IS Brotherhood   作:magnumheat

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専用機持ち達の夏休み 後編

時刻は17時、篠ノ之神社の夏祭り開始の1時間前に専用機一行は来ていた。

 

箒「みんな、こちらは私の叔母だ。」

 

「初めまして、篠ノ之雪子です。姪がいつもお世話になってるわね。」

 

一夏「初めまして、織斑一夏です。」

 

セシリア「セシリア・オルコットです。」

 

鈴「鳳鈴音です。」

 

シャルロット「シャルロット・デュノアです。」

 

ラウラ「ラウラ・ボーデヴィッヒです。」

 

エクトル「エクトル・ベレンです。」

 

アルゴス「アルゴス・イリアディスです。」

 

雪子「一夏君久しぶりね。あなたの事は箒ちゃんから聞いてるわ。相変わらず男前ね。」

 

一夏「いえ、それ程でも。」

 

雪子「海外の皆さんも素敵な方ばかりだわ。箒ちゃんにもいいお友達ができてよかった。」

 

海外組一同「いえ、こちらこそ。」

 

雪子「ささ、みんなに似合う浴衣を選んだから、どうぞ着て行ってね。」

 

一同「ありがとうございます。」

 

早速浴衣に着替える。

 

一夏「浴衣着るのいつぶりだろうなー。」

 

箒「一夏、よく似合ってるぞ。」

 

アルゴス「みんなもすげえ可愛いじゃねえか。」

 

シャルロット「そう?ありがとう!」

 

ラウラ「アルゴスも渋くていいと思うぞ。」

 

セシリア「これが浴衣ですか。風流ですわね。」

 

鈴「エクトル、アンタ女顔だから妙に馴染むわね。」

 

エクトル「似合ってるか、よかった。」

 

一夏「そんじゃ、行こうぜ。」

 

一同はまず屋台を回る事に。

 

ラウラ「シャルロット、食べ物がいくつもあるぞ!」ピョンピョン

 

ラウラは意外にも食いしん坊なところがあり、興奮している。

 

シャルロット「ラウラ、飛び跳ねないの。」

 

アルゴス「そうしてると母娘って感じだな。」

 

みんなでかき氷や綿あめ、焼きそば、たこ焼きなどを頬張る。

普段の学園生活ではあまり見られない、何とも微笑ましい空気である。

 

しばらくすると、射的屋に着いた。

 

鈴「射的屋かー、中学の時祭りでやってたわね。」

 

使えるおもちゃの射撃武器は、ライフル、アーチェリー、ハンドガンだ。

 

ラウラ「ここは私が行こう。」

 

ラウラは勇んでハンドガンを手に取る。

 

セシリア「ここは私の出番ですわね!」

 

セシリアはライフルを取る。

 

エクトル「僕もやってみようかな。」

 

エクトルはアーチェリー、皆普段慣れている武器を持った。

 

一夏「お前らにぴったりだな。」

 

箒「で、どれに当てるのだ?」

 

シャルロット「いろんな景品があるね。」

 

ラウラ「私はあの箱だ。」

 

見ると、ポテトチップス10袋入りの箱だ。大きさ的に倒れるのだろうか。

 

一夏「ポテチとはウケるぜラウラ!」

 

アルゴス「セシリアは何にするんだ?」

 

セシリア「私はあれです!」

 

セシリアは何やら青いクリスタルのペンダントだ。当てるのが難しそうだ。

 

箒「エクトルは何が欲しいのだ?」

 

エクトル「僕はあれかな。」

 

エクトルは最近流行りの便利な調理器具だ。

 

鈴「アンタは主婦かっての!」

 

ツッコミ入れる鈴。

 

一夏「みんな、頑張れよ!!」

 

少しの間沈黙が流れる。そして、

 

ラウラ・セシリア・エクトル「ファイアー‼︎」

 

3人同時に射撃された。見事に全部当てられた。

 

ラウラ「うむ、満足だ。」ホクホク

 

ラウラはポテチの箱を大事そうに抱える。

 

セシリア「我ながら腕が上がりましたわ!」

 

セシリアはペンダントをさっそく着けている。

 

エクトル「これで新しい料理ができる!!」

 

エクトルは便利な調理器具だけに心底嬉しそうだ。

 

しばらく店をまわっていると、箒は舞の準備のため途中で抜けた。

 

一夏「どんな催しか楽しみだなー。」

 

エクトル「日本の芸術の勉強にいいかも。」

 

アルゴス「きっとすっげー大和撫子な衣装なんだろうぜ!」

 

男子陣は楽しみな様子である。

 

鈴「まさか箒にそんな特技があったとはねー。」

 

ラウラ「シャルロット、日本の舞はどんなものだろうな。」

 

シャルロット「そうだねー。」

 

セシリア「皆さんで箒さんの成功を祈りましょう!!」

 

舞の時間が来て、皆席に着く。

 

箒「落ち着け私、落ち着け私。」

 

箒はいつになく緊張している。好きな人の前で踊るのだから無理もない。

 

そして、本番が始まった。箒は音楽とともに舞台の真ん中で舞う。

その姿はさながら天女のようだ。

 

一夏「おぉーっ!!」

 

エクトル「美しい!!」

 

アルゴス「こりゃあ貴重な映像だぜ!!」

 

思わず見とれる男子一同。

 

シャルロット「すごい!違う世界にいるみたい!」

 

ラウラ「これが日本の文化の一つなのか。」

 

鈴「優雅ね、箒。」

 

セシリア「日本の芸術を見るのは初めてですけれど、素晴らしいですわ!!」

 

皆箒の舞に拍手喝采であった。

 

こうして、専用機達の夏休みには大きな思い出ができた。

 

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