隣には反骨メッシュ   作:外道堕落

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完結させて1週間も経ってないけどなんか書いとこ。


その後&思いついたネタの消化ストーリー
初詣の季節じゃないけど初詣に行きます


はい、新年あけましておめでとう。え?こっちは全然そんな時期じゃない?甲子園すら始まってないって?

え?今年甲子園やんの!?俺らの時はやんなかったのにぃ!?羨ましい限りですね。甲子園の砂くれよ。あ、去年貰ったわww

 

 

 

 

 

ま、こまけぇこたぁ置いといてだ。

 

 

 

冬休みに入ったと思えばあっという間に時間が経ち、気がつけば年が明けていた。

 

まったく、この1年色々あったもんだな。佐藤達と知り合って仲良くなったのも去年だし、美竹と付き合う事になったのも去年、…ていうか数日前。

 

 

12月24日、俺はフラれること前提で美竹に告白した。だがフラれるどころかそこで美竹の好きな人が俺だったと知り、実は両思いだったことが分かった。挙句の果てにプロポーズまでされる始末。

 

まぁ、泣いたよね。てか泣くよね、あんな事になったら。あの日が1年の中で1番心に残った日だよな。なんなら一生忘れないまである。墓に埋まるまでよろしくお願いします。

 

 

 

そして、そんな俺が今向かっているところは、

 

 

 

「あ、渡辺、あけましておめでとう、」

 

「お、おう。あけましておめでとう…。その振袖、似合ってるな…。」

 

「そ、そうかな//あ、ありがと。それじゃ、みんなのとこ行こっか。」

 

「おーけー。」

 

 

そう、俺は年明け早々、美竹の家に向かっていた。理由は今日はAfterglowのみんなで初詣に行くからだ。ほかのみんなは羽沢の店に集合してるらしい。俺達も早く合流しないとな。

 

「ね、ねぇ渡辺、」

 

「どした?」

 

これから向かう、といったところで美竹に呼び止められる。

 

「…ん、」ッス

 

そう言って手を差し伸べてきた。

 

「えっ?」

 

「いや、えっ?って何…。察してよ、バカ…//」

 

これは、俺の勘違いじゃなければ''手を繋いでいこう''って事?

 

「いや、おま、//」

 

「な、なに?嫌なの//?」

 

その返しは反則って言うんだぞ?

 

「…ったく、嫌なわけねぇだろ、」

 

そう言って俺は美竹の手を取った。

 

「…////」

 

「んじゃ、今度こそいくぞ///」

 

「…/////」コクコク

 

なんだかんだこうして手を繋ぐのは初めてなんだよなぁ…。だが、下を向いてよく表情がわかりにくいが、美竹のかすかに嬉しいそうな顔が確認できたし、俺としては全然良いんだけどね。

 

 

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

「あ!あれ、蘭と蓮君じゃない?」

 

「お〜、やっと来た〜。」

 

「あ、あれ?なんか…2人の距離近くない…?」

 

「いや、あたしにはちゃんとくっついてるように見えるぞ…?」

 

「ちょっと待って!?よく見たら手繋いでない!?」

 

 

「「「「……………」」」」

 

 

 

「いや、なに固まってんだよ…。とりまあけおめ〜、ことよろ〜。」

 

「渡辺、挨拶が雑になって来てるよ…。みんなも、あけましておめでとう。」

 

 

「「「「……………」」」」

 

え?何怖い。なんで目を見開いたまま固まってんの?

