雪ノ下雪乃が行く実力至上主義の教室   作:速水さん

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こちらの作品はpixivでも同じものを公開されています。あらすじ適当ですみません。

皆様はこれまでどれくらいの俺ガイルとよう実のクロスオーバーまたは、俺ガイルssを見ましたか?クロスオーバーの殆どが雪ノ下と由比ヶ浜と葉山がアンチのものが多いと思います。そこで考えてみました。いつもアンチの人たちを物語の中心人物にしたら面白いのではないかと思い、作ってみることにしました。

作るといっても三人を中心としたものではなく雪ノ下をメインにしたものを作っていきたいと思います。八幡は入学してません。ようはアンチものの定番の八幡がこれまでのことを学校側に報告して雪ノ下や由比ヶ浜が責められるという形で視点は八幡ではなく雪ノ下視点で行きたいと思います。

能力としては
学力:A
知性:B
判断力:B
身体能力:B
協調性:D

面接官からのコメント
学力が高く知性、判断力、身体能力は申し分ないが協調性が全くない。これを見たらBかCだが、中学での出来事によりDクラスとする。これは関係ないが卒業生の姉の雪ノ下陽乃よりは劣っているとここでは判断している。

こんな感じにします。協調性は中学よりはましな方です。

設定としましては先ほど言ったものと同じで、雪ノ下は責められる。学校では暴力はないが特に女子からの陰湿ないじめを受けている。ここで他と違うのは八幡のことを憎んでおらず。今回の出来事は全て自分が悪いと反省しているが八幡に合わせる顔がなく謝罪はしているものの前みたいな感じではない。

そして今回の出来事を受けて母親の耳に入り雪ノ下家で働き、政略結婚させられるが雪ノ下が反省しており親は最後のチャンスを与えることにしました。それが高度育成高等学校への入学です。入学しただけではこれらを破棄できません。しっかりと三年間在籍し卒業時にはしっかりと就職できる形で卒業したらこの話をなしにして自由にするという話です。

これを聞く限り雪ノ下は学力もいいので学力での退学はなく、あるとすれば悪いことをして退学ですが雪ノ下は中学で思い知っているのでこの時、雪ノ下は簡単だと思っているが読者の皆様はわかると思いますが就職100%なのはAクラスだけ。ようはAクラスで卒業しないとこの話はなかったことになります。という作者の強引な話の展開にしております。

そしておまけですが、姉の雪ノ下陽乃は雪乃が入学すると同時に卒業しております。そして生徒会長をしていてその時の副会長が堀北の兄です。最初は陽乃の話の通りの人物だと思っている。物語が進むにつれてどうなるかはお楽しみです。

最後になりますが、こういうまったくもって新しいものを作るので色々とおかしな部分があると思いますが温かい目で見守ってください。それでは本編のほうへどうぞ



1話

私の名前は雪ノ下雪乃。今はバスに揺られてとある場所に向かっている。そこは私が通うことになっている高度育成高等学校に向かっているバスに乗っている。何故私が総武ではなくここなのかは察しのいい方はわかると思うけど、私は中学でとあることをやってしまい学校のみんな特に女子から反感を買ってしまった。

 

そこからは前の時に話した通りよ。(前ページを読んでいない方はすみません)私はきちんと卒業する為に自分の弱点を克服することにした。それは体力や運動面だ。私は少しの運動はできるが体力があまりにもないので入学までに体力を付けて人並み以上の体力を手に入れた。といっても平均の少し上くらいだけど。

 

学力のほうも元からできる方だが甘えずに学力も上げることにした。その結果全国模試ではオール満点の結果を出した。これで大丈夫だと思っていたが卒業した姉さんからヒント的?なものをもらった。

 

「雪乃ちゃん。学力や身体能力を上げるのもいいけど賭け事のものをやったら?」

 

「それはどうしてかしら?」

 

「まぁ、それは入学してからのお楽しみ。しいて言うならあそこはお金がすべてよ」

 

「そう。わかったわ」

 

雪乃が自室に戻った後。

 

「ちょっと、ヒントあたえすぎちゃったかな?」

 

 

雪乃視点

 

私はバスから降りて校門のところまで行きクラスを確認した。そこにはDクラスと書かれていた。私はそのクラスまで行くことにした。

 

教室に入って自分の席を確認したところ一番後ろの窓側から三番目の所で左隣にいる生徒は綾小路という生徒らしい。そして次々に生徒が入ってきた。色んな生徒がいるようね。真面目な人やちょっと雰囲気が悪い赤髪の人がいるようね。昔の私なら見下していたけどそんなことはもうしないわ。

 

