続編(おまけ)について。読んでいただけると↓
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そういえば、ガルパはまた1年時間が進むらしいですね。
今の3年生、JKじゃなくなるのかぁ……。
放課後の図書室、俺の答案を採点する1本のペンの音と、夕日によってテーブルに伸びる2人分の影が、そこにはあった。
「レンさん」
「はい……」
・・・
「全問正解です。よく頑張りましたね」
「よしっ!」
俺はバカだし勉強も嫌いだが、図書室で紗夜さんに勉強を教えてもらうこの時間は好きだ。
分からないところは分かるまで教えてくれるし、解けるようになったらこうやって褒めてくれる。
勉強面では有咲や他の友人たちにも世話になっているが、俺にとっての一番の先生は、やっぱり紗夜さんなのだ。
「それにしても、本当に進歩しましたね。今回作ったテストは、全てレンさんが過去に躓いた問題だけで構成していましたし、難易度も高くなったと思っていたのですが」
「ふふーん。最近は俺も頑張ってますからね。もっと褒めてもいいですよ」
「あんまり調子に乗らないの。でも努力はちゃんと結果に出てるものね。ほら、よしよし」
今日の紗夜さんは特に機嫌がいいらしく、頭まで撫でてくれている。
でも、実際に最近頑張ってるのは本当だ。Roseliaが忙しくなった影響でただでさえ部活に生徒会に忙しくしてる紗夜さんの放課後は更に忙しくなり、部活とバイトで忙しくしている俺との予定は更に合わせ辛くなった。
だから結果として、俺自身も勉学にはより力を入れるようになった。紗夜さんとの勉強会で使ったノートを見返したり、紗夜さんに教わった勉強法を試してみたり。
そしてその結果が満点の答案用紙と紗夜さんのなでなでだ。
「それにしても、本当に進歩したわね。最初の頃は中学の基礎までズタボロだったのに」
「今でもちょくちょくわすれそうになることは多いですけどね。これも紗夜さんのお陰です」
「何言ってるの。あなたが頑張ったんでしょう?」
そう言って紗夜さんは、また微笑みながら俺の頭を撫でる。
俺がここまで勉強を頑張ることが出来るのは、やっぱり紗夜さんのお陰だ。
難題へ立ち向かうことの大切さを教えてくれたのは紗夜さんだ。
少なくとも、こうして紗夜さんが見せてくれる笑顔があるから、こうして俺は今まで目を逸らし続けてきた勉学という難題にも立ち向かうことが出来るのだ。
今までも、そしてこれからも。
「レンさん」
「はい」
「授業には、ちゃんと付いていけてますか?」
「それは、まぁ」
「部活やバイトとの両立はどうですか?」
「大変ですけど、最近はなんとか」
「最近は私も忙しくて、あなたのことを殆ど見てあげられませんでした。でも、あなたはこうして自力でこのテストを解ききりましたね。しかも満点です」
「はい」
「なるほど」
紗夜さんは撫でるのをやめた。
「もう私がいなくても、レンさんは大丈夫そうですね」
「えっ……」
「だってそうでしょう?今のレンさんの学力は優秀……とまではいかなくても、壊滅的なラインからは脱しているように思います。補習の回避率が上がったことも市ヶ谷さんから聞いています」
「いや、でも」
「『でも』じゃないですよ。仮に躓くことがあったとしても、レンさんには頼れる友人が私以外にもいますからね」
「……」
「これで私も、安心して卒業できるというものです」
……分かっている。紗夜さんは褒めてくれているのだ。
俺の頑張りを近くで見守ってくれた紗夜さんが、俺の成長を喜んでくれているのだ。
だから俺も、『ありがとうございます』『これからも頑張ります』と言わなければならないのだ。
分かってる。分かっているのだ。
でも、俺も疲れていたのだろう。
最近は部活もバイトも忙しかったうえに、今は紗夜さんの難題集を解き終えたばかりで頭もヘトヘトだ。
俺の口から飛び出した言葉は、感謝でも何でもない、ただの最悪な返事だった。
「なんで、そんな寂しいこと言うんですか?」
「レンさん?」
「『もう私がいなくても大丈夫』とか、『安心して卒業する』とか、なんでいきなりそんなこと言うんですか」
「……?いきなりも何も、当然でしょう?これからRoseliaが忙しくなれば、レンさんにこうして勉強を教えることも難しくなりますし、私も3年生ですから、近いうちに卒業するのだって確定事項じゃないですか」
「卒業とか勝手なこと言わないでください」
「明らかにそっちの方が勝手でしょう。卒業ぐらいさせてください」
「ダメです」
「『ダメです』!?」
「留年してください」
「えぇぇぇ……」
気づいたら言葉が飛び出していて、気付いたら止まらなくなっていた。
