ネロ・インテグルム「どうした?失敗作。」
ネロ「黙れ!!ぐっ!!」
ネロとネロ・インテグルムの一騎討ちは、一方的にこそならないものの、やはり試作品と完成形の差は否めない。
一度鍔迫り合いが起きれば、ネロはネロ・インテグルムに押し負け、機動力においても、元が同じだからか簡単に予測されてしまう。
一夏「ネロ、落ち着け!!」
箒「お前の剣技は不完全ではないぞ!!」
セシリア「ネロさん、頑張って下さい!」
ネロ「ぐっ、クソッ(ついていくのが精一杯だ。)」
ネロ・インテグルム「つまらん、あまりにも予測がつきすぎるぞ。」
ネロ・インテグルムは専用機ペルフェクトゥスの大剣装備「ヘル・ジュディシウム」の暗い紫の光刃でネロのヘル・グラディウムの赤い光刃を容易く受け止める。
ネロ「それならこれはどうだ!!」
ネロは大砲「アガリアレプト」から真紅のレーザーを放つが、
ネロ・インテグルム「甘い。」
ネロ・インテグルムは盾装備「テルミヌス」で防御し、大砲「マルコシアス」で迎え撃つ。
禍々しい紫のレーザーが飛んでくるが、
ネロ「そうきたか!」
ネロはセリスティスで自身の前に防御壁を作りガード。
だがそれを見越したのか、
ネロ・グラディウム「まだだ、食らうが良い!!」
紫色の剣状の幻影で出来た飛び道具「アドラメレク」が襲ってくる。
Side簪
本音「あの人、全部ネロロンそっくりだよ〜!」
簪「・・・そっくりどころか、それ以上かも。」
この戦いを簪はコンピューター越しに解析していた。
レオ「簪、何かわかったのか?」
簪「あの男、見た目はネロそっくりだけど、はっきり言って戦闘ステータスは、一夏とネロを足した感じと言えるわ。」
弾「マジかよ!?」
Sideギャラリー
千冬「完成型クローンの力がここまでとはな・・・・。」
一同「・・・・・。」
しばし見守っていると
ネロ・インテグルム「さて、遊びはここまでにしておこう。そろそろ貴様を葬らなくてはな!」
ネロ・インテグルムは何やら力を解放しようとする。
ラウラ「奴に変化が!!」
ネロ・インテグルム「見せてやろう、俺のもう一つの力をな!!」
ネロ・インテグルムの背中から6枚の禍々しい翼が生えてきた。それはネロや一夏にとって、どこか見覚えのあるものだった。
一夏「・・・・まさか!!」
ネロ・インテグルムの背後には、思念体のアスモデウスがいた。
Sideネロ
ネロ「・・・・アスモデウス!?」
アスモデウス「小僧、久しぶりだな。元我が宿主ながら無様なものよ。」
Sideギャラリー
ビリー「ちょっと待てよ!!あいつ確か俺たちで倒したよな!?」
鈴「何で生き返ってんのよ!?」
クリーオス「人の子らよ、神々に並びし者を召喚することなど我には造作もないことだ。なあクラスト?」
クラスト「クリーオス、貴様!!」
Sideネロ
ネロ・インテグルム「貴様はアスモデウスに認められし者でありながら、一夏同様不完全な世界の再生の道を選ぶ愚かな者だ。例え我が同胞であろうと新世界には裏切り者は必要ない!!」
ネロ「・・・・リミット・ブレイク!!」
ネロはリミットブレイクで6枚の黒の翼を背中に生やし、ダメージ軽減と力の増強を図る。
なおもお互いにせめぎ合う戦いを繰り広げるが、
ネロ「ハァ、ハァ、畜生。」
ネロ・インテグルム「無駄だ、今の貴様に宿し力は創造主クラストの半端のもの。不完全な肉体と力で、俺とアスモデウスの力に敵うはずもあるまい。」
一夏「・・・・。」
そう、ネロのはクローンとして不完全な状態である事から、力の供給がなければ肉体の崩壊が進んでしまう。
一夏は、自ら得ていたクラストの力を半分ネロに渡す事でネロの肉体を維持させたのだ。
ネロ「一夏、案ずるな!貴様から分け与えられた力は決して無駄ではない!」
一夏「ネロ。」
ネロ「さて、行くぞ!!」
ネロはイグニッションブースト全開でネロ・インテグルムとの距離を詰める。