隣には反骨メッシュ   作:外道堕落

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どうも、リアルAPEXでは一生ゴールド帯を這いずり回っている外道inです。


女子会と低俗ゲーマーズ

 

 

 

とある日の美竹家の一室。今日は蘭の部屋にAfterglowの全員が泊まりに来ており、それはそれは賑やかにわいわいと会話を弾ませていた。

 

 

 

 

 

 

 

「いや〜、なんか蘭の家にみんなで泊まりに来るのも久々な感じがするね〜。」

 

「最近バンドとかで忙しかったからね。」

 

「それに蘭には蓮君もいたしね〜?」

 

「そ、それは…まぁ、無いことも…ない//」

 

「この際だから今日はれー君と蘭がどこまで行ってるのか聞きまくるのもありかな〜?」

 

ニヤニヤとモカが蘭に詰め寄る。

 

「あー!いいなーそれー!あたしも気になるー!」

 

「…絶対教えない」

 

「あ、あはは…」

 

 

 

このように夜も更けた時間だと言うのに女子会トークに花を咲かせていた。なんとも微笑ましい光景だ。だがそれとほぼ同時刻、''彼ら''もまた微笑ましい会話をしていた……

 

 

 

 

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低俗ディスコード内

 

 

佐『いやー、なんかこの面子でゲームすんのも久しぶりな気がする〜』

 

鈴『て言うか登場すら久々なまである〜。』

 

蓮「まぁまぁこまけぇこたァその辺に捨てといてだ、今日はひたすら限界までこの面子でAPEXをやりたいと思いまーーす。」

 

佐「今シーズンこそダイヤまで行きたいでーす。」

 

鈴「いい加減ダブハン爪痕取りたいデーす。」

 

蓮「はーい、それら終わるまで今日は寝ないでーす。」

 

「「うぇーーーい」」(脳死)

 

 

 

 

なんて微笑ましい(?)会話なのでしょう…。今宵、女子会トークの裏で低俗ゲーマーズの宴が始まろうとしていた!!!

 

 

 

 

 

 

 

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side蘭

 

 

「それで〜?蘭はいったいれー君とどこまで行ったのかな〜??」

 

「だから別に普通だって…」

 

「キスとかってもうやったのー?」

 

「……ッ///そ、それは…」

 

「おっと〜?怪しい反応ですな〜?」ニヤニヤ

 

「キャーー!蘭ったらいつの間にか大人になっちゃってーー!」

 

「ひまり、うるさい…。」

 

もう、さっきからこんなのばっかり…。こういう質問って答えるとどれも恥ずかしいから嫌なんだよね…。

 

「あーあ、あたしも蘭みたいに優しい彼氏が欲しいなー。」

 

ゴロンと寝転がりながらひまりがそんなことを言う。

 

「たしかに蓮君ってすごく優しいイメージあるよね。」

 

「些細な変化にも気づいてフォローしてくれそうだよなー。」

 

たしかにつぐみの言う通りすごく優しい…。でも結構鈍感なところもあるんだよね、蓮って…。

 

この前だってメッシュの色変えてアピールしてたのに全然気づいてくれなかったし…。

(afterstory『気づいて!!』より)

 

 

「蘭はそのれー君の優しい所が大好きなんだもんね〜?」

 

…まぁ、それもだけど…、男のくせに涙脆いところとか、あと寝顔が意外と子供っぽいとことかも、そう言うのもひっくるめて全部好き、かな…」ボソボソ

 

「蘭ー?心の声が漏れてるよー?」

 

「…え//」

 

「ベタ惚れじゃないかー!蘭のやつー!」

 

「ヒューヒュー!蘭ってばかわいい〜!」

 

「も、もう!うるさい//別にいいでしょっ//」

 

 

うっかり口に出てしまったけど、本当のことだ…。特に蓮の優しいところにあたしはめっぽう弱い…。

 

 

 

 

 

 

 

 

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side優しいと思われてる人

 

 

 

佐『ねぇねぇ蓮様ァ!バッテリーと注射器くださいよォ!回復全然持ってないよォ!』

 

