とある日曜日、IS学園のアリーナではレクリエーションが行われていた。
楯無「第一回IS学園、どっちにハンドルを切るか?いいとこ突いてGoGo!一夏君を悩ませろゲーム!!」パチパチ
いきなり長いタイトルコールだ。
女子一同「?」
アリーナの席で女子一同は首をかしげる。
箒「休みの日に呼び出しがあると思ったら。」
セシリア「何ですの、一夏さんを悩ませるというのは?」
鈴「また何か変な企画じゃないでしょうね?」
レベッカ「それより、一夏もそうだけど、他の男子達はどこ行ったの?」
シャルロット「手元には5つのスイッチがあるし、フィールドにはバイクが一台あるよ。」
ラウラ「一夏以外の男子の名前が書かれているぞ。」
すると、アリーナの入り口から一夏以外の男子達がが出てきた。
アルゴス「説明は俺たちからしよう。実は、俺たちは一夏に対する2択問題を1人10問作った。」
エクトル「それで一夏がどっちを選ぶか、少しでも深く悩めるかどうかを僕ら男子で競うんだよ。」
弾「画面に出る問題に対して、一夏はあのバイクにまたがって、ABのうち、自分の答えの方にハンドルを切るんだ。
皆の手元のスイッチは、いわば投票だ。俺たちのうち誰が一番一夏を悩ませる問題を作っていたかを皆んなに選んでもらうってわけだ。」
ちなみに、このバイクは本物ではなく、右か左に傾けるだけの模型同然のもの。
鷹月「要するに私達は審査員ってわけね。」
谷本「私も織斑君に問題出したいなー。」
レオ「まあまあ、参加してくれる代わりに、俺たちの国のグルメをご馳走するからよ。」
のほほん「わ〜い、やった〜。」バンザイ
ビリー「問題に対する一夏の出す答えに注目だぜ!」
彼らはギャラリーとは別に5人掛けの横長テーブルに腰掛ける。
楯無「それでは、一夏君どうぞ!!」
フィールドにライダーの格好をした一夏が現れた。
一夏「・・・どんな問題出されんだろ?」
箒・セシリア・シャルロット・ラウラ「かっこいい(ですわ)!」
一夏はバイクにまたがる。
弾「まずは俺からの問題だぜ!」
楯無「3、2、1、Go!!」
合図とともにエンジン音が鳴り、バイクの後ろの大画面には動く道路の映像が流れる。
アナウンス「1問目、出来るようになるならどっち? A 時速最大100㎞でダッシュ B 高度最大10000メートルまでジャンプ」
一夏「何だ?」
箒「これは男子ならではの発想だな。」
レベッカ「ダッシュ力とジャンプ力どっちが欲しいんだろ?」
一夏「うーん、A!」
弾「ダッシュ力か。」
アナウンス「2問目、沢山食べるならどっち? A ローストビーフ B ローストチキン」
アルゴス「これは悩むな!」
ラウラ「どっちも美味いとクラリッサには聞いているが。」
一夏「うーん、ローストビーフかなぁ。」
シャルロット「あー、僕はわかるかも。」
鈴「これまあまあの問題ね。」
アナウンス「3問目、義理の姉にするならどっち? A マイヤーズ先生 B 山田先生」
エクトル「一夏年上ウケがいいもんね。」
一夏「これは100パーセントマイヤーズ先生だろ。」
レオ「あー、やっぱ織斑先生に雰囲気近い方がいいんだな。」
簪「らしいと言えばらしいけど。」
ビリー「つーか、聞くまでもねえだろ?」
アナウンス「第4問、世界中の人にニックネームで呼ばれるならどっち? A おりむー B いっくん」
一夏「・・・笑」
鷹月「うわー、これ悩むんじゃない?」
谷本「世界中に通り名として残るわけだし。」
一夏「んー、まあ、いっくんの方がまだいいかな。」
のほほん「おりむーじゃあ恥ずかしいのかな?」
ビリー「そりゃそうだろ。下手すりゃオッサンからも呼ばれんだぞ!笑」
アナウンス「第5問、一年中頭につけるならどっち? A ネコ耳 B イヌ耳」
アルゴス「ぶははははっ!」
弾「一年中だからなぁ。」
箒「これは嫌がらせではないのか?」
一夏「・・・んー、ネコの方かな。」
鈴「あいつ以前、買うなら犬より猫って言ってたわね。」
セシリア「そうなんですの。」
アナウンス「第6問、なれるならどっち? A 北斗神拳伝承者 B ジェダイマスター」
エクトル「これ、どっちを選ぶんだろう?」
レベッカ「どっちも凄いけどね。」
一夏「まあでも、俺はこっち(ジェダイマスター)かな。ライトセーバー使いたいし。」
弾「あー、そうか。」
箒「ライトセーバーか、持ってみたいものだ。」
アナウンス「第7問、一日中閉じこもるならどっち? A サウナ B かまくら」
シャルロット「これは、キツイよどっちも。」
レオ「つーか、弾何気に無茶な質問だな。」
一夏「うーん、まあサウナの方がいいかな。」
アルゴス「マジか、俺はかまくらの方がまだいいかな。」
アナウンス「第8問、蚊に刺されて痒くなったら嫌なのはどっち? A ふくらはぎ B 首筋」
