とある休日の朝9時、一夏は突如楯無に生徒会室に呼び出される。
一夏「あの、今日はどういった用で?」
楯無「何、簡単な事よ。今からいくつか質問するから、それに答えてくれればいいだけだから。そこ座って。」
そこには不自然に1人用ソファーがあった。
一夏「はあ。(何かありそうだけど、まあいいか。)」
一方で、
箒「楯無副会長に突然呼ばれて来たはいいが。」
弾「ここ、視聴覚室だよな。」
ビリー「休みなのに呼び出しかよ、ダリいな。」
一夏を除く専用機一同は、視聴覚室に呼び出されていた。すると、突如モニターに生徒会室が映る。
簪「あれ、お姉ちゃん?それに一夏も。」
レオ「二人で何やってんだ?」
ラウラ「一夏、まさか、私達に内緒で副会長と!?」
箒・セシリア・シャルロット「!!」
エクトル「いや、まだそうと決まったわけじゃ。」
その時、室内にアナウンスが流れる。
アナウンス「織斑一夏を、もっと知りたい!」
アルゴス「何だ何だ?」
アナウンス「クイズ 織斑一夏の100の事。」
鈴「・・・クイズ?」
ビリー「おい皆、手元見てみろ。」
座っている席を見ると、そこにはタブレットとタッチペンが。
アナウンス「このコーナーは、織斑一夏に対する質問に、一夏がどう答えるかを当てていくクイズです。」
箒「なるほど。」
弾「これ、一夏と付き合い長いやつ有利じゃね?」
鈴「そういえばそうね。」
ラウラ「一夏について改めて勉強し直せるのか、将来のために頑張らねば。」
エクトル「でも、記憶喪失になってる事を考えると、過去に対する質問はほぼないんじゃないか?」
簪「それは言えてるわね。」
アナウンス「優勝特典は、一夏の得意料理フルコースです。」
箒・セシリア・シャルロット・ラウラ「!!」
レオ「こりゃあ一夏の恋人候補は頑張らなきゃな。」
アナウンス「それでは、第1問。一夏の特技は?」
一同「!?」
一同は困惑する。
箒「まあこれじゃないか?」
セシリア「ですわね。」
鈴「こっちの線もあるわよ。」
弾「そういやあいつこれよくやってるしな。」
アナウンス「解答、オープン。」
箒・セシリア・アルゴス「剣」
鈴・弾・シャルロット・ラウラ・エクトル「料理」
ビリー・レオ・簪「リーダー役」
アナウンス「それでは、本人に聞きます。」
楯無「一夏君の特技は? 」
一夏「特技、ですか。うーん、まあISを除いて考えたら、料理ですかね。」
一夏は別室にいるため、自分の答えが聞かれているとは知らない。
エクトル「やはりこれだったか。」
アルゴス「そっちかー。」
箒「ううむ。」
アナウンス「第2問、一夏の好きな色は?」
レオ「これ、幾つか思い当たるんだが。」
ビリー「イメージ的にこの色じゃねえの?」
アナウンス「解答、オープン。」
箒・セシリア・シャルロット・ラウラ「白」
ビリー・簪「青」
アルゴス・鈴「黒」
弾・レオ・エクトル「赤」
アナウンス「それでは、本人に聞きます。」
楯無「一夏君の好きな色は?」
一夏「凄いベタですけど、青ですかね」
ビリー「おっしゃ。」
簪「白式があるから白の可能性もあったけどね。」
箒・セシリア・シャルロット・ラウラ「(結構難しい。(ですわ。))」
アナウンス「第3問、一夏が最近食べた料理で、一番美味しかったのは?」
弾「えっ?」
アルゴス「最近?」
鈴「あいつ何でも食べるからわかりづらいわね。」
箒「学園でもほぼ全てのメニューを食べているしな。」
ビリー「最近っつったら、まあここ1週間弱ってとこか?」
セシリア「そう考えるのが妥当ですわね。」
アナウンス「解答、オープン。」
箒「肉じゃが」
