予定してた面接がいきなり中止になり、まるまる1日の余裕が出来たので、PCの隅っこに眠ってたデータに1時間ほど書き加えてパパッと投稿。
就活のストレス解消で読者を置き去りにする他作品おふざけとか書いたけど、後悔はしてない。
じゃあ、これからエントリーシート書かないといけないので、またしばらく落ちます。
……履歴書とかESを、わざわざ手書きさせる企業、今一度、考えを改めて頂きたい。
66.今井リサとの色々なシチュ
姉弟というのは年齢を重ねると話さなくなるものだ。必要最低限の会話しかしなくなり、お互いに干渉をしないようになり、一緒に遊んだりせずに、個人の時間を優先するようになる。
仲が悪くなるとかではない。単純に、姉弟とはそんなものなのだ。
そしてうちの場合は……
バタンッ!
「弟~!トランプやろうぜ☆」
「修学旅行で部屋一緒の友達みたいな誘い方やめろ。トランプとかやらないから」
「仕方ないなぁ」
姉さんは項垂れて、そして……
「じゃあUNOやる?」
「修学旅行か!!」
「ね~え~!!いいじゃん!やろうよ~!ちょっとぐらいお姉ちゃんに構えよ~!弟~!」
「あと、ちょっと前から気になってたけど『弟』って呼び方、何なの?」
「いいじゃん別に。『ブラザー』の方が良かった?」
「いや別に呼び方に文句がある訳じゃないけど。……で、トランプやればいいのか?」
「お、ノリいいねぇ~!ブラックジャックやろ~!」
「いいけど、多分すぐに飽きるぞ」
この後、思ったより白熱して結局3時間ぐらい遊んだ。
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【今井家での雑談】
「ねぇレン」
「んー?」
「アタシ、クラスの友達とかと話す時にちょくちょくレンの話とかするんだけどさ」
「おう」
「前に友達と話してると、「リサってブラコンだよね」って言われてさ」
「なるほど。それで?」
「アタシ、別にブラコンじゃないよね?」(基準が壊れた姉)
答えは当然。
「ブラコンって程ではないだろ」(基準をぶっ壊されてる弟)
「だよねぇ。でも、1回言われると気になっちゃってさ。やっぱり、この年の姉弟にしては、アタシらってそこそこ仲良い方じゃん?」
「まぁ、普通はそこまで深く関わったりしないのが殆どらしいからな」
「家族である以上、レンのことは良く思ってるけど、もしかしたら家族愛を超過したブラコン性癖だったりするのかなって」
「姉さんがブラコンか確かめる方法ならあるぞ。質問1個で終わる」
「え、やってよ」
「おう、じゃあ早速」
・・・
「もしも俺に彼女ができたらどうする?」
「え?死ぬまでイジり倒すに決まってんじゃん。当然でしょ?」
「そうだな。あんたはそういう人だ」
「で、アタシはブラコンなの?」
「いーや、違うよ。問題無い。姉さんは弟への好意がちょっと強いだけで、ブラコンではないよ」
「釈然としないなぁ……」
ちなみに本当のブラコンの場合は、嫉妬したりとかするらしい。
二葉つくしとの交際を報告するまで、あと3日。
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【今井家での雑談】
「レン~。偏見クイズやろ~」
「何だよ。その方向性がイマイチよく分かんない遊び……」
※姉弟あるある 上の子が訳わからん遊びを思いつく。
「ルールは簡単。アタシがある人物を思い浮かべて、その人に抱いてる偏見を言うから、レンはその偏見を聞いて、アタシが誰を思い浮かべてるか当てるの」
「何だよそれ。まぁ付き合うけど」
※姉弟あるある 文句は言うけど下の子はちゃんと遊びに乗る。
「じゃあ、レンが当てやすいように、お題はパスパレの5人で」
「了解」
「じゃあ、まずは例題で・・・『自分のドジっ子キャラ、心のどこかでオイシイと思ってそう』」
「……彩さんだろ?」
「正解~☆」
「偏見にも程があるだろ!本当に100%気にしてるかもしれないだろうが!」
「まぁ、偏見だからね。それじゃあ次の問題!」
「おう。よし来い」
「……『修学旅行とか行ったら、絶対に木刀買うタイプ』」
