなした辺りで、私の式神の(いぬい)が私とお兄ちゃんの間に割り込んだ。

 

『ワァゥヴゥ!』

「辰口縄! (いぬい)の動きを止めろ!」

『ジャァ!』『シャァ!』

「な! ずっこい!」

 

 お兄ちゃんの袖から尾が二股に分かれた蛇が二体飛び出して、乾の両足と両手に絡みついた。そのまま動きを止められた乾の脇を抜けて私に向かって斬りかかる。

 

「乾! 風を!」

『ワゥゥ!』

 

 辰口縄に拘束されている乾が叫び、術式を発動して暴風を巻き起こした。私には影響はないが、お兄ちゃんに向かって瞬間的にならば台風並みの風が吹き当たる。

 

「チッ! 喰らえ!」

 

 だが、さすがは呪術師というべきか。常人ならば吹き飛ばされてもおかしくない風をその身に受けながらも、少し体勢を崩したぐらいでそのまま木刀を振るってきた。私の打つ手はもうないと思っているのだろう。強引にでも模擬戦を終わらせに来たのか、今までよりも木刀に呪力がこもっているのが分かる。

 

 ──これを待っていた! 

 

 私の式神は擬奴羅よりも基本的に強い。艮と乾は呪霊の等級換算なら準一級に値する式神だ。対して、今お兄ちゃんが使っている擬奴羅はせいぜい二級程度。だから今まで私自身は近接を避け、式神によって距離を保ちながら戦っていた。

 お兄ちゃんが式神によって擬奴羅が行動不能になってしまうのを嫌い、私に直接攻撃してくるのを誘うために。絶対に当たるはずの一撃を躱された時、それは大きな隙となる。

 

「今だ!」

「な!」

 

 私は手に持っていた薙刀の石突きを地面に突き刺し、棒高跳びから着想を得た動きで迫り来る木刀を躱し、そのまま頭上を飛び越えて背後を取る。

 

 ──もらった! 

 

 不安定な体勢からの攻撃を避けられたその背中はガラ空きで、私は手加減なんかせずに思いっきり薙刀を振った。

 

「どりやぁぁぁあ! ……え」

「……惜しいな」

 

 確実に当たるはずの私の一撃は宙を切った。お兄ちゃんが避けたのかと思ったが違う。私の薙刀が上に逸れていたのだ。

 足元に妙な感覚がしてちらと見ると、お兄ちゃんの影が石を投げ入れた湖のように揺らめいていて、その波紋から体温を感じない青白い手が私の足を掴んでいた。

 

「な、もう使いこな……」

「引け」

「わ! ぐべ」

「一本だな」

 

 その私の足首を掴む手に思いっきり引っ張られて、体勢を崩し尻餅をついてしまう。目の前に木刀の切っ先が向けられた。私の負けだ。

 尻餅をついた拍子に変な声が出てしまった。身内しかいないとはいえ少し恥ずかしい。だが、それ以上に負けてしまった事が悔しかった。

 

「ぐわぁぁああ! ……絶対勝ったと思ったのに」

「実際、香那は腕を上げたと思うぞ。特に最後の動きは良かった」

「でも躱されちゃったし」

「『絶対に当たるはずの一撃を躱された時、それは大きな隙となる』……どんな完璧な王手でもその次の手までは準備しておけ。盤面ごとひっくり返してくることもある。ほら、立てるか?」

「ん、ありがとう」

 

 木刀を肩に担ぎながら、お兄ちゃんはこちらに右手を差し伸べてきた。それを掴んで尻餅をついたままだった姿勢から立ち上がる。

 

『モガァ……』

『ワァゥ……』

「艮も乾もお疲れ様。力を貸してくれてありがとうね」

 

 私の式神が少し申し訳なさそうな様子で私の元へと来た。だが艮は飛行する伽楼堕から何度も私を守ってくれたし、乾も最後に大きなチャンスを作ってくれたんだ。彼らが気に病むことは全然ない。私が最後に決め切れなかったのが悪いのだから。

 二メートル程の彼らの巨体がみるみる縮んで、手のひらに収まるほどの小さな編みぐるみとなった。

 

「……相変わらずファンシーというか、ゆるキャラみたいな見た目なのに準一級並みの能力を持っているのは恐ろしいな」

「これがカワイイっていうんだよ。カワイイは正義だから。つまり最強」

「……なるほど」

「お兄ちゃん絶対分かってないでしょ」

「いや、香那の術式が強力なのは分かっている」

 

