ガールズバンドとシチュ別で関わっていく話   作:れのあ♪♪

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 今回はリクエストの麻弥ちゃんです。ガルシチュを書き始めて以来のトリプルバインド系のリクエストですが、取り敢えず書き上げました。
 聞いて下さいよ。今回のシチュ、(上)と(下)合わせて11000字!一万字っすよ。前回の2話構成のイヴ編より長いっすよ。アレより長いのなんかもう書くことないと思ってたのに。
 ・・・リク主さん。対戦ありがとうございました。

 ちなみに、前回のアンケートはこんな結果でしたが、もう少しちゃんとしたジャンル分けをした方がいいかなって思ってるので、また近いうちにこのアンケートの改良版とかするかもです。

 可愛さ重視→45%
 日常系の話→35%
 おふざけを→9%
 小話過去編→5%
 カッコよさ→4%
 百合要素を→3%

 それにしても可愛さ重視ですか。30話近く投稿してやっと気づいたんですけど、私、デートのシチュ書くのが一番苦手なんですよね。・・・文才ィ。


37.大和麻弥と恋人ごっこするシチュ(下)

「なぁ姉さん、まだメイク終わらないのかよ」

「もうすぐだからじっとしてなって。女の子なんだからデート前のメイクぐらいちゃんとやらなきゃ」

「女の子って言うな」

「アタシの手で可愛くコーディネートされた状態でそんなこと言われてもねぇ」

「やめろ・・・」

 

 だが悔しいことに、今の俺は姉の手によってかなり愉快な見た目になっている。体格や肩幅はもともと大きい方ではないが、その体格を隠すように上半身にはダボダボのパーカーを身に着け、下半身にはロングスカートときた。

 

「せめてスカートだけでも勘弁してくれないか?」

「いやいやスカートが一番大事でしょ。これが一番女子感出るんだから。麻弥が男といるって思われたらマズいの、もう忘れたの?」

「そりゃそうだけど、なんかスースーするというか、防御力が不安になるというか、女子っていつもこんなの履いてんのかよ・・・」

「もっと短いやつ履いてる子だっているんだぞ。この際だし女子の苦労を知りな。よし、メイク終わりっと。もう動いていいよ」

「ありがと」

 

 立って鏡を見てみると、自分の姿は思ってたより女子の見た目になっていた。ダボダボパーカーとロングスカートのお陰か、落ち着きのある女子みたいな、そんな印象を持つ。

 

「これで適当に帽子被れば完成だけど、うん。可愛いけどクールな印象もちゃんとある。我ながらいいコーデだ」

「姉さん、気のせいだと思うけど、ちょっと面白がってないか?」

「ねぇレン、自分の弟が女装しててさ、なんかよく分かんないけど無駄に似合ってんだよ?」

「結論は?」

 

「超面白い☆」

「帰ったら覚えとけよ・・・!」

 

 俺は最後に自分をこんな風にした張本人に踵を返し、乱暴に帽子を被りながら自宅を後にしたのだった。

 

 

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「お待たせしましたー!」

 

 駅前で待っていると、麻弥さんの快活な声が聞こえてきた。

 ・・・ヤバい。あの麻弥さんがミニスカ履いてる。可愛い。

 

「大丈夫ですよ。俺も今来たところですし、時間も間に合ってます」

「ならよかったです。思ってたより準備に手間取ってしまって・・・そしてさらに駅に着いてからレンさんを探すのにも手間取って・・・」

「あぁ、この格好・・・」

「はい。似合い過ぎてて普通に女の子だと思いました」

「はは・・・でも、そういう麻弥さんも可愛いですよ。見惚れそうです」

「そうですかね?ありがとうございます。フヘへへ・・・」

 

 集合は予定時刻より少し早いが、問題は無いだろう。本題はここからだ。

 

