ゲッコウガ
「いるな……リンクだな。 あれは」
マルス
「あ……僕も見えた。 誘い込んじゃおう」
ヤングリンク
「俺が……じゃあビーチに出るよ」
同盟を組んだマルスとヤングリンクが、忍を持つゲッコウガと真っ向勝負を決めた
ティ
「2人か……あれ組んでたらヤバイな。 しかし、チャンスかもしれない。 行ってみるか」
しかし、ティは忍を連れたゲッコウガの存在には気付いていない……
エリア南のビーチにゲッコウガ、マルス、ヤングリンク、ティ。 4人のプレイヤーが集結
ゲッコウガ
「2人いるな……私が忍を連れているから、それに2人がかりで挑もうという魂胆か?」
マルス
「まずいよ……2人いることがバレたかもしれないな。 奇襲はできないかも」
ヤングリンク
「とっとと浜辺に出よう」
階段を下りて、マルスとヤングリンクがビーチへ移動
ゲッコウガ
「こうなったら忍使って2人まとめて倒してやるか……」
ゲッコウガは……やる気だ
ゲッコウガ
「忍! マルスの方を頼む!」
マルス
「うわわ……臆することなく来たな……」
ヤングリンク
「やってやろうじゃんか……」
ゲッコウガ
「どうだ!? やるか!」
マルス
「まずいぞ、これ……よくよく考えたらこれただの2対2だよ。 形勢一緒!」
ヤングリンク
「マルス、そっちは頼むぞ!」
マルス
「しかも僕が忍の相手するのはキツイな……」
やり合う気満々のヤングリンクに対し、マルスはリスクが高いと判断したようだ
マルス
「ダメだなこれは……逃げよう!」
マルス、ヤングリンクを置き去りにしてビーチから去る
ティ
「忍いるのか……俺も去るか」
傍観していたティも、身の危険を感じたかビーチから離れる
ヤングリンク
「ちょっと待って……おい! マルスの奴、逃げやがったよ…!!」
完全に不利な状況に追いやられたヤングリンク
ゲッコウガ
「行け……撃て!」
忍が投球!
ヤングリンク
「おおっ! 危ない! そらっ!」
ヤングリンクが忍に反撃
ゲッコウガ
「おう……かわした! そらっ!」
バン!
ヤングリンク
「ふざけんなよ、お前ら……」
忍の攻撃をかわし、反撃に転じたヤングリンク
しかし俊敏な忍がそれをかわし、ゲッコウガ自身がトドメをさした
ゲッコウガ
「悪いなリンク……強いものが弱いものを倒す。 それが戦闘中だ」
ヤングリンク
「ちっきしょう……マルス、俺に忍の相手させて逃げやがった……あいつろくな死に方しねえっつーの……」
ゲッコウガ
「これはまたプレイヤー関係の本性が出てしまうな……」
同盟を組む相手を選ぶのも、戦闘中では大事だ
ティ
「恐ろしいな、忍は……逃げよ」
離れながら一部始終を目撃していたティはその場から退散
ティ
「恐ろしい……忍もそうだがあのマルスって奴もなかなかの食わせもんだ……気をつけるかな、あれ」
まぐろ
「撃破情報。 ゲッコウガがヤングリンク撃破……」
ロックマン
「ゲッコウガの賞金は90万円になった!? おいおい……100万いっちゃうよ」
むらびと
「何だよ90万円って……90万円も貯まったら、もう僕はエスケープするよ。 やばいなこれ……忍欲しい」
マルス
「リンクと2人でゲッコウガに挑んでも、数的には有利にならないからね……深追いはしない方がいい。 最初ゲッコウガをおびきよせて僕が奇襲するつもりだったんだけど2人いるってのがゲッコウガに気付かれちゃったから。 ヤングリンク、お疲れ様。 忍だけでも倒してくれてたらいいけど」
ゲッコウガ
「順調、順調……順風満帆だ」
スタッフ
「90万円になりましたけど、エスケープはどうしますか?」
ゲッコウガ
「それは考えてない。 賞金はあくまでも褒美としか私は捉えていない。 私の今回の戦闘中の目的は……最後の勝者になることだ」
ゲームの様子を見ていた、戦闘中ゲームマスター・クライン
「このままだと、明らかに忍を手に入れたものだけが有利になる。 そこでここからどう戦力差を埋めるのかが……このゲーム見物だぜ」
