スタジオから逃げて外へ飛び出すと、既に夜は更けに更けていた。
もう帰っても良さそうだが、のこのこと帰る気分にもなれなかった。
『姉さん。今日は帰らない。申し訳ない』
こんなところでいいか。いや、これだけ送ったってよくはないのだろうが。
「もういいや。歩こ。なんかもう、色々どうでもよくなってきた」
俺は独りになった。
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夜の街をひたすらに歩いて、目的も無くひたすらに歩いて、歩いて、歩いて、それでも俺の中の虚無感は消えなかった。
「美味しいものでも食べて・・・いや、食欲も無いな・・・」
時刻は既に、深夜に差し掛かろうとしている。
ここまでメンタルが荒むのも久しぶりだ。中学以来だろうか。
「あの3人への謝罪文、ちゃんと考えとかないとな・・・」
俺の心理に比例して、夜はどんどん更けていく。
いっそこのまま、誰もいない場所まで逃げてしまおうか。
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この河原にはよく立ち寄るが、流石に深夜に来るのは初めてだと思う。
川の流れる音だけがそこにあって、他には何もない。ボロボロの電灯は俺以外の人間を照らさない。誰の目も無く、目の前の水面は、ただ仄暗い宵闇を映すだけ。
憂鬱な気分は、更に憂鬱になる。何もかも、どうでもいい。
一度座り込むと、もう立つ気にもならない。
「はぁ・・・」
時間も時間だからか、人通りは本当に無い。
今は、何時だろう?日付は随分前に超えたし、2時とか3時とかだろうか?
「まぁ、どうでもいいか・・・」
3人への謝罪も、姉への言い訳も、今は考える気分じゃない。
音楽から逃げたことも、引っ掛かりが無い訳じゃないが、結局、生活が元に戻るだけだ。
寧ろ、今までの忙しい生活にバンドの練習まであったのは、いくらなんでもキツかった。肩の荷が下りたと思えば、幸福なぐらいだ。
最近はあまりにも忙しすぎたから。でも・・・
「でも、確かに充実してた気もするんだよな・・・」
身勝手な理由で出て行った俺を見て、あの3人はどう思ったのだろう。
怒ったのか。失望したのか。「あいつは情けない奴だ」って思ったのだろうか。
「ほんと、どうやって謝ろっかなぁ・・・」
見上げた夜空はどんよりと曇って、星の1つも見せやしない。
本当に、嫌になる。
「ぐすっ・・・ちくしょう・・・」
色んな感情が混ざって、訳が分からないままに涙が出てくる。
「誰も居なくてよかった。本当に」
深夜の河原なんて、誰かが居る方がおかしいか。
でも今は都合がいい。この情けない自分を、誰にも見られないで―
「・・・いた!!」
「えっ・・・?」
声に振り返ると、夜風にツインテールを靡かせて、息を切らせた少女の姿が、そこにはあった。
よりにもよって、今の自分を一番見せたくない人の姿が。
「お前、今何時だと思ってるんだよ?」
「そっちこそ。高校生が出歩いてていい時間じゃないでしょ」
「・・・どうして、ここが?」
「そこら中、探し回った。連絡しても既読つかないし、リサ先輩に連絡しても、帰ってないって言うから」
「探したって・・・自分の足で、こんな時間まで・・・!?」
「お陰様で足もパンパンだよ」
こいつの体力や行動力は凄いと思うが、来られても困る。
・・・こんなに無様で情けなくなった自分を、見つけて欲しくなんかなかった。この子にだけは。
「なんで来たんだよ。笑いに来たのか?」
「うるさいな。理由なんて私もわかんないよ。でも、ほっときたくなかったの」
こいつは俺の気も知らずに近付いてくる。
「来るな・・・」
「嫌だよ。せっかく見つけたのに」
「頼んでないだろ」
「そっちだって、頼まれてもないのに出てったじゃん。『出ていけ』なんて、一言も言ってないんだけど」
「・・・来ないでくれ」
「絶対イヤ」
「その目で俺を見ないでくれ。頼むよ・・・」
「そっちが何を思ってそんなこと言ってるのかは分からないけどさ」
俺の文句もすべて無視して、つくしは後ろから俺を抱きしめた。
「捕まえた」
・・・やっぱり、逃がす気は無いらしい。
「観念してよね。お兄ちゃん」
取り敢えず、話をすることになった。
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「それで、お兄ちゃんが出てっちゃった後に3人で話し合って、この問題は明日もう一度考えようってなって解散したんだけど、なんかこのまま帰りたくなくて、だからそのまま街を探し続けたの。時間はかかっちゃったけどね」
「そうか。面倒かけたな。連絡も、ちゃんと見ればよかった」
頑張って返事はしてるが、あまり話は入ってこない。