 

「?みんなどうしたの?」

 

さすがに美竹も変だと思ったのか、4人に問いかける。

 

「…ええっと、、その、、なんか、2人とも、いつの間にそんなふうに…」

 

最初に口を開いたのは上原だった。

 

「「そんなふう?……あっ。」」

 

そう言って俺達は同時に自分の手の方に視線を落とす。うむ。しっかり手は繋がっているままですね。

 

「これは〜?どういうことなのかな〜お2人とも〜?」

 

「も、もしかして2人って…!?」

 

「つ、ついに…!?」

 

あーもう分かったから、そんなに目を輝かせるな。

 

 

(つか美竹、俺らの事青葉達に言ってなかったのかよ…。)

 

(そ、そう言えばまだ誰にも言ってなかった…。)

 

(oh......、)

 

 

 

「あー、まぁお察しの通り、そういう事です…。」

 

「ええええええ!?」

 

うるさいぞ上原…。

 

「お〜!蘭〜、ついにやったじゃ〜ん!」

 

「おめでとう!蘭ちゃん!」

 

「やったな!蘭!」

 

「う、うん…//あ、ありがとう//」

 

 

みんなから祝福の言葉をもらう美竹。どうやら青葉達は美竹の気持ちを知っていたらしく、色々相談にのっていたようだ。

 

あ、俺も佐藤達に報告しとくか。なんて報告すりゃ良いんだ??

 

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

羽沢の店でみんなと合流し、それから話しながら神社に着いた。

 

 

 

「おー、結構人いるな。」

 

「うん。前の祭りみたいにはぐれないようにしないと。」

 

 

やっぱり人混みってあまり得意じゃないな…。

 

「ねー、みんなは今日神様にどんなお願い事する?」

 

参拝の列に並び順番を待っていると上原がこんな事を聞いてきた。

 

「あたしはとりあえずパンでしょ〜?あとバンドの事と〜、あと健康とか〜、それから…」

 

「いや多い多い、どれか1つにしぼれよ…、神様過労死するわ。」

 

「あはは…、モカちゃんらしいね。」

 

「あたしは今年も5人でバンドができるようにお願いするよ。」

 

「あたしもそんな感じかな。」

 

どうやらみんなはほぼほぼ願い事は決まっているらしい。え?俺?俺は世界平和で行くけど?

 

 

そうこうしてるうちに俺達の順番が来た。さて、ぱぱっと済ませますか。

 

 

 

 

 

(みんなと楽しくバンド活動出来ますように!あと!た、体重を、体重を何とかして下さい!!)

 

 

(今年もみんなと仲良く健康でいられますように。………普通過ぎるかな…?)

 

 

(今年も全員欠けることなくバンドが出来ますように!)

 

 

 

(パンをたくさん食べられますように〜。あと、蘭とれー君が幸せになりますよ〜に。)

 

 

(今年もみんなといつも通りにいられますように。それと…渡辺と、いつまでも一緒にいられますように…!)

 

 

 

(ゲームまみれの1年になりますように。あと、美竹の隣にずっといられますように…。ついでにしょうがないから世界平和とか祈っておこ。そんでもって…、)

 

 

((((((今年も良い年でありますように。))))))

 

 

 

こうして俺達は各々願い事を済ませたのだった。

 

 

 

「さて、終わった事だし、自由時間にしよーう!」

 

「さんせ〜い。あたしはおみくじ引きたーい。」

 

「あたしもー!」

 

「渡辺はどうする?」

 

「ん?ああちょっとトイレ行ってくるわ。後で合流するから青葉達といてくれ。」

 

「うん。分かった。」

 

 

そう美竹につげ、俺はトイレに向かった。

 

 

「それにしても寒いね〜。」

 

「なんか温かい飲み物でもあったらいいんだけど…、」

 

「あ!それなら向こうで無料で配ってたよ。」

 

「あ〜、『甘酒』だね〜。」

 

「え?お酒なの?」

 

「酒って書いてあるけど、お酒じゃないから私達で飲んでも大丈夫だよ、蘭ちゃん。」

 

「そうなんだ…。じゃあみんなで飲もうよ。」

 

「「「「さんせーい!」」」」

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

「ふー、スッキリ。」

 

さて、美竹達と合流しますか。確かおみくじ引きたいみたいなこと言ってたからそのへんにまだいると思うが…。

 

