静寂に包まれた、無人島……
その一角に賞金への欲望に駆られた、18名のプレイヤー達が集められた
これより、ゲームをはじめる
むらびと
「また随分と物々しい雰囲気になってるなあ……」
マルス
「恐ろしいな……心なしか全員目がギラギラしてるような気がする」
カリンカ
「ここから全員一気に金の亡者に……変貌していくのよ」
ガノンドロフ
「…………………………」
ヤングリンク
「もうガノンドロフの目が怖ぇーよ! ……まだゲーム前だから頼むぜ」
戦闘の誓い
ロックマン
「『一、ゲーム中は真剣勝負を楽しむこと』」
サタン
「『一、ルールを守り全力で勝ちに行くこと』」
マリオ
「『一、勝者へのリスペクト(敬意)を忘れないこと』 それでは皆さん、負けても恨みっこなしだよ! 正々堂々と戦いましょう!」
りんご
「ここの戦いはここで終わり! 日常にまで引きずらないようにしましょう!」
一同
「おー!!」
互いの健闘を誓い合ったプレイヤー達
これよりプレイヤー18名は緑のバトルボール一つを持ってエリアに散らばり、全員敵同士になる
ブルース
「何だこの緊張感は……恐怖としか言いあらわせられないな……」
ラフィーナ
「勝つのはこの私ですわあぁー!! 全員見ていやがれですわあぁー!! ……ふう。 ゲームが始まるとあまり大きな声も出せないので、今出し切っておかないと」
むらびと
「だいぶ……陽が上って来た。 目立つなあ……いやいや目立ったほうがいいの? 分からないね……何が正解なんだか。 暗中模索ですよ」
ガノンドロフ
「そろそろだな……もうすぐゲームがスタートだ」
様々な駆け引きが生まれる、恐怖のサバイバルバトルゲーム
欲望の渦巻く戦いの火蓋が、切って落とされる!
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1
START
ゲームが始まった
ガノンドロフ
「よし、スタートしたぜ……早速狙いに行くか。 540万円ブン捕ってやるか」
りんご
「始まった……みんな敵だよ……誰も信じられなくなりました。 ティもまぐろくんも敵になってしまった。 昨日の友は今日の敵。 ただただ心拍数を上げる役割となりましたよ。 まさにこれが戦闘中。 初めてですが」
ロックマン
「バトルボールを当てて、どんどん相手を撃破すればいいんですよね? で、最後まで当てられないで残った人が勝ちですね? 分かってますよ……ルールくらい」
制限時間内に敵を撃破し、最後の一人に勝ち残れば、賞金を獲得できる! それが……
まぐろ
「うーむ……なかなか刺激的なゲームだね。 だけど刺激がちょっとばかり強いかも」
プレイヤーは一人30万円ずつ持っている。 撃破すれば、相手の所持金を全て受け取れる
Wii Fit トレーナー
「さあて……行きますか。 皆さん敵ですから。 それは向こうにとっても同じこと。 こちらも容赦は致しません。 そのつもりで」
ヤングリンク
「どうするかな……ビーチにいると目立つか? 森の方のエリアに行ったほうがいいかもしれねえ」
ルルー
「うーん、空気が美味いわね。 戦闘中を抜きにしてもこの島は中々いいところだと思うわよ」
舞台は無人島。 遺跡や湖などがある
広さは、東京ドームおよそ4個分。 ここがサバイバルバトルの戦場と化す!
カリンカ
「プレイヤーはかなりの化け物揃いなのよね……だから私はエスケープも視野に入れていくわ」
更に途中でゲームをリタイアすることも可能
エリア2箇所の手形認証装置に自分の手形を認証させると、全てのプレイヤーにメールでエスケープを宣言したことになる
そこから3分間撃破されなかったら、エスケープが成立しその時点での賞金を獲得できる
マリオ
「敵に背中を見せた時点で負けかな……相手の投げたバトルボールを受け取る。 それで出来ればキャッチしたところを狙う感じかなぁ。 避けてもいいんだけどさ」
バトルボールをキャッチした場合、また地面にバウンドした後に当たった場合は失格にならない
サタン
「敵を見つけたら……まず退散した方が良さそうな気はするが。 あまり事を急くのは得策じゃないだろう。 我がフィアンセの為にも必ず賞金を持ち帰ってみせる……!」
むらびと
「誰が怖いって……ガノンドロフが怖いなぁ。 目にプレイヤーが入ったらやたらめったらボール投げてきそうだぞ。 迫力に負けたら終わりだからね。 戦意喪失しちゃう。 あんなのただの悪ガキだからね」
ガノンドロフ
「まずは女からかな……。 弱い奴から狙っていった方がいいだろ。 まあ、男だろうが目に入ればちゃっちゃと撃破してやるがな」
スタッフ
「女性でも関係なく行きますか?」
ガノンドロフ
「関係ない、関係ない……尻にぶち当ててやるよ」
臨戦態勢に入っているガノンドロフ。 既に、やる気だ……
マック
「まあね……女性をいきなり狙うのは男の風上にもおけないよな。 いずれは戦わないといけないかもしれないが。 俺はまずは男を減らそうと思う」
ガノンドロフとは考え方が対照的なボクサー
マック
「女性には優しくいくのが男ってもんだぜ……」
エス
「早く撃破情報のメール来ないかしら……?」
物陰で息を潜めるぷよぷよテトリスから参戦のエス
エス
「物陰で隠れて隠れきれるかな……ギリギリまで隠れて隠れて潰しあいを待つわ……バカな男達がまずそこら辺でおっぱじめるでしょ。 それで最後にさらいに行こうと思うわ。 案外、そのやり方の方が生き残れるんじゃないかしら?」
ティ
「大丈夫か、これ? ボクサーいる、魔王いる、ロボットいる……随分と濃い面子に放り込まれたような気もするが……」
エスと同じく、ぷよぷよテトリスから参戦のティ
ティ
「とにかくどんな相手でもバッタリ会って、いきなり撃破されたら嫌だな……せめてちゃんと戦いたいところだよ、そこは。 そして的確に正確にボールを当てないと。 今このボール外せばその時点で丸腰だ」
ガノンドロフ
「お……? おい、おい! あそこ……ヘンな服の奴がいるぞ」
そのヘンな服の正体は……
ティ
「ボールをとにかく大事にしないとな……。 おや? 誰かいるか、あそこ……?」
ティだ……
バトルボールを当てれば、相手の賞金が全額手に入る!
