一夏以外の専用機一同「・・・・・。」
千冬「・・・・・。」
クラストと12神座の過去の因縁を知り、一同は今の状況から、一夏が危険視されている事に複雑な思いを抱いていた。
一夏が皆のため、自身の理想のために動けば必ず敵に遭うその宿命に、千冬はどこかいたたまれない表情になる。
クラスト「皆の気持ちは察しよう、しかしこれは一夏に課せられた使命、そして、一夏が歩むと決めた道なのだ。」
セラフィエル「一夏は人の子でありながら人を超越し得る。」
ルシフェウス「故に、一夏の背負う宿命は大きいのだ。」
千冬「・・・・・。」
山田先生「ですが、これはあまりにも・・・・、織斑君は、まだ高校生なのに。」
ジル「そもそも、『創世』ってもの自体どうなのよ?」
ビリー「姉貴落ち着けって。」
ビリーが諭すも、ジルは心配そうに一夏を見る。
一夏「織斑先生、山田先生、マイヤーズ先生、心配をかけるようで申し訳ありません。ですが、例え孤独になろうとも、人生の全てを投げ打ってでも、俺は、ISを巡って揺れ動くこの世界を、この時代を、本気で変えたいと思っています!」
ジル・山田先生「・・・・・。」
千冬「(相変わらず覚悟を決めたいい目をするのだな。)」
どこまでも己の信念を貫き通すことに一切の迷いがない一夏に、皆は複雑な思いを抱く。
一方で、
Side12神座
クリーオス「アクアン、『生贄』となるべき修道女達は集めたか?」
アクアン「はい、クリーオス様。どの子も素質に優れた希少な者ばかりです。」
クリーオス「ふむ、ようこそ諸君、我ら12神座の元へ。我らの手で偽りの創世に終止符を打ち、この世界に真の創世をもたらすのだ!」
修道女「はい、クリーオス様の仰せのままに。」
修道女達は不気味な事に、皆同じような虚ろな目をしている。
クリーオス「サジ、ビルゴ、この間IS学園に散らせたPVTシステムだが、試作段階としてはよくやった方だ。データの解析と改良を急いでほしい。資格ある手駒は多いに越したことはないからな。」
サジ・ビルゴ「はっ!!」
サジはこの間の襲撃でのデータを元に、PVTシステムの組織改良をし、より人体のDNAに適合しやすくする事で、ISへの適性を人工的に高めて行くことに成功の兆しを見せている。
ビルゴはそれに基づき、未だ世に出ていないような技術開発を進め、ベルゼビュートをはじめとする特殊な機体を製造して行く。
クリーオス「ジュゴーン、キャンサー。アクアンと共にこの者達を教育していくように。!」
ジュゴーン・キャンサー「お任せください。」
クリーオス「リオン、カプリ、お前達は戦闘訓練の指導を任せる!」
リオン・カプリ「はっ!!」
クリーオス「ピスケとスコルピオは引き続き奴らの情報収集に様子見を頼む。その後の作戦をタウロと立てるようにしろ!」
ピスケ・スコルピオ・タウロ「はっ!!」
クリーオス「真理の父の導きがあらん事を。」
一同「真理の父の導きがあらん事を!!」
ここからいよいよ、時を超えた因縁からの、一夏達と12神座による史上最大の戦いが始まろうとしていた・・・・・。