IS Brotherhood   作:magnumheat

134 / 209
第七層 part 1

12神座との戦いは半分を終え、後半戦に入ろうとしていた。

 

クリーオス「では、第七層に挑むものを決めるがよい。」

 

一夏「後半の最初か・・・、じゃあここは、弾で。」

 

弾「俺か、このタイミングで大丈夫か?」

 

鈴「アンタね、いつかは出番来るのわかってたんだから。」

 

弾はこれまでの戦いを見てきた事から、若干の緊張感に襲われる。

 

クリーオス「では行け、ジュゴーン。」

 

ジュゴーン「はっ。」

 

ジュゴーンは弾に歩み寄り、専用機『イルシオ』を装着する。

弾も専用機骸魔を装着し、すぐさま戦闘を開始する。

弾は魔葬鎖刃で攻撃を仕掛け、ジュゴーンから先制をもらう。

 

弾「おいオッサン、その年でパイロットたあ不相応じゃねえの?」

 

ジュゴーン「侮るな小僧。イルシオのアビリティ発動!!『フルクトゥス』!!」

 

その言葉と同時に、ジュゴーンは周囲を驚かせる行動に出た。

 

弾「な、何だ!?」

 

レベッカ「どうなってんのよあれ!?」

 

何と、ダメージを受けた筈のジュゴーンの機体が再生し、シールドエネルギーも回復して行く。

 

エクトル「クリーオス、このシステムは何なんだ!?」

 

クリーオス「フフフ、我らは貴様たち以上にISの研究開発を進めているのでな。貴様たちには想像もできぬ力を、こちらはいくつも持っているのだよ。」

 

ネロ「つまり、今回の条件は、不死の力に勝てということか。」

 

ビリー「こんなアビリティ汚ねえぞ!!」

 

一夏「くっ、ここに来て最悪の条件だ!」

 

ジュゴーン「さて、始めるとしよう。」

 

弾「そ、そんな虚仮威しにビビるかよ!!」

 

シャルロット「弾、気をつけて!!」

 

弾はやや萎縮しながらも果敢に攻撃を仕掛ける。

 

弾「おらっ、回復される前に攻撃だ!」

 

魔葬鎖刃による連続攻撃を行うも、被弾のダメージより回復の方が早い。

 

ジュゴーン「その程度か小僧、それだけでは吾輩には勝てぬぞ。」

 

弾「うるせぇ!!コイツならどうだ!!」

 

弾は飛び道具である聖封十を投げ、頭部に直撃させるも、同じであった。

脳の断面が見えるほど切り裂かれた頭部は、瞬く間に元どおりである。

 

エクトル「馬鹿な!?致命傷を負って何故生きている!?」

 

レベッカ「アイツ化け物!?」

 

レオ「ありえねえだろこんなの。」

 

弾「ぐっ、どうすりゃいいんだ・・・・。」

 

ジュゴーン「フフフ、この力は選ばれたもののみ扱えるもの。この不死の力をもってすれば、選ばれた者たちによる、我らが目指す完全なる新世界を築けるのだぞ!!」

 

ネロ「・・・・外道が。」

 

クリーオス「だが、人の子らは皆不老不死を望む者。際限のない欲望は、時に自然の摂理にも背く。我々の望む新世界は、愚かな人の子らの望む楽園となるのだ。」

 

再生能力を使われることにより、弾にとっては圧倒的に不利なデスマッチである。

果たして、ジュゴーンを攻略する術はあるのだろうか・・・・。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。