「お、いたいた。」

 

5人の姿が見えたのでそっちへ向かう。

 

「おーい、おみくじは引いたのかー?」

 

「あ、れー君、ちょうどいいところに〜。」

 

「え?なに?」

 

何やら少し様子が変だな。

 

「……渡辺、」

 

「ん?」

 

「渡辺、今までどこに居たの…?探してたんだからね…」フラフラ

 

「え?トイレに行くって一応声かけたはずなんだが……?」

 

 

 

 

 

「そんな事はどうだっていい!!!」

 

「はぁ!?」

 

「ずぅっとあたしの隣にいるぅって言ったじゃぁん!!」

 

「へぇ!!?///」

 

おいおいおいおいなに?どういうことなの!?なんなんだってばよぉ!?

 

 

「れー君や、こうなった原因はこれになるのだよ。」

 

「あ?」

 

そう言って青葉は紙コップを俺に見せてきた。

 

「あたし達さっき無料で配られてた甘酒を飲んでたんだけど…、」

 

「何故か蘭だけこんなに酔っ払ってしまってな…」

 

「それでさっきから『渡辺は??』って言ってて…」

 

「えーーーーー。」

 

甘酒で酔っ払うやつなんているのぉーーー?漫画でしか見た事ねぇよーーー。

 

 

「渡辺ェ〜〜、」ムギュー

 

「ちょっ///、美竹さぁん!?」

 

「ら、蘭がこんなにデレデレしてるところ初めて見た…。」

 

「写真撮っとこ〜。」パシャリ

 

「お前ら楽しんでないで助けろぉおおお!」

 

「渡辺ェ」スリスリ

 

 

やめてぇえええ!恥ずかしいからやめてぇえええ!………でもちょっと喜んでる俺ガイル。

 

 

「ねぇ渡辺ェ??」

 

「は、はい!」

 

「あたしってェ、これでも脱いだら結構すごいんだよォ???」

 

「おい、やめろ、なんで年明け早々できたばかりの彼女のトンデモ発言聞かなきゃいけねぇんだよ!」

 

「渡辺も触ってみたらわかりゅよォ??だからぁ、あたしの事もっとギュッてしてよォ!」

 

「いい加減目ェ覚ませやああああ」

 

「ヒューヒュー!蘭ったらだいた〜ん」

 

「あああもうやだああ!おうち帰るうううう!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

 

それからは俺達はあのまま神社に留まるのは危険と判断し、美竹を連れて速攻場所を移動した。そして美竹もこんな状態だし、今日はこのまま解散することになった。

 

 

 

「それじゃあ蓮君!蘭の事任せたよ!」

 

「彼氏なんだからちゃんと面倒みろよ!」

 

「れ、蓮君!ファイト!」

 

「お持ち帰りしてもいいんだよ〜?」

 

1人だけ応援してくれないのなんなん??

 

「ほんと、綺麗に丸投げしてくれたな…。ったく、行くぞ美竹…。」

 

「ん〜??」

 

 

そう言って俺は美竹を連れ家に向かう。あ、俺の家じゃないからな?ちゃんと美竹の家だからな??

 

 

「おーい、美竹ー、大丈夫かー?」

 

「渡辺ェ〜、おんぶぅ〜、」

 

調子乗ってんじゃねぇぞ。

 

「はやくゥ〜、おんぶぅ〜、」

 

ええいガキか貴様は!!