「それで、今回の麻弥さんはどんな役だったんですか?もしかしてまた鈍感ヒロインですか?」

「いえ、今回は恋愛絡みで辛い過去を持っていて、そのせいでうまく恋愛に踏み切れないヒロインの役です」

「それで、今日のシーンは?」

「主人公の積極的なアピールが功を奏して、どうにか交際までは漕ぎつけるのですが、その後日のデートで主人公のいい所を見せつけられたヒロインが・・・」

「前向きになってハッピーエンドですか?」

「いえ、「やっぱり自分なんかがこの人と付き合ってはいけない」と思い詰めてしまって・・・本当は主人公が好きで堪らないのに、デートの最後で主人公をフります」

「なるほど、つまりデート中は恋人同士として振舞えと」

「はい」

「そして、デートの終わりに麻弥さんにフられなきゃいけないと」

「そうですね」

「フられると分かっているのに麻弥さんの彼氏を演じ続けろと。それも恥を忍んで女装しながらであるにも関わらず・・・」

「申し訳ないです。ジブンが不甲斐ないばかりに・・・」

「ま、フられるのが前提のデートってのはきついですけど。一度乗りかかった船ですし、役目は最後まで果たしますよ」

 

 こんな格好ではあるが、麻弥さんは俺を彼氏として認識してくれているのだ。なら俺も、俺の「彼女」を目いっぱい楽しませなければ。

 

「麻弥さん、俺をどこかに連れていくか、俺にどこかへ連れていかれるか、どっちがいいですか?」

「そうですね。ジブンは消極的な役なので、ここは男性からのエスコートを」

「了解です。じゃあ早速行きましょうか」

「ほえ?」

 

 こうしてエスコートを任された俺は、特にためらいもなく、不意打ちで麻弥さんと手を繋いで駅前を駆け出したのだった。

 いきなり手を繋がれてびっくりしてる麻弥さんの表情はかなり可愛かった。

 

 

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 デートのエスコートを任されたといっても、基本的には駅前の街をぶらつくだけだ。だから今回はがっつり決められたコースを巡ると言うよりは、気になった場所があれば寄る程度の散策に近い。

 歩く方がメインになりつつあるので、オシャレな喫茶店にも入らず、俺たちは屋台で買ったたい焼きを噴水の傍に座って食べることになった。

 

「はい麻弥さん。あーん」

「あの、本当にやらなきゃダメですか?」

「そりゃそうでしょ。せっかく2人で違う味にしたんですから。あれ?カスタード苦手でしたっけ?」

「そうじゃないですけど・・・やはり男性相手だと慣れないというか・・・やっぱりやめません?」

「えー。折角こうしてお出かけできてるんですからイチャイチャさせてくださいよ!俺はこんなにも麻弥さんが大好きなのに!」

「うぅ・・・」

 

 本来の俺は女性相手にここまでグイグイしたりはしないが、ヒロインが消極的ならば主人公は積極的になるべきだ。

 ・・・と思っていたのだが。

 

「男に迫られるの、苦手ですか?」

「・・・すいません。恥ずかしかったり、どうしたらいいか分からなかったりで・・・レンさんが彼氏だって思うと」

「そうですか・・・」

 

 麻弥さんが男に慣れるためのデートとはいえ、あんな迫り方では逆効果なだけだろう。他にできることと言えば・・・

 

「そうだ麻弥さん。ちょっと手のひら出してください」

「こう、ですか?」

「後は指を広げてもらって」

「はい」

「ここで俺が指を絡ませて・・・はい。後は麻弥さんが握り返してくれれば完成です」

「あの、待ってください!これ恋人つなぎでは!?」

「当たり前でしょ。だって恋人同士なんだし」

「う・・・」

「ただつなぐだけです。この状態で歩いたりもしないですから」

「まぁ、このぐらいなら・・・」

 

 しばらくすると、麻弥さんの細指が俺の手を握り返してくれた。顔は逸らされているが、嫌がられてはいないのだと思う。

 

