連載休止 僕たちのカルデア アスクレピオスと女の病 作:里見レイ
あー、忙しい忙しい。
面倒な訪問者
自身が結婚をする事で、人間関係で何が変化するか? 社会人なら、金銭管理がきつくなるや門限が発生するなどあるだろう。しかし、ここはカルデア。門限やらお金やらの問題は事実上存在しない。
ではどうなるのか? 答えは簡単。
結婚相談所職員としての仕事が舞い込んでくる、である。
「それで、どこの怪我もしていないにも関わらず一体何の用事何だい? 冷やかしに関してするのなら適当にイアソン辺りを捕まえて......」
「......紹介して欲しいのよ。ブーティカを! 私の将来の為に」
昼下がりの医務室。いつものように仕事に勤しむアスクレピオスの元にやって来たのは思いもよらぬ女だった。
「......順を追って説明して貰おうか。何故直接彼女にではなく僕を経由するのか、ジャンヌダルク・オルタ?」
漆黒のオーラ身にまとうこちらの魔女、ジャンヌダルク・オルタ(水着)。いつも落ち着かない様子だが今回は特に落ち着きがない。
「あああんたを含めれれれ恋愛のアドバイスをして貰おうと思っただけよ。悪い?」
「悪くはないな。さしずめ、あのホムンクルスを別所の聖女に取られると思って焦っている所か。で、後ろ盾なり助言なりを求めて僕を巻き込んだってところか」
若干呆れ気味のアスクレピオス。彼女の事情は彼でなくても周知の事実だ。むしろ、何故自分達より先に結婚しなかったのか不思議に思うくらいだった。
「......~!!」
顔が真っ赤のジャンヌダルク・オルタ。今更な訳だが本人からすれば衝撃だったのだろう。
「とりあえず、まずブーティカに取り次ぐのなら一向に構わない。マスターに話せば、彼も全力でバックアップしてくれると思うぞ。あとは、イアソン辺りも手を貸してくれ......」
「そ、そうじゃなくて!」
ガバッと立ち上がるジャンヌ。何かあるのだろうか。
「あいつの、好物とか、欲しい物とか教えなさい。それはあんたにしか出来ないでしょ? その後、ブーティカに会わせてくれればそれでいいわ!」
身振り手振りが溺れた人同然なのだが、言わんとしている事は伝わった。
「ジークの好きな物か......」
手元のパソコンを軽くいじり色々と考えるアスクレピオス。何か当てがあるのかもしれない。
「......保証はない。如何せん、彼は交友関係はまあまあある一方で大抵が追加メンバーだったり臨時招集だったり。悪く言えば数合わせ感が否めないんだ。だから、以前とあるサーヴァントから聞いたちょっとした話だ」
いつになく前振りの長い医師。それほどまでに確証がないという事だ。
「恐らく、彼の好物はこれだろうな」
彼の出した画像は一見的外れそのものだった。
「こ、この時期にこんなの出したら怒られるわよ!」
当然、ジャンヌも怒る。
「だから、僕はこれくらいしか分からないという事だ。詳しくはブーティカに聞いてくれ。連絡は既につけてあるから食堂に行けば大丈夫のはずだ。後日、追加情報を渡すから安心してくれ」
彼の限度はこのくらいである。まあ、これでも頑張った方だろう。何せ、唐突な訪問だった上に難題なのだ。数日後には、これの数十倍のデータを彼女へ送ることになるだろう。
「......若干怖いけど、期待しているわ。ただし、人を逆なでするような言葉は止めてよ。以前情報漏洩とかが相まって大惨事になりかねないからね」
「はいはい。最近は医務室に電子ロックが入ったから抜かりはないから平気だ」
パソコン作業を再開し、アスクレピオスはジャンヌダルク・オルタ(水着)を見送った。ジャンヌはそんな彼を横目に医務室を後にした。
「......さてと、とりあえず彼に連絡を取ってみるか」
トレーニングルームの佐々木小次郎へ業務メールを送り、彼は返信を待つ。その間、マスターから頼まれた薬品のデータのまとめに入る。
「......ここまで早く動き出すとはなあ。マシュが依然見せてくれた資料によれば、このままだと修羅場が至る所で発生してしまう」
はい、第二部のヒロイン? はジャンヌダルク・オルタ(水着)です。お相手は、まあバレバレですよね。
私は他のジャンヌを持っていないので使い分けする必要もなくサクサク筆をすすsメタいと思います。
っていうか、こういうタイプの話は非常にやりにくいというか難しい気がしますね。まあ、頑張ります。
ではまた。
追記:アンケート第一弾、ご協力ありがとうございました。おかげでジャンヌがヒロインの座に座ることとなりました。
里見レイ
第50話で再びメタ回をやります。アシスタントに指名はございますか?
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アタランテ続投!
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アタランテ・オルタ希望!
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メルトリリス、カモン!
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ラムダさん、どうぞこちらへ!
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マルタ姉さーん
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水着マルタ? ああ、来なかったよ。
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牛若殿!
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真夏の牛若殿!
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あべんじゃあ牛若殿!