HIKAKEINはSAWABEのいた朝廷へ向かった。朝廷にいた兵士を薙ぎ払い、VIPルームへとたどり着いた。
「SAWABE!この島を破壊なんてさせない!俺と戦え!」
HIKAKEINがそう叫ぶとSAWABEが出てきて、超貫通レーザーZZZをHIKAKEINの顔スレスレのところへ放ち、「驚きや 出会うた公家は いかなごよ ですが、公家になりたてとはいえ公家のルールがなっておらんです。公家と公家が会ったらまず行うのは俳句を詠むこと。季語がないどころか俳句も読めない公家とはもはや公家ではない。句会で鍛え直すといいをおすすめしまする。」
SAWABEがそう告げるとHIKAKEINの意識が朦朧とした。
「ここは・・・?」
HIKAKEINが目を覚ますとそこは地獄だった。ハエが数千匹も飛び交い、あちらこちらに人だったものがまるで捨てられたからくりのように転がっている。HIKAKEINは立ち上がり、道を進んでいった。進んでいった先には茶室があった。その茶室の中に、男と鹿威しライオンが2人でいた。鹿威しライオンが「さあ詠めよ これができれば ゴールデンウィーク」
と俳句を詠んだ。素晴らしい句だった。思わず感動をし涙がこぼれ落ちそうになった。だが、男は怯えていた。そして男はこう詠んだ。
「助けてくれ 公家には俺は なりたくない」
鹿威しライオンは「貴殿の句には季語がない!季語がない俳句など1000流!死あるのみだ!」「う、うわああああああああああああああ!!!!!!!!!!」鹿威しライオンは男に容赦なく腕の鹿威しを何度も降りおろし、男はジャムになってしまった。恐るべき所業。だが鹿威しライオンの言い分は正しい。俳句に季語を入れない1000流は殺されてしまうのが今の世界の掟だ。
「公家のにおいがするな・・・SAWABEでもなければTOMOZONE殿下でもない・・・貴殿は何者だ?」
鹿威しライオンがこちらに気づいた。まずい俳句を詠まねば!HIKAKEINは頭の中をひねり出し、「初めまして あなたの威しは アスパラガス」と詠んだ。
鹿威しライオンは「初手煽り まだ見ぬ公家とは ヒヤシンス」と詠んできた。お互い一歩も引かない素晴らしい句だった。煽り句に対して煽り句で返す。これは俳句バトォの開始の合図だ。煽り句に煽り句を重ね、句が出せなくなったら負け。即死をするという公家の遊びだ。
「なぜ殺す お前は絶対 シネラリア」
「公家なのに 苺ミルクな 思想だな」
「うるせえな 花冷えするわ この街は」
「俳句を詠めぬものは 生きてる価値など オキザリス」
「猫の子よ TOMOZONEがお前の 長なのか」
「そうだこの街は TOMOZONE様の 遊び場・・・あっ!!!!!」
鹿威しライオンはこの俳句バトォに敗北した。自らの主君をたたえる句を煽り句として詠むことができなかったのだ。
「ぐ、ぐわああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!新たなる公家の貴様はTOMOZONE殿下が必ず殺す!!!!!!辞世の句!!!!!!!!TOMOZONE殿下 あなたの街は ゴールデンウィィィィィィィ・・・・・・」
鹿威しライオンは消滅した。俳句バトォでほとんど何もわからなかったが1つ。TOMOZONEという公家がこの街にいて配下に俳句を詠ませ街の人を蹂躙している。俳句を何だと思っているんだ・・・HIKAKEINは拳を握りしめ、TOMOZONEを倒すことを誓った。