「最初はこうやって、ちょっとずつ始めていきましょう。俺達、ついさっき恋人同士になったばかりなんですし」

「そうですね。彼氏のたい焼きすら受け取れないのは初心が過ぎるかもしれませんが・・・」

「いえ、俺の方こそ順序を飛ばし過ぎた気がします。麻弥さんと仲良くなりたいあまり、ついがっついちゃいました」

「なんか初々しいカップルみたいですね」

「「みたい」じゃなくて、初々しいカップルですよ」

 

 そうゆうと麻弥さんはまた顔を赤くした。可愛い。いっそ本当に彼女にしたいぐらいだ。

 

「麻弥さん、もう少し近寄りましょうか。このつなぎ方、離れてると手首痛いですし」

「そうですね。ジブンも辛かったので」

 

 麻弥さんの肩が俺の肩に触れる。ただイチャつくのではなく、お互いに探り合いながら、ゆっくり、心地の良い距離感を確かめ合う。確かに今の俺たちは初々しいカップルだ。

 

「レンさんは優しいですね。ジブンの経験値の無さにまで合わせてくれて・・・」

「そりゃあもう。彼氏ですから」

「レンさんのそういう所、好きですよ」

「・・・!」

「まぁ、レンさんが優しいのは、恋人とかそういうのを抜きにして好きなところなのですが」

「それは、どうも」

「はい。ですので、いつも優しいレンさんへのお礼、と言ってはなんですが・・・」

 

 そう言うと、麻弥さんは照れくさそうに目を逸らしながら、自分のたい焼きをこちらに差し出してきた。

 

「つぶあんのお裾分けを」

「いいんですか?」

「はい。ジブンが食べに行くのは恥ずかしいですが、レンさんから来る分には受け止められるかと」

「・・・たい焼きを差し出してる麻弥さん、ラブレター渡す時の女の子みたいになってますよ」

「もう!いいから早くパクッといってくださいよ!これでも頑張ってるんですから!」

「じゃあ、頂きますね」

 

 さっきのやり取りのせいか、たい焼きは少し冷めていたがこうして食べると美味しく感じる。・・・なんだか幸せだ。

 

「あの、レンさん。もしジブンがこのたい焼きをそのまま食べちゃうと・・・」

「はい?」

「いえ、なんでもないです!気にしないで下さい!」

「あぁ、間接キスですね☆」

「ちょっ、なんで言っちゃうんですか!?」

「だって麻弥さん可愛いんだもん。年上のくせに俺より初心なんだから」

「はうぅ・・・」

 

 その後も麻弥さんはたい焼きに口をつけたが、間接キスを意識したせいかその一口も小さい。

 

「可愛い」

「・・・レンさんは優しすぎると思います」

「そうですか?」

「一つひとつの行動でわざわざここまで恥ずかしがってる女なんて、めんどくさいだけじゃないですか。それなのに」

「でも麻弥さん、そんなに恥ずかしがってるのに、手を繋いでくれたり、たい焼きを分けてくれたりはしましたよね?俺、麻弥さんのそういうところが大好きなんです。」

「へっ・・・!?」

「あと恥ずかしがってる麻弥さん、可愛いですよ」

「・・・!」

「あ、麻弥さんの顔、真っ赤になってますよ。」

「言わないで下さい・・・」

「その反応も可愛いですね」

「うぅ・・・」

 

 白状すると俺も恥ずかしいが、彼氏は彼女に「好き」って言うものだ。それに、今はなんだか、もっと麻弥さんに「好き」って言いたい。

 これまで見てきた中で一番恥ずかしがってるこの彼女が、今は可愛くて、愛しくて仕方ない。

 

「ねぇ麻弥さん。俺、麻弥さんのこt・・・」

 

 「好き」とは言えず、俯いた麻弥さんは人差し指を俺の唇に押し当てた。

 

「レンさん。それ以上はダメです」

「なんで・・・?」

「これ以上は、本当に好きになっちゃいます」

「え・・・?」

「恥ずかしいって言ってるのに「好き」とか「可愛い」とか言ってくるから・・・おかしくなっちゃったんです」

「あの、麻弥さん?」

「恋愛感情が「キスしたいぐらい好き」なら、今、レンさんを抱きしめちゃいたいぐらい好きです」

 