「行っちゃうなんてイヤです」
「レンさん……」
「いかないで」
敬語も忘れて紗夜さんに無理を言う。
自分でもイヤなことを言っているとは思うが、まぁ、言うだけならバチも当たらない筈だ。
当然、紗夜さんに留年して欲しい訳ではないが、こんなことを言わなきゃやってられない心持ちなのは本当だ。
紗夜さんとの勉強会がもう二度と訪れなくて、学園内で紗夜さんに会いたくても会いにいけない生活は、想像しただけでも寂しかった。
寂しいのは、嫌だった。
「いかないで、ください」
紗夜さんを困らせたくないのに、気付けばこんな言葉が出てくる。
まぁでも、ここまで訳の分からないことを言っているのだ。紗夜さんなら冗談として流してくれるだろう。そして流された後は、またいつも通りの話をしよう。
そう、紗夜さんなら──
「わかりました。留年しましょう」
「はい…………えっ?」
「成績もちゃんと高水準を保ってはきましたが、明日からの授業をすべて無断欠席すれば、出席日数も足りなくなる筈です」
「え?」
「他でもないレンさんが寂しがってしまうなら仕方ありません。今から先生に相談してくるので、少しだけ待っていてください」
「……えっ?」
俺の疑問符を気にもしないで紗夜さんは立ち上がり、そのまま歩いて図書室から出て行ってしまった。
扉を閉める音を最後に、図書室には何とも言えない静寂が訪れた。
「……えっ」
普段まともで勉強もできるクールでカッコいい先輩が、唐突に『留年しましょう』とか言い出したせいで、俺の思考は完全にフリーズした。
「(紗夜さんが、留年……?)」
そして、その思考が浮かんだと同時に、凍り付いていた俺の体はようやく動き出した。
「いやいやいやいやいやいやちょっと待てちょっと待てちょっと待てちょっと待てちょっと待て!!」
文房具が散乱して椅子が倒れるのもお構いなしで走り出した。
寂しいとか全部どうでもよくなった。そのぐらい焦りまくった。
そのぐらいのヤバい状況が、確かにそこにはあった。
「待ってくれ紗夜さん!!お願いだから考えなお──」
そう言って思い切り扉を開け放ったところで、俺のダッシュは急ブレーキを迎えた。
もう少し遠くへ行ったと思っていた紗夜さんが、扉を開けてすぐそこの場所で待ち伏せしていたから。
「──って、うおあぁ!!」
「おっと」
そして最速スプリントに突入していた俺のダッシュが急激に止まれる筈もなく、勢い余った俺の体は、そのまま廊下の紗夜さんに抱き留められた。
「えっ…………と、あの、紗夜さん?」
「はい。なんですか?」
紗夜さんの細く引き締まった肢体と廊下で抱き合ったまま、問答が始まる。
「……留年は?」
「冗談に決まってるでしょう。たかが後輩1人のために私が今後の人生投げうって留年なんてする訳ないじゃないですか。あと去年まで後輩だった知り合いがいきなり同級生になるのも普通に嫌です」
「だったらもうちょっと冗談っぽく言ってくださいよ。本気で心配したんですからね?」
「あなたも変なこと言ったんですから、お返しです」
「それは、そうですけど……」
「あと、そろそろ離してください。人目が無いとは言え、校内の廊下で男女が抱き合ってるのは風紀的に良くないです。あと重いです」
「あ、すいません」
「……それに、流石に恥ずかしいです」
俺のハグから解放された紗夜さんの横顔は、ほんのり赤かった。
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俺と紗夜さんは元居た席に戻った。
「それで、どうしていきなりあんなこと言ったんですか?」
「いや、別に、ただの冗談ですよ。いつもみたいに、ちょっとからかっただけです」
「流石に私も『留年しろ』だなんてセリフを本気で言ってきたとは思っていません。ですが、レンさんが人をからかう時とそうじゃない時の違いぐらい分かります。今井さんや湊さん程じゃないにしろ、私だってあなたとは長い付き合いですから」
冗談だと流して、そのまま無かったことにしてくれたら良かったのに……。
「本当に、なんでもないです」
「人に弱いところを見せたがらないのは、あなたの悪癖よ。ついさっきあれほどのことを言ったのだから、もう観念して全部吐きなさい」
「……理由は、さっき言ったことのままです。これから紗夜さんと会いづらくなって、そのまま遠くまで行っちゃうと思うと、寂しくなって」
「案外寂しがり屋なのはお姉さん譲りね」
「仕方ないじゃないですか。今までずっと信じて見守ってくれたくせに、いきなり『私が居なくなっても大丈夫』とか言い出すから」
「実際そうじゃないですか」
「だからっていきなりあんなこと言わなくても……」
