五等分の花嫁と七色の奇術師(マジシャン)   作:葉陽

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第20話 職場体験

 

 

 一花のお誘いに乗ることになった週末。

 花火大会のあった会場での待ち合わせ。時計の針が約束の時間まで迫る。

 

「………あと5分か。なんか緊張してきた」

 

 掌に人を書いて飲み込む雪斗を見て、一花は口をほころばせる。

 

「意外だなぁ~ユキト君って緊張するんだね」

 

「するする。普通にするよ。大体間近になってから緊張するタイプ。ところでさ、僕ってなんにもしないよね? ただ見ているだけでいいんだよね?」

 

「そうだよ。何かしらのアクシデントが無い限り大丈夫だと思うし、常識的に考えてユキト君が出演するとしてもエキストラ以外でないと思うよ」

 

「そっかそっか。なら良かった。ほら、何かあの人こっちの考えを斜め上から突破していきそうじゃん? ちょっと不安だったんだよね。うん、良かった良かった」

 

 これ、フラグだったなって、雪斗は後で思った。

 

「やべ、緊張が増して手が震えてきた。薬、薬を飲まないと」

 

 がさごそと、ナップザックから薬を取り出す。

 

「はぁはぁはぁはぁ」

「危ない薬やってる訳じゃなよね!!?」

 

 ぷるぷる震える手と荒い息遣いが相まって、思わず一花がツッコミを入れた。

 

「き、禁断症状が目まで来てる………あれ? 何で上杉がここに?」

「ホントにただの緊張だよね!!!? っていうかあんまり緊張してないよね!!?」

「おっと、どうやら我の右目に封印されし邪神が幻覚を見せているようだ………!!」

「ノリノリじゃない!!」

 

 なんやかんや騒がしく過ごしていると、黒のミニバンがやって来た。

 

「すまないねぎりぎりになってしまって。さぁ、乗ってくれ」

 

「お邪魔します」「社長、今日もお願いします」

 

 車の中で簡単な自己紹介をしたあと、現在撮影中の映画の現場に連れて行く、と社長は言った。

 

「楽しみにしといてね!」

 

「はい!」

 

 

 

 

 

 

─────………

 

 

 

 

 車に揺られてニ.三十分後、撮影現場らしい橋に着いた。

 映画の内容は、率直に言ってバイオでハザードに似てる。

 今日は橋の上での戦闘を撮るそうだ。

 

「どうだい雪斗君。なかなか見ることはないだろう?」

 

「そうですね、こんなに沢山の人達がひとつの映画に関わっていたとは思いませんでした」

 

 俳優、女優はもちろんのこと、ゾンビ役のエキストラの人達や、その特殊メイクを施す人達。他にも撮る人、マイクの人……と実に多くの人達が目の前を行き交う。

 

「そうだろうそうだろう」

 

 うんうん、と頷いた社長さんは、口の端を吊り上げる。

 

「君も出てみないか?」

 

「いえ、遠慮しておきます」

 

 映画というのはポンポン知らない人物が出ていいものじゃないだろう。それに、俳優さんや女優さんはオーディションを受けて、それに受かった人が出るものだ。それがぽっと出の知らない人が出てきたら腹が立つだろうし、何でアイツが………とかろくなことにならない。

 

「良いじゃない!! 出てみようよ一緒にさ!!」

 

 背中に軽く衝撃が走り、振り返って見れば何やらメイクをした知らん人が居た。

 

「どうも仕事仲間の女優です!! 君のことは一花ちゃんから色々と聞いているよ!!」

 

「あ、どうも初めまして。雪斗です。それで一花は僕のことをなんて?」

 

 興味本位で聞けば、彼女の整った口元がにやりとあがる。

 

「私の愛しい人だって!!」

 

「ぶっとばしますよ? あ、すみません。ついため口が」

 

「いや全然ため口でかまわないけど、思ったより君口悪いね」

 

「不本意です」 

 

 つい心で思ったことが出ちゃっただけです。

 

 さて、話を戻しましょう。

 

「ぽっと出の人が出たら悪いでしょう」

 

「大丈夫だよ、皆優しい人達だから」

 

 そんな僕の意見はひょっこり現れた社長さんに切り捨てられた。

 

「しかし台本とか、動きとかあるのでは?」

 

「良いよ良いよ、君は勝手に動いてくれればいい」

 

 良いのかよそれで。

 

 取り敢えずひと通り目を通しておいて、と言われて台本を渡された。

 こういうのって社外秘じゃないのかな? と思ったけど、渡された以上違うと判断して、パラパラ捲り、速読で内容を頭に入れていく。

 

「………それで読めてるの?」

 

 傍から見れば適当に捲っているかのように見える速度で読む雪斗に一花からの疑問が零れた。

 