ガノンドロフ
「行くか……アイツをやっちまおう。 最初の獲物だ!」
ガノンドロフが、ティに狙いを定めた!
ティ
「うわっ! おい、早速かよ!」
ガノンドロフ
「おい! 待て! コノ野郎!」
ティ
「うわわわ……!!」
ガノンドロフ
「はぁ…はぁ…」
ティ
「ひええ……」
必死で逃げたティ。 何とかガノンドロフの視線から外れてたようだ……
ガノンドロフ
「ダメか……意外とあれ足早い。 ヘンな服の癖に……」
獲物を逃したガノンドロフ
ガノンドロフ
「……やっぱりある程度体力ある男よりも、女からドンドン片付けていった方が良さそうだな」
ティ
「あのオッサンが足遅いおかげで何とかなったが……戦った方がよかったか? 思わず退避してしまったよ」
いきなり戦闘になりかけたティ
ティ
「これであっさりゲームから追放の可能性もあるのか……。 前衛的になっていかないと勝ち抜けないか……?」
その頃司令室では戦闘中開発者ゲームマスター・クラインが、ゲームの行方を見守っていた
「皆、今は戦力が全く同じ……おのおのの素の戦闘力のみで差がついている状態だ。 そこに差をつけるにはどうするか……そこで生み出されたのが、コイツだ。 戦闘アンドロイド……『忍』! 早速最初のミッションを始めるとするか……」
そのクラインが、戦闘中初のミッションを発動させる!
エリアに現れた、1体の戦闘アンドロイド……。 これによってバトルが引き起こされる!
ピリリ、ピリリ、ピリリ
エス
「あら、遂に来た? 最初の脱落のメール……。 あれ違うわ……ミッション?」
りんご
「戦闘中でもミッションなんてものがあるんですか? 『これより最初に敵プレイヤーを撃破したものに』」
マック
「『忍を与える。 早い者勝ちだ』 忍? 忍って何だ?」
ロックマン
「うわあ。 これが噂の忍? それが手に入るかもしれないと……」
ゲッコウガ
「うわ、これは欲しいところだが……リスクがでかい」
MISSION1 忍を獲得せよ!
戦闘アンドロイド『忍(しのび)』
忍は優れた敏捷性と、高い攻撃力を併せ持ち、契約したプレイヤーを勝ち残させるために戦う
パートナーにすれば圧倒的に有利となる、戦闘のエキスパート
これより敵プレイヤーを最初に撃破したものは忍を獲得できる!
この忍を獲得出来るかどうかが……プレイヤーの運命を大きく左右する!
マリオ
「『忍は優れた敏捷性と、高い攻撃力を併せ持ち、契約したプレイヤーを勝ち残させるために戦うアンドロイド。 味方にすれば圧倒的に優位に立てる』 アンドロイドってハンターとは違うの?」
ラフィーナ
「ハンターと違って味方に出来るのね……一人でも負ける気はしませんけど、やはりこの忍を従えて常に上には居たいですわね」
Wii Fit トレーナー
「隠れてる場合じゃ無いですか? 一気に狙っていきましょうか。 近くの手頃な獲物を……」
エス
「これは欲しいわよ! だってその忍っていうアンドロイドはエスの思い通りに動いてくれるんでしょ? そりゃ狙うわよ……。 もう隠れるの辞めた、動くわ」
むらびと
「勝ち残っていくためには、おそらく忍は中々のキーだよなあ……ここで味方をつけとくのは相当ゲームのイニシアチブ(主導権)とれるよ」
ティ
「このミッション内容、また随分と露骨に戦闘を引き起こそうとしてるじゃないか……安易に乗っていいのか? このミッションは」
忍を獲得させるための、甘い誘惑
しかし真っ先にバトルに勝たなければならない
果たして、忍を獲得することが出来るのは誰だ……!?