「それで、そろそろ本題に入るけどさ。・・・なんで出てっちゃったの?」
「・・・別にいいだろ。何でも」
「バンド、嫌になったの?」
「そうじゃ、ない・・・」
「・・・?」
諦めたいとか、頑張りたくないとは、違うと思う。その筈だ。
ただ、終わりの見えないマラソンに、自分の足がついていけなくなって。
「なんか、もう、体が動かないんだ・・・」
それは、自分の意思だけじゃどうにもならなくて。
「もうちょっとでみんなみたいになれると思ったんだ。辛いことがあっても、乗り越えられると思ったんだ。でも、ダメなんだ。頑張ろうとしてる筈なのに、心のどこかでもう頑張りたくなくなってる自分がいるんだ」
「お兄ちゃん・・・」
「やっぱり、俺なんかが音楽をやるべきじゃなかったんだ。身の程を理解して、身の丈に合ったことだけやってればよかったんだ。こんなので弱気になるような人間が音楽なんてやっちゃいけなかったんだ」
「やっちゃいけないなんて、そんなことないよ・・・」
「うるさいな!出来ないものは仕方ないだろ!」
「だからそんなことないって言ってるでしょ!勝手に決めないで!」
「お前こそ勝手なこと言ってんじゃねえよ!何も知らないくせに!」
「知らないから聞きに来たんでしょ!」
「放っとけって言ってんだろ!もう無理なんだよ!」
「無理って言わないで!!」
「・・・!」
「言い切っちゃったら、本当にそうなるじゃん。あともうちょっとで出来るかもしれないじゃん!」
「俺だって!みんなみたいにやれるならそうしたいよ。でも限界なんだよ!やれるだけやってこれしか出来ないんだ!最初から何もかも持ってるお前らとは違うんだ!」
「違わないよ!私たちとあなたは何も違わない」
「でも違ったんだよ。俺なんかがやっても、全部無駄だったんだ」
「・・・なんて?」
「無駄だったんだよ。・・・今思えば、全部くだらない茶番だった」
それを聞き終えると、つくしは俺の前に移動してきた。
そして・・・
「先に謝っとく。ごめんなさい」
バチンッ!!
鮮烈な痛みが、俺の頬を強く打ち付けた。
じんわりと、刺すような感覚が迸る。
歯を食いしばって怒りの表情を作ったつくしが、そこに居た。
「なんで、そんなこと言うの・・・!?」
「お前らには悪いと思ってるよ」
「そうじゃない!どうして自分が積み上げた時間まで否定するの!?他でもないあなたがそれを否定しないでよ!自分が懸けてきた想いまで消さないでよ!!」
つくしは呼吸を整えながら、それでも俺に語り掛ける。
「今まで頑張ってきたあなたまで、否定しないでよ・・・」
「つくし・・・」
「こんなことで、全部無駄だったなんて、そんな悲しいこと言わないで」
「仕方ないだろ。最初から無理だったんだ。才能は絶望的に無くて、そのせいで付きまとってきたトラウマまである。生まれた瞬間から勝負は決まってたんだ」
「勝負、ね・・・」
つくしはそれだけを呟くと、ため息を吐きながら明日の方向を向いた。
昇った血を落ち着かせて、つくしが続ける。
さっきとは、かなり毛色が違う。
「お兄ちゃんはさ、オセロの勝ち方って知ってる?」
「オセロ・・・?」
「最初は相手に多く取らせるんだよ」
「・・・それが、なんだってんだよ?」
「そもそもさ、最初から勝負に勝ってる人間なんかいないんだよ。最初から環境も手札も揃ってる人間なんて、ほんの一握りだけ。人生ってのはさ、逆転することが前提で進むんだよ」
「逆転・・・」
「それこそオセロと一緒。物事への挑戦って、何度も負けて負けて、負けまくってからが、本当の勝負なんだよ」
「負けまくってからが、勝負・・・」
「そ。そうやって最後は大胆に返す。今のお兄ちゃんは、まさにそれの途中なんだよ」
「いや、そんなこと―」
「あるんだよ。お兄ちゃんは多くの挫折を知った。多くの痛みを味わった。・・・ここまで苦しんだんだよ?だから、『もういい』でしょ?」
「簡単に言わないでくれよ!マイクの前に立つ度胸も、歌の技術も、大勢の観客のプレッシャーに耐えるメンタルも、俺は持ち合わせてなんか―」
「あぁもう!口を開けば言い訳ばっかり!!」
俺の肩に掴みかかって、つくしが続ける。
「本当は自分でも分かってるんでしょ!?今ならこのふざけた盤面をひっくり返せるんだよ!今ならそれが『出来る』んだよ!」
「無理だ。俺はそんな大それたことを目指せるほど、自信も実力も持っちゃいない」
「持ってなくても歯ァ食いしばって『やる』んだよ!やって、やって、やりまくるしかないんだよ!自信も実力も、その後からついてくる!何もかも揃ってて順調に進むだけが音楽じゃないんだよ!」
「・・・!」
「何の努力もしないで叶う夢なんて夢じゃない!あなたが持ってる『ソレ』は、泥くさく地べた這いずって、何度も苦しみ続けなきゃ届かないものなんだよ!」
・・・!