俺は本当にダメな生徒だ。紗夜さんはこんなにも俺の面倒を見てくれたというのに。
「紗夜さん。やっぱり卒業しないでください。寂しいです」
「停滞から生まれるものは何もありませんよ。泣いても笑っても時間は過ぎます。例外はありません。順当に時が進む限り、私はこの学園を去ります」
「去っていく紗夜さんを、俺は黙って見てるしかないんですか?」
『はぁぁ……』と紗夜さんの大きなため息が漏れる。
大人げない駄々をこねる俺に失望したのかと思ったが、そうではなかった。
「レンさん、今から大切な授業をします。しっかり聞いてください」
「……!は、はい」
「そもそも、『行ってしまう』とか『去ってしまう』とか、そういう言い方が良くなかったんです。いいですかレンさん。卒業をする私達は『去る』のではなく、『進む』のです」
「『進む』……?」
「えぇ。ここではないどこかへ。色々な変化を、終わりとしてではなく、新しい始まりのための区切りとして」
「紗夜さん……」
「進歩とはいいものですよ。それこそ、停滞を乗り越えて進み続けたあなたが一番分かっている筈です。ギターを弾き、ステージで歌い、私のテストで満点まで取れるようになったあなたの成長は、停滞から生まれるものじゃありません」
確かにそうだ。
何年も止まり続けた足を動かしたからこそ得たものは、いずれも大きなものだった
「それに、先輩に向かって『留年しろ』なんて言葉、あなたらしくないですよ」
「それは、俺だってなんであんなこと言ったのか分かんないですよ。疲れておかしくなってたんです」
「そんなことは分かってますよ。あんなに必死こいて私を止めに来たんですから言うまでもないでしょう」
紗夜さんは続ける。
「でも、発言そのものには少し怒ってます。先輩相手に失礼だったからではありません。発言の内容が、他でもないあなたのポリシーに反していたからです」
「それは……」
「『ガールズバンドで頑張る人を応援したい』と言っていたあなたが、疲労が故の一時の感情とは言え、『卒業をするな』などと。いいですかレンさん。あなたの手は誰かの足を引っ張って停滞させるためのものではありません。頑張る誰かの背中を押すためのものです」
「背中を……」
「少なくとも、私の知っているレンさんはそうだった筈です」
そうだ。俺はいつだってそうしてきたじゃないか。
俺の行動原理は、思想は、今だって変わっちゃいない。
「ありがとう紗夜さん。目、覚めたよ」
「まったく。手のかかる後輩ね」
「そんな手のかかる後輩のトンデモ発言にも真剣に耳を傾けて、真摯にそんな後輩に向き合ってくれる誠実さは、紗夜さんの良いところですね」
「ふふっ、いつもの調子が出てきたようですね。今度こそ、安心して卒業できそうです。まだ先の話ではありますがね」
「そうですね。心配かけちゃってすません」
そう言うと、紗夜さんは微笑みながら聞いてきた。
「もしその時が来たら、泣かずに笑顔で送り出してくれますか?」
「泣かずに……ですか。難しそうだけど、でも、ちゃんと我慢しますよ。俺の手は、背中を押すために動かすものですし。それに……」
「なんたって俺は、紗夜さんの教え子ですから」
新天地へ乗り込もうとするこの人の区切りに、涙なんて見せたくない。
勉強でも勉強以外でも、俺に色んなことを教えてくれた紗夜さんには、ちゃんと頼もしい自分を見て欲しいから。
「えぇ。それでこそです」
「まぁ、俺はこの手のイベントで泣くようなタイプでもないんですけどね」
「そもそも、男の子なら簡単に涙を見せてはいけませんよ。男の子が泣いていいのは3つだけです。生まれたとき、親が死んだとき、そして仮面ライダーWの最終回を視聴したときだけです」
「……ダブルは許すんですね」
「当たり前です。だってダブルですよ?」
そんな冗談が言い合えるようになった頃には、時間も経って、図書室から出なければいけない時間まで迫っていた。
「あ、紗夜さん。せっかくですし、これから帰りにポテトでも食べませんか?」
「いえ、生憎ですが遠慮しておきます。今日は日菜が早めに帰ってきますから、一緒に食卓を囲みたいのです。日菜と夕飯を一緒に食べる時間も大切になってきましたから」
「むぅ」
いつもなら日菜さんとの時間を大切にしてもらうべく引き下がるが、今日の流れで引き下がるのはなんか嫌だった。
「俺との時間は大切じゃないんですか?」
「いえ、大切だとは思ってますが……」
「だったらいいいじゃないですか!最近の紗夜さん、Roseliaが忙しくてずっと付き合い悪かったんですから今日ぐらい許してくださいよ!」
「それはそうかもしれませんが……」
