五等分の花嫁と七色の奇術師(マジシャン)   作:葉陽

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 倉庫からの脱出するシーンだけなのに6000字も書いた。進みの遅いアニメみたい。

 今更ですが、五等分の花嫁のキャラクターブック買いましたー! が、一花のキャラクターブックのみ売られていなかったため買うことが出来ませんでした。さては店員さんめ、一花推しではないな。たとえ一花推しであろうとなかろうと、全員分揃えるのが、ごとよめのファンである正しい姿であろう! 喝!

 あっそうそう、コロナワクチン1回目打ってきました。副作用ガチャとしては接種部位の痛みのみです。2回目はどんな副作用が出るのやら。確定演出はやはり熱だろうか。


第34話 結びの伝説 2日目 ④

 突発的な脱出ゲームに参加することになった僕たち。なお、参加料は無料(タダ)。これで参加料なんて取られたらレビューボロクソに書いてやるからな! 覚悟しとけ! 

 

 

 

 そんなことはさておいて。

 

 僕は先程運ぼうとした丸太を脇に抱えて、扉の後方数メートルまで下がる。

 

「さてと、ずーっとここにいるわけにもいかないのでサクサクッと破壊しますか」

 

 ぶっ壊したらー! と一歩踏み出したら一花が前に飛び出して止められた。

 

「待って! あれ、ドアを壊したら警備員が飛んでくる系の防犯センサーじゃない?」

 

 一花が指さした先には、赤く点滅する黒光りの機械が設置してあった。

 

「どれどれー、……そうみたいね」

 

 SEC〇Mかな? ALS〇Kかな? そして飛んでくる警備員は吉田沙〇里かな?

 

「でもまぁ、見つけてもらえるなら願ったり叶ったりー」

 

 飛んでくる警備員は吉田沙〇里以外の人間でお願いします! 

 

「そ、そんなことすると林間学校が台無しになるよ! 壊すのは最終手段にしておこ?」

 

(……それに、三玖に知られたら……)

 

「………確かに。だが破壊することになるかもしれない事は頭に入れておいて」

 

 一花のいつになく焦った表情に思いとどまった雪斗は、丸太を壁に立てかけた。

 

「そ、そうだ! ダメもとで解除出来るかセンサーを見てみない?」

 

「んー……よく知らない人がいじって解除できるんなら犯罪し放題だぞ。まぁダメ元上等ってやつか。ってことでここは肩車といこう」

 

 ピッキング道具などはさすがに持ってきてないからな。

 

「ねえ知ってる? 肩車するとき背の高い方が上になった方がより高いところまで手が届くんだって。背が高い人は腕も長いからね。だから僕が上に乗るね」

 

「え? あ、うん、そうなの?」

 

「そうなの」

 

 疑問符を頭に浮かばせている一花に、肩車の体勢を取らせて上に乗る。

 

「持ち上げていいよー。わー髪の毛サラサラだね~」

 

 わしゃわしゃ髪の毛を掻き乱しても、指に髪の毛が引っ掛からない。まるで水のよう。流石女優。しっかり手入れが行き届いている。

 

「重くて持ち上がらないんだけど」

 

 うん。知ってた。ぷるぷる震える一花から下りて、無言の微笑みを向ける。

 

「なんかイラつく」

 

 説き伏せられた上に、髪を乱された一花は頬を膨らませた。

 

「おーい、早く乗って」

 

 そんなことをしているうちに雪斗は壁際で肩車の体勢を取り、一花を急かしてくる。

 

「………お、重いとか言わないでよー?」

 

(平常心……平常心……)

 

 心の中で言い聞かせながら肩に乗り、乗ったのを確認すると雪斗は立ち上がる。一花がセンサーをチェックしていると、雪斗が全くしゃべらないことを不審に思い、雪斗に話しかける。

 

「ど、どうしたの? そんなに重かった?」

 

「イヤーなんでもないっすよ。重いとかミジンコ程も思ってないっすよ。ホントっすよ」

 

「重かったの!?」

 

「イヤ全く唯の冗談気にすんな。それよりもどんな感じ? あと髪の毛引っ張らないで。ああ禿げる禿げちゃうごめんなさい。女子相手に酷いこと言っちゃってごめんなさい。一花は天女のように可憐で羽衣のように軽いです。なので離してください」

 

 一花は無言で雪斗の髪の毛を引っ張った。

 

「全く都合がいいんだから。…………なんか管みたいのがついてるよ」

 

 一花は機械を両手で摩っていると、硬い感触があり、目を凝らしてみると、小さな配管が機械から伸びていた。

 

 一花の指さした配管の行き先を目で辿ってみると、扉に繋がっていた.

