取り敢えず、就活は一段落しました。
一段落は7月の始め頃にしていたのですが、張り詰めていたものから解放されたこともあり、それを取り返すかのようにモンハンのサンブレイクをやり込んでました。
で、サンブレイクの方も一段落したので気が向いて執筆した次第です。
いやー、エルガドが大変だったんですよ。
まぁ、活動方針は前に書いたことと変わらずですけどね。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=282193&uid=303404
どこまで行っても続編は『おまけ』です。
それでも結構な数の人が見てくれるし感想も送ってくれるんですよね。
終章の時も続きを求める声は多かったですし。
……ほんまに愛されてんなぁ。この作品。
今回はリクエストの補習組のカラオケの話でも書きたいと思ったんですが、『補習』と『カラオケ』が上手く嚙み合わなくて一切のオーダーに応えられないという……。
またリベンジできるといいけど。
夏休み。本来は学校に来なくていい筈の期間だが、この学園にも夏期講習は存在する。
真面目な奴は参加し、忙しい奴は来ない、そんなどこにでもある夏期講習。
席が指定なしの自由席であることをいいことに、俺は2年A組のクラスメイト3人と休み時間に楽しくお喋りを──
「「「「暑い~~~~」」」」
するという訳でもなく、ただひたすらに気温への文句を言い合っていた。
「なぁ美咲、この部屋エアコンついてる筈だよな?ちゃんと動いてる筈だよな?」
「電源はついてるけど設定温度高いんでしょ。ほら、掲示板のあんたの記事の横にも習字で『節電中』とかふざけたこと書いてたじゃん」
「『ふざけたこと』とか言うなよ。アレ書いたの燐子さんだぞ。生徒の代表として会長が書いて下さった有難い言葉じゃねえか」
「へぇ?じゃあこの部屋の気温はふざけてないとでも?」
「舐めてるよな。ほら、横の有咲なんて見てみろよ。今にも白目剥きそうになってやがる」
「香澄……。ばあちゃんには、長生きするように言っといてくれ。私は……先に逝く」(チーン)
「有咲しっかりして!おばあちゃん悲しむよ!有咲~~~っ!!」
悲しむ香澄を余所に、有咲はそのまま机に突っ伏す。
「いや、やっぱり突っ伏すのはやめよう。机も熱い」
「市ヶ谷さん、ホントにヤバかったら言いなよ。保健室まで運ぶぐらいはするからさ。……レンが」
「俺かよ」
「でも本当に辛そう。有咲、普段もインドアだし。多分この中で一番ダメ―ジ受けてるよ」
「そうだな。俺とかは夏フェスの運営側もやったりするからこの中じゃ慣れてる方だけど」
「むっ、それだったら私も負けないよ。よく外で遊んだりするし」
「遊んだりするだけなら俺の方が上だな」
「他にもライブとかいっぱいするもん!私の方が上だよ!」
「俺だろ!」
「私!」
暑さで溜まったイライラをぶつけるように言い争う。しかしその争いはすぐに鎮圧を迎えた。
「お2人さん」
「「何?」」
「ここ、ここ」(親指で自分を指さす美咲)
「「きっ、キグルミの人~~~ッ!!!」」
「何やってんだお前ら……」
今回の勝敗。美咲の一人勝ち。
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とは言っても、暑さに慣れてるからと言って暑さが得意になるかと言われると全然そんなことはない。
寧ろ、ライブの度にミッシェルから蒸し焼きにされてる美咲ですらこの教室の気温に音を上げそうになっているのだ。
もう、ほんと、この教室はそのぐらい暑いのだ。
「まぁ、ミッシェルには俺もちょくちょく焼かれてるんだけどな」
「え?あんたミッシェルの中に入ったことなんてないでしょ。焼かれる機会なんてあるの?」
「お前、このバカみたいな暑さの中でCiRCLEの外に放置されたミッシェル像の掃除、誰が担当してると思ってんだ」