 私の術式である『祀神契法(ししんきっぽう)』は式神を創り、契約をする術式。その式神の媒介は色々あるけど、私の場合は基本的に降ろしたい式神の形を模した編みぐるみだ。材料の綿花から丹精込めて育てて、中には自分の血で綴った呪符や髪の毛を入れて編み上げる。

 その編みぐるみを拾い上げて、少し付いてしまった砂を払う。やっぱりかなりいい出来でカワイイ仕上がりのはずだ。……後輩で賛同してくれるのは優しい三輪ちゃんぐらいだけど。

 

「今の模擬戦は式神や擬奴羅を破壊しないようお互いに制限をしていたから、本気で殺りあったらまた結果も変わるかもな」

「うーん……もしお兄ちゃんが私と本気で戦うときはどうする?」

「……多分『厄病憑き』を使い、正面からは戦わないようにするだろう」

「うわー、陰湿ー」

「仕方ないだろ。こんな術式なんだし。……でも、今回勝ったのはこいつのお陰だな」

『ぬぅー』

 

 お兄ちゃんは自分の影に視線を落としてそう言う。すると、影から正方形の黒い布に目と小さな手足がくっ付いたような見た目の何かが浮かび上がった。

 

「凄いでしょ! 術者以外と契約できる式神を創れるなんて!」

「過去の祀神契法の術師でも数える程しか出来る術師がいなかったんだろ?本当に凄い事だ」

「ふふん、でしょでしょ!」

 

 祀神契法で創った式神は、基本的に術師本人としか契約できない。しかし、お兄ちゃんの影に潜んでいる『袱紗影伏(ふくさかげふし)』は完全に私の術式から独立している。

 

「ちゃんと頼まれた通りの能力は何とかかげちゃんに持たせたよ。物を収納する能力」

「助かる。物を出し入れする呪霊は長年探してるんだが、中々見つからなくてな」

「あ、注意して欲しいんだけど、あんまり入れすぎると取り込むのに時間がかかるし、元の入り口以上の大きさの物は入らない。あと、お兄ちゃんが創った呪具呪物じゃないと取り込めないよ」

「それだけで十分だ」

 

 お兄ちゃんは呪具呪物の携帯量が戦闘力に直結するので、それらを収納する武器庫の役割をする式神を注文されたのが一年ほど前の話。色々と術式と縛りを調整して、やっと注文通りの子を創り出すことができたのだ。

 

「でも戦闘力は本当になくてよかったんだね? 多分……いや、確実に蠅頭にも負けちゃうよ」

「そこまで贅沢は言わない。数なら擬奴羅で何とかなるしな。何か他に気をつける事はあるか?」

「そうだなぁ。たまには遊んであげてね」

「遊ぶ? ……なるほど」

『ぬぅーぬぅー』

 

 お兄ちゃんはしゃがみこんでかげちゃんと見つめ合う。少しの間そうしていたが、犬にそうするように手を伸ばしてわしゃわしゃとその平ぺったい身体を撫で回した。かげちゃんは気持ち良さそうに目を細めて声を上げる。

 

「……確かに少しかわいいかもな。最初見たときは何だこのへんてこりんな式神はと思ったが」

『ぬぅー!』

「えーカワイイじゃん。かげちゃん」

 

 へんてこりんと言われたかげちゃんが抗議するようにその身体で不満を表すが、そのまま撫でられてされるがままになっている。何だかんだ仲良くやっていけそうで良かった。

 

「そういえば、今は東京で交流会をやってる頃か」

「そうだねー。どっちが勝つと思う?」

「あんまり俺は生徒とは関わりがないから分からないな。乙骨君がいたら東京だと思うが……今海外だもんな。秤君も停学中だし」

「私は京都校だと思うよ! みんな頑張ってたから!」

 

 最近京都校のみんなは気合が入っていた。特に三輪ちゃんは昇級するために頑張っている。真依ちゃんもお姉ちゃんと戦う事になるかもしれないからか、言葉にはしていなかったけどいつもより気合が入っているように見えた。

 

「なら、俺は東京校を応援しようかな。禪院さんには俺の呪具を渡した事もあるし」

「真依ちゃんのお姉ちゃんの事?」

「ああ、呪具使いのな。五条さんの受け持ちだった頃に頼まれて、少し前に渡したんだ」

「へー」

 

 確か真依ちゃんのお姉ちゃんは東京校にいることを思い出した。学校も違うし、交流会でも会った事はないから詳しくは知らないけど、フィジカルギフテッドの天与呪縛らしい。真依ちゃんが言っていた。

 

「東京校って一年の子が亡くなっちゃったんでしょ? その子の同級生大丈夫?」

 

