悟狼は幼馴染のサガン以外のクラスメイトである男子3人ともすぐに打ち解けることができ、初めの緊張感が嘘のように感じていた。
悟狼「ふあぁ〜。」
悟狼は授業が終わるや否や大アクビをする。
サガン「やれやれ、やっと昼飯の時間だな。」
ダーマード「そういやここの食堂は各国のグルメが存在するらしいぜ!」
ホルス「他学年との数少ない交流の場でもあるようだけど。」
ユーリ「ふむ、それなら皆で一夏様にご挨拶も兼ねて行こう。」
悟狼「ああ、隣のクラスの男子も来るだろうしな。」
一同は食堂へと向かった。
Side 一年二組
ジミー「くーっ、流石に座学は疲れるぜ!」
ジミーは勉強がやや苦手なためか、授業終了と同時に大きく背伸びをする。
ロベルト「そういや午後は機体操縦の訓練だよな。早くやりたいぜ!」
ロベルトは自身の挌闘技をアピールしたいらしくウズウズしている。
ディエゴ「それもそうだが、俺は早く一夏先輩に会ってみたいぜ。」
ディエゴは人種問わず分け隔てなく接する一夏を尊敬している。
ノア「それじゃあ、俺達も打ち解けたしよ、昼飯食いに食堂に行こうぜ。」
ブルーノ「そうだね、一組の男子も気になるし。先輩方にも会ってみたいしね。」
二組男子陣も行くことに。
in食堂
一夏「さてと、何にするかな?」
アルゴス「メニューはほぼ全て制覇したけどよ、やっぱりどれもうまいよな。」
ラウラ「うむ、全くだ。」
ビリー「にしても箒は和食メインだな。」
箒「ああ、他国の料理も気分によっては食すが、私は基本的にこれが多いな。」
エクトル「和食の美味しさは一夏のお陰でわかったよ。一夏に色々教わったし。」
シャルロット「エクトルずる〜い。」
セシリア「羨ましいを通り越して悔しいですわ。」
レオ「エクトルは本当に器用なやつだからな。俺もそれなりには料理できるけどよ。」
簪「そうなんだ、今度私にも教えて。」
一同はメニューを得て席に向かう。
鈴「あそこに新しい男子達がいるわよ。」
ネロ「ふむ、なかなかのメンツだな。」
一同は男子10人を前に座る。新一年生男子と一夏達は互いに挨拶をしていった。
一夏「そういや悟狼、一組のクラス代表はもう決まったのか?」
悟狼「いや、まだなんですよ。」
ディエゴ「二組もそんな感じですね。」
ホルス「一夏先輩の時はどうやって決めてたんですか?」
セシリア「立候補者である私に勝利したことでなりましたわ。」
ロベルト「マジっすか!?先輩そん時からもう凄え人だったんすね!」
ユーリ「流石は一夏様です!」
一夏「いや、そういうわけじゃない。」
レベッカ「でもアンタマジ天才よ一夏!!」
鈴「でも、去年と違って今年は男子多いから逆に決めづらいんじゃない?」
ブルーノ「そうですね。男子にやってもらいたいって声もありますけど。」
ノア「それに納得できない女子生徒達と言い争いにもなりました。」
アルゴス「それ、下手すりゃ決闘で決めるんじゃねえの?」
ダーマード「そこなんですが、今度の月曜日に男子5人vs女子5人の5番勝負が決まりました。」
ロベルト「二組も同じとこっすね。」
悟狼「ユーリ言い出した女子に相当ブチ切れたもんな。」
ユーリ「・・・すまない。」
セシリア「それは大変でしたね。」
ラウラ「うーむ、これだけの男が来ても女尊男卑はまだ拭えぬようだな。」
話は悟狼達のクラスの代表話で持ちきりである。そんな中、
蘭「・・・一夏さんに会える。合格できてよかった!」
蘭は一夏を見つけると、声をかけようとする。だが、
ミレイア「一夏様ー♡♡♡!!」
ミレイアは一夏を見つけるや否や正面から抱きつく。
一夏「お、おいミレイアちゃん、ここ食堂だって。」
ミレイア「ミレイアで結構ですわ一夏様、お会いできて嬉しいですぅ♡」スリスリ
蘭「なっ、ななななな!?」
箒・セシリア・シャルロット・ラウラ「!!」
ミレイアの大胆なアプローチに周囲は固まる。
エクトル「こらミレイア、一夏が困ってるぞ。」
ミレイア「はぁい、兄様。」
蘭「あ、あのー。一夏さん、その人は?」
蘭はワナワナとしながら一夏さんに声をかける。
エクトル「僕の妹のミレイアだよ。一夏がスペインに来た時に会った瞬間に惚れちゃってさ。」
レオ「ああ、将来は一夏様と結婚するとか言ってたしな。」
レオが爆弾発言をすると、食堂から驚きの声が爆発的に広がった。
専用機以外の女子全員「えええぇぇぇーっっ!?」
簪「ちょっとレオ!とんでも無い事言わないでよ!!(耳が・・・。)」
蘭「・・・一夏さん、どういう事ですか!?結婚するって・・・」ワナワナ
一夏「蘭、落ち着け。後で説明するから。」
ミレイア「一夏様、誰ですかこの人?」
蘭「・・・・五反田蘭です。私も一夏さんの事が好きです!!」キッ
ミレイア「なっ!?(ライバル!!!)」
蘭「一夏さんから離れて!!(ただでさえライバル多いのに・・・!)」
ミレイア「何ですかあなた!?」
蘭とミレイアの間に火花が散る。
弾「ミレイアちゃん、こいつは俺の妹の蘭だ。コイツ一夏の事になるとこうだからよろしく〜。」
蘭「うっさい大馬鹿お兄っ!!!」
ビリー「弾、てめえ火に油注いでどうすんだ。」
のほほん「全くだよ〜。」
アルゴス「一夏、お前ほんと恵まれてるな。」
レベッカ「アンタ大丈夫なの?」
ネロ「お前の優しい所が災いの元だな。」
箒・セシリア・シャルロット・ラウラ「・・・・。」ジトー
一夏「・・・返す言葉もありやせん。」
谷本「織斑君、絶好調だね。」
こうして、ここに一つの人間関係が生まれたのである。