「うん。あまりこういった読み方はしないんだけど、万が一、いや億が一にでも出ることになったら困るからね」

 

 出るなんてことはあってほしくないけど。そう返し内容を追っていると、何やら事故っただの、怪我しただの、来れないだの不穏な言葉が聞こえてきた。

 案の定社長さんが詳しく訊けば、顔を青くしたディレクターが叫ぶように言う。

 

「どうしましょう!! 敵役のスタントマンが事故ったそうで来れないそうです!!」

 

「困ったな……何処かに代わりは居ないかな……」

 

 何でそれでこっちを見るの? 一花も何でこっちを見るの? そうか僕の後ろに居るのだなその人が。

 

「雪斗君」「ユキト君」

 

 同じ名前の人なのかその人は凄い偶然だね。ではその人のところに行ってほしいな。僕のところじゃなくて。

 

「どこ行くのかな」「どこ行くの」

「ええい離せぃ!! 僕は色んな人達から恨まれたくない!!」

「大丈夫大丈夫! 皆優しい人だから!!」

「僕もう帰る!! おうち帰るぅ!! 見学させて頂きありがとうございましたぁぁ!!!!」

 

 ────ボンッ!!

 

「ゴホッゴホッ………あああ!!! 逃げられた!!」

「ゲホゲホ、一花君から聞いていたが、凄いな彼は。あと面白い。正直心の底から彼が(うちに)欲しい」

 

 煙幕が張られたのは一瞬。その一瞬のうちに逃げられてしまった。

 

「どうしますか社長」

 

「う~ん、困っているのは本当なんだよな………どうにか雪斗君に演じて欲しいのだが……」

 

「ユキト君姿消しちゃいましたからね。まだ近くにいると思いますけど、探すとなると難しいですね。よしんば見つけたとしても捕まえるのに苦労しますし……」

 

 う~ん、と唸りながらも頭を捻る一花と社長に、影が差す。

 

「私にいい考えがありますよ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 微かな空気の揺れ。それに続く機械音。それは放送の前兆。

 

『白羽雪斗君。白羽雪斗君。迷子の、白羽雪斗君。お姉さんが探しています。近くにそのような子を見つけましたら、〇〇〇橋まで道案内をお願い致します。なお、白羽雪斗君の服装は─────」

 

「出ます出ます出させて頂きますからやめてくださいいいい!!!」

 

 喜んで出演させていただきます!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

─────………

 

 

 

 

 下は荒れ狂う海。波は猛り、白波を上げる。

 

 その上では銃を持った人間達と、人間の姿をしたナニカが衝突をしていた。

 

「くそくそくそ!!! あともう少しだってのに!!」

 

 土で汚れた顔、砂埃で霞んだ服。それに気づかう暇は無く、ただひとつの目的のために彼らは戦う。

 

「諦めちゃだめ!! 諦めちゃったら今までの努力が!! 血が!! 仲間が!! 無駄になる!!」

 

 駆ける足を止まらせることはせず、ひたすらに走る。

 その脳裏に映るのは仲間の姿。

 

(ごめんなさい。痛かったよね、生きたかったよね)

 

 敵に噛みつかれてゾンビになってしまった仲間を撃ったのは彼女だった。今だにその感触が残る手を握りしめ、頬を流れる涙を拭いて、前を向く。

 

「いくよ!! ここまで私達は来たんだから!!」

 

 発破をかけるのと同時に撃った弾は、ナニカ───ゾンビの額に当り、その機能を停止させた。

 

 そのゾンビが地面に倒れた瞬間、ドォンッと耳をつんざく轟音。地が揺れ風が暴れまわる。

 

「キャアアッ!!」「何だこれは!!?」「爆弾か!?」

 

 爆風によって吹き飛ばされた彼らは、そこにシロを見た。

 

「諦めろ。貴様らに勝機は無い」

 

 それは、白を基調とした服を身に纏うヒト。

 その姿は異常だ。この混沌とした戦場で、塵ひとつその身に付いていない。

 そんなことが出来るのは、並外れた力を持つ人間か、あるいは。

 

「なっ!? お前は奇術師!!」

 

 全ての元凶、ネクストアンブレラ社の幹部か。

 

「跪け。貴様らに希望は無い」

 

 奇術師が手首を振れば、何時の間にかその手には一振りの刀が握られた。

 

 奇術師は告げる。

 刃先を彼らに向け布告する。

 

「服従せよ。貴様らに抗う術は無い」

 

 然れどそれに従う訳は無く、彼らはただひたすらに立ち向かう。

 

 その姿はまるで、魔王に挑む勇者の背中。

 鍛えぬかれた強靭の刃のように決して折れず、欠けることない不撓不屈にして不退転の覚悟。

 全ては理想の為、より良き世界の為。

 力と知恵と勇気を以って、我らでかの敵を打ち砕かん。

 

