迫真ロドス部   作:とんとなま

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話全然進まないってはっきりわかんだね。
すいません許してくださいちょっとずつ進めていきますんでなんでも許してください。


2話

「うーん」

 

「どうしたぁKMRぁ?随分悩んでるみたいじゃんアゼルバイジャン」

 

ブラック企業CEOロb...うさ耳少女ラスボス魔王系ヒロインなアーミヤに、beastとPiplupが制裁を受けてから2日。

暫くぶりのGOへのお祈り(GO is GODの言葉と共にビールを一口)を済ませ、今は暇を持て余している。

よほど恐ろしい目に遭ったのかすっかり勤勉になった2人の馬鹿と比較的まとも故に見逃されたKMRは驚異的な体力と集中力を持って37時間ぶっ通しで稼働、81019枚に及ぶ膨大な量の書類を全て片付けた。

何気にロドスどころか世界規模で見ても規格外の事務処理能力を発揮しているが本人達は特に気にしている様子はない。なお彼らはここ数日一睡もしていないが平然としている。なんだコイツら!?

 

「後輩の悩みを聞くのも先輩の役目だゾ。遠慮しないでこっち相談して」

 

「悩んだら人に相談するのが一番ってそれ一番言われてるから」

 

「先輩方...。はい、実はさっきアーミヤCEOを見かけたんですけど」

 

「CEO...ウサギ...魔王...ヌッ!(心停止)」

 

「ポッ○ャマ...(心停止)」

 

「えぇ...」

 

どうやら2人は洒落にならないレベルのトラウマを植え付けられたようである。先輩らしいところ見せようとした結果クッソだらしねえ醜態を見せる2人にKMRの顔は困惑に染まる。

 

「ヌッ!(蘇生) KMRぁ、CEOの事はあんまり言わないでくれよ。本当にこわかったんだからなぁ?」

 

「KMRも気をつけるんだゾ。アレはいずれかの死神に匹敵する力を持ちかねないゾ...」

 

「いやそこまでは流石にないでしょう。確かにCEOは怒ると怖いですけど、あの死神に比べたら無差別でもなければしっかり者で頼り甲斐のある人じゃないですか」

 

ここで言う死神とはGO教における邪神であり、名前を呼ぶことすら憚られる存在として語られている。

なんでも主神たるGOですら一時的に無力化する事しか出来ず、この規格外の化け物を召喚する事は『GOの前で大人しくしない』、『GOに頼まれたビールを買ってこない』等と並び、GO教五大禁忌の一つとされる。

複数の忌名があり、『カウンターの下からいきなり出てくるやつ』、『いきなりお邪魔してくるやつ』、『男に襲われないやつ』、『無差別耐性無効必中レベル1デス』etc...

兎も角クッソ恐ろしい存在として忌み嫌われている神であるが、厄介なのがやろうと思えばクッソ簡単に召喚出来る事であり、GO教が信仰される地域では派閥争いによるこの死神を用いた自爆テロが時たま起きていた。

己の信仰が為禁忌を破るとか信者名乗って恥ずかしくないの?

(あ、テロによる生存者は)ないです。

 

「甘いんだよなあKMR。GO様の加護を受けてる俺達でも一瞬心停止するんだぞ?アレは間違いなく魔王になるね(確信)」

 

「そうだよ(便乗)」

 

「いや単に先輩達の態度が悪いからだと思うんですけど(正論)」

 

「クゥ-ン...」

 

「と、とりあえず話の続きを聴くゾ!それでアーミヤCEOがどうかしたのかゾ?」

 

「今度はちゃんと聞いてくださいよ...。昨日CEOやドクター達が龍門から戻ってきたじゃないですか」

 

語り始めたKMRの表情は固く、ただ事ではない様子が見て取れた。自ずとbeast達も真剣な眼差しで続きを促す。本当になぜ彼らは初めから真面目になれないのか、私には理解に苦しむね。

 

「で、ついさっきトイレ行こうと思ったらCEOにばったり会ったんですよ。それで挨拶したんですけど返事が曖昧で元気が無かったんです。

疲れてるとか悩んでるってよりも凄く落ち込んでる感じなんですよ」

 

「あのCEOがか?時たま思い詰めてた顔はしてるけど人前ではそんな露骨に顔出さないよな?」

 

「Ace兄貴達が死んだ時も気丈に振舞ってたゾ。龍門で何かあったとか...?」

 

「...死臭がしました」

 

「「!!」」

 

KMRの言葉にbeast達の顔が強張る。

 

「とても重くて、悲しい死臭です。CEO、守ろうとした、救おうとした人を失ったんだと思います。直接的か間接的かはわかりませんが、その人物の死にCEOはかなり深く関わったんだと思います」

 

「...そうか」

 

「...KMR、俺たちにはどうしてやる事も出来ないゾ」

 