現在、3人ともフィールドに着地しアイテムを漁っている中、佐藤が全く回復アイテムを拾うことが出来ず蓮から少し分けてもらおうと助けを求めている。しかし…

 

蓮「え?え??え???それが人にものを頼む態度なんすか??」

 

佐『……、ただいま回復アイテムがございません、どうかお恵みください!』

 

蓮「あはははwwや☆だwww」

 

佐『はははww56すぞこの虫けら(^^♪』

 

鈴『優しさの欠片もないww』

 

困っている人に手を差し伸べる……どころか振り払った挙句嘲笑うこの外道。

 

佐『あーあ、こんな所を美竹が見たらドン引きするんだろーなー?』

 

蓮「蘭とお前らは違う。」キッパリ

 

鈴『え?どうでも良いって言いたいの?』

 

蓮「うん!どうでも良いや^^」

 

佐『酷い…』

 

鈴『アタシはこんなに真剣なのに…。あなたはあたしの事その程度にしか考えてくれないのね…。』

 

 

唐突に始まる鈴木の恋人ロールプレイにしばらくお付き合いください。

 

鈴『あなたはいつだってそう、初デートの時に食べに行ったご飯だって、たまにお出かけしに行く場所だって、いつもあたしが決めてる…。あたしだけがあなたのこと好きみたいこれじゃあ…。ねぇ、あたし達、本当に付き合ってるんだよね?信じて良いんだよね…?』

 

蓮「''恋人いもしねぇくせに''よくそんな会話思いつくね?」

 

鈴『おぉ今のはライン超えだろ(ꐦ°᷄д°᷅)!?自分は彼女いるからってふざけんな!!!?』

 

蓮「おぉ怖ww」

 

なんの躊躇いもなくラインを踏んずけていくスタイル。この男には心のノートを10冊ぐらい送ってやった方がいいのではないだろうか?

 

 

 

 

 

 

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side蘭

 

 

 

「それじゃあモカちゃんは少し小腹がすいたので〜、さっきコンビニで買ってきたパンとお菓子を食べたいと思いま〜す」ŧ‹”ŧ‹”

 

そう言ってモカはコンビニの袋を持ってきて中に入っている菓子パンやお菓子を食べ始めた。

 

「え、…まさかその量1人で食べるの?」

 

「まさか〜。みんなもどーぞ〜。」ŧ‹”ŧ‹”

 

この時間帯に食べるのはどうかと思うけど…。少しだけ頂こっかな…。

 

「わぁーい、いただきまーす!」

 

「ひまり、また体重増えても知らないぞ?」

 

「大丈夫大丈夫!少しだけだから!」

 

そう言って何度も後悔してきた事はもう忘れてしまったのだろうか…。

 

「そ、それにしても結構買い込んだね、モカちゃん…。」

 

「まぁ元々みんなで食べるために買ったつもりだし〜?それにあたしはバイトもしてるからそんなに財布にはダメージないんだよ〜。」

 

「う〜ん、あたしもバイトとかしてお金貯めたいけど部活があるしな〜。」

 

「ひーちゃんは全部食べ物でお金がなくなりそうなイメージ〜。」

 

「そ、そんな事しないよ!……多分、」

 

「否定しきれてない…。」

 

「ま、まぁたしかにお金はあった方が良いかもね。貯金は大事だと思うし。」

 

「楽器が壊れた時も修理するのはタダじゃないしね。」

 

「なんならお金があればだいたいやりたい事できるしなー。」

 

「も〜、みんな世の中お金だけってわけじゃないんだよ〜?それ以外にも大事なものはあるよ〜。」

 

「フフっ、それもそうだよね。」

 

「友情はお金じゃ買えないからね!」ドヤァ

 

「何そのドヤ顔…。」

 

「まぁでも本当のことだよな〜。」ŧ‹”ŧ‹”

 

 

 

 

 

 

 

 

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side低俗

 

 

 

 

蓮「世の中って金だと思うんだ?」

 

