平成の転生者(改訂版)   作:初任者

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だいぶ遅くなりました‼︎
第三話です‼︎


・第三話 ーイエヴァの受難2(予定)ー

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第6章

ールパン三世vs名探偵コナン編ー

第3話

ーイエヴァの受難2(予定)ー

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☆☆☆☆☆☆☆

○語りside○

☆☆☆☆☆☆☆

 

 

美術館に侵入したルパン三世と怪盗キッド。しかし、そんな彼らは逃走の一手を強いられていた。

 

 

「な、なんじゃありゃあ〜⁉︎」

「くそ‼︎拳銃が効かねぇ‼︎」

 

 

愛用の拳銃を背後に発砲するルパン三世一行。しかし、その銃撃に"それら"は怯むことはない。

 

 

「マジでオカルトすぎるだろぉおお‼︎」

「しかもなんで"ソ連兵"なんだ⁉︎」

「「「ーーー‼︎」」」

 

 

ルパン三世を追撃するのは、明らかに生気を感じもしない土色の顔の、武装したソ連兵士の群れ。ソ連兵士達がAK-47を発砲する。

 

 

「「ひ、ひぃいいい〜‼︎」」

 

 

ルパン三世と相棒の【次元 大介】は肩を抱き合いながら、必死に逃走する。

 

 

「(おかしい。何でこんな奴らがいて、ライフルを乱射してるのに、警備の警察が現れない?)」

 

 

彼らの仕事は途中までは完璧であった。日本の警察達をうまく撒き、最後の部屋へ侵入しようとした時であった…そう、美術館が無人となり、ソ連兵士の部隊が現れたのだ。

 

しかもである。そのソ連兵達は、その身に銃弾を打ち込まれようと何をしようと、AK-47片手にいつまでも追ってくるのだ。

 

 

「一体全体、何が起きてるんだァアアア‼︎」

 

 

ーーーその頃、空では怪盗キッドと空飛ぶ亡霊達が激闘を繰り広げていた。

 

 

「クソッ‼︎何だこいつら⁉︎」

「「「ーーー‼︎」」」

 

 

それはまるで死神を具現化したような亡霊達であった。そんな奴らが大鎌を手にして、怪盗キッドに襲い掛かっていた。

 

 

「(相手が自由に動ける空中戦は不利だ‼︎地上に降りるしかない‼︎)」

 

 

亡霊の追撃を避け、怪盗キッドが地面に着地する。

 

 

「(さーて、ここからどうするかだが…)」

 

 

そして怪盗キッドは気がつく。人の気配がかけらもない事を。警察どころか野次馬の声も聞こえない。

 

 

「おいおい、まさかだろ…?」

 

 

美術館からゾロゾロと何かが現れる。それは、亡霊の群れ。

 

 

「オカルトすぎんだろぉおおお‼︎」

 

 

ーーーイエヴァの能力。それは【亡霊加工】と【異空間・迷宮】の2つである。

 

イエヴァは亡霊の魂を加工し、使役する事で使い魔とし、それを異空間に作り出した迷宮に放ち、怪盗達を襲わせているのだ。

 

まさに必殺のトラップ。もはや、怪盗達に生きて帰る方法は無いに等しかった。

 

 

*********

 

 

「完全に迷宮にとらえた。行動不能になるまで追い込む」

「ああ、殺すなよ?」

 

 

イエヴァがトラップにかかった事を告げると、総司達が安堵のため息を吐き出す。

 

 

「しかし、迷宮の中で出してもらえない限り出られないとは…俺みたいに高火力攻撃なら迷宮ごと崩せるかもしれないが」

「…絶対ってことはない」

 

 

異空間・迷宮には脱出手段がないわけではない。しかし、それは知っていなければ、見つけられるはずもないもの。

 

 

「…あぅッ⁉︎」

「ん?どうしたネ?」「大丈夫か?」

 

 

しゃがみ込むイエヴァに2人が駆け寄る。イエヴァは冷や汗を流していた。

 

 

「め、迷宮が…破られる…な、何で…」

「「はぁっ⁉︎」」

 

 

2人の声と共に、パリィイイン‼︎と何かが割れる音が響く。

 

 

「わ、私の迷宮が…⁉︎」

「ちっ、下がってろ」「即落ち三コマネ」

 

 

総司とアニクがイエヴァの前に立つ。

 

 

「あだっ⁉︎」「いでっ‼︎」「ぐぁっ⁉︎」

 

 

3人の怪盗達が出入り口の前に現れる。

 

 

「さて、殺さない程度にやるとしようか?」

 

 

☆☆☆☆☆☆☆

○語りsideEND○

☆☆☆☆☆☆☆

 

 

戦闘に移行した総司だ。今現在、俺とアニクは怪盗達と相対している。

 

 

「…イエヴァ。どうして迷宮が破られた?」

「迷宮には要石がある。それを破壊されたりすると…」

「迷宮が崩壊する、か」

 

 

俺は拳を構える。

 

 

「さて、悪いが強盗はお断りだ。警察に突き出させてもらおうか?」

「おーおー、元気がいい坊ちゃんだこと」

「油断するなよルパン」

「わぁかってるって」

 

 

ルパン三世と次元 大介が拳銃を構える。

 

 

「≪風遊び・風鎧≫」

 

 

俺は精霊の風を体に纏う。

 

 

「ルパン側は俺がやろう。キッドは…」

「了解ネ」

 

 

俺はルパン三世達に体を向ける。

 

 

「傭兵、八神 総司…押して参る‼︎」

 

 

俺が手を横に振るうと、風が鞭のようにルパン三世達に襲い掛かる。

 

 

