連載休止 僕たちのカルデア アスクレピオスと女の病 作:里見レイ
マスターから孤独と言われたアスクレピオスとて、情報収集を出来る程度には人脈はある。そして、今回の求めるデータに関してカルデア内で本人以外で最も政界に近い答えを持つ人物目当てに連絡を送った訳だが......
「......返事、早すぎやしないか? あ、そういうことか」
三分足らずで小次郎から返信が来る。内容はいたって単純、「ここにはいない、現在は食堂にいるはず」と単調な文面であった。そして、更にもう一文。
「既に食堂には連絡をしてある、か。それをこんな短時間で済ませるとは、流石聖杯組」
軽く伸びをして、アスクレピオスは立ち上がった。これを理由に、妻に会いに行くのも悪くないと考えながら。
食堂に彼が着くと、いつになく良い匂いがした。そして、昼食には大分早いにも関わらず随分と賑やかだ。
「もう少し塩を加えた方が良いな。あと、煮込み料理は根気勝負だ。もう少し弱火にして時間をかけた方がいいな」
「なるほど、流石副料理長。レシピにある通りやっているだけではなく、状況を見ながら色々変えるんだな。非常に参考になるな。助かる」
カレーだ。エミヤがジークフリートに料理を教えている様子。目を瞑っていてはどちらが話しているかも区別することが出来ないが、まあそんな事する人物もいないだろう。
「あら? 来たのね、アスクレピオス。医者稼業以外でもお仕事だなんて、お疲れ様」
「大したことないよ、ブーティカ。基本は一人仕事だから、良い気分転換になるからな」
新婚と言うよりは熟年夫婦のような会話の二人。しかし、互いに仕事がある。
「ジークフリート、メールで来たであろう件なのだが......」
そして、今回の目当てはジークフリートである。
「アスクレピオス、もう少し待ってくれ。そろそろカレーが完成しそうなんだ。『料理は最後までやり切るべし』と言うのが副料理長の教えだからな」
おたまと包丁をガシャガシャと動かしながら答えるジークフリート。完成間際になぜ包丁を握っているのかは理解できないが、まあ手が離せない事は確かだろう。
「ふむ。じゃあ待っている間に......」
「はい、紅茶」
「ありがとう」
そのままブーティカの出した紅茶を飲むアスクレピオス。夫婦としてのイレギュラーな日常なのかもしれない。
そして数分後。
「アスクレピオス、カレーが出来たぞ。お待たせしてしまって済まない」
「気にするな、急に頼んでしまったのは僕の方だからな」
ブーティカと話していた時、アスクレピオスは緩やかな目だった。しかし、ジークフリートの声により仕事モードへとスイッチ切り替えをした。
「とりあえず、医務室へ案内するよ。色々見せたいデータもあるからな」
椅子から立ち上がるアスクレピオス。
さて、情報収集だ。彼自身の恋愛でひと段落しても、彼の恋の病治療は続いていくのだ。
正直、ジークフリートが「すまない」を連呼するのはなんか違う気がしまして。すまないばかりいうキャラではなくアポクリファ路線の雰囲気のつもりで書いてます。
あと、余談ですがFateのオリジナル聖杯戦争とかオリジナル世界観のポケモンとかゴルシの親父をメインにしたウマ娘のオリジナルチームの話とか、色々書きたいのですよね。
こつこつ書き溜めてます。いつか出すかもです。
ではまた。
里見レイ
第50話で再びメタ回をやります。アシスタントに指名はございますか?
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アタランテ続投!
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アタランテ・オルタ希望!
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メルトリリス、カモン!
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ラムダさん、どうぞこちらへ!
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マルタ姉さーん
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水着マルタ? ああ、来なかったよ。
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牛若殿!
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真夏の牛若殿!
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あべんじゃあ牛若殿!