「あれ磨いてたのレンだったんだ……」
「そうだよ。しかもアレ金属製だから間違えて触りでもしたら大火傷だ。雑巾越しでも熱とか伝わってくるし」
「あんたも大変だねぇ」
「そうだよ。少なくとも10分は鉄板焼きだ」
「ふーん」
・・・
「あたしは1時間以上の蒸し焼きだけどね」
「あの程度の仕事で調子乗ってすみませんでした」
今回の勝敗。美咲の勝ち。
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講習の時間を挟みながら、俺たちの文句は続く。
「でも、『暑い』ばっかり言ってても、あたしたちが涼しくなる訳じゃないもんね」
「奥沢さんの言う通りだ。今の私たちが本当にするべき行動は暑さへの愚痴じゃない。暑さを忘れるぐらいに気が紛れる『何か』だ」
「『何か』って?」
「あぁ?そこは……ほら、おいレン。この際香澄でもいいけど、なんか面白いことやれよ」
「限界だからって雑な前振りしてんじゃねえぞ」
「無茶ぶりだ~!」
「いやいや結構いいじゃん。この際だから暑さが吹っ飛ぶぐらいのやつをキメちゃってよ」
「美咲ちゃんまで……」
「こいつがツッコめなくなるって相当だな」
そう言いながら香澄と目を合わせる。
まぁ、退屈に過ごすよりは気がまぎれるかもしれないが……。
「ねぇレン君、アレやろっか。ほら、前に通話した時に2人で考えたやつ」
「えぇ~。アレって深夜テンションの勢いで思いついただけのやつだろ?朝になって振り返ったら全然面白くなかったじゃねえか。スベっても知らねえぞ」
「スベったとしても、寒い雰囲気になるから暑さは吹き飛ぶんじゃない?」
「お前さぁ……」
そう言いながらも2人で立ち上がる。
暑さでおかしくなってたんだろう。俺も、香澄も、なんなら有咲も美咲も。
「「ショートコント、豊臣秀吉」」
「して利休よ。貴様は余が作った金の茶室をダサいと言うのじゃな?」(秀吉役、戸山香澄)
「そうに御座います。殿は詫び寂びというものを分かっておられぬ」(利休役、今井レン)
「ふ~ん。そう言うこと言っちゃうんだ~」
「当然です。狭い茶室に質素な茶碗。これこそが日ノ本の伝統です。分かって頂けますね?」
「そうだねぇ……」
そして。
「でも気に入らないから死刑ね♡」
「『イケナイ太閤~~♪♪』」
「『Na.na.na.na.na.na.na.na.na~~♪♪』」
結論、ちょっとウケた。
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泣いても笑っても講習は終わらない。
授業のような形式だったり、ただプリントをやらせてくるだけの形式だったりと種類は様々だが、いずれにせよ、教師の目が光っているのは変わらないので、寝落ちすらも許されない。
「おい有咲。俺もう落ちるぞ」
「バカ。またプリント増やされるぞ」
「分かってる。でも……」
「こらそこ。私語は厳禁ですよ」
「「……すいません」」
ちなみに講習中の教室は静かなので会話は小声でも普通にバレる。
悪いのは俺たちだが、暑さのせいでこの程度の説教でもイラつきが出てくる。
「なぁ、有咲」
「なんだよ」
声を更にもう一段階落として有咲とのコンタクトを取る。
「この教室、暑いよな」
「まぁな」
「死体って冷たいって聞くよな」
「……まぁな」
「俺たちがこんな暑い思いしてんのは、愚かな大人たちがエアコンの設定温度を固定しやがったからだよな」
「そりゃあ、そうだ」
「そして今、ちょうど殺しても良さそうな大人が、目の前にいるよな」
「お前……」
「なぁ、殺そうぜ」
「殺るか」
「こらそこ。物騒なこと話さないでください!」
殺人計画の企てがバレたことにより、俺はプリントを増やされ、有咲は講習の参加者全員分のプリントを職員室まで運ぶことが罰として義務付けられた。
有咲、巻き込んでごめん。
