え?さすがに答えの丸写しはありえない?
いやいや、あんなものは答え写そうが友達から見せてもらおうが最終的に提出してしまえばこっちのもんなんすよ。
祭りに行ったり海に行ったりと今までとは大分違った夏休みだったがそれももう後半まで来てしまっていた。まぁ課題に関しては数学が少し残ってるぐらいだし全然余裕で終わるだろう。
と、いう事で現在俺はゲーセンに来ていつも通りチンパンしております。
「ウッキー!!!今年は申年ィィ!!!!速いぞぉ!?!!!やったぁ!!!ブッパア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!!」
このセリフ言ってるから絶対スパローガン○ム使ってると思っただろ?残念、使ってるのはドア○ザクでしたァ!!ニチャア
量産機のザクでユニ○ーンやバ○ルに殴りかかれる!!(殴れるとは言っていない)クロ○ブースト!!やるしかない!!
あーあ、今日で登校日も終わりだしもう残りの休みはこのゲーセンに入り浸ってやろうかァ??
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SAN値チェック入りやす。
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「あ〜、久々のブッパはたまんねぇな。これだからやめられない。」
大分長い事ゲーセンにいたもんだ。もう外が暗くなってしまった。まぁたまにはこんな日があっても悪くないだろう。さて、帰ったらモン○ンでもやるか。
と、思った矢先。スマホがなり確認してみると上原からだった。
「ん?なんだいきなり、『緊急事態!今すぐつぐの店に来て!!』えぇだる。え〜っと、『今から素材集めに行くから却下。』っと。」
これでよし。すまんな上原、俺は早く帰ってモンスターにライズしたい気分なんだ、お前のよく分からん事情に付き合うほど暇ではないんだよ。HAHAHA〜!何人もこの俺を止めることはできなぁーい!
すると、再びスマホが鳴り、今度は美竹からだった。
「『来ないと海での事を全員にばらす。』…、え〜っとォ…w『あ〜、そういえば羽沢珈琲店のコーヒーが飲みたくなってたの忘れてたぁ、、今すぐ向かうわァ、、。お願いだから静かにしててねぇ、、』っと。」
アカン、速攻で行動封じられた。美竹に完全に弱み握られてもうた。しゃーねえなぁ〜。…美竹に免じて向かってやるよちきしょー…。
渋々美竹達の元へ向かう事を決めた。
羽沢珈琲店にて…
「んで?俺がゲームしたいのを止めてまで呼んだ理由って何??」
「えぇっと実は…数学の参考書を学校に忘れてきたみたいでぇ、、」
「ほうほう、それで??」
「今からみんなで一緒に取りに行くんだけど…、その、もうこの時間だと暗くて危険じゃない…?」
「OK察した。夜の学校に忘れ物を取りに行く?はーっ、正気の沙汰じゃない。絶対に嫌だ。お断りします。」
クルリと方向転換し自宅へ帰ろうとするが上原に止められる…。
「そんなこと言わないでぇ!!こんな暗い中女の子だけで行くんだよ!?絶対危険だってぇ!!お願いだから一緒に来てぇ!!」
「おいっ!こら、近ずくな!」
「一生のお願いだから〜!!」
ええい鬱陶しい邪魔くさい恥ずかしあとなんかちょっといい匂い。
「え〜?もしかしてれー君、怖がってるの〜?(煽)」
「は?何に?俺はただめんどくさいから行きたくないってだけでだなァ?」
「やっぱり怖いんじゃ〜ん。れー君、弱いね〜??w」
「え?ちょっ、は?おまっ、……壊すよ??」
((((何を……?))))
「怖くないなら来てもいいんじゃな〜い?お礼にひーちゃんなんか奢ってくれるらしいよ〜?」
「いや、だとしてもだなぁ…」
「渡辺…?もちろん、来てくれるよね…?」
言っている、これ以上抵抗すれば全員にバラしてやるぞと目が言っている…。どの道詰みじゃねぇかよ…。
「…はぁ〜…。わっーたよ。行くよ、行きゃいんだろ…。」
「れ、蓮神さまぁ〜…!」
そんなこんなで強制的に美竹達と学校に行くはめになりました。あー、もうヤダ。今すぐ帰りたい。
移動中…
「っツーか、上原もそんなに宿題溜め込んでんじゃねぇよ…。」
「うぅ、ごめんて〜…。」
「そういう渡辺もどうせ終わってないでしょ?」
「いやいや、ほとんど終わってるから…。どこかのアホピンクと違って終わってるから。」
「うぅ〜、蓮くんがいじめてくるゥ〜(;_;)」
「渡辺ェ…、」
いやいや、弱み握られて挙句それを利用され強制的に連れてこられた俺の方がいじめられてる気がするんだけどそのへんどうですか美竹さん??