「わかってます。同じロドス所属とはいえ、この件について僕たちは部外者です。何があったか詮索するのも、下手に慰めようとするのも自重するべきです。彼女には身近にケルシー先生やドクターもいますし、心折れるなんて事はないでしょうから」

 

「けど、このまま何もしないってのはもどかしい...って訳かゾ」

 

「俺達も訳ありだしな。人の生き死にには嫌でも敏感だ。なんだかんだ俺たちがまだ生きてるのもCEO達が助けてくれたからだし、何か力になってやりたいってのはよくわかるぞ」

 

「......」

 

「な、なんだよ?」

 

「本当にそう思ってます?」

 

KMRの冷たい眼光がbeast、Piplupを射抜いた。

 

「えぇ...。いやまあ、日頃の行いがあんまよろしくないって自覚は少しあるけどさ。これに関しては本心だぞ。俺だってそんな血も涙もない畜生に落ちる気はないんだよなぁ」

 

「そうだよ。恩を仇で返すなっていうのは師匠達からも散々言われてきた事だゾ」

 

「その恩を仇で返すってのを何回やってるんですか...(呆れ)」

 

「と、兎も角だ。CEOや他のロドスの皆の力になるのが今後の方針として、具体的に何すればいいんだ?俺達前線オペレーターって言っても最近は殆ど任務もないんだぞ?」

 

「最近まではそうです。けど、今後はそうはいかないと思うんですよ。僕達は前線オペレーターである以上、主となるのは戦闘をはじめとしたロドス外での任務です」

 

そう言うとKMRは一部の新聞を取り出した。

発行は龍門の新聞社であり、見出しに書かれているのは先日起きたチェルノボーグ事変である。

 

「僕達はチェルノボーグでの一件を詳しく知りません。けど、あの移動都市でAceさんやscoutさん、その他大勢のオペレーターが殉職しました。

彼らの実力が如何程のものかは語るまでもないでしょうが、少数精鋭だったとは言え彼らでも死んでしまったんです。それだけの力を持った存在がレユニオンにはいて、我々ロドスは完全に彼らと敵対関係にあります」

 

ページが捲られると、昨日龍門で起きた一件が断片的ながら掲載されていた。龍門へのレユニオンの侵入と、近衛局及びロドスによる制圧についてだ。

 

「チェルノボーグという一都市を陥落させ、厳戒態勢が敷かれた龍門に侵入。レユニオンがどれだけの戦力を保有するのかはわかりませんが、もはや彼らは単なるテロ組織といえない領域にあります。このままいけば、彼らは確実に世界規模で混乱を引き起こすでしょう。

そして、彼らが感染者である以上我々ロドスはこれを無視する事はできません。必ず、それもすぐ近くにも再び我々は衝突するでしょう」

 

「つまり、俺達も前線に駆り出されるって事だな」

 

「場合によっては殺さなくちゃいけないって事かゾ...」

 

「殺しは最悪の場合の話です。彼らの境遇を考えれば報復を行うのは理解出来ます。しかし、彼らは無辜の人々をも...越えてはいけない一線を越えてるんです。一部真っ当な人も居るでしょうが、大多数はチェルノボーグの一件を経てより過激になっている可能性もあります。覚悟はしておくべきでしょう」

 

「腹括るしかないですね間違いない。怖気付いてちゃ師匠達に見せるケツがないし。後でCEOでもネコ耳b...ケルシー先生でも任務の事色々聞いてみますか」

 

「結局俺達は戦うくらいしか脳ないんだゾ。

beast、書類も終わったし報告も兼ねて最初はケルシー先生の所行くゾ。あとちゃんとこの間の事2人で謝るんだゾ」

 

 

 

 

 

 

 

「...何?」

 

ケルシーは訝しんだ。

何かと不快な気分にさせてくる目の前の問題児2人。

先日の悪態への処罰として、らしくないと自覚しながらも莫大な書類を押し付けたが、彼らは今何と言ったのか。今後の任務や悪態について真剣に謝罪してきたのは良いとして、1週間程で、それも最後は37時間ぶっ通しであの書類の山を終わらせた?

 

「戯言は大概にしろと言った筈だが?」

 

「いや嘘じゃないんですよ!なんなら確認を...って確認するにもどんだけ時間かかるか分からないっすねアレ」

 

「盲点だったゾ...」

 

「証拠もなく眉唾な報告をしに来たと...。まぁいい、そこまで言うなら確認しようじゃないか」

 

「あ、オナシャ...お願いします!」

 

「お願いしますゾ!」

 

この後、珍しく困惑した顔で頭を抱えるケルシーが目撃されることになるが余談である。

 




早く原作要素ちゃんと出さないとグタグダになっちゃうやばいやばい....
ホモ要素も全然無いじゃないか...(呆れ
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