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有咲が職員室に駆り出される間にも俺たちの不満は溜まり続けていた。
「先生を殺そうとしたのはマズかったな……」
「ダメだよレン。気持ちは分かるけど」
「美咲ちゃん、そこは分かっちゃイケナイ」
とは言いつつ、暑さに慣れている2人ですら顔に汗を流している。
「レン君、辛いのはこの暑い教室で授業してる先生も一緒だよ」
「でも、講習中のあの人、普通に水筒のお茶飲んでなかったか?」
「それは……でも怒りに身を任せるのはダメだよ」
「戸山さん……」
香澄の言葉に俺と美咲も納得しかけた頃に、ちょうど有咲が帰ってきた。
「おいお前ら!大変だ!」
「「有咲?」」
「市ヶ谷さん、大変って何が──」
「職員室、めちゃくちゃ涼しかった!」
プツンと、自分の中で何かが切れる音がした。
職員室が他の教室に比べて明らかに涼しいなんて、どこの学校にもありふれたあるあるだが、今回は許容できそうになかった。
「なぁ美咲~。俺バカだからよく分かんねえんだけどよ。職員室で涼んでるような連中に、俺たちが涼ませてもらえないってのは、『不平等』ってヤツなんじゃあないか?」
「偶然~。あたしも全く同じこと思ってた☆」
「あの、レン君?美咲ちゃん?」
「おい、2人とも?」
示し合わせることもなく、気付けば俺と美咲は立ち上がっていた。
「確かエアコンの設定って、あそこのボタンでいじくれるんだったよな?」
「いや、でもあのボタンって鍵がついてて封印されてたよね?先生しか触れないように」
「バカだね戸山さん。鍵はこじ開けるものだよ」
歩みは止めない。
「2人とも!こんなこと先生にバレたら罰とかじゃ済まないぞ。変に逆らうのはやめろ!不良生徒みたいに思われたらどうすんだよ!安っぽい感情で動いてるんじゃあないッ!」
「不良だと?明らかに悪いのは俺たちじゃなくて教師側だろ。奴らは……自分が『悪』だと気付いていない……もっともドス黒い『悪』だ」
「ただ黙って焼かれるだけがあたし達の運命だって言うなら、あたしはそんな運命は要らない。運命はこの手で切り拓く。切り拓いて、あたしは……この『石の海』から自由になる」
歩みは、止めない。
鍵のかかったスイッチは、もう目の前にある。
止まらない。誰も、止められやしない。
「今から上のヤツらに見せつけてやろうぜ!これが本当の『クールビズ』だってなぁ!」
「『ストーン・フリィィィィィィィィーーーーッ!!』」
「おい誰か止めろ!レンと奥沢さんが壊れた!ただでさえ普段から色々と溜め込んでる奴らだ。全力で取り押さえろ!」
「お願いだから2人とも正気に戻って~!!」
この後、スイッチの鍵に一番拳を叩き込みやすい角度を2人で算出した辺りで有咲を含むクラスメイト達に止められたことによって事件は未然に防がれた。
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【夏期講習終了後、帰り道】
「「「「終わった~~!!」」」」
波乱はあったが、俺たちはなんとか講習を乗り切った。
「でも外、結局教室より暑いね」
「そうだな。あのエアコン、なんだかんだ役割は果たしてたのかもしれないな」
「どうだかな。役立たずのエアコンがあったから窓も開けられなくなって風通し悪かったとも考えられるし」
「うぅ……講習、やっぱり行かなきゃよかったなぁ……」
「つーか香澄。なんで講習なんて受けたんだよ?お前、そんな真面目に勉強ってキャラじゃないだろ。ポピパの連中も有咲以外来てないし」
「私は講習でも行かなきゃ勉強やらないだろ~って有咲に言われて仕方なく。他のポピパメンバーは予定合わなくて……。レン君は?レン君も真面目に勉強するタイプじゃなくない?」
「俺は講習でも行かなきゃ勉強やらないだろうな~って自分で思って仕方なく」