シャルロット「唐揚げ」
セシリア「パスタ」
ラウラ「サンドイッチ」
鈴「ラーメン」
アルゴス「ヒレカツ」
エクトル「チーズリゾット」
弾「エビチリ」
レオ「ビーフカレー」
ビリー「炒飯」
簪「天ぷら」
これは全員バラバラになった。
箒「やはり日本人として考えると、これではないか?」
アルゴス「そりゃそうかも知れねえけどよ。」
エクトル「基本的に彼は何にでも興味を示すからね。」
ラウラ「以外にシンプルなものを答えると思ってな。」
ビリー「けど、中華の可能性も十分あるぜ。」
鈴「以前の一夏はよくあたしの店に来てたし。」
楯無「一夏君が最近食べた料理で、一番美味しかったのは?」
一夏「最近ですか、そういえばこの間北海道に行った時食べた海鮮丼美味かったですね!」
ここは全員不正解。
男子一同「あー、それがあったか!!」
箒「これは知らないから当てようがないぞ。」
セシリア「北海道を知らなければなおさらですわ。」
シャルロット「可能性の広さを考えたら難しいね。」
簪「普段よく食べてるものとは限らないって事ね。」
アナウンス「第4問、一夏の好きな音楽のジャンルは?」
箒「ん!?」
セシリア「音楽ジャンルですか?」
弾「あいつ普段何聴いてんだろ?」
鈴「そういえば知らないわね。」
エクトル「まあ、今時の少年を基準に考えると、これかな?」
アナウンス「解答、オープン。」
箒・鈴・シャルロット「J-POP」
セシリア・簪「クラシック」
ビリー・エクトル・弾「ロック」
アルゴス・ラウラ「ヘビメタ」
レオ「アイドル」
楯無「一夏君の好きな音楽のジャンルは?」
一夏「やっぱロックが一番ですね。」
弾「よっしゃ、正解。」
レオ「エクトル、凄い推察だな。」
簪「エクトル頭いいもんね。」
アナウンス「第5問、一夏が住んでみたい都道府県は?」
ビリー「これは、さっきの食い物の話で考えたら、やっぱりな。」
アルゴス「まあ俺もそう思ったけど。」
鈴「でも、あいつの好みって実際わかんない事多いし。」
簪「一夏の普段の性格考えてみるといいかも。」
弾「千冬さんも連れて行くって考えたらある程度絞れるんじゃねえか?」
ラウラ「なるほど、一理あるな。」
アナウンス「解答、オープン。」
アルゴス・ビリー・レオ・セシリア「北海道」
エクトル・鈴・箒・簪「沖縄県」
シャルロット・ラウラ・弾「山梨県」
楯無「一夏君が住んでみたい都道府県は?」
一夏「うーん、何歳からかにもよるけど、まあ沖縄かな。」
鈴「ま、そりゃそうよね。」
箒「よし、正解だ。」
簪「一夏、けっこうのんびりしそうだもん。」
エクトル「でも、理由が気になるよね。」
アナウンス「では理由を聞いてみましょう。」
楯無「一夏君は何で沖縄がいいの?」
一夏「周りにいい人がいっぱいいそうなイメージあるからかな。」
弾「そういう理由か。」
アルゴス「千冬さん関係なかったみたいだな。」
ラウラ「うーむ、嫁の事はなかなか読めんな。」
レオ「プッ、今のダジャレか?」
その後、25問目まで終えたところで昼休憩に入る。
休憩時は楯無が作った弁当を食べる。
簪「お姉ちゃん普段あんな性格だけどこういうところしっかりしてるから、時々変な気分になるのよね。」
箒「簪、その気持ちは私にもわかるぞ。」
アルゴス「くーっ、長時間座りっぱなしは疲れるな。」
シャルロット「頭も使うから余計にね。」
レオ「しかし、午前中でまだ25問か。」
ラウラ「まだ残り75問か。」
セシリア「午後から長くなりそうですわね。」
ビリー「こんなもん、日が暮れちまうぞ。」
午後からはまた長い戦いである。