「例え力が及ばなくても、俺達は何度だって貴様らに立ち向かう!!」

「そうよ!! 私達があなた達を倒せなくても、必ず成し遂げる仲間がいる!!」

「お前達がやっていることは人の道から外れている!! 俺達はそれを直すんだ!!」

「そうだ!! 俺達は出来る!! お前達をぶっ潰す!!」

 

 立ち上がる彼らの目に絶望は無く、闇も無く、自信と確信に満ちた光が溢れていた。

 

 彼らは奇術師を中心とした扇形を展開し、銃を構えて立ちはだかる。

 

「その義憤、何処まで保てるか調べさせて貰おうか」

 

 奇術師の、邪悪に充ちた目元が弧を描く。

 

「来るぞ!!」

 

 翻る白刃の煌きと殺気が、彼らの間をさざ波のように広がっていく。

 

「クハハハハハ」

 

 歪に嗤う奇術師に向けて、彼らは躊躇うこと無く引き金に指をかける。

 四方八方に飛び散る銃弾の軌跡。これを避けるは至難の業。

 

「おい嘘だろ……」「マジでバケもんじゃねぇか」

 

 その事実に目を疑った。

 捉えられぬ速さであった銃弾が、しかし一瞬のうちに勢いを失う。

 音速を越える銃弾は、その全てが切り伏せられた。

 

「ハァッ!!」

 

 しかし彼、先程の勇者の背中を持つ者は、すぐさま刀に切り替え、奇術師へ上段の振り下ろし。

 

 ────ギンッ!!

 

「くそ、力が強いっ!!」

 

 鍔迫り合い、チリチリと火花が踊る。

 

「この程度か、笑わせてくれる」

 

 奇術師の、紅い火を灯す瞳は弱者をいたぶる愉悦で形を歪ませる。

 そして押し込み、そのまま。

 

「潰れろ、弱き劣等種よ」

 

 しかし押し切ることは出来ず、飛来してきた銃弾が妨げた。

 仰け反るような体勢で交わした奇術師は、そのままの勢いで彼を蹴り飛ばす。

 

「離れて!!」

 

 女性の1人がそう叫ぶまま、黒い塊が投げられた。それは眩い閃光を放ち、続けて投げられた物は、周囲を煙幕で覆う。

 今のうちに大勢を整えようと、声をあげる瞬間。

 

「きゃああああああっ!?」

 

 響き渡ったのは仲間の声。

 

 一陣の風が吹き、煙を吹き流せば、そこには奇術師に掴まった仲間の姿。

 

「お前がコイツらと同じになったら、貴様らはどうなるだろうなぁ? どう思うだろうなぁ?」

 

 生ける屍は人肉で腹を満たす恐ろしい生物だ。

 故に、生きとし生ける人間の恐怖と憎悪、蔑みを浴びる存在だ。

 そこに女も男も、子どもも大人も関係ない。

 

 奇術師の本気を感じ取ったのか、彼女の顔は青褪めた。

 

「は、離して!!」

 

 しかし乞いに応えるはずがなく、ただただ酷薄に笑う。そして奇術師の腕が霞み、手にした注射器を彼女の首筋に突き刺した。

 

「か、はぁ─────」

 

 みるみるうちに顔は死人のように白くなり、更に針が突き刺さった個所がピクピクと鼓動し、サァ………っと青筋が走る。 

 

「冥土への土産に、何か言い残す事があれば聞こうではないか」

 

 もう助からないと悟ったのか、彼女はその薄い唇を苦し気に歪めたあと、開く。

 

「し、死ね」

 

 その表情からは悲壮なまでの覚悟が垣間見え、そして、凄絶な笑み。

 

「アンタも、道連れ、よ」

「き、貴様!! 正気か!!?」

 

 何を見たのか、見開いた奇術師は彼女を投げ捨てようとし、その刹那。

 

 ────ゴゥ!!

 

 目を焼き尽くすほどの光と、全てを蒸発させてしまうほどの熱。

 

 広範囲に及ぶ衝撃波と熱波が土を抉り、鉄を砕き、肉を穿つ。

 

 その発生源は、彼女の体。

 あろうことか、彼女はその身に手榴弾を幾つも纏っていた。

 己を犠牲に、至近距離で敵の幹部に攻撃を、致命傷を当てたのだ。

 

「────!!」

 

 耳を聾す絶叫が迸った。それが自らの喉から飛び出たものだと、彼は後から知った。

 叫びを掻き消す轟音。立ち込める土煙、舞い散る土砂、誰かの肉片。敵の存在も忘れ、仲間の姿も視界に映らず、己の傷も知らず、彼はただただ目を開く。

 

(行かなくては。彼女のもとに)

 