「自分で思ったんだ……」
「俺だっていつまでも紗夜さんの指示だけで動く訳じゃないよ。それに夏はCiRCLEも忙しくなるからな。忙殺されて勉強時間取れませんでしたってのはマズいだろ」
「へぇ~。レンのくせに色々考えてるじゃん」
「なーにが『レンのくせに』だ。お前だって参加理由は似たようなもんだろうが」
「まぁね~」
そんな軽口を叩き合い、外の日差しと熱風を全身で浴びながら帰っていると、有咲の携帯に着信入った。
「悪い。ちょっと出るわ。……もしもし?ばあちゃん?……うん。今終わって帰るところ。友達もいるけど。3人。……えっ、マジ!?分かった。ちょっと聞いてみる」
「「「……?」」」
「なぁみんな。今日、ばあちゃんがそうめん作るらしくてさ。暑いし、いっぱいあるから友達の分もどうだって言ってるんだけど。香澄に、レンも、奥沢さんも、良かったら──」
「行く!」
「当たり前だよなァ?」
「普段なら遠慮するとこだけど、この真夏日にそうめんの誘惑は卑怯だよ」
「よし、全員参加な。……もしもしばあちゃん。うん。4人前で頼む!」
夏期講習組。そうめん決定。
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市ヶ谷家にお邪魔すると、有咲のばーさんが大量のそうめんを冷やして俺たちを出迎えてくれた。
俺たちは早速エアコンの効いた室内……ではなく。
ちりーん……。
風鈴の音が心地よく響く縁側。
朝から暑い暑いと散々文句を言っていた割に、俺たちが優先したのは人工の冷風よりも風情だった。
「「「ズズズッ……」」」
ちりーん。
吹き抜ける風、耳触りの良い風鈴の音、縁側の日陰、ベストコンディションな冷え方のそうめん、キンキンに冷えた麦茶。
これだけでも充分な納涼だが、最後のダメ押しはまだある。
「おーい、タライ持ってきたぞ~」
「タライ?なんで?そのタライ、水も入ってるけど」
「あぁ。靴下脱いで足突っ込んだら涼しくなるだろうって有咲のばーさんが。後で氷も入れてくれるってさ」
「あぁ、さっきレンがばあちゃんに呼ばれてた理由はコレか」
「足湯ならぬ足水」
「おう。取り敢えずこれ一個で香澄と有咲の分な。美咲と俺の分は後で持ってくるから」
「ゆっくりでいいからね」
「いいわけあるか。俺もさっさとそうめん食いてえんだよ。お前らだけで楽しみやがって」
「それは残念。あんたの分も多めに食べてやろうと思ったのに」
「太るぞ」
「余計なお世話~」
「はいはい」
美咲との軽口も程々に、俺は早々に2個目のタライに水を溜め、美咲の足元に設置した。
美咲の隣に腰掛け、靴下を脱いで、蒸れた両足をタライいっぱいの氷水の中に突っ込む。
最初はあまりの冷たさに驚いて美咲と一緒に肩を跳ねさせたが、その冷たさが、じわじわと快感に変わっていく。
「レン、これ思ってたより良いね」
「そうだな。足湯にだって需要があるんだ。足水に需要がない訳がない」
「うん。働いてくれてありがとね。はい。これ麦茶」
「あ、さんきゅー」
氷水の中で美咲と足を寄せ合いながら、美咲から渡された麦茶を喉に流し込む。
「ゴクッ!」
うっっま。
この麦茶、キンッキンに冷えてやがる。
オアシスだ。教室で蒸し焼きにされて外でも動いて、限界まで汗を出し切った俺の体が渇望していたオアシスがここにある。
火照った体を、足の氷水と体内の麦茶が全力で冷やしにかかる。
俺はこの一杯の為だけに生きていた、なんてことを考えてしまいそうだ。
大きなコップだったにもかかわらず、俺はあっと言う間にその中身を飲み干してしまった。
「なぁ美咲──」
「麦茶のおかわり?」
「さすが美咲。良い勘してるぜ」
「当然。あ、ここにめんつゆもあるからそうめんも手付けたら?」
甲斐甲斐しく俺のコップに麦茶を注いでくれている美咲を横目に、俺は大皿に入ったそうめんを箸で掴む。
