アサルトリリィ ~生まれ変わったら財団Bの手先になりました~ 作:葉川柚介
アニメ準拠の本作2話辺りから分岐した感じ、と思っていただければ大体正しいかと。
特訓といえばジープみたいなところあるよね、とか言ってリリィにドン引きされるリリィがいるらしい。当人は実際にそういう特訓したらしい
リリィは、多忙だ。
学生らしい授業、リリィらしい訓練はもちろんのこと、その他のあれこれも目白押しだ。
たとえばお茶会、たとえば実戦。有力なレギオンに所属していれば遠征に出ることもあるし、それらの疲労が合わさればいかに十代の乙女たるリリィとてくったりしてしまうことはあり。
「きゅぅ……」
「梨璃さーーーん!?」
リリィたちの憩いの場として使われるサロンにて、せっかくのお茶に手も付けずテーブルに突っ伏す梨璃ちゃんのような姿を目にすることも、実はあまり珍しくなかったりする。
楓ちゃんがめっちゃ心配そうに駆け寄って背中をさすっている……んだけどもそれだけじゃないなこの子。背中をさする手がだんだんと降りていっている。これそのうち尻触ろうとしてるやつだ。
そんな感じで、今日も百合ヶ丘は平和です。
梨璃ちゃんは、夢結ちゃんに憧れてリリィを志した。
ヒュージの脅威から人類を守るために日夜戦うリリィになる子たちはなんだかんだかなり幼いころからその道を目指す例も多いが、梨璃ちゃんはわずか2年前に一念発起したという例外たるにふさわしい根性を持っている。
なにせ、入学早々に孤高で鳴らした夢結ちゃんにシュッツエンゲルの誓いを申し込んだくらいだし。
その願いを聞き入れてもらうために、リリィたちが組むチームであるレギオンの結成のために奔走した。
いまはようやくメンバーが揃い、最後の一人である夢結ちゃんの説得にも成功して万々歳。学院側に申請も出してあとは手続きを待つだけ……と言いたいところだったが、夢結ちゃんからさらなる条件を突き付けられた。
それこそが、梨璃ちゃん自身の戦闘力を底上げする訓練をすること。お相手は当然夢結ちゃん自身で、その日の放課後から始まって今日の朝にもガッツリ訓練を行っていた。
私はその様子を見に行くのは遠慮してたのだけど、どのくらいキツかったかは今の梨璃ちゃんの様子を見ればお察しだろう。
百合ヶ丘でも屈指の実力を誇る夢結ちゃんからのマンツーマンで、リリィになってから日が浅くCHARMを起動したことさえ数える程度な梨璃ちゃんには相当キツかったらしく、楓ちゃんの手がそろそろ腰と呼ぶのが憚られるようなところまで届きそうになっているのに顔も上げない。
……あ、梨璃ちゃんのリアクションがなさすぎて逆に申し訳なくなった楓ちゃんが手を離した。
「授業もあるのに、あそこまで絞り上げるなんて……夢結様は加減を知らないのか」
「ほんとそれですわ! 梨璃さんの珠のお肌に傷がついたらと思うと、わたくし心配で心配で……! かくなる上は梨璃さんをわたくしたちの手に取り戻すために直談判を!」
G.E.H.E.N.A.との関係のせいで夢結ちゃんに負けず劣らず孤高してたけど、梨璃ちゃんの説得や想いによってレギオン入りを了承してくれた鶴紗ちゃんも苦い顔をしている。
なんだかんだでこの子も梨璃ちゃんに抱いている恩とか感情が結構重そうなんだよなあ。罪作りな子やで、梨璃ちゃん。
「私は同意しかねます」
だからきっと、これもそんな梨璃ちゃんの罪の一つだろうと私はにっこりする。
静かに異論を唱える神琳ちゃんもまた、心から梨璃ちゃんのことを想っているからこその反論に違いない。