 

「なるほどね。ってことは鍵がないとどうしようもねえな」

 

 正規な手段を使って扉を開けないと警報が鳴る、と言うところかな? 内側からなら簡単に開けられる機能とかは付いていないのかよ。使えねえ機械だな。あの自販機みてえだ。

 

「おおよその予測がついたから下ろすよ? しっかり掴まっててね。……だからと言って髪掴まないでね?」

 

「はいはい。早く下ろしてね。そうしないとこの汚れた手をユキト君の顔に付けるよ?」

 

「掴まないでね? お願いだよ?」

 

 ちなみにその汚れは一体何年物? あ、見せてこなくていいので。ハイ。そのまま万歳の格好で居てね。

 

 そろそろと一花を下ろし、ペットボトルの水で手を洗ってもらう。キレイキレイ♪

 

 一花に除菌シートを渡し、二人して壁に寄りかかって座る。

 

 …………暇だな。そうだ。センサーを調べている間に寒くなって来たので火でも起こそうかな。ただ、知識としては知っているが、やった事がない。それがネック。チラッと一花の腕を見てみると、鳥肌が立っているのが見えた。…………立ちすぎて鳥になっちゃう? なんて冗談言ってる暇なんてないか。

 

「ちょっと待っててね」

 

 そう言って広い倉庫の中を見回り、転がっていたアルミ缶を拾ってくる。まったくポイ捨て禁止!

 

 中身が入っていなかったことにホッとしつつ、アルミ缶を半分に折り、折ったところを切り離す。切り口をより鋭くし、切れ味を増すために拾った石で研ぐ。

 

 次に懐から袋に入った様々な植物を取りだし、繊維が取れそうな植物を探す。これらは肝試しの時に、何かに使えるかもと思い採取した。

 

 ―――古代、人は植物の繊維を使って紐を作った。そして繊維が取れそうな植物は、コウゾ、ミツマタ、ガンピ、カジノキ、タワ、スギ、ヒノキ…………。

 

 そう考えながら袋を漁っていると、カラムシを見つけた。

 

 カラムシの葉を取り、茎の皮を剥ぐ。その皮を、先ほど作ったナイフモドキで細かく裂く。本当は乾かしたいのだが、時間がないのでそのまま撚って紐にする。

 

 再び倉庫を見回り、出来るだけ乾いた木を探す。手にもって冷たく感じた木は捨てる。湿っているからね。木を叩き、音がよく響くものを使う。

 

 これはダメ。これもダメ。こいつも使えない。こいつは………論外。地面に落ちている物は総じて使えそうなものは無さそうだ。棚も含めて探し始めて5,6分後、ようやく納得いくものを見つけた。

 

「…………あのー、ユキト君? 何をしてるの?」

 

 しばらく無言で僕を見ていた一花は、僕が何をしたいのか、見当がつかなかったようで訊いてきた。

 

「火をおこそうと思ってね。このままだと風邪ひいちゃう」

 

「そっか。もう肌寒くなってきたもんね」

 

 一花は納得したのか頷き、邪魔にならないように口を噤んだ。

 

 さて、作業に戻ろう。

 

 必要なのは火床にする平たい木と、こすりつける棒状の木だ。棒を、錐をもむようにして平たい木にこすりつける。この摩擦熱で火を起こす。そういう仕組みだ。

 

 ん~っと、次に必要なのは………柔らかい木の枝が欲しいな。……………………お! あそこの窓から使えそうな感じの木の枝がこちらに入って来ているな。

 