佐『うおびっくりしたぁ…。』

 

鈴『バカがまたクズ晒してらぁ。』

 

※本日の主人公はグズ度がやや高めです。

 

蓮「君らもバイトを続けてるとこうなるよ?」

 

佐『現実的すぎる…。所詮世の中お金なのね…。』

 

鈴『金!金!女!』

 

佐『お前も大概だな…。』

 

蓮「まぁもうこの歳で現実を知ってしまったからなぁ。世の中金なんだよ。ああ俺は金が好きだ。なぜなら金は全ての代わりになるからだ。物も買える、命も買える、人も買える、心も買える、幸せも買える、夢も買える。とても大切なものでそしてその上でかけがえのないものではないから好きだ。」

 

佐『なんかどこかの詐欺師を連想させるなぁ…。』

 

何物語なんだろうなぁ…ちょっと思い出せないなぁ…。

 

鈴『君も分かるだろうバ〇ージ君、世の中みんな金なんだよ…!』

 

蓮「ラ〇ァ!ちょっとパチンコを打ちたいから1万円貸してくれないか!」

 

佐『お前ら1回ガン〇ム勢と池田秀一さんに怒られてこい。』

 

 

 

 

※クズは伝染します。池田秀一さん、ごめんなさい。

 

 

蓮「いや俺パチンカスシャア結構好きだからw」

 

鈴『分かるw』

 

 

 

 

 

 

 

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side蘭

 

 

 

モカが出したお菓子を食べながら会話を続けていると、話題は学校のクラスの方へと変わっていった。ここでひまりが日頃思っていることを打ち明ける。

 

「最近あたし達のクラスの男子がちょっとうるさいんだよね〜。」ŧ‹”ŧ‹”

 

「ま、まぁ賑やかなのはいいことだと思うけど…」

 

「それにしてももっと周りを見てほしいって言うかー、」

 

「まぁあたしも最近少し思うところはあるな…。」

 

どうやらひまり達のいるクラスの男子がやたらとうるさく、悩んでいるらしい。

 

「たまに下品な言葉も聞こえて来るしね〜。さすがのモカちゃんもちょっとね〜。」

 

「下品な言葉?」

 

「ま、まぁ俗に言う''下ネタ''ってやつだな…」

 

「あぁ、なるほどね…。」

 

男子ってそう言うの好きな人いるよね…、

 

「別に男子しかいない時だったらあたしだって別にいいと思うんだよ…?でも周りにあたし達がいる時も大声でそう言うのを話してる時もあって…。」

 

「男の子だししょうがないんじゃな〜い?蘭のクラスはそういうのないの〜?」

 

「うーん、特にそういうのは聞こえてこないかな…。男子もそんなにうるさく話してる人もいないし。普通に男女で仲良いと思うよ?」

 

「へぇー、羨ましい〜!」

 

「蓮君はもちろん、佐藤君たちもそういうのあんまり言わなそうだしね。」

 

「いいなー、蘭のクラスの男子はちゃんとその辺の常識があって。」

 

「まぁ共学になったからその辺にあたし達もちゃんと慣れないといけないのかもね〜?」

 

 

モカ達の会話を聞いてると少し男女で苦労してるところがあるらしい。

 

たしかにあたしはクラスにいてそういう単語が聞こえて来たことは1回もないし、改めてうちのクラスの男子はある程度の常識があって平和なんだなって思った。

 

まぁたまにゲーム音がうるさい時もあるけどね…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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side常識があると思われている人達

 

 

 

 

佐『トリプルテイクでトリプルレ〇プしちゃったわぁ♡お''ォ19''!!』

通約(トリプルテイクで3タテしたァ!!まじで気持ちぃ!!)