「梨璃さんには強い意志があります。ですが、それと裏腹に戦う力は持ち合わせていない。私たちはリリィ。思いを通すために強さは不可欠です」
「それは……っ」
神琳ちゃんも、なんだかんだでリリィ経験が長い。だからこそ、リリィとしてどうあるべきかという点に関して明確なビジョンを持っている。
ヒュージと戦うことこそがリリィの宿命であるならば、強くなければなにも得られない。守れない。
それは、リリィとして生きる日々が積み重なれば重なるだけ深まる確信と言えるだろう。
「……そう、ですよね。お姉さまはきっと、私にそのことを教えようとしてくれてるんだと思います。……よしっ! 授業までの間に射撃練習してきます!」
「燃えとるのう。どれ、わしがCHARMの面倒を見てやろう。メンテは重要じゃぞ」
「じゃ、じゃあ私も! ご一緒します!」
「抜け駆けはさせませんわよ二水さん!? わたくしも行きますわ!」
そして、そういう心を受け止められるのが梨璃ちゃんのいいところだ。
キツい朝練をして、これから一日授業があるというのにその前にさらに鍛錬を積もうと駆け出すその姿。お姉さんな身には若さが眩しいわー。
「神琳、あの言い方は……」
「必要なことです。梨璃さんの訓練も、その意味を知ってもらうことも。もし夢結様がしなければ私がしていたことですから」
こういうとき、雨嘉ちゃんは辛いわよね。
ただでさえ優しいから梨璃ちゃんのことが心配になるし、でも夢結ちゃんの考えもわかるし、神琳ちゃんの苛烈さが奥底にある優しさを隠してしまうことを危惧する。板挟みどころの話じゃない。
「そうそう。夢結ちゃんがするならそれが一番だけど、結局これはどうあっても通る道なのよ。かくいう私も梨璃ちゃんを特訓する準備してたし」
「…………参考までに聞いておきたいのですが、つかさ様はいったいどんな訓練を予定していたのですか?」
「私の訓練? 普通よ、普通。真冬に素手で滝の流れを断ち切るのとか、先を尖らせた丸太を振り子にして避けるのとか、ジープで追い回すのとか……」
「絶対にやめてください」
「それ、リリィでも死んじゃいますよ!?」
そうかなあ。私もリリィなりたての頃は似たようなことして鍛えたんだけど。
ともあれ、訓練は梨璃ちゃんにとって、そして夢結ちゃんにとっても実りあるものになるだろう。
先ほどのにぎやかさもどこへやら、静かになったサロンで紅茶の香りを楽しんで、私は梨璃ちゃんの結成するレギオンの未来が明るいものになるのだと信じられた。
◇◆◇
そんな、新人リリィにとっては中々にハードだろう特訓付けの日々を超えて。
未熟で粗削りながら、根性と夢結ちゃんへの憧れは溢れんばかりに持っている梨璃ちゃんのCHARM捌きはのびのびとした成長を見せ、時々見に行く度に太刀筋は鋭く、防御は分厚くなっていき、一通りの型を修めるのにそう時間はかからなかった。
のだが。
「お休み……」
「また突然ですわね夢結様は! ……でも、休息もまた成長には不可欠ですわ。ささ、梨璃さん今日は久々にわたくしとゆっくりお茶にいたしましょう!」
ある日いきなり終わりになるというのだから、夢結ちゃんの頭平成なコミュ力にも困ったものだ。
梨璃ちゃんに抱き着いてハスハスと髪の匂いを堪能している楓ちゃんも大概ヤバいけども、さてちょっと気になる。
梨璃ちゃんへの特訓はいい。それがひと段落ついての休息というのも理にかなっている。
……だが、それを今日この日にとなってくると、話が違ってきてね?
