「ねーねー、夏休みどーだった!?」
「宿題溜めてたから大変よ。」
「でも、今日からまた織斑君達と一緒だもんね!!」
「文化祭楽しみー!!」
夏休みも終わり、どこの学校も二学期に入る今日この頃、IS学園一年一組は今日も朝から賑やかである。
一夏「二学期か、こっからどうなるか楽しみだぜ!」
箒「フフ、燃えているな一夏。」
エクトル「二学期は特に濃厚な時期だからね。」
セシリア「また皆さんと一緒に授業を受けるのが楽しみですわ。」
ラウラ「うむ、教官にもまた世話になるぞ。」
谷本「そういえば始業式だけど、何か生徒会から発表があるらしいわよ。」
アルゴス「相変わらず情報早いな。」
千冬「さあ、すぐ席に着け諸君、ホームルームを始めるぞ!」
千冬の号令でビシッとなる。
ホームルームの後、生徒は始業式のため体育館に移動する。
この学園の体育館は、平均の2倍は優に超えるほどの広さがある。
生徒は全員整列し、壇上に千冬が登場して挨拶をする。
千冬「では次に、生徒会長から重大発表が行わ・・・・」
プシューッ!!!音と共に白い煙が壇上に吹き荒れる。
一夏「な、何だ!?」
その時、1人の水色の髪の女子生徒が現れた。
「ハロー!!みんな元気!?初めましてー一年生のみんな、このIS学園の生徒会長にして一番の美少女、更識楯無でーす!!」
彼女は扇子を広げポーズを決める。そこには「よろしく」の文字が。
千冬「くっ、相変わらずだなこのバカ者!!」
苛立つ千冬。楯無は彼女の頭痛の種の一つである。
楯無「おっと、今年の一年生は違うわねー!!何てったってISに乗れるイケメン男子が3人もいるんだから、一組の子達は特にお得よね!!」
箒「何なんだ、あれで生徒会長なのか?」
セシリア「品があまり感じられないですわ。」
シャルロット「てっきりのほほんさんのお姉さんが生徒会長かと思ったけど。」
ラウラ「フン、教官のような生徒会長を期待していたが、ハズレだな。」
鈴「まったくよね。」
専用機一同は特に呆れる。
千冬「更識、早く本題に入れ!!」
楯無「はいはーい!実は思ってたんだけどー、男子は3人とも部活には入ってないよね?
そこで、生徒会長命令として、3人に生徒会に入ってもらう事にしたわ!!」
一夏「えっ?」
エクトル「僕らがIS学園の生徒会役員に?」
アルゴス「唐突だなおい。」
楯無「大丈夫!結構楽しいわよ!お姉さん達は大歓迎だから♪」
箒「何か胡散臭いな。(性格は姉さんに近い。)」
セシリア「絶対に何か企んでいますわね。」
鈴「あれじゃあ本音のお姉さんも大変よね。」
ラウラ「あの女、明らかに一夏達を誘惑してるぞ。」
シャルロット「悔しいけどプロポーションは凄いからね。」
ふと、一夏達は楯無をまっすぐ見る。
エクトル「生徒会に入る事には何ら不満はありません。」
楯無「うん、そうこなくっちゃ。」
アルゴス「誰もタダで入るとは言ってないぜ、生徒会長さんよ。」
楯無「というと?」
一夏「一つ条件があります。それは、俺たちのある研究に協力する事です。」
楯無「それは興味深いわね、どんな内容なの?」
男子3人は壇上に上がり、マイクの前に立つ。
一夏「今、俺たちが研究しようとしている事。」
エクトル「それは、僕らがISを使える謎を解く研究です。」
アルゴス「その目的は、俺たちの仲間を作る事だ!」
一瞬の間の後、一気に黄色い声が発生した。
「それってつまり、男子が増えるって事!?」
「いいじゃないそれ、応援してるわ!!」
「頑張って、私達の恋の為にも‼︎」
一夏・エクトル・アルゴス「(わ、私達の恋って・・・。)」ズルッ
3人は思わずっこけた。
楯無「なるほどね、いいわ、全面協力してあげる!」
原作では一夏を巡って各部活対抗での争奪戦が行われるところだが、
今回は何とかいい方向に解決できたので、原作を知っている一夏はホッとした様子だった。