愛おしい幼馴染と過ごす日常   作:天塚 真白

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いろいろ考えてたら遅れましたァ、あと今回の話はちょっと後で修正するかもです。今回から小学生編だゾ。まあ、そうはいってもあんまり変わらないんだけどね!!

祐里視点と折紙視点両方入れるはずだったんだけど、長くなったので分けます()
だからいつもより短めです、次回更新急ぐから許して…ゆるして……

そう言えば高校生の折紙の件なのですが色々考えて、本編の折紙は幼馴染としての鳶一折紙。性格的にはどちらの折紙の要素もあるけどどちらでもない折紙(口調とかは長髪に近いかも)って感じになると思います。

あ、でも無口系の折紙も好きなのは分かってるし僕も好きだから番外編で書くよ!!ifストーリーみたいな感じかな。

そして沢山の誤字報告ありがとうございます。いやほんとに…感謝しかないです。想像より誤字沢山あるんだなぁ…って。

最後に沢山のお気に入り、評価、感想などありがとうございます!!
これからも応援よろしくお願いします!!

という訳で長くなりましたが本編です


小学生の頃っていろんな事が楽しくてすごく早く過ぎ去るよね

「──て、おきて。祐里くん」

 

 

「んぅ……あと5分だけ寝かせて…」

 

 

 真っ暗な夜が過ぎ去り、窓から朝日がさしてくる朝。僕を起こそうと何者かが肩を揺らしてくる。まあ、僕を起こしに来る人物なんて一人しかいないのだが。

 

 ん…でも申し訳ないけど、もう少し寝かせて……すぅ……

 

「だーめ!早く起きないと遅刻しちゃうよ」

 

 んむぅ……、遅刻は困る。これでも頑張って学校では優等生として過ごしているんだもの。今更遅刻はしたくない。

 

 …ん、仕方ない。起きるとしますかぁ…

 

 はぁ…さようならお布団、おはよう冷たい空気。

 

「ほら、起きて。祐里くん」

 

「ん…、ぅゅ…」

 

 少しぼやけていた意識もハッキリしてきた。だんだん目も光に慣れて横に立っている人物の姿もハッキリと見えてくる。

 

 油断すると今にも眠気に負けそうな重い瞼をなんとかこじ開けて見上げると、僕の予想通りの人物がそこに居た。

 

 幼き頃と同じ綺麗な銀髪と白い肌。パッチリとした青い瞳。僕に対する優しげな声。前髪に付いている3つの髪留め。あれから少しだけ伸びた背丈。

 

 間違えるはずも無い。

 

 何年もの間、ずっと一緒にいる幼馴染の少女。

 

 

「おはよう、祐里くん」

 

 

 鳶一折紙の姿がそこにはあった。

 

 

 

 彼女は僕が目を覚ましたのを確認すると、改めて笑顔で挨拶してくる。だから、僕はいつものように眠気に負けないように何とか笑顔を作りながらこう返す。

 

 

「おはよう、折紙ちゃん」

 

 

 

 あれから1年。僕達は小学生になりました。

 

 

 

 

 

 あの後、着替えて朝ごはんを食べた僕達は2人で一緒に登校していた。これはいつもの事だ。折紙ちゃんが僕を起こしに来て、そのまま一緒に登校する。

 

 これが小学校に入学してから変化した僕たちの今の日常だ。

 

「別に毎日起こしに来なくてもいいのに。折紙ちゃんも朝から大変でしょ?」

 

 

 僕は朝に弱い。

 

 どれくらい弱いかというと寝たまま放っておくと、確実に学校に遅刻する時間まで寝てしまうくらいには弱い。一度、自分で起きようとしてみた事があったけど見事に爆睡してしまった。

 

 それ以来、折紙ちゃんは毎日かかさず僕を起こしに来てくれている。本当に折紙ちゃんには頭が上がらない。

 

「ううん、大丈夫だよ。私がしたくてしてるだけだし。それに…祐里くんの寝顔も見れるし…」

 

「そう?それならいいんだけど…」

 

 ん?なにか最後なんて言ったんだろ?ボソッと話してたからよく聞こえなかったけど……

 

 まさか僕が好きだからとか…?いや、ないない。こんな事を考えたら折紙ちゃんに失礼だろう。彼女と僕はただの幼馴染。それはこの1年でハッキリと分かっているつもりだ。

 

 この1年それらしい事は何も無かったし、きっとこれからもそんな事は起こらない。だけど、今ではそれでもいいと思っている自分がいる。

 

 まあ…そりゃあ……期待した事はあったよ?

 

 こんなにも可愛い少女が幼馴染なんだもの。もしかしたら少しくらい僕にも可能性があってもいいんじゃないか?ってね。

 

 折紙ちゃんもあれから成長してさらに可愛くなった。クラスでも人気者で皆が話しかけようとしているのをよく見かける。

 

 まあ、だいたい折紙ちゃんは僕と一緒にいるから中々話しかける人は居ない。そう思うとちょっと申し訳なくなってくる。

 

 まあ、本人に言ったら「私がいたいから一緒にいるからいいのっ!」って怒られそうだから言わないけどね。

 

 

 でも、そうして昔の隠れてばかりの彼女から成長していく姿が見れてどこか嬉しくなってくるなぁ。

 

 これが妹を見守る兄の気持ちってやつなのかな?

