戦闘中 ~忍島Z~   作:ハルカン

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激闘

 

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武器屋がオープンし、所持金を使い戦力を強化することが可能となった

 

所持金を増やすために、プレイヤー達が動き出す……

 

 

むらびと

「どうしよう? 積極的に行く? そりゃ動いた方が他のプレイヤーに会いやすくなるだろうけども……」

 

 

まぐろ

「動いてなかったけども……攻め時ってのもあるからね。 それが今なんじゃないかな? 武器屋行きたいもんね」

 

 

りんご

「所持金増やせば武器屋を使える……今ゲッコウガ無双ですからね。 これを何とか、りんご無双へとチェンジしたい。 ……金の力で。 戦闘中では戦力差は金で解決出来るんだ、教育に悪いというか……言葉が悪いか」

 

 

マリオ

「行ってみるか……? 武器屋にとりあえず。 とりあえずバトルボール増やしとくのもいいんじゃない? ただ忍とかと並べると安く思えるけど10万円ってのも結構な額だからな……商売上手だね」

 

 

サタン

「50万円……今のところだと、一人でも撃破したら忍が買えるようになるということか……。 ならば善は急げだ」

 

魔界のプリンス、サタンも自分に従う忍が欲しい……

 

 

まぐろ

「誰かいないかな? 木だらけだね、ここ……プレイヤーとは言わず動物達が住んでるんじゃないのかな?」

 

島の中腹にある、森の中にやって来たささきまぐろ

 

 

サタン

「ん……? ちょっと……隠れろ」

 

そこに潜んでいたのはサタン

 

 

まぐろ

「店で装備を整えるにも先立つものが必要だからね。 積極的にいかないと」

 

まぐろはサタンに全く気づいていない

 

 

草むらの中でチャンスを待つサタン

 

サタン

「………………………………」

 

 

奇襲は一発でしとめるのが鉄則。 外せば、たちまちその立場は逆転する

 

サタン

「………………………………よし!」

 

サタンが動いた!

 

サタン

「撃破だ!」

 

まぐろ

「うわっ!?」

 

バン!

 

 

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まぐろ

「しまったぁ……。 うわあ! 油断した……! 油断した!」

 

気配を完全に消した、魔界のプリンス

 

そしてがら空きの背中に重い一撃を放り込んだ!

 

敵プレイヤーはどこに潜んでいるか分からない……

 

まぐろ

「……終わり? もう僕終わりかい? 実感が全く沸かない……この終わり方」

 

サタン

「ふん……このサタン様と一戦交えてしまったことを不幸に思うんだな」

 

まぐろ

「ははは……奇襲に一戦とかあるのかな……?」

 

 

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これでささきまぐろの30万円はサタンに入り、サタンの賞金は60万円

 

サタン

「お、これで忍とやらを買いにいけるな。 忍を取れればかなり有利だ」

 

まぐろ

「すぐお金の勘定しないで、もうちょっと触れてよ……」

 

 

りんご

「え!? 私の幼馴染であるところのささきまぐろくんが撃破された……。 まぐろくんは何でも出来る男なのに……これはまた予想外なメールが来たもんだ」

 

 

マリオ

「サタンの賞金は60万円となった……ヤバイ。 忍が買える額だ」

 

 

ルルー

「さすがサタンさま……それでも後々はサタンさまとも戦闘しなければならないわね……」

 

 

ラフィーナ

「あまり賞金を稼がれると、忍とやらを付けられて弱いのがどんどん減っていってしまいますわ……楽に倒せるのがどんどん減る前に所持金を増やしたいところですわね」

 

 

ゲッコウガ

「これで……私以外にも忍が増えるかもしれないということか……面白い」

 

所持金を消費せずに、忍を獲得したゲッコウガ

 

ゲッコウガ

「忍よ……とりあえず出会い頭でも会ったら、そのまま攻撃してしまおう。 我々は有利な状態には違いない」

 

そう言われた忍が、ゲッコウガにサムズアップのポーズをした

 

ゲッコウガ

「わずかとはいえ意思疎通も出来るとは……」

 

ポケモンとアンドロイドが、意気投合

 

 

ロックマン

「……ん? あそこ誰かいる……?」

 

 

ゲッコウガ

「よし……行くぞ!」

 

 

ロックマン

「ほら、来たよ! 忍、忍、忍……!」

 

すぐ近くに現れた忍に驚くロックマン

 

ロックマン

「怖い怖い怖い……」

 

 

ゲッコウガ

「今あそこにロックマンがいたぞ……このままだと一目散に皆逃げていくな。 仕方ない、何せ2人以上で行動していたらそれは目立つのは当然」

 