鈴「これは、どっちも嫌ね。」
一夏「やっぱすぐ掻きたくなるのは、ふくらはぎかな。」
箒「意外と効くものだからな。」
アナウンス「第9問、一生食べられなくなったら嫌なのはどっち? A 和菓子 B 洋菓子」
エクトル「これかなり悩むんじゃないかな。」
箒「私なら絶対和菓子だが。」
一夏「そりゃまあ、洋菓子かな。」
弾「あれ、あっさり選んだな。」
簪「誕生日にケーキ食べられないの嫌だもんね。」
アナウンス「第10問、肉体に改造を施すならどっち? A 額からビーム B 手の指からミサイル」
鈴「メチャクチャな問題ね(笑)」
ビリー「これ、一夏どっちだろうなー。」
一夏「まあ、ビジュアル的に、手の指からミサイルだな。」
全問終了したところで、一夏が休憩がてらみんなのもとに来る。
弾「一夏、お疲れー。」
レベッカ「ライダーの一夏もカッコいいじゃない。」
シャルロット「弾君の問題だけど、そこまで悩んでなかったね。」
一夏「まあ、ある程度好みはハッキリしてるしな。」
休憩後、次はビリーの番だ。
ビリー「俺結構自信あるぜ!」
アナウンス「3、2、1、Go!」
ビリーはどんな問題を出すのか。
アナウンス「1問目、操縦するならどっち? A 戦闘機 B 戦車」
レベッカ「一夏どっちがいいんだろ?」
一夏「まあ、やっぱ戦闘機かな。」
ビリー「ありゃ、早かったな。」
アナウンス「2問目、1ヶ月洗えなかったら嫌なのはどっち? A 髪の毛 B 歯」
鈴「変な問題思いつくわねー。(笑)」
レオ「1ヶ月かー。」
一夏「これはまあ、歯だよな。」
ラウラ「歯を選んだな。」
シャルロット「そりゃそうだよ。」
アナウンス「3問目、一生住むならどっち? A スイス B オーストラリア」
アルゴス「北半球と南半球どっちが好みか?」
箒「外国に一生住むのはちょっと。」
一夏「うーん、どっちもいいけど、オーストラリア。」
ラウラ「ほう。」
セシリア「暖かい所を選ばれましたね。」
アナウンス「第4問、嫌な体はどっち? A 無駄毛が多い B 汗っかき」
一夏「あー、なるほどね。まあ嫌なのは汗っかきだな。」
ビリー「えっ、俺無駄毛の方選ぶかと思ったぜ。」
レベッカ「無駄毛は一回処理したらすぐには戻らないしね。」
箒「汗が多いのは大変だぞ。」
アナウンス「第5問、嗅ぐならどっち? A ドリアン B ラフレシア」
一夏「うえぇっ!?」
レオ「うわー、どっちも嫌だなー。」
セシリア「これはある意味悩みますね。」
一夏「まあ、ドリアンかな。」
アルゴス「あれすっげー臭えけどな。」
アナウンス「第6問、手に入れるならどっち? A 絶対に怪我をしない身体 B 絶対に病気をしない身体」
弾「こりゃ夢のようだな。」
レベッカ「どっちも捨て難いけどね。」
一夏「怪我はまあ耐えられる方だしな、やっぱ病気しない身体かな。」
箒「まあわかるな。」
ラウラ「病気の方が苦しさがある。」
アナウンス「第7問、自分の妹にするならどっち? A のほほんさん B 簪」
一夏「ん!?」
のほほん「おりむーがお兄ちゃんかー。」
簪「悪くはないかも。」
一夏「うーん、どっちだろうなー。」
ビリー「おっ、悩んでるぜ!」
箒「意外に迷うのだな。」
一夏「どっちもいいけど、簪で!」
レオ「決めにくそうな顔してたなー。」
エクトル「まあ簪の方が手がかからなそうだけど。」
アナウンス「第8問、やってみたい仕事はどっち? A 医者 B 警察官」
シャルロット「優しさと、正義感に触れてるね。」
セシリア「どちらもお似合いだと思いますわ。」
一夏「うーん、どっちがいいんだろう?」
ビリー「よっしゃ、迷ってるぞ!」
一夏「ここは、警察官で!」
ラウラ「なるほど。」
アナウンス「第9問、織斑先生を、『姉さん』以外で呼ぶならどっち? A ちー姉ちゃん B 千冬お姉様」
一夏「・・・どっからその発想出てきたんだよ。(笑)」
箒「前者はうちの姉みたいだな。」
鈴「どっちにしても一気に一夏のキャラ崩れそうね。」
一夏は物凄くためらう。
弾「これいい問題だな。」
アルゴス「こういう事かー。」
一夏「うーん、B!!」
レオ「フハハハハッ!!」
谷本「マイヤーズ君、人が悪いわね。」
アナウンス「第10問、食べるならどっち? A タバスコにたっぷり漬け込んだピザ B スープが鷹の爪100個分の辛さのラーメン」
一夏「はぁ!?」
鷹月「どっちもキツイわよこれ。(笑)」
弾「殺す気か!」
一夏「えー、どっちか食わなきゃいけねえんだろ?うーん・・・。」
ビリー「さあて、どっちを選ぶかな?」
苦悩の末、
一夏「うーん、A!」
セシリア「ピザですか・・・。」
レオ「タバスコにドボンと漬けるとか考えられねえ・・・。」
こうして、ビリーからの出題10問が終わった。
あと残り30問、次はどんな問題が出されるのか。