ルシフェウスを倒し、アルゴスを救出した一行は、急いでIS学園へと戻っていく。一夏とアルゴスは重傷と疲労のため、他のみんなに肩を貸してもらっている。
一夏「ゴフッ、すまないな二人とも。」
一夏は弾と鈴に肩を貸してもらっている。
弾「何言ってんだよ。」
鈴「全く、無茶しすぎよ。」
一方、アルゴスはビリーとシャルロットに肩を貸してもらっている。
ビリー「アルゴス、てめえも随分とやられたな。」
アルゴス「・・・・・ああ。」
シャルロット「戻ったら、エクトルのところに行こうね。」
一行は重傷の2人を連れて元の世界に帰った。
Side千冬
クラリッサ「織斑教官、悪魔の動きに変化が!!」
千冬「!?」
見ると、悪魔の動きが鈍ってきているのがわかる。
千冬「一夏・・・、やったのだな。無事だといいが・・・。」
虚「織斑先生!!全員救出できました!!」
楯無「こっちも悪魔の掃討完了です!!」
千冬「よし!各自負傷者の治療にあたれ!!」
千冬はクラリッサ、楯無、虚と共に学園に向かった。
そして、月日が流れ・・・・
TV「ISによるテロ紛争から2週間が経ちました。IS学園の周辺をはじめ、世界各地でISの無人機の被害にあった場所の復興はまだまだ先になりそうです。」
一夏、エクトル、アルゴス「・・・・・。」
事件終結後、一夏、エクトル、アルゴスは一夏の実家での療養を余儀なくされていた。3人とも意識こそ正常になったが、
その肉体は以前のように元には戻らなかった。3人の背中にはそれぞれ未だに翼が生えており、
各々の肉体にはクラスト、セラフィエル、ルシフェウスの力が宿ったままだ。
幸いこの事や、事件当時の真相は伏せられており、エクトルとアルゴスの処遇については、全面的にIS学園に任せられる事になった。
そんなある日、3人はお互い一緒の部屋にいるものの、どこかお互い気まずいながらもテレビを見ていた。
一夏「・・・なあ、二人とも。」
エクトル・アルゴス「うん?」
一夏「・・・何か俺、二人に悪い事したな。」
エクトルとアルゴスは首をかしげる。
一夏「俺は自分なりに今の女尊男卑を変えるべく、お前らや弾達のような仲間を望んだんだ。
でも、こんな事になってしまって、俺のやった事は、間違いだったのかな?」
エクトル「一夏、君は間違っていないよ。君のおかげで僕は真耶さんに出会えたし。」
アルゴス「ここまでの事起こしといて何だけどよ、俺、一夏達とIS学園に通えて、凄く楽しいぜ。」
一夏「・・・お前ら。」
エクトル「お互い、人間からは少し離れてしまってるけど、これからもよろしく。」
アルゴス「もう金輪際亡国機業のような連中とは関わらないようにするぜ。」
一夏「ああ、それが一番だ!!二人ともありがとう!!」
3人はお互いの右手を出し、重ね合わせる。
Side IS学園
アリーナでは今回の事件について話すため、緊急集会が行われている。
弾「しっかし、この間も凄え大変だったな。」
箒「あの後しばらく疲労が抜けなかったぞ。」
鈴「そりゃあ、言ってみればあたし達戦争に行ったようなもんよ。」
レオ「まったくだぜ!」
セシリア「3人ともご無事でよかったですわ。」
ビリー「それにしても、あいつらが学園にいないと何か違うよな。」
簪「エクトルとアルゴス、仲直りできてるといいな。」
シャルロット「あの二人は、一夏がいれば大丈夫だよ。」
ラウラ「私もそう思う。どこまでも偏る事のない一夏だからこそ、セラフィエルとルシフェウスを倒すことができたのだな。」
一同はどこまでも偏りない一夏の心に感服していた。
千冬「諸君、先日はご苦労だった。あの3人についてだが・・・。」
ここから彼らの居場所と心の復興が進むであろう。