 

「はぁ〜、しょうがねぇなぁ。」

 

動かない美竹を見て仕方なく、背中に美竹を乗せる。

 

「ん〜♪」スリスリ

 

おい、顔をスリスリするな、あと体もそんなに密着させるな、まじでお持ち帰りすんぞ。そんでそのあとは俺が刑務所にお持ち帰りされちゃう。

 

そんなつまらん事を考えながら俺は美竹を背負って歩き出した。

 

 

「渡辺はさぁ〜??」

 

「ん?」

 

「あたしの事好き〜???」

 

「あ?なんだよ突然、」

 

「どうなの〜???」スリスリ

 

こいつ…、酔っ払ってるとはいえさすがにやばいだろ…。俺は周りに人がいないことを確認し、質問に答える。

 

 

「好きに決まってるだろばーか。」

 

あー恥ずかし、さっさと帰って台パンしたいわ。

 

「エヘへェ〜、あたしも〜♪」スリスリムギュー

 

頑張れ、俺の理性、絶対に美竹の家を通り過ぎるんじゃないぞ?絶対に踏みとどまれよ?じゃなかったらもう止まれないからな??

 

 

そんな葛藤の中、ようやく美竹の家に着いた。

 

「ほら、着いたぞ美竹、」

 

「(´-﹃-`)Zz…」

 

 

Q.はっ倒していい??

 

A、ダメです。

 

 

なに幸せそうに寝てんだちくしょう。可愛い寝顔しやがって。

 

「はぁ〜。」

 

仕方なく俺は美竹の家のインターホンを押す。

 

 

ピンポーン、「はーい、」

 

これはおそらく美竹母かな?会うのは初めてだな、この状況どうやって説明したらええんや。

 

ガチャ「はーい、どちら様ですかー?」

 

「あー、えっと、美竹と一緒に初詣に行ってた者なんですけど、ちょっと色々あって美竹寝てしまってですねぇ…、」

 

我ながら変な説明だ。

 

「あ〜、モカちゃんから連絡あったから大丈夫ですよ〜。すみませんねぇ蘭がご迷惑をお掛けしまして。」

 

「あ、そうなんですか…、いえ別に俺は大丈夫っすよ…。」

 

 

ナーイス!青葉ナーイス!

 

 

「そ、それじゃあ俺はこの辺で、」

 

「あら、少しゆっくりして言っても良いんですよ?」

 

「ああいえ、美竹もこんな状態ですので」ハハハ

 

「そうですか…、それじゃまた今度ですね。」

 

今度、ねぇ、、次があるって事ですか…。

 

「あははは…それでは、」

 

「またいらしてくださいね?蘭の''彼氏''さん♪」

 

「ふぇ??」

 

ドアを閉める間際に確かにそう言われた。

 

「…あれ?美竹ってまだ俺の事誰にも言ってないはずなんだが…、」

 

さては青葉の奴連絡するついでに色々話やがったな!?

 

 

「はぁ〜、これからめんどくさくなりそうだ……。」

 

 

 

 

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

 

 

「……あれ?なんであたし、家にいるの??」

 

確か今日は渡辺とみんなで初詣に行ってたはず、なんであたしは今自分の部屋にいるの?いつ帰ってきたんだろう…、記憶が曖昧…。

 

「あら、もう起きたの?」

 

部屋のドアが開く、

 

「あ、母さん、あたしっていつ帰って来たの?」

 

「あらァ〜、覚えてないの??」

 

「え?」

 

「まぁ蘭はその方がいいかもしれないねぇ〜??」クスクス

 

「え?え!?」

 

そう言って母さんは戻って行った。

 

本当に何があったのあたし…

 

「そうだ、渡辺に聞けば分かるかもしれない!」

 

あたしは早速渡辺に通話をかける。

 

『も、もしもし…。』

 

「もしもし渡辺?あたし今気がついたんだけど、今日のこと『いや!別になんにも特別な事なんて起きてねぇぞぉ!?』…え?」

 

『うん、別になんにもおかしい事なんて無かったし!大丈夫だ!あー、俺ちょっとこの後用事あるからもう切るぞそんじゃあな!』

 

「え!?ちょっと『ブチ』えぇ、」

 

 

 

………あれ?本当に何があったの!?

 

 

「記憶がないって……なんか、コワイ……。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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