IS Brotherhood   作:magnumheat

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第九層 part 5

エクトルは一気に仲間を失い、一転して不利な状況に。

 

サジ「さて、こちらも攻めていくぞ!!」

 

 

サジはもう一機を前進させる。先ほどの機体とは違い、今度は巨大な斧を持った機体である。

 

サジ「行け!ネロに攻撃しろ!!」

 

サジはここに来て一気に切り札を排除する動きに出る。

 

エクトル「ネロ、盾で受け止めるんだ!!」

 

駒ネロは盾装備ファルサスを構えてガードするが、威力が高くダメージをゼロにはできない。

 

サジ「まだだ!次はその小僧を攻撃する!!」

 

次に出てきた機体は全身に鋭いスパイクがある。ダッシュ力により距離を詰め、駒ビリーに体当たりをした。

駒ビリーはデルタライガーでガードするが、体当たりの衝撃でのダメージはかなり大きい。

 

かなり大きな攻撃を繰り出したところでサジのターンは終了。

 

 

エクトル「・・・玉砕覚悟の特攻は危険だな。ここは一度距離を置いて攻撃だ!!」

 

エクトルは駒レオと駒簪を向かわせる。

 

 

駒レオ:男子の中で射撃範囲と命中精度はピカイチ。反面、近接攻撃に対する耐久力は男子の中で最低である。

 

 

アクイーラ:二丁拳銃タイプの射撃装備。それぞれ違う方向に銃口を向けられるので、全方位の中から同時に2体まで攻撃可能。また、シールドエネルギーを消費することで弾の威力をあげられる。

 

 

エクトル「レオ、前方と左の敵に攻撃しろ!」

 

駒レオはシールドエネルギーを消費して弾丸の威力を上げ、二方向の敵に銃撃を行う。キャノン砲の機体に対しては、左腕のレーザー砲を破壊する程度のダメージを与え、全身スパイクの機体は駒簪が荷電粒子砲でとどめを刺し完全撃破した。

これで敵は残り10体。

 

Sideギャラリー

 

レオ「おっ、さすが俺だな!!」

 

シャルロット「エクトルの判断にもよるけどね。」

 

アルゴス「となりの簪にも感謝すべきだぞ。」

 

レオ「おう、ありがとうな簪!!」

 

簪「あ、あれは駒だし。」テレテレ

 

簪は思わず照れる。

 

一夏「どうにか一矢報いたが、問題はこの後だな。」

 

ネロ「ああ、苦肉の策ながらリスクも高い。」

 

 

Sideエクトル

 

エクトル「行け、シャルロット!!」

 

エクトルはキャノン砲の敵に駒シャルロットを向かわせる。

駒シャルロットは接近してショットガンを放ち交戦するも、キャノン砲の機体も最後の力で駒シャルロットを撃破し共倒れとなった。

 

これでエクトル側は残り8体、サジは残り9体となる。

 

サジ「友を犠牲に道連れにするとはな。」

 

エクトル「ギャラリーのみんなが本当の仲間だ。こんなゲームはさっさと終わらせよう。」

 

サジ「・・・・フン。」

 

 

サジのターンを迎える。

 

サジ「終わりを急ぐなら応えてやろう。」

 

先程駒箒を抹殺したワイヤーブレードの機体に続き、今度は幅広い両刃の大剣を両手に持つ機体が出現した。その機体は駒箒や駒鈴同様二回攻撃が可能。

 

サジ「行け、雑魚どもを蹴散らせ!!」

 

まずはワイヤーブレードの機体が駒簪に襲いかかり、がんじがらめに縛ってブレードを胸に突き刺して仕留める。

 

両手大剣の機体は駒レオに襲いかかり、巨大な刃をレオにお見舞いした事で駒レオの首をはねた。

 

 

エクトル「ぐっ!!」

 

駒とはいえあまりに無残な殺され方にエクトルは自身の采配を悔やんだ。

 

これでエクトルの駒は残り6体に。戦力の大半を失ってしまった。

 

サジ「ふははははっ、先程の威勢はどうした!?」

 

サジは醜くあざ笑う。これでサジのターンは終了。

 

 

Sideギャラリー

 

レオ「あちゃー、即死だな。」

 

簪「駒だけど、自分が殺されるのを見るのは辛い。」

 

ネロ「簪、戦いとは無情なものなのだ。」

 

一夏「とにかくエクトルを信じようぜ。」

 

一同「・・・・。」

 

 

普段は冷静なエクトルが感情的に取り乱すのに周囲は心配の色を隠せなかった。

 

 

Sideエクトル

 

エクトル「・・・・ここで落ち込んでも仕方がない。」

 

エクトルが次に命令を下した相手は駒ラウラである。

 

 

駒ラウラ:全女子の中でステータスバランスが良い。最大の長所は防御力の高さであり、敵の攻撃にかなり耐えられる。また、ワイヤーブレードを駆使する事で、攻撃だけでなく味方のフォローも可能。

反面、シールドエネルギーを消費して自身のステータスを上げるなどの術を一切持たないため、場合によっては決定打に欠ける。

 

装備

 

レールカノン:射程距離 全方位2〜10マス

 

ワイヤーブレード:攻撃範囲 全方位に1〜5マス

 

エクトル「ここは奴を封じるとしよう。」

 

駒ラウラが向かったのは巨大両手大剣の機体。レールカノンで攻撃して多少のダメージを与えた後、ワイヤーブレードで両手首と両足を締め付けて行動不能にする。

 

サジ「ほう、まだ切り札を隠し持っていたか。」

 

行動不能になったところを駒ネロがヘルグラディウムでとどめを刺し、両手大剣の機体は消滅した。

次にワイヤーブレードの敵を討つ作戦だが、

 

エクトル「ここは僕自ら行くぞ!!」

 

エクトルはついに自分の力を発揮することにした。

 

エクトル自身は駒ではないため、基本現実そのものである。

 

アルテミスの矢をワイヤーブレードの機体に集中的に放ち、ダメージを与えていく。とどめは駒一夏が刺した。

これでサジの機体は残り7体。

 

サジ「先に動いたのは貴様の方か、なかなかいい腕をしている。」

 

エクトル「まだ勝負はこれからだ!!」

 

エクトルの死闘はまだ終わらない・・・・・。

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