「うぅ、一面どうしましょう……」
「二水ちゃん? それっていつものリリィ新聞……どうかしたの?」
私が夢結ちゃんの胸の内に思いを巡らせていると、二水ちゃんがタブレット端末片手に渋い顔をしていた。
生粋のリリィオタクにしてジャーナリスト気質。百合ヶ丘女学院に入学早々生徒会からの許可まで取って週刊リリィ新聞を刊行する二水ちゃんの悩みと言えば、大体の想像はつく。
「いえ、それがその……ちょっと、こっちに来てもらえますか?」
「?」
きょろきょろと周囲の様子を伺い、こっそりと梨璃ちゃんを手招きして見せるのは、タブレットに表示されている刊行前のリリィ新聞の記事。
一瞥するだけでも目を吸い寄せる巨大なフォントで書かれているのは「援軍要請を黙殺!?」の刺激的極まる字面。
生徒会が捺したであろう「発行禁止」の判にはさもありなんという納得しかない、あからさまにヤバそうな記事で。
――私が仕入れた情報とも一致する、二水ちゃんの取材力を思い知った。
「えーと……すみません、私はこういう事情にまだ疎いんですけど、何か問題が起きてる……の?」
「……大きな声では言えませんが、異例です。東京に先日発生した同時多発ケイブ、異常に倒しづらくて現地のルドビコ女学院が手こずっているそうなんです。しかも報道が控えられているうえに、ここにきて各学院への援軍要請まで出たらしくて」
「ルドビコって言ったら、東京御三家の強豪だよね。それが倒し切れないなんて……」
「でありながら、百合ヶ丘女学院からは最強戦力たるレギオン、アールヴヘイムの出撃が許可されなかった、ということですね」
事態の意味を理解した雨嘉ちゃんが不安そうにしているが、それも仕方のないことだ。
ヒュージの発生から色々あったとはいえ、東京は今も日本の中心で、そこを守護するガーデンは強豪揃い。私立ルドビコ女学院もその例に漏れず、縄張りでヒュージがのさばることを許すはずがない。
本来ならば。
どんな手段を使ってでも。
ルドビコ女学院最強戦力たるテンプルレギオン。
動いてしかるべきそのレギオンが出張るより先に救援要請を出すなんて、ありえないことのはずだった。
「ルドビコっていったら親G.E.H.E.N.A.派だろ。その管轄区域で妙なヒュージが出たとなれば、怪しいと思うのは当然だ」
吐き捨てるように言う鶴紗ちゃんは、G.E.H.E.N.A.の所業をその身で知っている分怒りも強い。
私としても援軍要請を事実上無視するようなことをするのはどうかと思うが、百合ヶ丘上層部の判断力と、それを支える情報収集力をそれなり以上に信頼している。
学園の大事なリリィをホイホイと送り込んでいいような戦場だとは、とてもではないが思えない。
「背景事情はさすがにわかりませんが、事実の裏取りはできたので記事にしたのですが……止められてしまいました」
「そらそうよ」
そしてそれをスッパ抜いて迷わず記事にして真正面から発禁食らう二水ちゃん。
この子も相当肝据わってるわよね……。
リリィの生活は、平穏無事ではありえない。
どれほど優雅にお嬢様学校生活っぽいものをしていても、ヒュージ襲来の報を受けただけで一変する。
そのための覚悟は常に必要で。
「みんな! ちょうどいい、揃ってるな!」
「梅様?」
その覚悟を試される時が訪れるのは、いつだって唐突だ。
◇◆◇
「……たった一人の遠征申請、ですか。たしか、最近レギオン結成のために動いていると聞きましたが?」
「……これは私の問題よ」
つい先ほど交わした会話を思い出しながら、夜の帳を騒々しく乱す甲高いエンジン音に身を晒す。
離陸スタンバイ状態にあるガンシップが奏でる轟音は出撃を告げるマーチのように、高揚と緊張を掻き立てる。
夢結は、それをかつて何度となく味わってきた。
あるときは不安とともに。
またある時は、頼れる戦友とともに。
そしてまたある時は、何より信じられるシュッツエンゲルとともに。
だが、今は一人きりで風と音を浴びている。
リリィたちは学園を超えた繋がりも深い。
ときに戦場を共にする彼女らは、協力して死線を乗り越えたことによる強い絆で結ばれることもある。
その絆は、時に不審な戦場にある友を救いに行こうと決意させるほどのものともなる。
