《竜》の満ちる世界 作:UNKNOWNと戦いたい
★転移後世界
『竜帝』の行動により、『祖なる者』が導かれた世界。
祖の存在を呼び水として、他のモンスターも転移していたが、600年前時点では何事もなく、六大神と称えられた者たちも大事を起こすことなく、辺境の守護を行っていた。しかし、500年前に八欲王が現れ、ドラゴンたちと竜の虐殺を成したこと、世界の在り方を歪めんとしたことで『黒龍』が世界の敵と見做し、彼らが築き上げた国、共に転移してきた空中都市諸共亡ぼした。
その活動に呼応した『赤き王』が大地を変質させ、『始種』が活性化。環境の変化に伴い、現地の生態系が狂ったところに竜たちが食い込み、一気に勢力を拡大。知恵ある者は敵対していた者たちと手を組み、知恵無き者は竜に、敵対した勢力に滅ぼされていき、現地の生態系、勢力図は根本から狂っていった。
・竜王(ドラゴン)
ある意味、最大の被害者たち。
八欲王により勢力を大きく削がれたところで、個として遥かに格上の『黒龍』を始めとする者たちが出現し、八欲王とその拠点を壊滅。その後、勢力を削がれていたが故に『赤き王』『始種』の活動に手出しが出来ず、世界が変わるのを指を咥え眺めるしか出来なかった。
更に200年前、『
尚、ワールドアイテムによる世界改変の影響は和らいでおり、難易度は上がったが、始原の魔法を習得すること自体は引き続き可能。ただし、力を得ることは即ち古龍に目をつけられることも同義であり、知見を持つ者なら余程のことが無ければ手を出さない。
・『
真なる竜王が行使する、世界級にも匹敵する強大な力。龍による世界の変化、八欲王による改変との相克により、現在でもドラゴンの血を引く者ならば習得自体は可能。ただし、難易度の高さに加えて、習得とほぼ同時に古龍が動くため、やろうとする者は非常に稀。
ワールドアイテム以外にも、古龍種モンスターや、ごく一部の非常に強力なモンスターには通用しないなど、対抗も増加。反面、始原の魔法を使えるならば、これらの力の一部の影響を遮断することが出来る、通じるモンスターに対してならば強力な対抗手段になるなど、有用であることに違いは無い。
・モンスター
異世界からの侵略者、或いは新たな生態系の基盤。最初に転移した祖を呼び水として、この世界に流れ着いたモンスターたちであり、500年前の騒動を機に爆発的に勢力を拡大。また、彼らが根付く環境が、どこまで『彼らの世界』に近しいかで、周辺の法則の歪み方が変わる。
レベルでは、~80未満が簡単、下位若個体に相当し、80~89が下位、90~95が上位にあたり、
その先のレベル100までに位置するのが変種個体、或いは剛種個体や、ナンバリングのG級個体となる。特異個体などの場合、レベル+5前後の強さとなるほか、純粋な現地環境ではレベル100相当辺りがモンスターの限界となる。
言い換えれば、現地より『彼らの世界』側に近しい環境となった場所では、それより更に強い個体が発生する可能性が高まる、という事でもある。辺境では肥沃な土地であるリ・エスティーゼ近郊でも剛種等止まりなのは、これらの栄養条件が大きく関与している。が、大陸全土で見てもレベル100クラスの出現頻度はそう高くない為、この辺境が地獄であることに違いは無い。
また、そのラインを超える個体ともなれば、更に異なる強みを有するようになり………
・特殊個体
覇種、烈種、始種や至天、歴戦、辿異種などの総称として、ここでは表記。本編では明確な登場は無いも同然だが、基本的にここに属するモンスターは難易度300オーバー、つまりはレベル100以上であり、武具の質が低い現地戦力では基本的に勝ち目無しも同然。ユグドラシルプレイヤーであろうと、レベル100は当然として武具の質、技量双方が非常に高い水準で要求される。
そして、この域にあるモンスターの多くは魔法を行使可能であり、更に一部は魔法系職業レベルを獲得しているものも。ただし、現地人以上に職業レベルによる補正が激減しており、エレメンタリストなどの特化職以外では魔法を使える、以上のメリットは薄め。だが、長所を伸ばす、短所を補う等バラバラの目的で習得、行使される魔法は不意打ちとして非常に厄介。
・法則(ルール)
現地においては、大きく三つのルールが存在している。
かつてから存在する現地のルール、八欲王の改変によるユグドラシルのルール、そして古龍たちに適した環境へと改変されたことで根付いたルールの三つであり、それぞれが競合、或いは調和している。その度合いは土地の侵食具合によるが、全域の共通点として