 

ロックマン

「もう早速使いこなしてるもんなゲッコウガ……あんな忍後ろにつかれちゃ奇襲もできないよ」

 

 

スタッフ

「お金欲しいですか?」

 

Wii Fit トレーナー

「正直欲しいです……。 ぶっちゃけた話をしますと100万円超えたら、エスケープはしたくないですけど……200万円は欲しいですね……」

 

物陰に潜む、賞金への欲望を見せるWii Fit トレーナー

 

Wii Fit トレーナー

「……いましたね」

 

スタッフ

「誰がいましたか?」

 

Wii Fit トレーナー

「ブルースです、ブルース」

 

 

Wii Fit トレーナーが狙いをつけたのはブルース

 

ブルース

「これどこから来る……? とりあえずまずは所持金を増やさないことには始まりそうも無い」

 

ブルースは道端の真ん中に堂々と立っている

 

ブルース

「とりあえず目立つところにいて、先に他のプレイヤーを発見できるようにしとこうと。 不意打ちでやられたりはしたくないからな」

 

 

Wii Fit トレーナー

「近付きますね……」

 

 

ブルース

「……ん? お、やるか…? やるか?」

 

ブルースが見つけたのは……

 

カリンカ

「やらない…! やらない! まだぶつかり合うのは早いよ、ブルースさん……」

 

ブルース

「しかし生き残る限りいずれ当たる運命だぞ? 今やっても後でも一緒だ」

 

カリンカ

「それでもこんな段階でやりあいたくはない……一旦私離れるから」

 

ブルース

「そうか? お……?」

 

 

Wii Fit トレーナー

「あっ……バレましたね?」

 

 

ブルース

「おおう……戦闘本能をむき出しにしている女子が来たか」

 

 

カリンカ

「あれが噂のWii Fit トレーナーさん? スマブラに新しく参戦するっていう……驚きの白さよ」

 

 

Wii Fit トレーナー

「ブルース……? どうしますか……? やりますか? こっちは準備OKです」

 

既にこちらは、臨戦態勢

 

ブルース

「……戦わせていただく! おらあ!」

 

ブン!

 

Wii Fit トレーナー

「おおっと……! お返しです!」

 

ブン!

 

ブルース

「ああっ、クソッ! 外した!」

 

お互い攻撃を外した!

 

Wii Fit トレーナー

「取らせませんよ!」

 

ブルース

「しまった……とられた!」

 

 

カリンカ

「うわあ……目の前ですごい戦い!」

 

 

ボールを拾ったWii Fit トレーナーが……ジリジリとブルースを追い詰める

 

Wii Fit トレーナー

「ハッ!」

 

バン!

 

ブルース

「ああっ……しまった!」

 

 

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Wii Fit トレーナー

「よし……押忍!」

 

先制攻撃を外してしまったブルース

 

機敏な動きで反撃を凌ぐが、Wii Fit トレーナーが更に上を行く戦闘能力を見せ付けた

 

 

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ブルース

「ああ……これは完敗だ」

 

Wii Fit トレーナー

「いやいや……最初の貴方の一投目は少し危なかったですよ。 どう転ぶか分からない勝負でした」

 

ブルース

「でも挑まれた戦闘から逃げるのは嫌だったんだよな。 でもこうなったら彼女に最後までいってほしい」

 

Wii Fit トレーナー

「嬉しい言葉ですね。 ありがとうございます……最後まで頑張りますよ」

 

 

カリンカ

「間近でこんな試合見ちゃった……超高カードだよ」

 

 

ガノンドロフ

「Wii Fit トレーナーがブルースを撃破。 何だよ、周り結構攻防してんじゃねえかよ。 減っていくな、しかし……」

 

 

むらびと

「遂に女子も動き出したんだね……Wii Fit トレーナーがブルースを撃破して賞金は60万円」

 

 

ロックマン

「ええ~、ブルースが撃破されちゃったか……残り14人。 ペース速いのかな、これ……」

 

 

サタン

「お……これはあまりよろしくない情報だ。 忍は各店舗1体ずつだったはずだろう? 売り切れる前に武器屋に急がねば……」

 

 

Wii Fit トレーナー

「やりましたね……いい勝負でした。 ただ私の所持金が増えたということで狙われやすくもなったってことでもありますから、喜んでばかりもいられないです」

 

スタッフ

「モチベーションとしては、お金ですか?」

 

Wii Fit トレーナー

「お金ですね」

 

 

賞金をかけたプレイヤー同士のバトルは加速していく……

 

残るプレイヤーはあと14人

 

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