IS学園の屋上で、一人の少年と少女が向き合っていた。
一夏「シャルロット、遅くなったけど、俺は、お前が好きだ!」
シャルロット「い、一夏!?」
学園生活を通して決断を下した一夏は、自分が18歳となった日にシャルロットに告白する。
一夏「お前は誰に対しても優しくて、いつも俺を信じてくれた。IS学園に入っていろんな人に会ったけど、俺はシャルロットが一番好きだ!」
シャルロット「あ、その、嬉しいよ。けど、僕なんかでいいの?僕、みんなと比べて女の子っぽくなかったりするし。」
一夏「周りがなんて言おうと、俺はお前を愛している!。俺と一緒に乗り越えていこう!だから、俺と付き合ってください!」
シャルロット「一夏・・・・。」
シャルロットの琥珀色の瞳からは涙が流れていた。学園生活や幾多の死闘を乗り越え今日まで生きてきた事がこれ以上無く嬉しく感じた。
シャルロットは頬を赤くしながらも答える。
自分で良ければ、あなた(一夏)の恋人に・・・・・・。
一夏とシャルロットが恋人同士となってから、月日はあっという間に経った。
IS学園卒業後、一夏とシャルロットは専用機持ちの友人と共にIS専門の大学に進学し、大学卒業後に一夏はモンド・グロッソで史上初の男性ISパイロット優勝者となり、目標だった千冬を超える偉業を成し遂げた。
それは新聞やニュースで連日報道され、これを機に男性ISパイロット志願者が急増し、今では普通の高校と変わらないほどの男女比となった。
その後、一夏はシャルロットとともにフランスに移住し、千冬や束の助けにより、パリで新規のIS関連企業を立ち上げ、一夏は社長、シャルロットは副社長になる。
そして、それから一年後に一夏とシャルロットは結婚し、会社付近に立派な新居を構えた。
社員「織斑社長、お客様がお見えです。」
そんなある日、一夏達のもとに弾と虚が旅行ついでに訪問してきた。
弾「よう、一夏社長!儲かってるか?」
虚「あなた、いきなり失礼ですよ。」
一夏「いいんですよ虚さん、今は仕事中じゃないんで。」
シャルロット「弾、虚さんも久しぶりですね。」
「一夏おじちゃんこんにちは!」
弾と虚の息子の五反田 仁(ごたんだ じん)が元気に挨拶する。
「仁ちゃん、あそぼー!」
仁と仲良く遊ぶのは一夏とシャルロットの娘のコレット=デュノア=織斑である。
弾「いやーしかし、まさか一夏が起業するとはなぁ。」
虚「フランスに慣れるまで色々大変だったでしょう。」
一夏「はい、シャルロットのおかげです。」
一夏は生活圏が変わることから、英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ギリシャ語、スペイン語を仲間の力を借りて必死に学び、今では日常会話や買い物もできる程度になった。
弾「そうだ、実は一夏達におみやげがあるんだぜ。」
虚「はいこれ、ラウラさんからお祝いの品ですよ。」
一夏・シャルロット「ありがとうございます!!」
ラウラは現在、故郷の黒ウサギ部隊の隊長としての役目をクラリッサに託し、軍を除隊後は日本にいる千冬の世話をしている。
この後みんなでホームパーティーを開き、学生時代を振り返る話で盛り上がった。
そして、それから十数年後・・・・・・、
鈴「仁、まだまだ甘いわよ!」
仁「くっそー!!」
レベッカ「コレット!この技はこうするの!」
コレット「はい、ミラー先生!」
コレットと仁はIS学園に入学し、教師となった鈴とレベッカに教わっている。ちなみに二人はいまだ未婚。理由は言うまでもなくビリーである。
ビリーはのちに後輩のイギリス出身のIS学園生と結婚し、現在イギリスのIS学園の軽音楽部の顧問になっている。紆余曲折あったが、あの唐変木も今ではよき夫となっていた。
レベッカ「はー、それにしても先越されちゃったわね。結局ビリーも結婚しちゃったし。」
鈴「まさか一夏が早めに結婚するなんてね。」
鈴とレベッカはIS学園で仕事を終えた帰りにバーで、女二人で飲んでいた。
蘭「あの、私もご一緒していいですか?」
鈴「あっ、蘭じゃない!!」
レベッカ「久しぶりね!!もちろん付き合いなさいよ!!」
蘭も一夏への恋に破れていまだ独身であり、弾と虚の結婚もあってかちょっとむしゃくしゃしていた時期もあったが、今は落ち着いている。
蘭「そうだ、今度みんなで婚活パーティーにでも行きませんか?」
鈴「いいじゃない、いこうレベッカ!」
レベッカ「そうね、いつまでも立ち止まってられないし!!」
彼女たちにも幸あれと願うばかりである。