隣には反骨メッシュ   作:外道堕落

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バレてないバレてない…、実はこの前書いたやつしれっと消した事なんてバレてない…。


詰め合わせpart2

 

――昼寝――

 

 

 

休日の昼間、この時間帯で特にやることがないとだいたい眠くなって昼寝をしてしまうのが普通だろう。学校にいる時でもこの時間帯は1番眠くなるし、それが家だと尚更だ。

 

と、言うわけで先程から俺も自分のベッドで布団にくるまりダラダラと昼寝をしていたのだが…。

 

 

(…ん?なんだ?この…何かに抱きつかれているような感覚は…)

 

気持ちよく寝ていたはずがその感覚によって目が覚めてしまった。

 

 

(んん…、さっきからあついな…。なんなんだ一体…!)ガバッ

 

違和感に耐えられず飛び起きて自身の周りを確認すると…!

 

「スー、スー…」

 

「…なんだよ、蘭か…。あー、びっくりした…」

 

なんと自分のすぐ隣で蘭がすやすやと一緒に寝ていたのだ。

 

「ったく、可愛い寝顔しやがって…」

 

軽く頭を撫でながらそんな事を呟いてしまう。

 

「…んゆ…zzz」

 

『んゆ』って何さ…、ふだんの蘭からは絶対に聞くことの出来ない鳴き声を聞いたところで俺も布団に戻る。

 

 

 

 

 

「……」

 

「zzz…」

 

「……」

 

「zzz…」

 

「……………。」

 

「zzz…。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれ?なんで蘭は俺のベッドにいるんだ•́ω•̀)?

 

 

 

 

「…ンン、蓮ン…」ムニャムニャ

 

「…まぁ、、可愛いからいっか…」

 

 

そして蘭を抱き寄せ再び昼寝を再開するのであった…。

 

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

 

(…あれ?あたし、いつの間にか寝ちゃった…?)

 

 

いつから寝てたっけ?たしか蓮の家に遊びに来たら誰もいなくて…、仕方なく部屋まで来てみたら蓮が気持ちよさそうに昼寝してて…、

 

(ああ、そうだ…蓮が気持ちよく寝てたからあたしも眠くなってそれで自然と…。あれ?さっきからなんか密着してるような…)

 

 

ふと顔を上に向けるとすぐ目の前に蓮の寝顔が…

 

 

「…ッ///」

 

あまりの近さに思わずびっくりしてしまう。反射的に距離を取ろうとしたけどそれは出来なかった。

 

なぜなら蓮はあたしの背中に手を回しギュッと抱きしめるようにして寝ていたから。今のあたしは蓮の胸にスッポリと埋まっている状態になっている。

 

「ちょ、蓮…///」

 

「(。´-д-)。o○Zzz」

 

当の本人は今も気持ちよさそうに寝ている…。

 

「はぁ…、まぁいっか…。」

 

「んん…、蘭ン…」スヤー

 

「…もう…//」

 

 

 

思わず蓮の胸にすりすりと頭を擦り寄せてしまう。今思えばこんなに蓮と密着してるのって初めてかもしれない…。トクトクと心音が伝わってくる。温もりが心地良い。

 

(もう少し…あたしも寝てよっかな…。)

 

まぶたが重くなり、目を瞑る。眠りに着くのにそんなに時間はかからなかった。

 

別にそうしようと思ったわけじゃないけど、あたしの手は自然と蓮の背中に回っていた。

 

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

「ただいま〜、あれ?靴が増えてる…。」

 

用事から帰ってきたのは蓮の弟である翔。(久々の登場)玄関に見覚えのある靴が置いてあることに気がつく。

 

「これはおそらく美竹さんか…。兄貴の部屋にでもいんのかな?」

 

軽く挨拶でもしようと思い部屋へと向かう。

 

「どもー、美竹さんこんにち…、ありゃ?」

 

部屋のドアを開けて挨拶をしようと思ったがその光景を見て言葉が途切れる。

 