「音楽やるのも、夢を持つのも初めてなあなたには、分からないんだろうけど・・・」
「・・・つくし。俺は、覚悟が足りないのか?ここまで来て『疲れた』なんて」
「ちょっと立ち止まるぐらいなら、まだいい。人間のスタミナは永遠じゃないし、どんなに頑張っても、ずっと走り続けられる訳じゃない」
「・・・」
「またもう一度走り出すための休憩になるなら、それは必要なことなんだと思う。でも、そのまま逃げちゃうのは、もったいないよ」
「もったいない?」
「レンさんって、実は凄い人なんだよ?やろうと思えばなんだって出来ちゃう筈なんだよ。ただ、レンさんは自分でそれに気付いてないだけ」
「なんだよ。どうして、つくしは俺にそこまで言ってくれるんだ・・・?」
「そんなの、信じてるからに決まってるじゃん」
『信じてる』・・・か。
「俺にそこまで言うなんて、おかしいよ。お前」
「・・・そう?」
「誰も、俺の音楽に期待してなかったし、上手くやれる未来を、夢見てもくれなかった」
「・・・」
「そりゃあ、頑張るだけ損だって思っちゃうだろ。それでもチュチュに誘われて、やってみて、躓きまくって。最初から無理だってなるだろ。俺なんかに出来る訳無いってなるだろ・・・」
過去の呪縛は、今もなお、俺を縛り続けている。
「生まれた時に配られた手札が、悪すぎたんだよ。色々さ」
「そうだね。確かに簡単に覆せるとは思えないよ。でもさ・・・」
いつの間にか雲が消えた星空をバックにして、つくしが俺を見下ろす。
「どれほど手札が劣悪でも、勝負のテーブルにつくことは出来るんだよ?『レンさん』」
つくしの右手が、座り込んだ俺に差し伸べられる。
「だから頑張ろう。一緒に」
・・・今度は『頑張ろう』ときた。
『やめよう』だの『出来なくていい』だの、甘い言葉で誤魔化してくれれば楽なのに、俺の妹はそれを許してはくれないらしい。
俺の『出来ない』は、完全に拒絶された。
「つくしは、俺を信じてくれるのか?俺なら出来るって、言ってくれるのか?」
「私はあなたを信じる。何があってもね」
「・・・!」
「それに、ここで逃げたら、あなたはきっと後悔する」
「それは、一生?」
「多分、一生」
「ははっ、そっか・・・」
情けない話だ。一度ならず二度までも、俺はこの河原で、年下の後輩に諭されている。
「俺は本当にどうでも良かったんだ。どうせ逃げても生ぬるい平穏に戻るだけで、何の問題も無いって思ってたんだ」
「・・・」
「でも、後悔するかどうかは、考えてなかった」
「・・・」
「形はどうあれ、生き様で後悔はしたくない・・・!」
「レンさん・・・」
「俺を信じてくれる女の子の前でぐらい、意地張って踏ん張りたい!」
たとえ、やってみた結果がどんなに悲惨だったとしても、せめて『やり切った』と、胸張って言いたい。
冷え切った心に火が灯って、逃げていた熱が、再び胸に戻るのを感じる。
「負けまくってから大胆に返す・・・だったよなぁ?」
まったく、仕方ないやつだ。こいつも、そして俺も。
そんな面白そうなことを言われちゃ、退けるものも退けないだろうに・・・!
「その言葉、確かに乗ったぞ。妹!!」
ガシッ!
