簪は本音や専用機メンバーをアリーナに呼び、自らが開発した本音の専用機を見せる。
簪「はい、これが本音の専用機、その名も『九尾狐(きゅうびこ)』よ!」
簪は本音に可愛らしい狐の耳のカチューシャを渡す。
のほほん「ほえー、これが私の専用機か〜、かんちゃんありがとだよ〜。、」
本音は早速それを頭に付ける。
一夏「なんか本音らしさを重視した感じだな。」
鈴「ってゆうかさー、普段通りじゃないの?」
簪「みんな、可愛い見た目に騙されちゃダメだよ。この専用機は他に見ない能力が備わってるんだから。」
箒「まあ、タイトルが妖怪の九尾の狐に因んでいる事を考えればそうだが。」
のほほん「よーし、展開なのだ〜!」
本音がそう言うと、瞬く間に期待が展開された。
機体はきつね色をしており、腰から後ろにかけて9本の尻尾のようなものが伸びている。
武器は神社のお祓い棒のような武器「玉藻(たまも)」が一本のみである。
のほほん「わー、これが私の専用機ー!」
本音は玉藻を振って喜ぶ。
シャルロット「なんか、想像してたのと違うかも。」
エクトル「簪の事だからきっと特撮ヒーローに因んだものかと思ったんだが。」
アルゴス「戦闘用の機体にはまず見えねえぞ。」
簪「まあ見た目はね。本音にはヒーローの格好良さの表現が難しいから、違う路線で行ったのよ。」
ラウラ「試しに模擬戦をやってみればわかるであろう。」
のほほん「じゃあネロロン、おねがい〜。」
ネロ「ふむ、いいだろう。」
とりあえずネロが相手をする事に。
エクトル「ネロ、最初は手加減してやれよ。」
ネロ「そのくらいわかっている。」
セシリア「どんな性能なのか気になりますわね。」
弾「想像もつかねえな。」
そして、本音とネロの模擬戦が始まった。尚、簪はモニタールームから本音とネロに指示を出す。
簪「ネロ、とりあえず持ってるその剣で本音に攻撃してみて。」
ネロ「・・・大丈夫なのか?」
簪「大丈夫、防御性能は保証するわ。」
ネロ「わかった。行くぞ!」
ネロはヘル・グラディウムを振りかざし、本音に向かう。
のほほん「う、うわー!かんちゃん、どうすればいいの〜!?」アタフタ
簪「本音、右腕にあるハッチを開けて4番のボタンを押して!」
本音は言われた通りにする。すると、後ろの9本の尻尾が前を向き、先端がファンのようになって大風を起こす。
本音「ふわー、台風だよー!!」
ただ、コントロールはできていないが。
ネロ「ぐわっ、物凄い風圧だ。真っ直ぐ突っ込めないぞ!」
ネロは後ろに押し戻された。
ビリー「なっ、何だよ今のは!?」
レベッカ「凄いハリケーンね!」
レオ「簪、これが九尾狐のアビリティーの一つか?」
簪「そうよ、九尾狐にはその尻尾9本の通り、9つの力が備わっているの。」
弾「マジかよ!」
簪「ネロ、今度はその大砲を放って。」
ネロ「今度は飛び道具か。まあいい、喰らえ!!」
ネロはアガリアレプトを放った。すると、
簪「本音、7番を押して!!」
本音はさっきの右腕のスイッチのうち、6番を押す。
その瞬間、9本の尻尾が本音の前側を包み込んでガードし、吸収する。
一夏「アガリアレプトを吸収した!!」
のほほん「ほえー、危なかったー。」
簪「本音、今度は攻撃してみて。1番を押すのよ。」
のほほん「りょ〜か〜い。ネロロン行くよー!!」
本音が1番のボタンを押すと、左右の尻尾2本ずつ、先端が銃口となって弾丸やレーザーを放った。残り5本は先端がコンバットナイフのような刃が飛び出し、近づくネロを翻弄する。
ネロは盾装備ファルサスで弾丸やレーザーを凌ぎ、刃は持ち前の剣技で応戦する。
残り6つの能力はまた後に紹介するとしよう。
箒「まさかここまでの機体を作り出すとは、流石は簪だな。」
一夏「ああ、だがやはり使いこなすには相当時間がかかりそうだ。それに、機体の特性上の弱点もいくつかあったしな。」
エクトル「本音は今日から特訓だね。」
のほほん「えー、そんなぁー!!」
簪「文句言わないの!!」
一同「(笑)」