なぜならそこには兄とその彼女である蘭がお互いを抱きしめ合いながら昼寝をしていたから。その寝顔はかすかに微笑んでおり、それはそれは幸せそうに眠っている。

 

見ているこっちも思わず微笑んでしまう。

 

「ふーん、いいじゃ〜ぁん(´◠ω◠`)」パシャ

 

あまりにも幸せそうだったのでその光景を写真に収めそのまま翔は立ち去った。ちなみにこの写真は後日AfterglowのグループLINEに送られて行ったという…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――ほろ酔い――

 

 

 

 

「えへへ〜、蓮ン〜」ギュー

 

「…え、えぇ??」

 

「お〜、これは見事に出来上がってますな〜。」

 

「いや、関心してないで何とかしてくんない?」

 

「俺にそんな事ができると思うか?」

 

 

弟よ、もうちょっと頑張ってみてもいいんじゃないか?

 

 

まぁなぜこんな状況になってしまったかと言うとだな…。家に遊びに来た蘭が『喉乾いた…』と言ったので下の階にある冷蔵庫から適当に飲み物を取ってきても良いように言ったら何故か酔っ払って帰ってきた。

 

確認してみたら酒をジュースと間違えて飲んでしまったらしい。まぁ蘭が飲んだ酒はパッと見ジュースみたいなパッケージしてるけど下の方にアルコール度数も書いてるわけだから間違うはずはないと思うんだが…、どうやら間違えてしまったんですね…、、とほほ、、

 

 

それから蘭は見事に酔っ払ってしまいデロデロの状態に、、普段の凛とした姿は跡形もなく、こうして腕に抱きついてきては顔を擦り付けてきたり甘ったるい声で話しかけてきたりとまぁ大変。

 

まぁぶっちゃけされてる方としてはあまり悪い気はしないけども…!

 

 

「えへへ〜蓮〜何か面白いことしてよォ〜〜」

 

「ちょいちょいちょい…、さすがにくっつきすぎ…」

 

色々当たってんだよな…。いや、何とは言わないけどね?

 

「んじゃあとは2人でごゆっくり〜。」

 

そう言ってスタスタと自室に帰ってしまう弟。まったく、一体どうしたものやら…

 

 

「あ、そうだァ!蓮!写真撮ろーよ〜!」

 

「えっ?なにゆえ??」

 

 

もうなんか楽しくなってんじゃん…。まぁでも普段の蘭は少しつんつんしてる所があるし…ギャップがあってそこが可愛いところでもあるんだけど…。

 

 

「じゃ〜撮るよ〜!」

 

「へいへーい、」

 

 

いつの間にかスマホのカメラを起動させた蘭が隣によってくる。

 

 

「ちゃんとピースしてね〜?」

 

「へ〜い」

 

 

普段からこんくらい素直ならもっと可愛いと思うんだがなぁ…。

 

「はい、チ〜ズ♪」

 

そんな事を思いながら適当にピースをしてカメラに顔を向ける。

 

 

 

カシャッ

 

 

ちゅっ、

 

 

「………………へ?」

 

今…、シャッターが切られる瞬間に…なんか頬に柔らかいものが当たったような…。

 

視線を横にずらすと、すぐ近くに蘭の顔。酔っているせいか、少し顔は赤く、柔らかく微笑んでいる。

 

「ねぇ、蓮…。」

 

「…は、はい…?//」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「好きだよ♪」ヘニャ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

可愛いが過ぎる!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※この蘭が蓮の頬にキスをしている写真は今も厳重に保管されているという…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――呼び方――

 

 

 

 

 

「ね〜れー君〜。」

 

「ん?なに??」

 

今日は蘭と一緒に羽沢珈琲店にやってきたのだがそこでたまたま青葉、上原、宇田川の3人とばったりあってしまいせっかくだからみんなでゆっくりしようとコーヒーを飲んでいた。羽沢は店の手伝いがあり途中から参加するらしい。

 

そしていい感じにまったりとしていたら青葉がとある事を聞いてきた。

 

「あたし達って〜、知り合ってもう結構経つじゃ〜ん?」

 

「え?なにその言い出し方…、」

 

「ま〜ま〜、気にしない気にしな〜い。これはあたしだけが思ってるわけじゃないんだけどね〜?」

 

「お、おう…、」

 

という事は今から聞かれることは青葉だけじゃなくて上原とか宇田川も思ってることなのだろうか?一体なんなんだ?