 お互いにたい焼きを食べ終わってしまったせいか、お互いへの意識は更に強くなっている。

 麻弥さんは空いた片手で俺のパーカーの首元を掴む。言外に「逃がさない」と言われているような、そんな感覚。

 

「このままレンさんとキスしちゃったら、どうなるんでしょうね?」

「麻弥さん、雰囲気変わってませんか?なんか目もトロンってなってるし・・・」

「忘れちゃったんですか?今目の前にいる女の子は、レンさんのことが好きで好きでたまらないってこと」

「確認ですけど、それは仮定の話と言うか、設定の話ですよね?」

「確認ですけど、自分が誰とでもデートしちゃう女だと、本気で思ってますか?」

「えっ・・・?」

「判断を誤りましたね。ジブンは誰でもいいと思えるほど、好き嫌いの無い人間じゃないというのに・・・」

 

 繋いだ手の力が、更に強くなる。

 

「やっぱり我慢できないです。せっかく今は恋人なんですし、キスまでしちゃいましょうか」

「何考えてるんですか?いくら見てくれは女の子同士でも、キスなんてしちゃったら目立ちますよ?目立って周りに麻弥さんだってバレたら・・・」

「その言い方、まるでバレなければキスはしてもいいかのような口ぶりですね?」

「いや、それは・・・」

「「イヤ」って言わなきゃ、本当にしちゃいますよ?」

「あの・・・」

 

 不思議と嫌ではない。やったらダメなだけで・・・。

 

「目、閉じてください」

「・・・ダメですよ」

「やっぱり「イヤ」とは言えないんですね。可愛い彼氏さんです」

「う・・・」

「大丈夫ですよ。力いっぱい抱き締めた後、優しいキスをしてあげます」

「麻弥さん・・・」

 

 気付いた時には完全に麻弥さんのペースにされていた。ゆっくり近づいてくる麻弥さんから、俺は逃げられない。

 そしてペースに流されて、俺はどうすることもできなくなって・・・そのまま目を閉じた。

 

 

 ペチッ

 

「痛・・・」

 

 しかし、俺を襲ったのは額の鋭い痛みだった。・・・デコピン?

 

「あの、麻弥さん。これって・・・」

「いつぞやの仕返しです」

 

 そう言うと、麻弥さんはいつもの調子で笑ってみせた。

 なんだろう。安心したような、ちょっと残念なような・・・

 

「して、くれないんですか・・・?」

「本当にして欲しかったんですか?ダメですよ。アイドルにそんなこと言っちゃ」

「いや、それはそうなんですけど・・・」

 

 モヤモヤする。「好き」って言ってくれたのも、全部嘘だったのだろうか。

 なるほど。ただの練習とはいえ、これは堪える。前の練習の時にも似たようなことを俺は麻弥さんにしたわけだが、そりゃあ口も聞いてくれなくなる筈だ・・・。

 

「レンさん。やっぱり別れましょう。ジブン、アイドルの立場やそれに関わる色々な人々の想いを全て投げうってまでレンさんにキスしたいとは思えませんでした。レンさんとはお友達でいるのが一番な気がします」

「まぁ、そうなりますよね・・・」

 

 分かっている。これはあくまで練習だ。麻弥さんにフられることは分かっていた。でも、どうやら俺はこのごっこ遊びに入れ込み過ぎたのかもしれない。

 

「麻弥さん・・・」

「そんな寂しそうな顔してもダメですよ」

「はい・・・」

「すいません。身勝手なことにばかり付き合わせて・・・」

「まぁ、そうなる予定でしたし」

 

 そして気まずくなった後、麻弥さんは何でもないように立ち上がった。

 

「では、少し早いですがもう行きます。今日はありがとうございました」

 

 そして麻弥さんは何でもないように言い放った。

 

「さよなら」

 

 