そして、操作によってエリアに2つのテントが出現。 このテントの正体は……
「ここで武器屋をオープンさせるか……。 この武器屋では戦闘に有利なアイテムを買うことが出来る。 逃走中とは違い、戦闘中にはイベントがあるんだよ……」
ゲームマスター・クラインは不敵な笑みを浮かべている……
「戦闘中は逃走中と違い、持っている賞金をゲーム中に自由に使うことが出来る。 生き残るには賞金をいかに上手く使うかがポイントとなる。 そして、この武器屋でも……俺の作ったコイツが目玉になるんだよ……」
そう言うとモニターをタッチし、プレイヤー全員に通達を送った
まぐろ
「これで……ヤングリンクがやられて……残り16人になった。 何か動きがあるかな……」
ピリリ、ピリリ、ピリリ
まぐろ
「おや……メールだね」
ガノンドロフ
「『イベント』 何だイベントって? ミッションじゃねえのか……? 『エリア内2箇所で武器屋がオープンした』」
ラフィーナ
「『武器屋ではバトルアイテムを購入し、自分を強化することが出来る』」
カリンカ
「『ただし所持金を使えばその分賞金総額は減ってしまう』」
Wii Fit トレーナー
「なるほど……最後の賞金が減るかわりに自分が勝つ可能性を高められるということですか。 なかなか考えられていますねこのゲーム……」
イベント・武器屋オープン
エリア2箇所のテントで武器屋がオープン
プレイヤーは所持金を使ってバトルアイテムを買い、自分を強化できる
ただし使えば使うほど、最後の一人になったときに受け取る賞金の総額も540万円から減ってしまう
勝ち残るには、所持金の使い方が明暗を分ける!
尚、売られているバトルアイテムはご覧の通り
バトルボール・10万円
忍の盾・10万円
盾・30万円
バックシールド・20万円
バトルシューター・30万円
忍・50万円
ティ
「これが商品リストか? ボールが10万で……盾30万、うわ忍50万すんのか。 さすが値が張るな……」
マック
「うわ、全部めちゃめちゃ高い……! これ(バトルボール)1個10万……? ボッタクリじゃねえかコレ……しかも最後の取り分が減るんだろ?」
賞金を減らして、戦力を上げるかどうかは全てプレイヤー次第だ
ロックマン
「所持金が0円になったら失格だから……あ、それでも一人30万持ってる人を撃破できれば60万円になるから、忍買えるんだ……結局は誰か倒さないと忍は手に入らないか」
りんご
「忍さえ獲得出来れば……そもそもの個人の体力的ハンディキャップが相殺されるわけだ。 だからここでボケッとしてるより早いとこさ一人撃破して賞金を稼いで武器屋でショッピングに楽しむ時間に費やす方が利口ですかね」
ただし売っている忍は各店舗につき1体ずつ、合計2体。 早い者勝ちだ……
マルス
「オープンしてからすぐ買いに行くのは賢く無いな。 買えるものも限られちゃってるわけだし」
高額なアイテムを買うには、誰かを撃破し所持金を増やさなければならない
ゲッコウガ
「私は今90万円を持っているから……忍に目が行きがちだがこのバックシールドやらバトルシューターやらも気になるぞ」
既に忍を獲得しているゲッコウガは他の道具に目を向ける
ゲッコウガ
「バックシールドは気になるな……便利そうだ。 後ろからの攻撃が防がれるということだろう?」
カリンカ
「30万円じゃバックシールドくらいしか買えないか……バトルボールは持ってるし、忍の盾は忍ありきだし。 無理に合計賞金減らさなくても……誰かを撃破しないとしょうがないからそこは」
ラフィーナ
「とにかく撃破さえしてしまえば、この武器屋も私の思うがままになるということですわね……だったらとっとと他のプレイヤーを倒すまで!」
マリオ
「ゲッコウガを倒せば一気に120万円になるんだ……でも忍が強烈だから無理だね。 ……現実的に考えて別の人狙おうか」
早速所持金を増やすために、プレイヤー達が動き出す……!