 話の流れで思い出した。東京校の一年生に起こった出来事を。同級生が亡くなってしまうのは相当なショックだろう。その子が宿儺の器だとしても、やっぱり知り合いが亡くなってしまうのは悲しい事だ。虎杖君、だったか。

 

「あー……大丈夫、だと思う」

「そうなの?」

「まぁ、なんだ。虎杖君以外の二人は呪術に昔から関わっていたらしいし、多分大丈夫じゃないか」

 

 少し妙な間を感じたが、お兄ちゃんはあまり生徒とは関わりがないと言っていたし、はっきりとしたことが分からなくても仕方ないだろう。

 

 私は身近な人が亡くなった事はない。……いや、私のお父さんは呪霊に殺されてしまったそうだけど、まだ私が立つ事も出来ない時の出来事なので覚えていない。

 お兄ちゃんは家族が亡くなってしまい、司條家の養子となったそうだ。しかし、私はなぜお兄ちゃんの家族が亡くなったのかを知らない。知りたい気持ちが無いわけではないが、教えてと頼む程に無神経にはなれなかった。

 

「虎杖君か。……なぁ、香那」

「ん? 何? お兄ちゃん?」

 

 お兄ちゃんは、地面に倒れたかげちゃんの腹を両手でくすぐるように撫でながら話しかけてきた。私に視線を合わせないまま。

 

「お前は、何で一級推薦が欲しいんだ?」

 

 いつもより少し低くて真面目な声色だ。お兄ちゃんからその質問をしてきた事に少し驚く。お兄ちゃん……だけでなくママもだけど、二人から私にその話をする事は今までほぼなかったからだ。

 

「たくさんの人を助けたいからだよ」

「……」

 

 私のその答えには無言が帰ってきたが、ちゃんと聞いてくれている事は分かる。気まずい沈黙ではなく、居心地の良い静けさだ。まだかげちゃんと戯れていたが、私の言葉の続きを待っているのが雰囲気で感じられた。

 

「たくさんの人の命を助けたい。そして、私も司條家の一員として誇れる自分になりたい。お兄ちゃんもママも一級……ママは特別一級だけど、私もみんなと同じ一級になりたいの」

「……死ぬかもしれないぞ?」

「分かってるよ。そんな事。この世界はいつ死んでもおかしくないって覚悟してる。でも私が一級になる事で救える命があるかもしれないなら、私は一級になりたい。その結果、私が死んでも」

「……」

 

 再びお兄ちゃんは無言になる。かげちゃんを撫でていた手は随分前から止まっていて、かげちゃんは不思議そうな顔だ。お兄ちゃんは深く深く何かを考え込んでいて、ずっと自分の影を覗き込むようしていた。

 しばらくしてそうかと呟き、一つ息をついて立ち上がる。

 

「お前が高専を卒業したら俺が一級に推薦しよう」

「え! いいの!」

「ああ、当主様には俺から話はつけておく」

「やったー!」

 

 私の方を真っ直ぐに見てお兄ちゃんはそう言った。冗談や嘘をこんな時に言う人ではない。本当にお兄ちゃんは私を推薦してもいいと思ってくれたのだろう。

 

「本当にいいの!?」

「いいぞ」

「本当にありがとう! でも、何で急に?」

「まぁ、色々考えてな。そうすべきだと思った」

 

 やっと長年の目標が叶う嬉しさと同時に、なぜ今までは私が一級になる事に反対だったのに急に認めてくれたのかが少し疑問だった。お兄ちゃんにその事を聞くが、あんまり具体的な事は教えてくれない。そんな事で機嫌を悪くする人だとは思っていないが、無理に口を突っ込んでやっぱ無しと言われるのは避けたいので、それ以上の詮索はやめておいた。

 

「ただ、高専卒業まではちゃんとサボらず実力を蓄えろよ」

「分かってるって! 最近は近距離でも戦えるように色々考えてるんだから!」

「ならいいが、あんまり焦りすぎるなよ」

「分かってる分かってる!」

「……はぁ、少し心配になってきた」

 

 そんな話をしていると、もう日が山の谷間へと落ちかけていて辺りは暗くなってきた。もうご飯の時間だ。それに気がつき、二人揃って開けた呪術の修練をするための場所からママの待つ南殿へと向かう。

 

 その道の途中、急に隣にいたお兄ちゃんが立ち止まる。背後の太陽の光によって長く伸びた影をじっと見ていた。どうかしたのと、私が聞くと顔を上げて私の方を見る。逆光のせいでどんな表情をしているのかは分からなかった。

 

「香那は、自分の名前は好きか?」

「え? 好きだけど……それがどうかしたの?」

「……そうか。なら、いいんだ。それで」

 