箸から下へ延びるそうめんはどこまでも白く、透明感があって、見てるだけでも涼し気だった。
それを遠慮なく、めんつゆに絡めて啜る。
「ズズズッ……」
知ってた。美味くない訳がない。
冷たいってだけでも最高なのに、カラカラになった口と喉を、そうめんの水気とめんつゆの塩気がくすぐる。
味もさることながら、食感も心地よい。
この冷たさと、この味で、この喉ごし……。
美味い。
「ほらレン、おかわりどうぞ」
「どうも~。ゴクッ、うっっま」
「美味しいよね。お茶もそうめんも、あと縁側で氷水に両足突っ込みながらっていうのも最高。ズズズッ……」
「そうだな。こうやって縁側でそうめんを楽しめるなら、今日が雲一つ無い晴天でも救いがあるってもんだ。講習中は曇り空になれとか、最悪雨が降ってもいいとすら思ってたけどな」
「確かに、あたしも太陽が隠れてくれるならヤドクガエルが降っても文句言わないつもりだったもん」
「『ウェザー・リポート』やめろ」
ズズズッ……。
「でも、本当にありがたいことだよな。陽だまりの縁側で風鈴の音を聞いて、氷水に浸かった美少女3人分の生足を拝みながら、美少女3人と肩を並べてそうめんを啜る。なかなか出来ない贅沢だ」
「サラッとあたしのことまで『美少女』の枠に入れちゃってる件について」
「美咲は美少女だろ。顔も可愛いし、あと生足も引き締まってて綺麗だし」
「えっ、何?褒め殺すつもり?」
「ばーか。そんなんじゃねえよ。俺が今更お前にその手の気遣いなんてする訳ねえだろうが。全部ただの事実と本心だよ」
「ははっ、そーですか」
「「ズズズッ……」」
2人仲良くそうめんを啜る。
啜りながらぼーっと風を感じていると、隣の方から少し重みがかかってきた。
そういえば、こいつとは1つのタライを2人で使っているから、そもそも距離が近かったな。
「なんだよ美咲。急にもたれかかってきて」
「いや、別に?教室で壁際の席とかに座ってると、なんとなく横の壁にもたれたくなったりするじゃん?今そういう気分。あと、ちょっと食べ過ぎで胃が重いから体重預けさせてくれると助かる」
「正直邪魔なんだけど。そうめん食えねぇじゃん」
「そうめんさっき食べたので最後だよ」
「えっ?……ホントだ。じゃあ別にいっか」
「うん。麦茶も飲めない程の邪魔にはならないと思うし」
「でもお前はいいのかよ?こんなイチャついてるみたいな絵面」
「大丈夫でしょ。横の市ヶ谷さんなんて戸山さんに膝枕してるし」
「うわ、マジだ。かすありだ。無防備に寝落ちした香澄とその頭をそっと撫でる有咲だ」
「尊いし、拝んどく?」
「だな」
「「(-人-)スッ」」
美咲と肩を寄せ合い、氷水の中で足をつつき合い、かすありを拝み、たまに喉が渇いたら麦茶を飲んで、そんな穏やかな時間が、市ヶ谷家の縁側ではゆっくりと流れていた。
ただのんびりと気ままに過ごすクラスメイトを見ながら、俺は『たまにはこんな真夏日も悪くない』なんてことを、ふわっとした心の中で呟くのだった。
つくしちゃん可愛い!!
なんだその水着は!なんだその可愛いおへそは!なんだそのあざといツインテの位置は!
さて、あとがきで書くようなことは大して多くはありませんが、でも、感想書くタイプの人とかがいれば、暇な時にでも、この作品の1話と2話に感想書いてもらっていいですか?
あの2つだけが1つも感想無いんです。作者がなんとなくスッキリしてないだけなのでスルーでも全く問題は無いんですけど。なんとなくね。
この作品をわざわざ遡って読み返す狂人のみなさん、過去の話でも感想くれて大丈夫です。返事はします。
あと、これから投稿する話、本当にどんな方向性がいいんだろう?
何か、案とかあったらそれも感想にでも書いといてください。
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