「うひょぉ⁉︎これが精霊術か‼︎」

「ちっ、知ってたか」

「ああ…ロンドンで、ナチス党吸血鬼化装甲擲弾兵と十字軍相手に大立ち回りをした、英国の異国の英雄だろ?こっちの業界にも噂は流れてるぜ」

「ちっ、おしゃべりなやつばっかりだな」

 

 

風の鞭を連撃で放つが、ルパン三世達はそれを避けた上で、反撃に発砲する。

 

 

「悪いが、無駄玉だな」

 

 

風の鎧により銃弾の軌道が捻じ曲げられる。

 

 

「嘘だろぉ⁉︎」

「大人しく捕まれ。ルパン三世ほどの怪盗であれば、脱獄も容易いだろ?死ぬよりはマシだぞ」

「んなろぉおお‼︎」

 

 

その瞬間、部屋の出入り口が開く。ドアを開けたのは警官隊であった。

 

 

「はぁ?おいここは俺達の担当ーーー

「ルパぁああン‼︎」

「キッドぉおお‼︎」

「「逮捕だぁあああ‼︎」」

ーーーおい‼︎馬鹿‼︎」

 

 

警官隊が部屋の中に雪崩れ込む。

 

 

「ちぃっ‼︎」

 

 

俺は慌てて風を抑える。そうしないと警官隊に被害が出るからだ。

 

 

「(くっ‼︎力を使うと巻き込む‼︎)」

 

 

大量の警官隊が狭い部屋の中に雪崩れ込む。それはもはや障害物であった。もはや身動きも厳しい。

 

 

「最終手段だ…‼︎イエヴァ‼︎俺にウィッチ・レガリアを投げろ‼︎」

「は、はい…え?ウィッチ・レガリアがッ⁉︎」

「ちっ、遅かったか‼︎」

 

 

俺は慌てて部屋を出る。すると逃走中のルパン三世と怪盗キッドを発見する。ウィッチ・レガリアを奪い合っているようだ。

 

 

「逃すかァアアア‼︎」

 

 

足に風を纏った俺は、床を滑るように怪盗達を追撃する。

 

 

「行くぜぇええ‼︎

「あーばよ‼︎坊主‼︎」

「あ、待て‼︎」

 

 

怪盗3人がグライダーで窓を破って逃走する。

 

 

「ーーーん?」

 

 

俺も窓から追跡しようとすると、キッドキラー…江戸川 コナンを発見する。

 

 

「八神さん‼︎キッドとルパンは⁉︎」

「…」ニヤリ。

「え?」

 

 

俺は江戸川 コナンの襟を掴み、彼の持っていたキックボードを手にし、そのまま窓から外に飛び出る。そう、4階の窓から。

 

 

「う、うぁああああ‼︎」

「安心しなキッドキラー」

 

 

風が俺とコナンの体を浮遊させる。それを確認すると、俺は手にしたキックボードを手渡す。

 

 

「慣れるまでは持ってろ」

「こ、これが異能…‼︎」

 

 

俺達は空を飛び、怪盗達を追跡する。

 

 

「一瞬でもいい。ウィッチ・レガリアを回収しろ。それさえできれば、二度と盗まれないようにする‼︎」

「わ、分かった」

「よし、行くぞ‼︎」

 

 

俺は腕に風を纏う。

 

 

「≪風遊び・暴風結界≫」

「「「う、うわぁあああ‼︎」」」

 

 

周囲の風向きが乱れ狂い、あたり一面を暴風地域に変える。これこそ暴風による対空地域結界。この結界の中では、俺か父親の風以外ではまともに姿勢も取れない。

 

 

「突っ込むぞ‼︎」

「おう‼︎」

 

 

俺とコナンは暴風の中を突っ込む。

 

 

「んにゃろぉおおお‼︎」

「る、ルパぁあああん‼︎」

「げぇっ⁉︎とっつぁん⁉︎」

 

 

よく見ると、何故か刑事が暴風の中にいた。いや、どうやって空中に?いや、ビルの屋上から車で飛んだのか⁉︎なんて危険な真似を…(俺の言えることではないが)。

 

 

「ちっ」

 

 

俺は風を送り込み、刑事の姿勢制御を行う。

 

 

「ーーーむッ‼︎」

 

 

姿勢が安定した一瞬。刑事は手錠のついた縄を投げる。それは吸い込まれるようにルパン三世の左手を拘束する。

 

 

「逃さんぞぉおおお‼︎ルパぁあああン‼︎」

「その意地を何か別のことに使えないのかよとっつぁん‼︎」

 

 

ちょっと同意しそうになるが、ウィッチ・レガリアを探す…あった。

 

 

「キッドぉおおお‼︎」

「ガキンチョぉおおお‼︎」

 

 

キッドとコナンがウィッチ・レガリアを奪い合っている。姿勢が安定している分はコナンが有利だが、そもそもの力がキッドの方が有利だ。

 

 

「風よ‼︎」

ーーー≪風遊び・鎌鼬≫

 

 

風の刃が、キッドの腕に放たれる。

 

 

「うわっ⁉︎」

「ッ‼︎今だ‼︎」

 

 

キッドが怯んだうちにコナンがウィッチ・レガリアを抱え込む。

 

 

「よくやった‼︎流石キッドキラー‼︎」

 

 

対キッドであればこれほど心強い仲間もいないだろう。

 

俺は風でコナンを引き寄せる。

 

 

「これで…終わりだ‼︎」

「あ⁉︎」

 

 

コナンからウィッチ・レガリアを奪い取り、異空間倉庫の出入り口を開き、中へ放り込む。

 

 

「これで俺たちの勝利だ‼︎」

 

 

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