 彼女のことが好きだった訳じゃない。デート中だって、麻弥さんが可愛くて、恋人として振舞っていたから麻弥さんを好きになったのだと勘違いしただけだ。

 いざ自分をフって去っていった麻弥さんを見てみると、あまり寂しく感じていない自分もいる。

 ただ、「フられた」という事実だけは、いつまでも俺をモヤモヤさせたのだった。

 

 

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 Prrrrrr・・・

 

『もしもし。麻弥ちゃん?』

「あぁ、千聖さん?デート終わりましたよ」

『早いわね。それで、どうだった?』

「知らなかったです。男の子をフるのって辛いんですね。すっごい寂しそうな顔されました。フられる側ならともかく、フる側までメンタルがしんどいとは・・・」

『なるほど。必要な経験は得てきたみたいね。「レンに麻弥ちゃんを意識させた状態でフれ」なんて、自分でも無茶な指令だと思ってたのだけど』

「レンさん、攻めるのが得意な割に攻められるのは苦手みたいで、意識してもらうのは簡単でしたよ。ただ・・・」

『ただ?』

「ジブンも一瞬レンさんを好きになっちゃって、ちょっと暴走しました」

『・・・一応聞くけど、一線超えたりはしてないわよね?』

「そこはなんとか踏みとどまりましたが、多分レンさんが普段の姿だったら間違いなく超えてたと思います。レンさんの見た目が可愛くて助かりました・・・」

『ならいいわ。それにしても、思ってたよりレンには酷なことをさせたかもしれないわね。お礼は奢り一回のつもりだったけど、それにプラスで新聞部に八つ橋の差し入れでもしようかしら?今度ロケで京都まで行くし』

「あぁ、それならジブンも」

『ダメよ。そもそもこれは私が言い出したことだし、麻弥ちゃんはドラマの練習とかあるでしょ。あなたの成功が一番のお礼になるわ』

「そうですね。チャットで感謝の言葉を送る程度にとどめます。あ、そろそろ家に着くので、これで失礼しますね」

『えぇ。今日得た経験、忘れちゃダメよ。ただでさえ後輩に失恋の疑似体験をさせてまで得た経験なんだから』

「それは重々承知してますよ。それではまた」

『えぇ。またね』

 

 

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 麻弥さんにフられ、どことなく凹んだ気持ちで帰り道を歩いていると、見覚えのある人影が、スマホを弄りながら電柱にもたれていた。

 

「あ、来た」

「姉さん・・・?なんでここに?」

「最後にフられるってこと、千聖に聞いてたからさ」

「そっか・・・」

「いやー、にしても見れば見るほど女の子だね。一瞬誰か分かんなかったよ」

「この愉快な服も顔面もやったの全部姉さんだろうが・・・」

 

 いつものノリで話そうとは思うが、今は軽口を叩く元気もあまりない。

 

「姉さん、俺、今日は夕飯いらないよ。なんか食欲も・・・」

 

 ガッ!

 

 俺の言おうとしたことを察してか、俺が言い切るよりも先に、姉さんは俺の隣まで歩み寄り、そのまま乱暴に肩を組んできた。

 そして有無も言わさず

 

「飯行くぞ。弟」

「・・・うん」

 

 そしてそのままファミレスに連行された俺は、心のモヤモヤを晴らすようにヤケ食いを決め込んだのだった。

 

 会計の時に財布の中身を確認して「いくら何でも食べ過ぎでしょ思春期男子・・・」と呆れかえる姉の姿はちょっと面白かった。

 




 入れたくなったセリフを無理して全部ぶち込んだらこうなりました。多少の後悔はありますが、自己満足で書いてる小説なので反省はしません。

・「読みにくい」などの感想、意見
・何か、気になったことなどの質問

 気軽に書いて下さい。参考にしたいので。
 感想、一言でも書いてくれたら嬉しいです。待ってます。推薦とかしてくれる神様もいればいいな。
 もしリクエスト等あれば活動報告のリクエストボックスへのコメントでお願いします。反映できるかは不明ですが、確認はしますので。
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