下北沢は、ルドビコ女学院が管轄する地域。
そしてルドビコには、夢結がかつて御台場迎撃戦でともに戦ったリリィ、福山・ジャンヌ・幸恵がいる。
この戦いが、百合ヶ丘女学院をして援軍を躊躇わせるほどに怪しいものだということは夢結も理解していた。
だがだからこそ、見捨てられない。もし逆の立場であれば、彼女もまた助けに来てくれるだろうから。
そして、そんな戦いに仲間たちを付き合わせていい道理もまた、どこにもなかった。
大したことではない。これでも孤高のリリィと呼ばれる身。一人での戦いは慣れている。
誰に聞かれたわけでもなく、心の中だけに反響する言葉は自分を励ましているのか納得させているのか、それともごまかしているのか。夢結自身にも区別はつかない。
だから、踏み出す一歩に迷いはなく。
「――夢結様!」
その足を止めることができるのは、誰より夢結を思う一人の少女の声だけだ。
◇◆◇
「……梨璃さん」
息を切らせた梨璃がいる。
ここまで走ってきたのだろう。必死に呼吸を整えながら、夢結を見据える視線を逸らさない。
本当に、この子は。夢結はいつでもそう思う。
自分をまっすぐ見つめるリリィなんていつ以来だろうと、そう思わずにはいられない。
「下北沢に行くんですね。幸恵様を助けに」
「――ええ、彼女には縁も恩もある。これは私の戦いよ。邪魔をしないで」
そう。夢結は決めたのだ。
かつて御台場迎撃戦でともに戦ったリリィが下北沢で戦っている。
百合ヶ丘女学院をしてすらレギオンの派遣を躊躇わせるような戦場で、きっと今も。
助けに行きたいと、行かねばならないと夢結の心は今も叫ぶ。
かつて大切なものを失ってしまったからこその、恐怖にも似た焦りが駆り立てるのだ。
「……お姉さま、私たちは何者ですか」
「リリィよ。リリィだからこそ、見捨てるなんてことは……!」
いてもたってもいられない。
ただ待つだけなど耐えられない。
そんな心の内を吐き出すように叫ぶ夢結の声を。
「そうです。私たちはリリィです。――つかさ様が言ってました。リリィは助け合い、って」
遮る梨璃の言葉が、胸にストンと落ちて響く。
昔から、何度も聞かされたその言葉。それを言い出した当人が今も変わらず吹聴しているのだと思うと、どこかおかしく、そして頼もしかった。
顔を上げれば、そこには笑顔を浮かべる梨璃の姿。
そして、CHARMを背負って駆けつけたレギオンの仲間たち。
「すみません、夢結様。学院へ提出された外征申請、少々訂正させていただきました」
「これは……!」
神琳から手渡された訂正印入りの申請書類。
内容は夢結自身が提出したものとほとんど変わりはないが、一点。参加リリィの名前が大きく違う。
夢結を筆頭にしているのは当然として、梨璃たちを含めた仲間たちの名が書かれている。
「学院はレギオンを派遣しないと決定しましたが、『若干名』ならばかまわないそうですわ」
「私たちは、レギオンの設立を申請中。まだ認可されてないからな。ただのリリィの集まりだ」
「下北沢に集う有名リリィの方たちを取材するちょうどいい機会です!」
「こういう大がかりな戦いにこそアーセナル兼任のリリィたるわしが必要じゃろ」
「みんな、思ってた以上に無茶するんだね……」
「あなたたち……」
夢結は半分呆れながらも笑みを浮かべる。
ようやくこれからレギオンを結成しようかという時期だというのに無茶をする。
だが思い返せば、優れたリリィ、頼りになるリリィというのは大なり小なり無茶をするものだ。
かつて出会ってきた戦友たちしかり、背中を預けたリリィしかり。
そしてついでに。
「……ですが、それはそれとしてつかさ様と梅にはあとでお説教です」
「なぜバレた!?」
「だから言ったじゃないかつかさ様! 最初から開き直って梨璃たちに交じってたほうが誤魔化せたって!」
罪は罪としてキッチリ清算せねばならない。
特に、世話をかけてしまっているけど後輩をそそのかすような同級生と、頼りになるのに後輩へいらんことを吹き込む先輩は。
だが、喜びに胸が弾んでいるのもまた事実。
夢結とて戦いに恐れがないとは言えないが、その恐怖にすら慣れつつある程度には数を乗り越えてきた自負がある。
それでも安心させてくれるのは、いつも仲間の心が寄り添ってくれた時。