「ああもう煮え切りませんね。俺と日菜さん、どっちが大切なんで──」
「日菜です」(即答)
「そういうところだぞさよひなァ!!」
日菜さんには勝てなかった。
「まぁでも、確かにこのまま解散も味気ないですね」
「でも、もうやること無いですよ」
「そうですね……。久しぶりにハグでもしますか?」
「……さっきしましたよね?」
「さっきのは事故でしょう?それともしなくていいんですか?」
「……しましょうか。久しぶりに」
お互いに立ち上がり、人気の無さを確認し、距離を詰める。
「じゃあ紗夜さん。失礼します」
「はい。では、どうぞ」
紗夜さんの細い体躯に腕を回し、体を預けると、女の子特有のいい匂いが鼻腔をくすぐる。
柔らかくて、包容力があって、どことなく安心して、落ち着く。
「前のハグも、図書室でしたっけ?」
「そうですね。あの時のレンさんはもう少し痩せ細っていて、体にも碌に力が入っていませんでしたが」
「今はどうです?」
「そうですね。大変頼もしく思います」
「それは良かった」
・・・・・・
・・・
「紗夜さん」
「はい」
「大好きです」
「……返事ならしないわよ」
「構いませんよ。言っときたかっただけなので」
腕の力を緩めて、少しだけ離れる。
「レンさん、少し顔を横に向けてくれませんか?」
「横ですか?」
「はい。そう、そんな感じで。では、返事の代わりをしますね」
「へっ?」
chu-
直後、俺の頬に柔らかい感触が襲った。
──キスされた。
「紗夜さん……!?」
「レンさんがたくさん頑張ってきた姿を見てきた私からのご褒美です。たった一度きりの大サービスなので、二度目は期待しないでください」
大サービスという名の不意打ちを見事に食らわせた紗夜さんは唇に人差し指を当てて、あざとく笑ってみせた。
「…………レンさん」
「はい」
「これ、思ったより恥ずかしいですね」
「キャラじゃないのに無理するから」
「いや、ご褒美をあげたかったのは本当ですし、今井さんのようにできればいいかなと」
「紗夜さん、いくら何でも律儀過ぎですよ」
この後の帰り道は、恥ずかしがる紗夜さんを別れ道までずっとフォローすることになった。
てか紗夜さん、うちの姉に対してどんなイメージ持ってんだ。
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【二葉つくしとの通話】
「っていう感じのことがあってさ。ハグの後に頬へのキスまでしてもらったんだよ」
『紗夜先輩。結構大胆なことするね」
「だよなぁ。正直、あの時は恥ずかしさよりも驚きが勝ったもん」
『うん。というか、なんでこの話を私に?』
「なんでって、別に大した理由は無いよ。いつも通りにその日あった面白いことを話してるだけだぞ?やましいことでもないし」
『ふぅん?』
「どうした?」
『嘘だね。浮気じゃないしやましいこともないけど、彼女を差し置いて他の女の人とハグしてほっぺにチューまでされたことに対する負い目があったからせめて事の顛末を自分から彼女に伝えるぐらいはしよう。そのぐらいの誠実さは見せるべきだ。これがこのエピソードを話した真意でしょ。違う?』
「お前エスパーか何かか?」
『ただの愛しの彼女だよ。別に気にしなくていいのに。レンさんと紗夜先輩の仲の良さも絆の強さも知ってるし、過去にどんな関わり方をしてきたのかも知ってる。2人の繋がりの深さまで教えてもらってるのに、わざわざ横から口出しするのも無粋でしょ。それに、レンさんの距離感がバグってるのは今に始まったことじゃないしね。距離感がバグってるところも、バグってても雰囲気と人徳で許されちゃうところも、ほんとリサ先輩譲り』
「まぁ、そっちが気にしないならいいけど」
『そうだね。レンさんが浮気するとは思えないし』
「そっか」
『でも、ちょっぴり嫉妬はしたから今度のデートはいっぱい甘やかしてね。ぎゅーってしてくれなきゃ許さないから』
「言われなくてもいっぱい甘やかすに決まってるだろ?だって彼女なんだし」
『ふふっ、そうだった』
「キスもする?」
『それは、まだ恥ずかしいかも……』
「そっか」
恥ずかしがってて可愛い。通話の向こうの彼女は、きっと頬を赤らめて、さぞ可愛らしい表情を見せてくれているのだろう。
直接会わずに通話で済ませていることが悔やまれる。
「さて、そろそろお開きだな。これ以上は明日に響くし」
『そうだね。もう寝ないと』
「じゃあおやすみ。好きだよ」
『うん。お休みなさい。私も大好き』
それにしても、これから投稿する話、マジでどんな方向性でいこうかな?
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