復興がほぼ終わり、IS学園で一夏達は今日も平和な日々を送っていた。
そんなある日の事、アリーナで学年集会が開かれ、始まるまでの雑談の中、一組はある話題で盛り上がっている。
谷本「聞いた聞いた?今日カナダから新しい先生と転校生が来るんだって。」
鷹月「しかもその先生は織斑先生の友人で、モンドグロッソで織斑先生と対戦経験があるんだって。」
エクトル「それは凄いな。」
一夏「そういえば俺、弟なのに姉さんの人間関係についてはよく知らないな。」
箒「私達が知る限りでは、千冬さんの知り合いは姉さんとクラリッサさん、山田先生くらいだな。」
セシリア「カナダは確かビリーさんの出身国ですわね。」
ビリー「ああ。にしても誰が来るんだ?」
シャルロット「どんな人なのかな?」
ラウラ「教官の知り合いともなれば興味があるな。」
弾「おっ、そろそろ始まるみたいだぜ。」
千冬がマイクの前に立つ。
千冬「それでは、新しい教師と転校生を紹介しよう。まずはマイヤーズ先生。」
それを聞いた瞬間、ビリーはビクッとなった。
レオ「マイヤーズって、ビリーの親戚か?」
ビリー「あ、ああ。(まさかとは思うが・・・。)」
「始めまして、ジル・マイヤーズです。一年二組の担任をさせて頂く事になりました。どうぞよろしくお願いします。」
ビリー「あ、姉貴・・・。よりによってIS学園に来るとは。」
一夏「ビリーに姉さんがいたのか?」
弾「ひゃー、すっげー美人だなあ。」
箒「千冬さんと対戦経験があるなら相当の人だな。」
ビリー「あ、ああ、それはそうなんだけど。」
セシリア「ビリーさん、どうかしましたの?」
アルゴス「あー、実を言うとコイツ、ジルさんに頭が上がらねえんだよ。」
エクトル「ビリーにも怖いものがあったんだね。」
谷本「あの人確か、女子棒術の世界大会3連覇を達成した人よ。」
レオ「マジかよ。こりゃ並みの男じゃ近づけねえな。」
シャルロット「そこは織斑先生も同じだよね。」
ラウラ「うむ、教官の嫁は並の男には務まらないな。」
千冬「では次に転校生。」
転校生が挨拶する。
レオ「お、あの子可愛いな。」
一夏「レオ、静かにしろよ。」
転校生「初めまして皆さん、レベッカ・ミラーです。
カナダから来ました。ついでに言うと、ビリー・マイヤーズの幼馴染でーす!」
ビリー「お、おいレベッカ!!」
レベッカ「ビリー、久しぶりね!」
何ともいきなりな発言。その瞬間、
一組専用機一同「!?」
女子生徒一同「ええぇーっ!?」
鈴「な、ななな!?」
ビリー「レベッカもISに乗れたのか?」
千冬「騒ぐな、静かにしろ!!さて、ミラーには二組に入ってもらう。専用機もすぐに届くからな。」
一夏「あちゃー、あの様子じゃ間違いなくビリーの事好きだな。」
箒「幼馴染とはそういうものだろうな。」
弾「二組か、こりゃ鈴に強力なライバルができちまったな。」
セシリア「ですわね。」
シャルロット「当のビリーは唐変木だし。」
レオ「後で様子見にいかねえか?」
ラウラ「そうだな、同じ専用機持ちとして今後も関わる事になるだろうからな。」
学年集会は波乱の幕開けとなった。