天使と悪魔の戦争終結から1ヶ月が経ち、IS学園には再び平和が訪れていた。
一夏、エクトル、アルゴスはトランスリミッターの効力を試すべく、他の専用機持ちと特殊実戦訓練を行っていた。
強大で不可解な力故、データ解析は虚、クラリッサが行い、3人それぞれの訓練相手は、他の専用機のメンバーから3人ずつ相手になる。
まずは創造主クラストの力を一夏が試す。相手は箒、ラウラ、弾。
一夏「行くぞみんな!」
箒・弾・ラウラ「来い、一夏!!」
一夏「トランスリミッター解除!!来い、クラスト!!」
一夏はすぐさま変身し、創造主クラストの姿になる。
虚「解析開始、肉体のリミッター解除を確認。」
弾「改めて見るとすげえ迫力だ。」
箒「一夏がここまでになるとは・・・。」
ラウラ「来るぞ!」
一夏はすぐさまイグニッションブーストで3人にかかる。
ラウラ「AIC停止結界発動!」
ラウラは攻撃を受け止めるが、
一夏「零落白夜光!!」
零落白夜光によりものの数分で結界が破壊される。
箒「いざ、参る!」
箒は雨月で斬りかかるが、雪片弐型の重い一撃に弾かれる。
箒「創造主の力はここまで一夏の剣を重くするのか!」
弾「ならこいつはどうだ!」
弾は魔葬鎖刃でがんじがらめにする。素早い動きを封じればどうにかなると思ったのだが・・・。
一夏「甘いぜ、白幻剣!!」
一夏の周囲から白幻剣が出現し、弾を襲う。
弾は聖封十を投げるも、対応が間に合わなかった。
千冬「そこまで!!」
クラリッサ「リミットブレイク後、パワー、スピード、シールドエネルギー量、いずれも計測不能です。」
虚「逆に3人はものの数分で大ダメージの上にシールドエネルギーがほぼゼロの状態です。」
弾「これが、創造主って奴の力か。」
箒「これほど強大な力を操るとは・・・。」
ラウラ「さすがは私の嫁だ。」
圧倒的な力の前に3人は感服する。
続いて、セラフィエルの力を持つエクトル(相手はセシリア、鈴、ビリー)、ルシフェウスの力を持つアルゴス(相手はシャルロット、レオ、簪)の訓練が始まったが、この二人も同じような結果に。
千冬「さて、3人の力を見せてもらったが、まだ完全にはコントロールできていないようだな。計り知れない力を持つことの重さを忘れぬよう心に刻んでおけ。」
一夏・エクトル・アルゴス「はい!!」
こうして特殊実戦訓練は終わった。
in生徒会室
TV「さて、天使と悪魔の戦争終結から月日が経ち、復興も大分進みました。ですが、また新たな問題が。
今まで決して見られなかった世界、1つはギリシャの『プロサナトリス』、もう1つはスペインの『グリモヴァール』。
この2つの世界が突如、自由に出入り可能となったわけですが、人々はこれを天使や悪魔の巣ではないかと疑っている模様です。」
弾「もう1ヶ月過ぎてるのにな。」
箒「何だか昨日のことのように思えるぞ。」
レオ「実際まだあの戦いが頭から離れないしな。」
一夏・エクトル・アルゴス「・・・・・。」
一夏、エクトル、アルゴスは思い出しながら色々考え込んだ。何しろこの日から彼らは人間ではなくなったのだから。
鈴「でもまあ、あれから天使も悪魔も出てきてないし、そのうち何とかなるんじゃない?」
簪「でも、あそこに住んでる人も一応地球に住んでるわけだし。」
セシリア「もともとこの世に存在していたならなおさら助けるべきだと私は思いますわ。」
シャルロット「でも、どうしたらいいんだろう?」
ラウラ「ともかく、まずは彼らの生活の確保が先決だな。 」
千冬「諸君、わかっているだろうが、プロサナトリスとグリモヴァールはあの通り壊滅状態にある。
各国の自衛隊の一部が現地に物資を届けているようだが、追いつかないようだ。
そこで、今回はお前達に現地の復興を支援してもらいたい。」
一同「はい!」