 雪斗は枝が首を出している壁の真下に立ち、トランプ銃を放った。すると、飛び出したトランプは雪斗の狙い通りに木の枝を切り離した。

 

 よし! これで材料は揃った。あとは組み立てだ。

 

 雪斗は、採取した木の枝にカラムシで作った紐を括り付け、弓を作った。

 

 紐を張るときに棒に何回か巻き付ける。これで弓を動かせば、棒がクルクル回り、楽に火を起こすことが出来る。

 

 ここまでは本を読んで、知識として覚えていたから作れた。だけど実際に火をつけることはやった事がない。

 

 不安に襲われる雪斗の頬を、冷たい汗が一筋流れた。しかし一体何を恐れる必要があるのか。やった事がないからか? ならやってみればいい話だ。失敗したら成功するまで何度もトライすればいい。幸いなことに、時間ならまだある。

 

 恐れることは無い。失敗することなんてその時に考えればいい。今は全力を尽くすだけだ!

 

 倉庫の中は既に暗いが、小さな窓から差し込んでくる月光が、倉庫の闇を淡くしてくれている。

 

 月明かりに照らされる自身の手を見ながら、手を動かす。

 

 キリリ、キリリ、キリリ――――。

 

 棒が勢いよく回転し、徐々に鼻が焦げ臭さを感じ取る。そしてようやくポッと小さな光が点った。

 

 やった! 飛び上がって踊りだしたい気分になるが、はやる気持ちを押さえる。すかさず、木の屑を寄せて火を移す。細い木から太い木へ。少しずつ、少しずつ、火を大きくしていく。徐々に大きくなっていく火を見て、笑みが浮かんでくる。

 

 空気の流れを考え、木を火にくべる。最後のダメ押しにフラッシュペーパーを投げ込むと、大きく火が燃え上がり、焚火になった。

 

 やった! 不肖ながら、白羽雪斗は無事火を起こせました! ブイブイ、ブィクトリー!

 

 小さくガッツポーズをする雪斗。見た目は控えめだが心の中ではパレードが展開し、群衆に手を振っている。この()は僕が育てた!

 

 すると、

 

「お疲れ様」

 

 焚火の光に一花の顔が浮かび上がる。…………なんか幽霊みたい。

 

「おつかれー。ようやく温まることが出来るな。っていうか枝が入って来ていた窓から鳩を送れば万事解決じゃね?」

 

 そんな訳で再び懐からイケ鳩さんを取り出し、彼の脚に『倉庫に助けに来てほしい』と一筆したため、送り出す。頼んだよ~。

 

 さて、見つからずにこのまま凍え死ぬという後顧の憂いもなくなったことだし。

 

「暇だから何か話してよ。相談事でも愚痴でも可」

 

 互いに手を焚火に翳し、暖を取る。

 

「そうだね…………じゃあ、京都に遊びに行った時の話をしようかな。あの時は小学生で…………」

 

 そんなわけで一花の話に耳を傾ける。楽しかった時の話や悲しかった時の話、女優業の話などを聞いた。

 

「女優業はやっぱり大変なんだね。…………何か心配事でもあるの? 相談に乗るよ」

 

 少し暗い顔をした一花に相談を提案する。

 

「…………じゃあ、相談しちゃおうかな。………あのね、私、学校辞めるかも」

 

「うん。それで?」

 

(あれ? 流石にユキト君の驚く顔が見えると思ったのにそこまで驚いてないように見える。でもいつもニコニコしているユキト君がいつもに増まして真剣な顔をしているのを見ると口にした甲斐があったかな)

 

「最近貰える仕事も増えてきてて、何度か学校を休んで仕事に行っててね、私と同じ年齢の子らも留年覚悟で休んだり、融通の利く学校に転校したりしてるの」

 

「………………………」

 

「私は知っての通り成績は壊滅的だしさ高校に未練はないかなーって、思ったり……思わなかったり」

 

(それに、私がいなくなれば三玖も………)

 

「良いんじゃないか? 少なくとも僕は羨ましく思うぞ」

 

 僕は欲張りで慎重な人間だから、学業を捨てるなんてできないよ。

 

