ネプ短編まとめ   作:烊々

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 4/20ネプテューヌワンドロお題『ユニ』にて投稿させてもらったものです。
 R-15ぐらいなので苦手な人は我慢して読んでください。



セクハラされる女神候補生 ( ブラン ユニ )

 

 

「ユニって、私と一緒に貧乳女神代表みたいな感じ出してるけど、女神化したあの子胸が小さい"だけ"でスタイル超良いしやけに色気あるし普通に"持ってる側"だと思わない?」

 

 唐突に、ブランはネプテューヌにそう言った。

 

「どしたのブラン? 何か嫌なことでもあったの?」

「いえ、思ったことを言っただけよ。こういうくだらない話題を出せるのはあなた相手ぐらいだもの」

「えへへ、それほどでも」

 

 照れるネプテューヌに対し、ブランは「褒めてはいないけど」という言葉は口に出さないでおくことにした。

 

「それで、なんでいきなりそんなこと言い出したの?」

「それは、この前ユニと貧乳女神会議をしていた時に──」

「ちょっと待って回想に入らないで。貧乳女神会議って何?」

「名前のとおりよ。ベールみたいな女神に胸がデカいだけで態度までデカくされるのが我慢ならないから『私たち(貧乳女神)はどう生きるか』という議題で話し合う会よ」

「そんなアカデミー賞作品みたいな……でも、面白そうだね。わたしも行ってみていい?」

「良いけど、もし女神化したら殺すわ。私とユニ二人がかりで」

「怖っ⁉︎」

「というわけで回想に入るわね。あれは数日前──」

 

 ブランとユニが、第二十四回貧乳女神会議にてルウィー教会の秘密の部屋に集まっていた時のこと。

 

『ブランさん、この豊乳ストレッチって本当に効果あるんですか?』

『それはやってから確かめるしかねえよ』

『そもそも、なんで女神化してからやるんですか?』

『女神化前のお前って言うほど胸無くないだろ? ストレッチ用の薄手のトレーニングウェアに着替えたとするだろ? それなりのサイズのお前の胸が強調されるだろ? ムカつくだろ?』

『……そ、そうですか』

 

 下手にホワイトハートを刺激しないために、ブラックシスターはこれ以上何も言わないことにした。

 お互い無言でのストレッチが続く中、ホワイトハートはブラックシスターの身体を凝視する。

 

『……ふむ』

 

 すると、ブラックシスターの腰を掴んだ。

 

『ひゃんっ⁉︎』

『気にすんな。続けろ』

『は、はいぃ……』

 

 そして、ブラックシスターの尻を鷲掴みにする。

 

『きゃっ……⁉︎ ちょ、何するんですか⁉︎』

『これもストレッチの一環だ。そして、一人前の女神になる為にも必要なことだ』

『そ、そうなんですか……?』

『あぁ、戦いにおいて常に敵はダメージだけを与えてくるわけじゃない。こういった羞恥的なことをしてくる奴だっている。ノワールは真面目だからそういうことをあまり教えないだろうがな』

『……わかりました。頑張ります!』

『良い返事だ』

 

 そしてその後、ホワイトハートはブラックシスターの尻を揉み続け、たまに太腿をさすったりした。

 

「──そして私はユニの身体を弄りながら気づいたのよ。あの子、胸がないだけで身体は一級品だって」

「何サラッと後輩にとんでもないセクハラかましてんのさ」

「あの子私が何やっても一人前の女神になる為って言ったら納得してくれたわ」

「それノワールに聞かせたら殺されるよ?」

「だからあなた相手に話してるんじゃないの。まぁ、魔が差したとはいえユニには申し訳ないことしたと思っているわ。今度会ったら謝るつもりよ。あなたには懺悔がしたかったの」

「なら良いけど……」

 

 二人が話していると、部屋の外から何者かの気配を感じ取った。

 

「……ん? 誰か来たわね」

「今日はロムちゃんとラムちゃん遊びに行ってるんじゃなかったの? 帰ってきたのかな?」

「まだ帰ってこないと思うけど……」

 ブランがドアを開けると、そこにはユニが立っていた。

「あ、ブランさんこんにちは!」

「あら、ユニ。どうしたの?」

「あの……その……」

 

 ブランの問いに、ユニは少し顔を赤らめ、モジモジしながら話す。

 

「こ、この前してもらった『一人前の女神になる為の修行』ってやつ、またして欲しくて……」

 

 するとユニはブランの後ろにいたネプテューヌに気づき、ハッと正気に戻る。

 

「……あっ、ネプテューヌさんっ⁉︎ す、すみません邪魔しちゃって! 今日は帰りますね! また今度来ます! さようなら!」

「え、えぇ……さようなら」

「ばいばいユニちゃーん」

 

 そしてそそくさと去って行った。

 

「……あーあ、ハマらせちゃったね。悪い先輩だね〜ブラン?」

「やりすぎたわほんとに……どうしましょうこれから……」

 

 ブランの苦難の日々が始まるかもしれないのだった。

 

 

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