 

鈴『トwリwプwルwレw〇wプw』

通約(3タテww)

 

…はい、現在の状況はと言うと…。まず初動で蓮と鈴木は武器を拾うことが出来ず相手に蜂の巣にされ先に死亡。生き残った佐藤は今シーズンエネルギー武器として復活を果たしたトリプルテイクで見事3タテに成功する。しかしそれによって得た快感により佐藤の脳みそが液状化してしまう。

 

蓮「例え方ぶっ壊れすぎだろwwお前さっきまで常識人ポジにいたのにwww」

 

鈴『多分佐藤も色々溜まってたものがあるんだよ…』

 

佐『あれ!?お前ら先にイっちゃったの??』

 

蓮「おー、すまんが回収に来てもらってもおk?」

 

佐『オーケェ!今行くからなこのチ〇カスども!!』

 

2人が死亡していることに今気づいた佐藤(オルタ)は2人のビーコンを回収に向かう。だが事態はそう上手くは行かなかった…

 

鈴『あ!やばい!後ろから別パ来てる!』

 

佐(オルタ)『え!?』

 

蓮「逃げろ!逃げるんだ佐藤ォォォ!!」

 

なんと回収に向かう途中、後方から別パーティーが乱入し、佐藤(オルタ)が目をつけられる。佐藤(オルタ)1人に対して相手は3人。到底勝てるはずもない…。

 

蓮「待ってw相手オクタンとパスファとレイスなんだけどww逃げれる訳ねぇこんなんww」

 

鈴『おいしかもオクタンバタフライナイフ持ってるしレイスもクナイ持ってるぞww強ぇ人達だこれww』

 

不幸にも相手は機動力に極振りしたパーティ編成をしていた…。じわじわと距離を詰められ、弾丸を浴びせられる佐藤。

 

佐(オルタ)『やばいwwイグゥ!イッちゃうwwンォオ''ドン〇ホーテ・ドフ〇ミンゴイグゥ''』

 

蓮「ドン〇ホーテ・ドフ〇ミンゴwwww」

 

例のネタを思い出し吹き出してしまう蓮。

 

ドンキホーテ・佐藤(41)『ンオオ''''イグゥ!イグゥ!!?ドンキホーテ・ドフラミンゴ41歳!!ゴミ共の前で!味方を早々に失った挙句!バタフライナイフとクナイで乳首こねくり回されながらケツア〇メ決めるぞぉおおおおお!!!?』

 

とてつもなく長く汚い遺言を残し、ドンキホーテ・佐藤オルタ(41)は散っていった……。

 

 

「「良かったぁここ学校じゃなくて^^;」」

 

 

 

文化祭では自分が中心となってクラスを引っ張り、周りの女子からも高評価な男子の化けの皮が剥がれ落ちた瞬間であった…。

 

 

 

 

 

 

 

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side蘭

 

 

「はー、もうすぐ1年終わっちゃうねー。」

 

「だなー。」

 

「時間が過ぎるのはあっという間だね〜。」

 

「でも来年はあこちゃんとか、あと翔くんも後輩になるわけだし、そう考えるとちょっと楽しみかもね。」

 

「お〜、翔くんも羽丘受けるんだ〜。」

 

「そういえば蓮もそれっぽいこと言ってたかも…。」

 

学校で兄弟喧嘩とかしないと良いんだけど…。まぁあの二人に限ってそれはないか…。

 

「来年はどのくらい男子が入ってくれるのかな〜?」

 

「うーん、まだ女子校のイメージが強いから少なめになっちゃうかもね…。やっぱり周りが女子ばっかりだと男子は不安になっちゃったりするのかな…?」

 

たしかに…。蓮の場合は佐藤とか鈴木とかがいたからあまり不安な気持ちはなかったのかもしれないけど、翔の場合はどうなんだろ…、

 

「その辺はやっぱり先輩であるあたし達の出番でしょ〜。」

 

みんなが少し心配な気持ちになっていたのを、モカの一言が打ち消した。

 

「だな!もしも上手く学校に馴染めてなかったらたまにあたし達でクラス覗きに行こうぜ!蓮達も連れてさ!」

 

「そうだね!せっかくの高校生活だもん!楽しまないと!」

 

…この調子だと大丈夫そうかな…。佐藤と鈴木も同じ男子としてちゃんと面倒見てくれると思うし…。なんだかんだあの2人っていい先輩になりそう…。

 