「………え?」

 

 一瞬耳がおかしくなったと思ったが、ユキト君の真剣な顔を見て聞き間違いではなかったことを理解する。

 

「何でもいい何か一つに学業を捨ててまでも臨もうとするその心意気はすごいと思う」

 

「………ユキト君」

 

「でもまぁ、女優業で成功出来るのは一握りの世界だからね、多分だけど。厳しいことを言うけど、正直失敗する可能性も高いと思う。思うようにいかないこともあるだろう。だけど、それでもやりたいんでしょ?」

 

「うん!」

 

「いい返事だ。なら自分の選択に後悔するなよ。胸を張って前だけ見て、夢に向かってひた走れ。疲れたら歩いてもいい、立ち止まってもいい。一息ついたら横を見ろ、共に頑張る仲間がいる。後ろを見れば応援してくれる人がいる。姉妹たちや僕、上杉のようにね…………。そしてまた走り出せ。それでもしも、社会の荒波に揉まれ、挫け、心の灯を失って、辞めたくなったら辞めてもいいさ。自分の人生なんだから自分の好きにすればいい。自由に生きて誰にも縛られない人生を送れ。そうやって悩んで、苦しんで、後悔して、大人になれ」

 

「…………なんか重みがあるね」

 

 そりゃあ伊達に生きてませんからね。

 

「それともう一つ。女優になって何を成し遂げたいのかをはっきりさせておいたほうがいい。手段と目的を履き違えないようにな」

 

 そう言って締めくくり、懐からムカゴを取り出す。

 

「お腹すいたろう。これでも食べな」

 

 溢さないように一花の手のひらに乗せた。それとカフェオレも。流石にフラペチーノなんて売ってない。

 

「ありがとう………この黒い豆みたいなものって何?」

 

 まぁ、ムカゴなんて知らないよな。ってことで白羽雪斗の蘊蓄タァ~イム!

 

「それはムカゴって言って、山芋などの蔓になる肉芽だよ。栄養があって、土に埋めると山芋の目が伸びるんだ」

 

 以上。蘊蓄タイムでした。

 

「いつ採って来たの?」

 

 ヒョイパク食べていると、一花がムカゴに舌鼓を打ちながら言ってきた。

 

「肝試しの暇なときに採ってた。あそこの山は普段人が入っていないようで、沢山の植物が生息していててさ。使えそうな植物を採取していたんだ」

 

 ちなみにトリカブトも生えてた。見つけたときにテンション上がってつい観察していたら、一組分のペアを見送ってしまったことは内緒。それと採取は流石にしていない。むしろ引っこ抜いて刻んで土に埋めた。

 

 そうそう、マリ〇でお馴染みのベニテングタケもあった。コイツを誤って食べると比較的短時間(30分から90分)で下痢、嘔吐、眠気、発汗、さらに、健忘、幻覚、ハイテンションなどの症状が出てくる。毒性は低いので死に至ることは少ないけれど、沢山食べるとヤバい。だけどうまみ成分も含まれていて、塩漬けして食べると美味しい。

 

 セーフな食べ物(食べても大丈夫な奴)アウトな食べ物(食べたら死ぬ奴)デッドボールな食べ物(食べれるけど食べたらヤバい奴)。今回で言うとデッドボールに分類される。

 

 しばらく火の爆ぜるパチパチとした音だけが倉庫に響く。

 

「………ユキト君ありがとね、相談に乗ってくれて」

 

「ああ、まあ仮に失敗しても大丈夫! 失敗したら僕が芸能事務所を立ち上げて看板女優にしてあげるよ」

 

 一花の、火に揺れる瞳を眺めつつ言った。

 

「アハハ! じゃあ、その時はよろしくね」

 

(本気でやりそうで怖いんだけど………)

 

「さてと、やることもなくなったし踊るか!」

 

 立ち上がって一花に提案する。

 

「え?」

 

「さっき『練習でもしとく?』とか言ってたじゃん。やろー」

 

 まだ目を丸くする一花に手を差し出す。

 

「………うん、やろっか。今夜は2人だけのキャンプファイヤーだよ」

 