 急なその質問に答えるが、お兄ちゃんは私の答えを聞くと再び下を向いて何やら考え込んでしまった。私は少し近づいて声をかける。

 

「ほら、早く行こ? ママが怒っちゃうから」

「ああ、そうだな。……悪い、変な事を聞いて」

「いいよ。ほら、早く早く」

 

 そのまま私は前を向いて歩き出す。お兄ちゃんの横に並ぼうと思ったが、それは出来なかった。なぜなら、近づいて少し見えたお兄ちゃんは泣きそうで、それでいて何かに怒っているかのような複雑な表情をしていたからだ。

 

 小さな頃から私を前にして時折見せるその表情が、何を意味しているのかは分からない。だが、分からない事もあっていいと思う。無理矢理にお互いを知ろうとする必要はない。私たちは家族だ。相手が他人であるからこそ、その相手を知ろうとする。家族の全てを知ろうとする人はいないだろう。

 

 私たちが家族である事は確かだ。それだけは確かな事なんだ。

 

 私はそんな事を思いながら、森の整備されているが少し歩きにくい道を進む。少し後ろにお兄ちゃんの足音を聞きながら。

 

 今日のご飯はやっぱり鰆の西京焼きだろうかと、お兄ちゃんが帰ってくるといつもそれを準備しているママの事を思う。

 お兄ちゃんが帰ってくる時は、なぜ同じご飯が出るのかを聞いたことがある。あんまり感情を出さなくて少し苦手なママだけど、私がそれを聞いた時は珍しく嬉しそうに昔を懐かしむ声色で『刻嗣さんが初めて美味しいと言ってくれた料理だから』と言っていた。

 

 私が知っているママが強く感情を露わにした瞬間は、その時とお兄ちゃんが一級推薦を貰った後一度家に帰ってきた時だけだ。後者は私がまだ七歳の時の出来事。

 

 ママの部屋から誰かが泣いている声がして、何があったのか心配でこっそりと障子の隙間から覗いていたのだ。そこではママがお兄ちゃんの無くなった左腕の肩口をさすりながら泣いていて、その光景に私は心底驚いた。ママは泣くような人ではないと思っていたからだ。

 

 お兄ちゃんも本当にあたふたとしていて、『なぜ泣いているのですか、当主様と俺には血の繋がりはないじゃないですか』と言った。それに悪気は無いだろうし、お兄ちゃんも気が動転して言ってしまった事なのだろう。だが、一層ママは強く泣いてしまい、さらにお兄ちゃんもどうすればいいのか分からない状態に陥っていた。

 

 私は、この時初めて私とお兄ちゃんに血が繋がっていない事を知ったのだ。お兄ちゃんが部屋から出て行った後、その事をママに聞くとまた泣きそうな顔をして私を優しく抱きしめた。

 

『本当です。私たちと刻嗣さんは血は繋がっていません』

 

 その声もやはり少し震えていて、不安を孕んだ声色だった。

 

『でも、私は刻嗣さんと香那さんを同じぐらい大切に想っています。同じ、家族の一員として』

 

 私はそれを聞いて本当に安心したのを覚えている。お兄ちゃんを兄として、家族として想うこの気持ちが間違っていなかった事が分かって。

 

「遅いですよ。刻嗣さん。香那さん」

「すみません。当主様。少し長引いてしまって」

「最近は寒くなってましたから身体には気をつけて下さいよ。手を洗ったらすぐにご飯にしますからね」

 

 私もママも、お兄ちゃんの事を本当の家族だと思っている。だけど、お兄ちゃんは多分そうではない。少し距離を取っているのをどうしても感じてしまう。

 お兄ちゃんが私たちを他の人たち以上に想ってくれているのは分かる。でも、それには本当の家族に向ける物以外の何かも混ざっているのは確かだ。恩義だとか後ろめたさ、遠慮だとかのきっとそんな感じの何か。

 

 家族になった側と迎え入れた側。そこにはやはり何か差があるのかもしれない。

 

「どうかしましたか? 香那さん?」

「大丈夫か?」

「うん、大丈夫だよ!」

 

 決して今の関係が嫌なわけではない。けど、いつか本当の家族みたいに距離を感じないようになれたらいいな。そう思いながら、私はママとお兄ちゃんと一緒に三人で土間へと入った。

 

 私はまだ、お兄ちゃんが心の底から笑った顔を見たことがない。

 

 いつか、見ることが出来るだろうか。




最初で最期の主人公強化イベントです。

ある程度戦闘能力が完成してる人が主人公だと、作中でさらに強くするのって難しいですね。
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