と、つくしの手を取り、引っ張り上げられるように立ち上がると、妙にすっきりとした感覚があった。
「ズルいやつだな。お前も。あんなカッコいい説得、どこで覚えてきたんだよ?」
「仕方ないじゃん。お兄ちゃんのことだから、変に優しい言葉で慰めるより、熱い言葉で発破かけた方がいいかなって。彩先輩から聞いたけど、ああいうの好きなんでしょ?」
「ぐうの音も出ねぇ。てか彩さんとどんな会話してんだよ。お前」
「まぁ、リーダーに必要なこととか、色々ね。あの人、尊敬できるよ」
「わかる。カッコいいよな。なるほど。だからあんなにカッコいい説得が出来たのか」
「生焼けホルモンなお兄ちゃんを丸焦げにするには、あのぐらいは言わなとね」
「お前、それ・・・」
「落ち込んでる暇があるなら、もっと自分を焼かなきゃいけないんだよ。ホルモンは焼かれて焦げて、真っ黒になって初めて意味が出てくるんだから」
「さてはお前、彩さんと焼き肉行ったな?」
つくしが、俺を相手にあの手の言葉を言った理由、ちょっと分かったかもしれない。
「なんか、段々読まれてきたな。俺の性格と言うか、趣味趣向と言うか・・・」
「だって妹だもん。当然でしょ?」
「そうかよ。・・・でも、盤面をひっくり返すって考えは気に入ったよ。手札の不安も、頑張ればどうにかなる気がしてきた」
「うん。それに、お兄ちゃんの手札はそこまで悪くないんだよ」
「そうか?」
「そりゃあ、最初はダメダメだったかもしれないけど、ガールズバンドとの関りで、絶望的な音楽性は解決した。新聞部仕込みの驚異的な集中力は演奏技術を飛躍させたし、それに伴う人脈は、ギターを習って、バンドを組めるほどの人徳にもなった」
「言われてみれば・・・」
「まだまだ解決してない問題もあるけど、逆転の道筋は整いつつあるんだよ。言ったでしょ?お兄ちゃんはオセロの戦局を大胆に返してる途中だって」
「なんだよ。俺、結構頑張ってんじゃん・・・。手札なんて、自分次第でどうにもなったし、知らない内にどうにかしてたんだ。それなのに俺は勝手に気落ちして。勝手に逃げ出して」
「そもそも、お兄ちゃんは失敗ばっか数え過ぎなんだよ。うまくいったことだってあるのにさ」
「ホントだよな。隙あらば過去に縛られて、心まで折れて・・・」
「まぁ、たまにはいいじゃん。お兄ちゃんは疲れただけなんでしょ?心がちょっと休みたがってただけ。だからお兄ちゃんの心は、最初から折れてなかったよ。こうやって、もう一度立ち上がれたのがその証拠」
「つくし・・・」
「取り敢えず断言するけど、あなたは独りじゃない。スタジオには仲間がいるし」
「・・・」
「たとえ逃げ出しても、私はここに来た。・・・でしょ?」
どうやら俺は、俺が思ってた以上に、バンドメンバーに恵まれたらしい。
昔はずっと独りだった。でも、今は違う。
こいつが居れば、何度だって戦える気がする。
だから、何度でも戦おう。何度でもやり直せばいい。
負け続けてる勝負に絶対に勝てる必勝法なんて、勝つまでやる以外ないのだから。
「あっ、朝焼け」
「えっ?うわ、マジだ・・・」
夢中になって話し込んでるうちに、深夜も終わりを迎えたらしい。
まさかこいつと一緒に日の出を見る時が来るとは。
「休憩は、終わりでいいよね・・・?」
「あぁ。もう疲れは取れた」
「迷いは消えた?」
「あぁ。雲一つ無ぇ」
夜明けだ。
もう少しでこの陽光は、街の全てを照らすだろう。
「お兄ちゃん。流石に、もう帰る?」
「うーん。それもいいけど・・・」
「いいけど?」
「もう少し、一緒に居よう」
「まったく。しょうがないお兄ちゃんだな」
「ダメ?」
「いいよ。私も一緒に居たいし」
「・・・つくし」
「何?」
「ありがとう」
「ホントだよ。今度奢りだからね」
「そうだな。面倒かけたし、しばらくしたら焼き肉でも―」
「冗談だよ。逃げ出したボーカルを引き留めるのは得意だし、こんなの面倒のうちには入らないよ」
「そっか」
「あ、でも他のメンバーにはちゃんと謝ること。わかった?」
「・・・はーい」
奢りよりキツい。
「なんか、今日のお兄ちゃんは、兄っぽくないよね。寧ろ弟って感じ」
「そういうお前は姉っぽくなってるけどな」
「撫でてあげよっか?」
「ははっ、バーカ☆」
メンバーと軽口を叩き合える程に立ち直った俺は、このまま空が明るくなる様を見守りながら、メンバー2人への謝罪の言葉と姉への言い訳を考えたのだった。
早朝の河原には、朝日に照らされた2人分の影が、真っ直ぐに伸びていた。
夜の帳は落ちた。
真っ暗だった世界に、明るい朝が訪れる。
黎明(れいめい)・・・夜明け、朝焼け。
愛情故に『出来ない』を受け入れた姉と、信頼故に『出来ない』を拒絶した妹。
つーちゃん、もっと可愛い感じを予定してたのに、気付いたらUVERworldみたいなこと言い始めるし、真希さんみたいなこと言い始めるし、イアソンみたいなこと言い始めるし、プリキュアみたいなこと言い始めるし、冴島みたいなこと言い始めるし…。
やっぱ私、可愛く書くのは苦手なんですかね…。
恒例の他作品おふざけ、全部分かった人はいるかな?
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