 漠然とそう感じた彼は、未だ視界の悪い中、奇しくもゾンビのような足取りで彼女がいた場所に体を向かわせる。

 

「あ、ああ、ああああ………」

 

 視界が明瞭になっても、少し灰色に見えるのは気のせいだろうか。

 そこに、何もないのは、見間違えだろうか。

 

 いや、あった。

 

 ひとつだけ。

 

「あああ、ああああ………」

 

 それを拾い上げた彼は、叱咤の涙を流して膝を突く。

 放したくないと、零したくないと、それを胸に掻き抱く。

 まるで胸に空いた穴を塞ぐように、自らの胸に抑え込む。

 

「うう、うぁああ、ああああ!!!!!」

 

 彼女が居た証である、その桜のような髪飾りを。

 

 

 

 

 

 

「カーーーーット!!!!」

 

 

 やりましたよ。

 やってやりましたよ。こんちくしょう。

 

「おつかれーユキト君。すごかったよ!! どう? 私と一緒にてっぺん目指さない?」

 

 早々とゾンビになって仲間に撃たれ、死んだ一花は、既にメイクを落としていつもの顔になっている。

 

「………勘弁して頂きたい」

 

 疲れた。ほんと疲れた。今すぐにでも寝れそう。なんだったら立ったまま寝れそう。弁慶の立ち往生のように眠れそう。いや死なないけど。

 

「お疲れ様雪斗君。すごい良かったよ!! 私の目に狂いは無かった!!! 初心者なのにあの立ち振る舞い!! 素晴らしい!!」

 

 目に狂いがないなら、節穴じゃないの。眼科行け。

 

「私はいま!! 猛烈に感動している!!!」

 

 そうっすか。あと出来ればもうちょい離れて下さい。暑苦しいです。そのうち青春だ! とか言い出しそう。

 

「私は!! 君が(うちに)欲しい!!」

 

 ………え? なんて? 僕の耳がおかしくなったのかな? 悪魔の一言が聞こえた気が…………。

 

「どうだい来ないかい? こっちに」

 

 おっと僕の耳は正常だったみたいだ。意味を理解してぞわり………と、鳥肌と悪寒が背筋を這った。

 冷や汗がやべぇ出てんのが分かる。

 

「ごめんなさい無理です僕は普通のタイプなので付き合うなら女性の方がいいんです男の人とは勘弁被りますすみませんでも否定はしないし軽蔑もしないのでどうか他の方を誘ってくださいお願いします」

 

 ノンストップで言い切って、社長に背中を向けてさっさか歩く。この場からすぐに退散しないと!

 

「待ってくれ!! 何か勘違いをしているよ!!」

「いや、社長。先ほどの言い方は誰しもそう思うと思いますけど………」

 

 さっきも同じようなこと言ってたし、と付け足された。

 

「何でしょうか?」

「遠い!! 遠いよ雪斗君!!」

 

 雪斗と社長の間は車が裕に5台ほど止まれる距離。

 雪斗の警戒心が警鐘を鳴らしている証拠である。

 

「もう一度聞く。うちに来ないかい?」

 

 真剣な表情に、少し考えさせられる。

 

 確かに疲れたけど、それ以上に楽しかった。

 なら、俳優とかを目指すのもいいだろう。今は特に将来の夢は決まっていないのだから。

 でも、神様から与えられた二度目の命。使う道はここで良いのだろうか。間違いではないのだろうか。

 

「………そうですね」

 

 どんなに迷っても、時間は待ってはくれない。なら、その時に決めるのもまた、良いかも知れない。

 

「では一花が、笑顔で学校を卒業できるのなら………どうでしょう?」

 

 一花達が赤点を回避して卒業できれば、この命の使い道。少しは良い方に転がっていくかも知れない。

 思わず口元が緩むのを感じる。

 

「一花君!! 頑張ってくれ!!!」

 

「………………う、うん」

 

 頑張れ一花。応援してるぞ。

 

 

 




 念のため説明。

 速読のシーンはIQが高いからいけるんじゃないかと思い、ぶち込みました。記憶力もいいですしね。ちなみに偏見です。

 仕事仲間の女性が言った「愛しい人だって!!」のとこ、実際はそんなこと言っておらず、ただマジックが凄いとか、演技が上手いとかそんなとこ。ちなみにこれは、一花が所属する事務所の全員が知っている。

 返事で雪斗が言ったぶっとばしますよ?の理由は、そんなこと一花が言うわけがないし、それは卵だとしても女優である一花に悪いので、言わない方がいいという意味を持っています。


 映画のシーンの主人公の内心に、視界が明瞭になっても、少し灰色に見えるのは気のせいだろうか。とありますが、これには、土煙は収まったのに、視界は明瞭ではないのは、無意識に心を寄せていた彼女が死んだことで、灰色に見えた。ということです。

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