 

「れー君はいつになったらあたし達の事名前で呼んでくれるのかな〜?って。」

 

「…、はい??」

 

いきなり何を言っておいでで??

 

少し疑問に思っていると静かにしてた上原が続けてくる。

 

「だって変じゃん!あたし達は普通に『蓮君』って呼んでるのにそっちだけ苗字で呼ぶなんて!」

 

「なんか他人って感じがするんだよなー、」

 

宇田川も上原に続く。

 

「そ、そんな事はないと思うが…」

 

「なになに〜?もしかして恥ずかしいの〜?」

 

「蘭の事は名前で呼んでるくせに。」

 

「いや、蘭は蘭だから良いんだよ。」

 

「変な理論だな…」

 

 

と言うかいきなり名前で呼べと言うのも少し無理があると思うんだよなぁ。蘭は例外として昔から女子を名前で呼ぶのって抵抗がある…。まぁ多分青葉の言う通り恥ずかしいからなのかもしれないけど…。

 

 

「あたし達はあって初日から名前で呼んでたのにねー?」

 

「ね〜?」

 

「それはお前らの距離感が近すぎるんだよ…、」

 

中々いないぞ?初対面の人をちゃんと名前で呼べる人なんて…。

 

「まぁでも今はよくこの面子で集まるようになったわけだし、蓮も恥ずかしがることないんじゃないか?」

 

…たしかに、今考えてみればなんだかんだ宇田川達とは仲良くなってよく集まるようになってきてるし…、

 

「ほらほら〜、トモちんもそう言って訳だし〜♪」

 

「試しに今名前で呼んでみてよー!まずは私から♪」

 

ええい押しが強いんじゃこの人ら…。

 

「はぁー、しょうがねぇなぁ〜、、、」

 

あまりにも押しが強いので仕方なく名前で呼ぼうとしたその時、俺の服の裾が僅かに引っ張られるのを感じる。

 

 

 

そう、隣に座る蘭の方から……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……ヤダ」

 

 

 

 

それはとても小さな声ではあったが、俺だけではなくテーブルを挟んでいる青葉達の所までしっかりと聞こえていたのだろう…。俺含めみんな硬直した。

 

 

「え…、ら、蘭…??」

 

「ッ!?いや、ちがッ、違うから//」

 

「いやでも…その、、裾がまだ引っ張られてるままなんだけど…」

 

「ッ///こ、これはその…//」

 

おそらく無意識だったのだろう、自分が俺の服の裾を引っ張っていることに今気づいたようだ…。

 

 

「おっと〜?これは〜〜??」

 

「2人共ー、私達お邪魔みたいだね〜♪」

 

「そ、そうみたいだなぁ…」アハハ

 

「ち、違うからッ///今のはほんとにそんな事じゃなくてッ!!」

 

今更必死になる蘭だが…、もう遅いようだ。

 

「大丈夫大丈夫♪あたし達がちょっと無神経だったね〜♪」

 

「なんかずっと静かなだな〜って思ってたけど、そういう事だったんだ〜♪」

 

「まぁまぁ2人共その辺にしとけって♪それじゃあたし達はもう行くからな〜」

 

「あとは2人でごゆっくり〜♪」

 

「だ、だからほんとに違うんだってばッ///!!」

 

 

彼女のとてつもなく可愛いところに悶絶している俺をほおって店を出ようとする3人を追いかける蘭。

 

 

 

だから可愛いが過ぎるんだっつーの……。

 

 

 

 

 

 

 

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