「イヴだな。ちょっと簡単すぎる」
「そっかぁ。じゃあ次!」
「よし!」
「……『日陰の暗くてジメジメした涼しい場所とか好きそう』」
「うーん。……麻弥さん?」
「大当たり~☆」
「コケ植物かよ!てか何なんだこの時間!?」
ちなみに、千聖さんに抱いてた偏見は『自分の部屋に絶対に開けられたくない引き出しとかありそう』
日菜さんに抱いてた偏見は『ワール〇トリガーの世界に転生したらトリオン量エグそう』だった。
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【両親が寝静まった後にリビングで徹夜を決行する今井姉弟】
「課題終わらねぇ」
「アタシも」
「「はぁ……」」
姉弟で同じ空間で課題に挑むのは、意外と効果的だ。自分のすぐ横に集中した人間が居るというのは、集中が切れにくい。
しかし……
「「はぁぁぁぁ……」」
お互い、勉強以外でのハードワークに時間と労力の多くを割り当ててしまっているため、時間は遅くなり、集中は早めに途切れる。
「レン~。もうやめない?多分これ以上やっても無理だと思うよ?」
「Roseliaで成績に支障が出たら紗夜さんが怒るんじゃなかったのか?あと、俺も課題忘れ続けたら紗夜さんに怒られるし」
「いーや限界だ。アタシもうやめる!そもそもギャルのアタシが真面目に課題やってる方がおかしかったんだよ!」
「ギャルのくせにその辺りで謎に真面目なのが姉さんの長所なのに……」
「あーうるさいうるさい!もう知らない!今からこの時間はただの夜更かしに決まりました!」
「んな横暴な……」
※深夜テンションあるある まともな人間ですら何かがおかしくなる。
「……あれ?」
「どうした?」
「いや、アタシの携帯知らない?さっきから見当たらなくてさ」
「ここに持ってきてたような気はするけど。……俺、鳴らそうか?」
「あ、助かる~。ありがと」
姉さんの携帯を鳴らしてはみるが、着信は聞き取り辛い。
遠くに置いてるのだろうか?
「……待って」
姉さんは少し経って、キッチンに向かって歩き始めた。
そして……
「あっはははは!!ちょっ、マジだ!これヤバい!レン!ちょっと来てみ」
「はぁ?何がヤバいんだよ」
姉さんに呼ばれてキッチンに入ると、着信がさっきより鮮明に聞こえる。
姉さんは親指で、そっと冷蔵庫を指し示す。
「開けてみ」
「おい。まさか・・・」
ガチャッ
Prrrrrrrr・・・
「すごいキンキンに冷えたスマホ出てきたんだけど」
「えっとー。お腹空いて夜食作ろうとするじゃん?冷蔵庫開けるじゃん?何しようとしてたか忘れるじゃん?」
「それで?」
「何を思ったか、手に持ってたスマホを入れるじゃん?」
「姉さん。あんた疲れてんだよ」
「うん。深夜テンション舐めてた。今もこの光景だけで笑けてくる」
カラカラと笑う姉さんの目はどこか虚ろで、すぐ下の目蓋には薄っすらとクマを残している。
今更だけど、どうしてこんなになるまで放っといたんだ。明らかに重症だろ。この女。
普段から休み無しで動き続けてるのに徹夜まで決行して課題やってるとか、冷静に考えたら異常そのものだ。(人のこと言えない)
「姉さん。もう寝よう。これ以上はダメだ」
「えぇー。もう寝る気も失せてるんだけど。一緒に話したりしようよ」
「これ以上無理しないでくれ」
「やだよ。今の暗くなった状態の廊下を歩くのも怖いし」
「じゃあ俺が添い寝してやるから。もう寝ろ」
「ううぅ……」
「頼むよ」
「……」
・・・
「……アタシが寝るまで、ちゃんと傍に居ろよ?」
「分かってる」
とか言いつつ、寝床に入った姉さんが寝るまでの時間は、3分も掛からなかった。
「頑張り屋なのも程々にしとけよ。姉さん」
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【今井リサに提案されるシチュ(呪術廻戦0パロ)】
「約束だよ。アタシとレンは、大きくなったらけっこんするの」(幼リサ)
「いいよ。大きくなってもずっと、ずーっと一緒だからね」(幼レン)
メインテーマ、『一途』King Gnu
カバー、RAISE A SUILEN
