マイシスター マイブラザー   作:月島柊

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ましろ編 第4話 

 翌日、ましろは顔を赤くしていた。何かあったのかと思い、俺はましろに聞いてみた。

 

「なんかあった?」

「あ、ううん。何でもない」

 

ましろは急かすように俺を押す。

いつも通り玄関を出ると、ましろと俺は歩き始めた。遅刻にはならないように歩いていたが、いつもより遅い。

 

「やっぱり、なんかあったんじゃないか」

「何もないって。大丈夫」

 

ましろがそう言うと、後ろから声をかけられた。

 

「絶対なんかあったよね」

 

つくしだった。

 

「やっぱそう思うよな?」

「女の子のことじゃない?」

 

つくしがそう言うと、ましろはまた顔を赤くさせた。図星か。

 

「それだったら、そう言えばよかったのに」

「女の子のことっていうか、お兄ちゃんもやったことありそうだもん」

 

意味が分からなかった。

俺もやったことがあること?女の子もやることっていったら、そこまで多くはない。

 

「何だろうな、俺だってするのか?」

「多分恥ずかしいことだよね」

 

つくしと俺は2人で悩んでいた。

 

「あ、もしかして」

 

つくしは俺に囁くように言った。

 

「オナニーじゃない?」

 

マジで?というか、ましろってそんなことするんだ……

 

「ましろ、まぁ、最近はしてなかったけどな」

「うぅ……」

 

ましろは俺の服の袖を掴んだ。

 

「気にするなよ。きっとつくしだって──」

 

あ、まずい。

 

「お兄さん?」

「何でもないっす」

 

俺たちは学校まで少し足早に歩いた。

 

 家に帰ると、ましろは俺に抱きついた。

 

「今日、ゆっくりお風呂入ろ?」

 

ましろがそう言うなんて珍しいな。と思っていたが、朝のことがあるのか、と思うと、少しは理解できた。

 

「いいよ」

 

俺は軽く承諾した。

浴室に入ると、ましろはシャワーを出さずに黙っていた。

 

「ましろ?」

「お兄ちゃん、ハグしてみて」

「え?あぁ」

 

俺はましろのことをハグした。

 

「これでいいのか?」

「うん……」

 

ましろは静かに、動かずにいた。

 

「どうかしたか」

「安心する。お兄ちゃん、これからもずっと近くに居て」

 

ましろは今までよりかわいかった。こんなにかわいいって思ったことはなかった。

 

「ずっと近くに居てあげるよ。言わなくとも」

 

俺はましろの背中を洗い始めた。

 

「わっ」

「びっくりした?」

「急に洗うんだもん」

「ごめん。じゃあ、洗うよ」

 

俺はましろの背中をまた洗い始めた。

 

「前は洗えよ」

「うん。あ、オナニーしないように」

「してもいいんだよ?」

「恥ずかしいもん」

 

ましろは上から順に身体を洗っていった。ましろは胸や股を洗うときだけ少し遠慮気味だった。初めてだったのかな?

 

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