そんなことを考えていると担任の先生らしき人が入ってきた。私は一目見ただけで驚愕した。胸元が見えていた。なんてものを。私も中学よりは成長してはいるがあんな感じではない。

 

「新入生諸君。私はこのDクラスを受け持つことになった茶柱佐枝だ。担当科目は日本史だ。この学園では卒業までの三年間クラス替えはしない。お前達は私と三年間共に過ごすことになるがよろしく。今から一時間後に入学式が行われるが、その前に当校の特殊なルールについて説明をしたいと思う。まずはこの資料を配布したいので、前の生徒は後ろの生徒に回してくれ」

 

私が変なことを考えているうちに先生が自己紹介をして資料を配っていた。

 

「今から配る学生証カードにはポイントが振り分けられており、ポイントを消費することによって敷地内にある施設の利用や売られている商品の購入が可能だ。要するに学園専用のクレジットカードだと思えばいい。学校の敷地内にあるものなら何でも買える」

 

ポイントでいろんなものが買えるのね。何でもといわれるとテストの解答なども買えるのかしら?まぁ、そんなわけないわよね。それにテストなら大丈夫。きちんとポイントを節約しながら使わないといけないわね。

 

「ポイントの使い方は簡単だから迷うことはないだろう。それからポイントは毎月一日に振り込まれる。なお、1ポイント1円の価値があり、新入生のお前たちには10万ポイントが振り込まれているはずだ。無いとは思うが、もし足りなかった場合は申し出るように」

 

10万ポイントももらえるなんて怪しすぎではないかしら?でも現に今10万ポイントある。これは来月ももらえるのかしら?

 

雪ノ下は一人で考えていたが他の者たちは茶柱先生の発言に驚いていた。この歳で10万というたいきんを手に入れることができるのだからとうぜんだろう。

 

「意外か? 最初に言っておくが、当校では実力で生徒を測る。倍率が高い入試をクリアしてみせたお前たちにはそれだけの価値があるということだ。その評価のようなものだと思えばいい。ただし、卒業後には、学校側が全て回収する。どれだけポイントが残っていても現金化は出来ないので注意しろ。ポイントをどう使おうがそれは自由だ。好きに使ってくれ。仮にもし使う必要がないのならば友人に譲る方法もある。だがカツアゲはやめろよ? 学校は苛めに敏感だからな」

 

茶柱先生がそう言うと生徒たちはなるほどという感じでうなずきだした。その中には雪ノ下もいた。

 

最後のいじめに敏感というのは教室に来るときに見た異常なまでにある監視カメラの意味が理解できる。そうでない限りこの説明のしようがない。

 

茶柱先生がそう言って教室をあとにしていった。質問したいことがあるからあとで職員室にでもいきましょう。そんなことを雪ノ下は考えていた。

 

他の生徒は10万もらえたことにテンションを上げていた。そんな中一人の生徒が声を上げた。

 

「皆、ちょっと良いかな?」

 

そう言ったのは、初対面であれだけれども葉山君にとても雰囲気が似ている人が話し始めた。

 

「僕らは今日から三年間共に過ごすことになる。だから自発的に自己紹介を行って、一日も早く友達になれたらと思うんだ。茶柱先生の言葉を信じるなら、入学式までに一時間はある。どうかな?」

 

そして始まった。自己紹介イベントというものかしら。これはとても重要ね。そう言えば、比企谷君はこの自己紹介は大変だといってたわね。高校では大丈夫なのかしら?

 

雪ノ下はそんなことを考えていた。そんなことを考えているうちに自分の出番が来た。

 

「じゃ、次はそこの髪の長い人よろしく」

 

私の出番が来たようね。失敗しないようにしましょう。

 

「私の名前は雪ノ下雪乃。趣味は読書で最近は朝にランニングをしているわ。三年間よろしく」

 

私がそう言うと拍手が鳴り響いた。これは成功したようね。そう思い私は安堵した。

 

そして自己紹介は続いた。

 

そして自己紹介が終わってちょっとしてから入学式が始まった。入学式というのはどうしてこうも長いのかしら。とくに校長先生の話がとても長いわ。

 

そんなことを思いながらもなんとか耐えて入学式が無事終了した。

 

「ではオリエンテーションはこれで終了する。明日から授業があるのでそのつもりでいるように」

 

茶柱先生はそう言って教室から出ていく。そして生徒たちが次第に集まってこの後何をするのかなどを話し合っていた。当然私はそのようなコミュニケーションは持っていないからできないのだけれど。

 

そんなことを考えながら、雪ノ下は茶柱先生に質問したいことがあったので教室を出て職員室に向かうことにした。

 


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