「少し、思い出したんです。姉さんが俺に呪いをかけたんじゃなくて、俺が姉さんに呪いをかけたのかもしれません」
「これは自論だけどね。愛ほど歪んだ呪いは無いよ」by.月島まりな
「呪いを祓って祓って祓いまくれ!」by.宇田川巴
「これがヒグマモードの得意技。防御不能、ドラミ〇グビート!」by.ミッシェル
「シャケ……」by.白金燐子
「思う存分、呪い合おうじゃないか」by.瀬田薫
呪い合え。全てを掛けて。
「悪いけど、今忙しいんだ」by.月島まりな
「『潰れろ』ッ……!!」by.白金燐子
「来い!リサ!」
「ウオオオアアアァァァァ!!!!!」
・・・・・・
・・・
「っていう感じの映画を作って宣伝したら、CiRCLEもお客さん増えると思うよ☆」
「却下に決まってんだろ。ノリノリで演じて貰ってるところ悪いけどイヤだからな?自分の身内を特級過呪怨霊にするの」
「え~。せっかく面白そうだと思ったのに。セリフもハマってるでしょ?」
「俺に『来い!リサ!』って言わせたいだけだろ。自分の名前がちょっとヒロインに似てるからって」
「そう?なんなら薫に『そうくるか!シスコンめ!』って言わせた後にレンが『失礼だな。純愛だよ』って言うシーンも入れたいんだけど」
「それ以前に薫先輩に百鬼夜行させんなよ。そもそも配役が全体的にキツいんだよ。乙骨役が俺なだけでも荷が重いのに、五条先生がまりなさんで、パンダ先輩に至ってはミッシェルだぞ!」
「いいと思ったんだけどなぁ……」
「あと言わせてもらうけど、こんな提案されなくてもCiRCLEは繁盛してるんだよ!!」
「ちなみにミゲル役はイヴに演じてもらうよ☆」
「やめろ!?」
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【今井姉弟の朝】
今井姉弟の朝は、しっかり者の姉が俺のことを起こしにきて始まる……という訳でもなく。
「おい姉さん。朝だぞコラ」
「あと5分……」
「姉さんが起こせって言ったんだぞ?」
「あと5日……」
「寝顔の写真撮って友希那さんに送るぞ」
「よーし、リサちゃん完全復活~!!爽やかな朝の始まりだよ☆」
「姉さん……」
【今井リサのヒミツ】
友希那を引き合いに出せば大抵の説得は出来る。
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ここ最近の姉さんは、よく俺の部屋に遊びに来るようになった。
愛用の、赤いベースを携えて。
「セッションしよ♡」
「いいけど、昨日もやったろ?ホント好きだよな」
「やっぱり嬉しいんだよ。レンと音楽で繋がれるってのはさ」
「……そうかよ」
相棒の青のギターを手に取り、ベッドで姉の隣に座る。
「じゃあ、いくよ?1.2.3…」
~♪
まだ粗削りな俺のギターの音を、優しい重低音が包み込む。
ぶっきらぼうな弟と、それでも弟を気に掛ける姉のような関係。そんな音色。
「~♪」
「~♪」
どこかのドラムのように、俺の背中をぶっ叩いてくれる音色とは違う。
気づいたら傍にいてくれるような、そんな音色。
「腕上げたじゃん。弟」
肘で俺の腕を小突きながら、姉さんは嬉しそうに呟く。
「あ、ありがと……」
「なに照れてんの?」
「うっせ。ぼーっとしてただけだ。喉渇いたしちょっと水飲んでくる」
ギターを置いて、姉さんから離れる。
「レン」
「何?」
「好きだよ」
「……なんで姉さんは、そういうセリフをサラッと言うかな」
「こういうセリフだからこそ、アタシは言えるうちに言っとくんだよ。素直じゃない君とは違ってね」
言えるうちに。
言えるうちに、か。
「姉さん」
「なーに?」
「……」
「ん~?」
「俺も、好きだぞ」
「……ばーか」
姉さんは案外、攻められるのに弱い。
次の更新は、もう少し余裕ができれば。
就活、もう既に心が折れそうです。
なんやねん。『学生時代に頑張ったことは何ですか?』って。この社会の荒波を生き延びてるだけで偉いやろ。
崇め奉って称賛しろよ……。
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