・位階魔法の習得、行使が可能
・基本ステータスの時点で、レベル80~90相当。その代わり職業補正が大きく減少
・職業補正が減少している分、レベル差が絶対的なものではなくなっている
・全員が即死への完全耐性を有するのに対し、攻撃属性への完全耐性は消失
・一部状態異常には、完全耐性を貫通する強力なものが存在
・時間系は、古龍及び一部極めて強力な種以外には有効。ただし、使用の度耐性がつく
など。また
★ユグドラシルのルールが強い程
・職業補正が大きくなる
・レベルの差による優位を取りやすくなる
・反面、職業により出来ることが縛られやすい
★竜の世界のルールが強い程
・職業補正が大きく減少する
・レベル差による優位が薄れる
・職業による縛りが緩和され、出来ることが大きく広がる
などの利益、損失が存在している。
・ワールドアイテム
基本的には、烈種以上の特殊個体などにとっての監視対象。
厳重な警備が成されているなら兎に角、そうでない場合は監視が置かれ、場合によってはその場を龍が住処とする。一例としては、南方で『聖域』とされていた地に安置されていたワールドアイテムに対し、『古龍の王』がその場へと来襲、地形そのものを根幹から改変する規模で力を振い、現在では彼の聖域へと作り替えられている。
ナザリックが『悪』として暴虐を成した場合、『禁忌』『極み』が来襲する原因がこれ。
ユグドラシル時代、全ギルド中最多のワールドアイテム保有数を誇るだけあり、純粋な戦力として脅威と見做すのではなく、10種を超えるそれらを守り切ることを可能とする存在として、超越者中の超越者たちに白羽の矢が立つのだ。
・『禁忌』
『祖龍』『黒龍』『紅龍』『煌黒龍』『煉黒龍』に『赤龍』を加えた古龍たちの総称。
ワールド級に匹敵する存在である古龍の中でも、文字通り次元の違う存在。基礎的な能力も非常に高く、全ての個体が事実上の防御不可、軽減不可の超高火力攻撃を有している上、世界に災いを齎す存在でありながら、世界を守護する者でもあるが為に『ワールド・ディザスター』に加えて『ワールド・ガーディアン』まで有し、『始原の魔法』をも行使できるバランスブレイカー。
更に、八欲王を亡ぼした『黒龍』に、『紅龍』『祖龍』までもが、第二の姿を有している。
・『極み』
『暴餓』『雷刃』『龍帝』『迅瞬』『灼零』『紫雷』『爆煙』『紅輝』が分類。
文字通り、生物としての極致へと達した存在たち。始種、辿異種、歴戦王すら軽々蹂躙可能な怪物たちであり、能力抜きの純然たる実力では禁忌をも超える存在。能力込では禁忌の次に位置する超越者たちであり、大陸全土に散らばり監視を行っている存在でもある。北西地域の監視は『紅輝』の役割であり、そこと隣接するエリアで『灼零』が竜王の監視を行っている。
・辺境
本編の舞台、大陸北西の端部。
西には海原、真南にはエイヴァーシャーとその先の死の森、南東には竜王国とその先に広がる砂海が立ちはだかり、東には未開の大森林………と、綺麗に外部との交流の術が途絶えている。過去、何とか外部との交流を成そうとした者たちが『冒険者』として立ち上がり、補助組織としての組合が成立したものの、紆余曲折の末、国境を越えた軍に近い役割となるなど、不運なまでに徹底的に交流の芽が摘まれている。
その分、各勢力間の繋がりは強固であり、北方で隔絶された評議国以外は交易も盛ん。反面、環境の変化に乏しく、結果として苦境に追いやられてもいる。
・『聖域』
歴戦王へと至った強者たちの出生地。『古龍の王』座す領域であり、ワールドアイテムが眠る地。
森林、荒地、溶岩、氷雪、湿地など、本来あり得ない形で複数の領域が集まり、それぞれで生態系が形成されている、特異な場所。亡き国が聖域指定していた事から、周辺諸国も同様に聖なる場所と見做し、同時に常に最大限の警戒を向けている。
生存競争は熾烈の一言で、来る者拒まず去ること叶わず、といった様相。歴戦王クラスとは即ち、この熾烈極まる生存競争の中で力をつけ、この地に溢れる莫大な生命エネルギーに順応し、更には数多の障害を蹴散らし外部へと旅立てるだけの強力な個体、という事になる。
IF番外編は
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続け
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続くな
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独立させて書け