 

 

 

 

 

 

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sideいい先輩になると思われている人達

 

 

蓮「あ、ちょっとごめん、俺一旦離席する。」

 

ランクを回して数十分、蓮が深夜アニメの録画を忘れていたことに気がつき、一旦離席する事に…。

 

鈴『え?じゃあ2人でやんの?』

 

蓮「大丈夫、助っ人を呼んでくるから。」

 

「「助っ人?」」

 

そう言い残し、蓮は一旦通話から離席した。そして数分後…

 

?「…ッスーえ、えぇっと…」

 

佐『お?』

 

鈴『誰か来た?誰??』

 

佐『ボクちゃん誰ェ?挨拶できるぅ( ^ω^)?』

 

翔「え、えぇっと…、弟の渡辺翔です…。よ、よろしくお願いします…」

 

なんと蓮の言っていた助っ人とは弟である渡辺翔だったのだ。

 

佐『あー!噂の弟君ねー!よろしくお願いしま〜す。』

 

鈴『あれ?初めましてだよね?俺ら』

 

翔「スー、はい、そ、そっすね…。」

 

まさかのゲーム内での初顔合わせ。しかも翔の先輩になるかもしれない人達と…。当然多少の緊張はするだろう。

 

佐『そう言えば弟君確か羽丘受けるらしいんだよね?』

 

鈴『え?まじ?後輩なんの??』

 

翔「ま、まぁ、そうなるっすかねぇ…。あの〜、俺あんまりFPS得意じゃないんすけど…」

 

佐『あー、あー、そんなん良いから、別に気ィ使わなくていいよ?』

 

鈴『後輩が先輩に気を使うんじゃないよ(´-ω-)』

 

「(い、意外と優しい人達なのかな…?)り、了解っす。よろしくお願いします。」

 

 

こうして、新たに翔を加えた3人でゲームを再開させた。しかし先程も言っていたように翔はあまりFPSが得意ではなく、あまり試合でいい結果を残せない状況が続いてしまう…。

 

 

佐『あー!殺られた!』

 

鈴『どんま〜い。』

 

翔「(やっべぇまた俺のせいで全滅した…。)さ、サーセン……。」

 

鈴『…ちょっと飲み物取ってくるわ。』

 

佐『うーい。』

 

翔「了解っす…」

 

ここで一旦鈴木が離席する。

 

佐『……』

 

翔「……」

 

そして訪れる無言の空間

 

翔(これ、やばい…。気まずい…。もう兄貴呼んで変わって貰うしかない…。このままじゃ気まず過ぎて死ねる…。)

 

この場の雰囲気に耐えられず、翔はそんな事を考えてしまう。

 

翔「あのー、変わった方良いっすよね…?」

 

佐『いやいや、全然、後輩が気を使うんじゃないよ?』

 

翔「いやー、多分お二方的にも戻った方が絶対いいと思うんすけど…」

 

佐『良いから良いから、後輩が気を使うんじゃないよ!』

 

翔「いやでも俺のせいで『後輩がっ!』で、でも『気を使うんじゃないよ!?』…うす。」

 

変わってこようと考えていた翔だが先輩の圧に負け、その後も戻ってきた鈴木達とゲームを続行する。そしてまた自分のせいで負けてしまう試合が何度も繰り返される…。

 

 

佐『ちょっとトイレ行ってくるわ〜。』

 

鈴『おー、了解。』

 

今度は佐藤が一旦離席をする。

 

翔(よし、もういい加減変わってもらおう…。でも多分この人もそう言ったらどうせ止めに来るんだろうし…。飲み物取ってくるフリして変わってくるか…。)

 

翔「ちょっと自分も飲み物行ってk『いや待て後輩が気ィ使うんじゃないよぉ(ꐦ°᷄д°᷅)!!!!』っえ、『(ꐦ°᷄д°᷅)後輩がァ!!!!」』…、」

 

言葉を遮る怒号。

 

佐『すいませ〜ん、』

 