 どうりでシスコンの兄が誕生する訳だ。昔の僕には全く分からなかった気持ちだけど、今となっては激しく同意するよ。

 

 あ、そうそう。話は変わるけど、僕にも折紙ちゃん以外で初めての友達ができたんだ。

 

 名前を五河士道。

 

 今、ん?って思った人もいると思うけど、想像通りだよ。

 

 五河士道。この世界、デート・ア・ライブの主人公。前向きな性格で困った人や悲しんでいる人を放っておけない。そして家族や友人をとても大切にしているそんな心の優しい少年だ。

 

 いやぁ、最初に会った時は驚いたよ。まさかここで出会うなんて夢にも思っていなかった。案外、世間って狭いんだなぁって。この街は広いけどね…

 

 僕と彼が出会ったのは数ヶ月前、入学式の日まで遡る。

 

 僕が学校でまい…道を覚えている時に彼に偶然出会ってそこで道あ…探検しているうちに仲良くなった。ン?何か質問でもあるのかな?ないね?(威圧)

 

 ま、まあ、それは置いておこう。

 

 それから僕と士道は仲良くなり、よく一緒に遊ぶようになった。だんだん士道の妹の琴里ちゃんや僕の幼馴染である折紙ちゃんと一緒に4人で遊ぶことも増えて前よりも充実した日々を送っている。

 

「祐里くん!」

 

 おっといけない。また考え込んじゃってたみたいだ。

 

「ごめんごめん、何の話だったかな?」

 

「むぅ…もういいもん。祐里くんの事なんてしりません」

 

 そう言って頬を膨らまして私、怒ってます!と全身で現している折紙ちゃん。

 

 怒っているって見せたいんだろうけど、可愛すぎてほのぼのとしかしかないんだよなぁ。まあ、これを言うと不貞腐れちゃうからちゃんと謝るとしよう。

 

「ごめんごめん。僕が悪かったから許して、折紙ちゃん」

 

「ふふっ、仕方ないから許してあげます。それより…もっと撫でて…?」

 

「ん、よしよし」

 

 そう言いながら彼女の頭を撫でる。彼女は嬉しそうに笑みを零している。やっぱり僕の幼馴染はすっごく可愛い。例えるとしたら…わんこかな…?

 

 ……これ以上想像するのはやめておこう。それにしか見えなくなりそうだ。

 

 ちなみにこうして彼女を撫でるのはよくある事だ。どうやら僕のなでなでは彼女のお気に召したようでこういう時によく要求される。だから今ではすっかりこの可愛さにも慣れてきた。

 

「ふふ〜ん♪」

 

 あ、やばい可愛すぎる。前言撤回。可愛すぎて尊死しそうだ。いや、ふふ〜んって…可愛すぎかよ…

 

 少しドヤ顔になって自慢げにしているのがすっごく可愛い。可愛すぎて撫でている手が止まる気配を見せようとしない。はぁ……しあわせぇ…

 

 こうしてるとまったく変わってないように見える折紙ちゃんだけど、この1年で確かに成長している。

 

 身長が伸びるのは勿論、料理も前よりも上手くなってるし、テストの点数も上がってきている。それに女の子らしい部分も出てきて時々ドキッとさせられる。段々と原作のハイスペックオリリンに近づいてる気がするなぁ。

 

 これは僕が必要無くなる日もそう遠くないかもなぁ…お兄ちゃんは悲しいよ…まあ、元々お兄ちゃんじゃないんだけどね。

 

 でも、この考え自体はおそらく間違っていないと思う。

 

 いつか彼女も成長して、僕は必要無くなるだろう。でも、それは今じゃない。今の彼女にはまだ僕が必要だ。彼女はまだ成長途中だし、誰よりも折紙ちゃん本人が僕と一緒にいることを望んでる。

 

 だからせめて今だけでもこの純白の少女を守ろう。隣に立って彼女を守り続けよう。ふふっ、小学生が何考えてるんだって話だよね。まあでも、この覚悟は嘘じゃないから。

 

 

 だから、これからもよろしくね、折紙ちゃん。いつか別れるかもしれないその時まで。

 

 

 そう心の中で呟きながら、僕は彼女の頭を撫で続けるのだった。

 




最後まで読んで下さりありがとうございました!!

次回は折紙視点です、なるべく更新急ぐからお楽しみにっ!!

そして新たに評価してくださった
☆10
エルテューヌ(クーロン・フェルミ)さん、焔雪さん、狙撃手白猫さん、あまみずさん、叫ぶビーバーさん
☆9
森園一樹さん、朔羅さん、ナギンヌさん、醤油味mk-3さん、sekiwanさん、シャンクスさん、ミナサカさん、むにえるさん、ぼぶ330さん、Loshさん、ニーナ GE3マルチ難民さん、ソロランナーさん、KuMaKuMaKumaさん、星村 零さん、轟鬼梓沙さん
☆8
梶谷凌平さん

ありがとうございます!!あれ多くない?小説間違えてませんか?()
嘘ですありがとうございます。ありがたい…作者頑張るよ、幸いあと10話くらいは書けるアイデアあると思う(多分)
これからも応援してくださると有難いです
日常回のネタが尽きたらTwitterかこっちで募集するかもです()

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