 センサーに異常無し。これならは大丈……

 

「そういえば伝説があったね」

 

 ………ドクッ。

 

「……で、伝説、って?」

 

「キャンプファイヤーで踊っていた相手と生涯結ばれるんだってー」

 

 それが本当ならぜひとも当人達を拝見したいものだ。

 

「! そ、それ、三玖も知ってるの?」

 

 一花は少し焦りの表情をしながら訊いてきた。

 

「うん。その場にいたしね。まぁ僕は信じてないけどね」

 

(………違う、三玖はきっと信じてる………そ、そんなつもりじゃ………三玖にとってキャンプファイヤーは………)

 

「? ………って、一花後ろ!」

 

 ユキト君が珍しく焦った表情を浮かべたけど、その表情を目に焼き付ける前に私は足を丸太にぶつけてしまい、丸太が私の方へ倒れてくる。ぶつかる! と、思った矢先にユキト君の手が私の腕を掴んで引き寄せてくれて、そのまま彼の胸に収まってしまった。

 

「あ、危ねー………一花はドジだな! ドジキャラで女優やってく?」

 

 意外と売れんじゃね?

 

 

 

 

 

 

 ビー! ビー! ビー!

 

 心のセンサーのブザーが鳴り響いて止まらない。目の前にユキト君の顔があっていい匂いもするし。………顔が赤くなっていくのを感じる。

 

 ユキト君が私の手を掴みちゃんと立たせてくれたと同時に別のブザーが鳴り響く。

 

『衝撃を感知しました。30秒以内にアンロックしてください。解除されない場合直ちに警備員が駆けつけます』

 

 どうやら倒れた丸太が扉を破壊してしまったようだ。

 

「やべ! 逃げるべ!」

 

 吉田沙〇里が来る前に!

 

「う、うん! ………って、冷たっ!」

 

 突然、上から冷たい水が降ってきた。

 

「あら~スプリンクラーあったのね」

 

 こちとらずっと焚火していたわけなんだが、反応するの遅くね?

 

「火を消さなきゃ! あと、センサーも何とかしないと!」

 

「その為の鍵がないんだけどね!」

 

 ワタワタとしていると、鍵がないと止まらないはずのスプリンクラーとブザーが止まった。

 

「鍵ならここにありますよ」

 

「「!!」」

 

「一花、白羽君。二人して、こんなところで何をしていたんですか」

 

 扉が開いて、そこにあったのは見知った2人の影。…………と申し訳なさそうな顔をして、五月の肩に留まっているイケ鳩さん。

 

 無事呼んでくれたんだね。ありがとう。ただもう少し早く来てほしかったかな…………。

 

「い、五月ちゃん……それに……」

 

「……み、三玖……」

 

 二人を貫く二対の冷たい視線。物理的にも、精神的にもそして空気も冷たくなっていくことを感じながら二日目を終えた。

 

 

 




 倉庫から飛び出した後のイケ鳩さんの行方。

 コテージに向かう→知っている人を探す→五月を発見→餌付けをされる→餌に夢中になる→満腹になり目的を思い出す→手紙を読んでもらい倉庫に向かう 以上。

 イケ鳩さんは食える時に食っておくタイプらしい。

 この前、閉店作業中にちょっとやらかしてしまい、警備会社から電話が来ました。正直来るだろうなぁと思っていたので直ぐに電話を取り、謝り倒しました。そして心の中で土下座をかましてました。大変申し訳ない。


 雪斗の懐は四次元ポケットの様になっています。服の内側には大小様々なポケットがついており、それらに鳩を入れたり、飲み物を入れたりして、暗器みたいに忍ばせています。ズボンのポケットも同様です。

 フラッシュペーパーは引火すると、大きな火を出して一瞬で燃え尽きます。インパクトが強いので、無理やり視線誘導をしたい時や、迫力を出したい時に便利です。ただ、危険物なので管理をきちんとしないと火事になりかねません。ニトロセルロースが主成分です。ちなみにみんな大好きTNTはトリニトロトルエンの略です。有機化学の分野で高校で少し習います。
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