こういうときは、きっととても強く戦える。
「では、さっそく向かいましょう。細かいことはガンシップの中で」
「はい、夢結様!」
一人で乗り込むはずだったガンシップへと踏み出せば、梨璃が隣に並んでくれる。仲間たちの足音が背中に届く。
そのことが、妙に嬉しかった。
◇◆◇
「……あ、定員オーバーですね。つかさ様は別の手段で現地へ向かっていただけますか?」
「えっ。なんでよ神琳ちゃん!? ガンシップってレギオン単位で輸送するんだから10人以上乗れるでしょ!?」
「すみません。最初は私一人で向かう予定だったので、差し入れ替わりに補給物資を満載してスペースがなくなっていて……」
「そういうことのようです。申し訳ありませんがこのガンシップ、今は9人用なので」
「チクショー! いいもんね! そっちより早くついて先に下北沢のヒュージ倒しておくから見てなさい! 行くよ、バジンたん!」
ガンシップからハブられ、捨て台詞を叫びながらどこからともなく走ってきたバイクに飛び乗ったリリィが夜の街を疾走したという情報が複数寄せられたが、百合ヶ丘女学院は詳細不明を理由にノーコメントを貫いているらしい。
二水ちゃんが一柳隊の家庭環境などについて説明してくれる体の設定資料集「Assault Lily Setting Materials~Special Feature on Radgrid 」風味の常盤つかさ紹介!
常盤つかさ
デュエル世代の生き残りであり、世界的に見ても現役リリィの中では特に長い戦歴を誇ります。
少し特異な部分もあるので、その辺りをご紹介させていただこうと思います。
[難しいこと何も考えてなさそうなてへぺろダブルピースをキメるつかさのバストアップ]
年齢:17歳(百合ヶ丘女学院3年生)
誕生日:4月1日
血液型:O型
身長・体重:170cm/50㎏
特技趣味:読書()、映画鑑賞()
好物:カレー、ドーナツ(プレーンシュガー)
苦手なもの:真面目な人
レアスキル:不明
財団Bとの関係
幼少期、身体測定の一環として行われたスキラー数値測定の際に異常な記録が出たことで様々な検査を受けた結果、資質が発覚したことからリリィの道へ進まれました。
検査の過程で多様なCHARMを使いこなす適性が判明し、そのことに興味を示した<財団B>からの支援を受けるとともに、新しく開発された技術実証用のCHARMを実戦テストする役割を担っておられます。
そういった経緯もあるため特定のレギオンには所属せず、しかし大規模な戦闘などにも積極的に参加され、高い戦果を挙げてこられました。
CHARMの使い方や戦術の実証のほか、百合ヶ丘女学院のみならず他のガーデンのリリィにもそれらを教え広めるために単独での教導・支援のための遠征をされているので、百合ヶ丘でお見掛けしない日もそこそこあります。
そういった特殊性の発露なのか、普通のリリィには扱いづらいCHARMもやすやすと使いこなしてしまったり、言い回しが通じにくかったりすることも多いようですが、ご本人はそのことをあまり気にせずとても明るく振舞っているムードメーカーの気質があります。時々、とんでもなく空気を乱しますが。
レギオンでご一緒することになって改めてつかさ様の戦歴を調べたところ、「死亡したと思っていたのに、水落ちしたからセーフだったと言って生還した」「戦闘記録を整理すると、どう考えても同時刻に4か所くらい別の場所で戦闘していたとしか思えない」「なんならCHARMなしでも戦えるらしい」などの都市伝説じみた噂がぽこぽこ確認され、謎が謎を呼びます。
家庭環境
ごく普通のご家庭のお生まれのようです。
つかさ様ご自身もご家族のことをとても大切に思っておられ、「死なないでね。マジで死なないでね!? めちゃくちゃヤバい家族構成なんだから!」とご心配しておられる姿が目撃されます。
父 会社員をされておられます。つかさ様がリリィとして活動することに理解と応援を示しておられ、ニュースや記録の類を収集しているそうです。
母 喫茶店を営む、おっとりした女性です。コーヒーを淹れるのがとてもお上手だそうです。
妹 おしとやかで料理上手の妹さんで、お母様の喫茶店を手伝って立派な看板娘を務めています。