鈴『お、来たな。もう行っていい?』

 

佐『い〜よ〜( ◜ω◝ )』

 

鈴『OK行こうぜ』

 

そして何事もなかったかのように再開しようとする2人。

 

翔「え?いや飲み物…『気ィ使うなやゴラァ(ꐦ°᷄д°᷅)!!!』いや、……、分かりました、じゃあ兄貴とは変わってこないので本当に飲み物取りいかせてください。」

 

変わることを諦め、せめて飲み物を飲んで落ち着こうとするが…

 

佐『後輩が気ィ使ってんじゃねぇよ(怒゚Д゚)!!!』

 

鈴『あ〜、コーラうめぇ…。』

 

このザマである。

 

翔「いやいや、え、ずるくないっすか?そっちばっかりやりやすい感じで…」

 

佐『''ずるい''ってなんだ?』(圧)

 

鈴『''やりやすい''ってなんだよ?w』(圧)

 

佐『(ꐦ°᷄д°᷅)ガキィ!!!』

 

鈴『(怒゚Д゚)おぉガキィ!!!』

 

翔「ちょ、……」

 

佐『(ꐦ°᷄д°᷅)体格差考えて物言えやぁ!!!?』

 

鈴『(怒゚Д゚)後輩が気ィ使ってんじゃねぇよ!!?』

 

飲み物を飲みたい後輩と絶対にそうさせてくれない先輩。

 

翔「ま、マジでこのままはホントしんどいっす…。じゃあこの試合はちょ、頑張るっすけど…、次俺も飲み物いいっすか?」

 

佐『(ꐦ°᷄д°᷅)良いわけねぇだろ!!!!!?』

 

鈴『怒゚Д゚)飲みもん戦闘中に飲むんじゃねぇよぉ!!!!!?』

 

翔「……、」

 

佐『(ꐦ°᷄д°᷅)啜っていいのぁ敵の生き血だけだよァ!!!!!?』

 

翔「…………、」

 

『(ꐦ°᷄д°᷅)舐めてんのか戦場ォ!!!!!?』『(怒゚Д゚)どんな教育受けてんだよォあ!!!!!?』

 

翔「……、こんな高校生にゃなりたくねぇ」ボソ

 

佐『いずれなるんだよ……?』

 

鈴『そうそう、あと数ヶ月もすれば。』

 

 

羽丘男子の洗練を浴びる翔であった…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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side蘭

 

「ふわぁ〜、なんか眠くなってきちゃった〜」

 

「うわ、もうこんな時間…。だいぶ話し込んじゃったみたいだね…。」

 

時計を確認すると時刻は夜中の2時をすぎていた。

 

「そろそろ寝よっか。あたしもさすがに眠い…。」

 

「さ〜んせ〜。」

 

「それじゃあさっさと片付けて布団しくか〜。」フワァ

 

こうしてあたし達は寝る準備を始めた。こんな深夜まで話し込んだのは久しぶりで改めて楽しかったと思った。

 

 

ピロン♪

 

「ん?LINE…。誰から?」

 

片付けの最中、スマホが振動する。こんな時間に誰だろうと確認すると…。

 

(あ、蓮からだ…)

 

さっきTwitterを確認したら佐藤と鈴木の3人でゲームをしてたっぽいけど、どうしたのかな?

 

LINEの内容を確認してみると…

 

蓮『女子会トークは楽しんでるか〜^^』

 

(…なんで蓮がその事を知ってるの…?あぁ、さっきひまりがSNSに上げてたから多分それを見たのか…。)

 

「『うん、久々に集まったから楽しかったよ。そっちはゲーム中じゃないの?』っと」

 

蓮『一旦翔に任せて俺は深夜アニメを見ていた( ¯꒳¯ )』

 

『翔って佐藤達と話すの初めてのはずじゃ…?』

 

蓮『初めてだけどあの2人なら大丈夫だろ〜。知らんけど。』

 

『適当…。今頃翔苦労してるかもよ?』

 

蓮『してるわけね〜だろ〜ww』

 

 

 

 

 

 

 

 

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sideこの話1番の苦労人

 

 

佐『ショーくんの兄ちゃんは彼女いるけど〜、もしかしてショーくんも彼女とかいたりするのかな(^ω^)?』

 

翔「スー、え〜、まぁ一応いるっすね…。」

 

佐『(ꐦ°᷄д°᷅)兄もろとも消し飛ばすぞ!!!!!?』ドォン!!

