あくまでイメージなので、本編の完結はまた深いものにしていきたいと思っています。
IS Wedding 一夏✕箒
IS学園の屋上で、一人の少年と少女が向き合っていた。
一夏「箒、遅くなったけど、俺は、お前が好きだ!」
箒「い、一夏!?」
学園生活を通して決断を下した一夏は、自分が18歳となった日に箒に告白する。
一夏「お前は、記憶を失った俺を受け入れてくれて、いつも俺を信じてくれた。IS学園に入っていろんな人に会ったけど、俺は箒が一番好きだ!」
箒「その、私なんかでいいのか?私は人付き合いは下手な方だし、世間一般の感覚もそんなにわかっていない。」
一夏「それは大丈夫だ。俺と一緒に克服していこうぜ。だから、俺と付き合ってください!」
箒「一夏・・・・・。」
箒の頬には涙が流れていた。学園生活や幾多の死闘を乗り越え今日まで生きてきた事がこれ以上無く嬉しく感じた。
箒は頬を赤くしながらも答える。
自分で良ければ、あなた(一夏)の恋人に・・・・・・。
一夏と箒が恋人同士となってから、月日はあっという間に経った。
IS学園卒業後、一夏と箒は専用機持ちの友人と共にIS専門の大学に進学し、大学卒業後に一夏はモンド・グロッソで史上初の男性ISパイロット優勝者となり、目標だった千冬を超える偉業を成し遂げた。
それは新聞やニュースで連日報道され、これを機に男性ISパイロット志願者が急増し、今では普通の高校と変わらないほどの男女比となった。
その後、一夏は千冬や束の助けにより、母校IS学園の教師として就職し、箒は剣道部の顧問となった。
それから一年後に一夏と箒は結婚し、IS学園の付近に新居を構え、一児の父母となる。
一夏「そういや、明日姉さんが家に来るって言ってたな。」
箒「千冬さんもか、私の姉さんも来ると言っていたな。正直呼びたくないが。」
箒は相変わらず束を快く思っていないようだ。因みに現在二人目を妊娠している。
「千冬おばちゃんと束おばちゃん来るの? 」
そう言っているのは一夏と箒の息子の織斑錬冶(おりむら れんじ)。現在4歳。
一夏「ああ。けどくれぐれもおばちゃんと呼ばないようにな。」
錬冶「?」
一夏達は家の用事をひと段落させて縁側に座る。
一夏「・・・・本当に、あっという間だな。みんなもそれぞれの道ですっかり大人になったし。」
箒「ああ。いつかまた皆で集まって懐かしい日々を振り返ってみたいものだ。」
ふと、一夏の携帯電話が鳴り響く。出てみると、エクトルとアルゴスから同時にかかってきていた。
一夏「おう、エクトル、アルゴス、久しぶりだな!!」
エクトル「やあ、二人とも元気にしてるかい?」
アルゴス「親になってからお互い色々大変だよな。」
箒「ああ、今度また一緒にあつまらないか?」
エクトルは山田先生、アルゴスは楯無と結婚し、二人とも父親として日々奮闘している。
二人はISパイロット引退後、現在はそれぞれの国に設立されたIS学園で教師を務めている。
山田先生「一夏くんお久しぶりですね!」
山田=ベレン=真耶は結婚を機にIS学園を退職し、エクトルとともにスペインに移住。現在は息子のルカの母親で、専業主婦となっている。
義母のイサベルと義妹のミレイアとの仲も良好だ。
楯無「いやー、学園一のプリンスがまさか一人を選んで結婚するなんてねえ!」
一夏「それはもういいですから。」ツッコミ
更識=イリアディス=楯無はアルゴスとともにギリシャに在住し、娘のクロエの子育ての傍ら、レオと結婚してイタリア在住中の簪とテレワークをやっている。
IS学園の三銃士と言われた一夏、エクトル、アルゴスは日々の幸せをかみしめていた。
常人をはるかに上回る存在となりながらも、決して人の心を失うことなく生きてこられたのは、信頼する仲間とともに生きてきたからであろう。
セシリア、シャルロット、ラウラのその後だが、IS学園の男子が急増したのちに後輩のIS男子と結婚し、それぞれの国でそれぞれの活躍をみせている。
一夏が箒に告白した当時は大変な状況だったが、それを乗り越えて立派な婦人となっていった。
卒業後はしばらく会うことがなかったが、いまはすっかり落ち着いている。
みんなとの他愛ない話が終わり、再び二人きりになった一夏と箒。
一夏「箒、俺と結婚してくれてありがとう。かわいい子供たちをありがとう。」
箒「一夏、わたしこそ、心から礼を言う。本当にありがとう。」
彼らの日常はこれからも続き、彼らの子孫が次世代を担っていくことだろう・・・・・。