「あっ、着いたよ。」
「うわ〜、真っ暗…。」
「鍵空いてんのか?」
「だいじょーぶ。まだ鍵は空いてるっぽいし、中には入れそうだよ〜。」
ッチ、もっと早く鍵閉めろよ…。警備員もっと仕事早くして!
「よし、早く取りに行こう!」
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教室にて…
「ひーちゃんどこに置いたか覚えてる〜?」
「え〜っと確か机の中に…。」
「……、」
「……、」
「…?蘭〜、れー君〜?」
「「うわぁっ!?(゚Д゚)」」ビクッ!!
「うわぁ!ど、どうした!?」
「モカが急に後ろから声掛けて来るから…っ!」
「青葉てめぇ…、まじで、ぶち56すぞ…っ!」
あ〜びっくりしたァ、びっくりしすぎてなんか心臓辺りがキュッ!!ってなったわ。
「モカそういうのやめろよなぁ…!」
「いやいや、あたしは怖がってる2人をリラックスさせようと思っただけだよ〜。」
「「べ、別に怖がってなんかないし!!」」
「あはは、蘭ちゃんは知ってたけど、蓮くんもこういうの苦手なんだね…。」
「「だからそれは誤解だってば!」」
(((シンクロ率が高い…。)))
「あっ!あったよ!」
そうこうしてる内にどうやらアホのピンクが参考書を見つけたようだ。
「みんなありがと〜。これで宿題が進められるよ〜。」
「よし、見つけたな?ほら行くぞ、とっとと行くぞ。今すぐ出るぞ。こんなところ1秒も長くいられるか。」
「うん。一刻も早く出よう。」
((((やっぱり怖いんじゃん……。))))
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昇降口前…
「さーて、ひまりには何を奢ってもらおうかな〜。」
「あたしはつぐみん家のコーヒーがいいな。」
「美竹に同じく、あ、ケーキも追加しとこう。」
「ええ、蓮くん多くない!?」
こちとら強制的に連れてこられてんだぞぉ!?少しぐらい贅沢させろォ!?
「…あれ?」
扉に手をかけた美竹がなにかに気づいた。
「ん?どうした?」
「ここ、鍵掛かってる、、」
「はァ?……ほかの扉は?」
そして全員でほかの扉も試してみたが結果は皆同じだった。
「という事はつまり、閉じ込められたって事で良いんだよなァ?」
「「「「……」」」」
「ど、どうしようッ!?私達このまま始業式までここで過ごすのッ!?」
「そ、そんなの絶対やだ…。」
「お、落ち着け蘭!大丈夫!きっとまだ出口はあるさ!」
「あぁそうさ、大丈夫だ美竹ェ、みんなきっと帰れるさ…。」
「渡辺…。」
「おー、れー君頼もし〜じゃ〜ん。」
「あ〜そうさ、上原の持ってる参考書も、俺たちの怯えきったこの真っ青な顔もぉ…、み〜んなこの暗い闇に吸い込まれて真っ黒になるんだよォ…。全ては無に帰るんだァアア、(゜∀。)ハハハ!!」
「いや、全然頼もしくなかった!?むしろ誰よりも先に諦めてた!?」
「いや、諦めたって言うより…、これは壊れたって感じじゃ…。」
夜の校舎に閉じ込められたんだぞ!?冷静でいられるわけねぇだろぉ!?HAHAHAHAHAww
「いや〜おもしろくなってきましたなぁ〜。」
「こんなの、面白いわけないじゃん…!?」
「あ、もしかすると体育館の非常口が空いてるかもしれないぞ!部活で帰りが遅くなった生徒のためにいつも開けてくれてるんだ!」
「でも、、ここから体育館まで結構距離あるよね…?」
「…けど、ここにいたって、閉じ込められて干からびるだけだよ…。」
5人「……」
「あ、ちゃんと遺書書かなくちゃ……。誰か紙とペン持ってない?」
「少し落ち着いたと思ったらまだ壊れてんの!?」
「蓮、あたし達は別に死ぬわけじゃないからな…?と、とりあえず体育館に向かおう…。みんな準備はいいな?」
「「「「うん…!」」」」
「よし、行こう…!」
「な、なぁせめて遺書を書いてから…」
「もう!いつまで頭ショートしてんの!渡辺も行くよ!」グイッ
「グエッ、ちょっ、わ、わかった!行くから!ついてくから首を引っ張るなァ!マジ死ぬってェ!」
なんちゅー握力してやがるんだ美竹のやつァ…。
こうして俺達は夜の学校から脱出するべく体育館の非常口へと向かった。
しかし、この時の俺達はこの後、恐怖のどん底に叩き落とされることなど知る由もなかった。
…とりま上原許すまじ…。
なんか評価のところが赤くなっている…。前回に続きほんとにありがとうございます!
まさかこのように評価されるとは思ってもいなかったので感激です!!