 

翔「wwwwさ、サーセン、、」(だ、台パン……)

 

鈴『あ〜そういえばショーくんの兄ちゃんて料理も結構できるんだよね〜。』

 

翔「は、はぁ…。」

 

鈴『文化祭の時も大活躍してたんだよ〜。ショーくんは〜料理できる?』

 

佐『ショーくんは料理できるかなぁ(^ω^)?』

 

翔「そ、そうっすね…、最近は全然できてないっすかねぇ…。」

 

佐『(ꐦ°᷄д°᷅)やれやァ!!!!!?』

 

翔「う、うす…。サーセン、」

 

鈴『まぁ子供の内から色んな物を学んでいかないとねぇ…』

 

翔「いや、彼女と一緒に美味しいものだけ食べ続けたいです…。」

 

鈴『…じゃあ色々なことを経験しないとねぇ…。』

 

翔「ちょっと美味しいもの奢ってくださいよ先輩だったら、」

 

鈴『''美味しいものを奢ってください''って事は…、先輩と''デート''に行きたいってことかい???先輩に浮気かなぁショーくん(^ω^)??』

 

翔「…、」

 

佐『きwもwすwぎw』

 

鈴『困っちゃうなぁ〜(^q^)』

 

佐『うぇはははははwwww』

 

翔「……、、」

 

鈴『先輩困っちゃうなぁ〜(^q^)』

 

佐『こんな高校生になるんだよ〜?ショーくん〜?』

 

鈴『そうだよ〜ん?(^q^)』

 

翔「…そっすね…。面白い高校生になりたいっす…。」

 

鈴『無理だよ。高校なんてどこいってもつまらない。(断言)』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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side蘭

 

『それじゃ、あたしはそろそろ寝るね。』

 

蓮『そっか。そんじゃ、おやすみ〜。』

 

『うん、おやすみ。』

 

 

そう返信をしてスマホを閉じ、ベッドに横になる。

 

「れー君とのLINEは終わったのかな〜?」

 

「っ!モカっ、」

 

みんなもう横になってるから寝たんだと思ってたけど、モカだけは起きていたらしい…。しかもスマホ覗かれてた…。

 

「随分ニコニコしながらやり取りしてたじゃ〜ん?」

 

「別に…、良いでしょ。」

 

「れー君にちゃんと『おやすみ』って言った〜?」

 

「スマホ覗いてたんなら分かるでしょ//ほら、早く寝よっ、」

 

「も〜そんなに照れなくても〜。」

 

 

そう言ってモカも自分の布団のところに戻って行った。

 

ふと、さっきのLINEの画面をもう一度眺める。蓮はだいたいあたしとLINEする時は最初に文字と一緒に顔文字も付けてくる。理由は全然分かんないけど本人のルーティンみたいなやつなのかな?一通りの会話を眺め、少し頬が緩む。

 

 

「おやすみ、蓮…」ボソ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おやすみ〜蘭〜♪」

 

「ッ!?」

 

 

……また、自爆しちゃった……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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side蓮

 

 

 

 

蓮「キィィィィィヤエエァァァァアアアア!!!」ドガガガガ

 

鈴「ふぉおおおおおおおおおおああああああ!!!」ドドドド

 

佐「ア〇ロ感激ぃぃぃぃイイぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」

 

 

※彼らはゲームをしているだけです。決してテロ活動や白い粉を吸っているわけではありません。

 

 

その後も深夜から朝方にかけてまでこの声量が響き渡り、各々の家にたくさんの苦情が舞い込んできたという。

 




あーあ、楽しかった〜♪
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